ラブレター

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 愛するみん子ちゃん

 お手紙嬉しく拝見しました。
 「はじめまして・・・」お手紙書くのは初めてよネー。自分乍ら筆不精だったなあと反省しております。
 七月十一日~十三日は本当にありがとう。幸せをしみじみ味わったせいか、あの日から夢見が善くなりました。
 毎晩、何故か? どうしてか? 大掃除して、せっせとコンクリートを磨いている夢ばかり見て、疲れて情けなくなっていました。
 ところがです。
 みん子ちゃん、孫みん(←ムスメの名)ちゃんがきてくれてから、夢が陰から陽にガラッと変身したのです。
 物事に積極的で明るく、美しい夢を見るようになりました。嬉しい嬉しい事です。
 ありがとう!
 今日は早速朝から鳥がゆ、昼は焼きビーフンを頂きました。美味しくて、ほっぺたが落ちそうです。
 では又、これからは、せっせとラブレターを書きたいと思っています。
 お体には充分気をつけて、皆さん、仲良く元気でお暮し下さい。
 
  九月十日                  みん子母
 みん子様


 先日、91歳の母から届いた書簡である。
 原文をそのまま転記したので、一部訂正あり。私とムスメが帰省したのは、7月ではない。8月11日~13日の誤り。

 母から手紙を受け取ったのは、本人が言うとおり「初めて」とは言わないまでも、年賀状を除いたら、母の娘となって以来、通算一、二通程度。
 敬老の日用に、レンジで加熱しただけで簡単に食べられる中華粥や焼きビーフンを贈ったのだが、その礼として手紙をしたためてくれた。

 亡父は結構筆まめな人で、字もなかなか達筆だった。母は文章を書くのが苦手で、自分があまり字がきれいでないことに劣等感を抱いていた。もっとも私が知る限り、母の字は決して下手などではなかった。小学校に入学した時、学用品に書いてくれた名前なんかも、むしろ「きれい」だった。
 なぜそんなに引け目を感じていたのかよくわからない。ただ、書き慣れた文字を書く父より劣ると自認していたのは確かだろう。
 
 働き盛りで多忙を極めていた40代~50代、母は毎晩寝る前のペン習字を欠かさなかった。ペン習字といっても倹約家の母のこと、日ペンの美子ちゃんみたいな通信教育を受けていたわけではない。
 どこで調達したやら、ひらがなのお手本のようなペラ紙を横に置いて、それを見ながら広告の裏や不要になった紙に書いたり、お手本を紙の下に敷いてなぞったりをひたすら繰り返していた。
 「お父さんの字はほら、一字一字が上手いわけじゃないのよ。字配りが良いのね」
 と、母はゴミ箱から拾いでもしたのか、父の書き損じをながめてしみじみ言ったものだ。
 絵心もあった父は、字に置いてもバランス感覚に優れていたのかもしれない。それに比べて母の字は、一字一字は何年もペン習字を続けていただけにきれいなのだが、文にすると少なからず稚拙な印象を受けた。
 (ひぃぃ。PCが固まって編集機能が無効になってしまい、急遽スマホにて続きをしたためておりますです)
 母の字は、几帳面なくらい、一字一字がすべて同じ大きさで、それが敗因だったように思う。
 文(ふみ)を書くのが苦手だから字がぎこちないのか、字がぎこちないから文を書く気が失せるのか。
 結局、何年も何年も独学で続けたペン習字の成果は、生かされることなく幕を閉じたのだった。

 ここ3年くらいの間に母の聴力は著しく衰えてしまった。電話をかけても会話にならないのは日常茶飯事。最近じゃその電話の呼び出し音も聞こえないらしく、いつかけても出ないので、2階に同居している兄に母の安否を問う始末。
 私は父に似て筆まめな方なので、母の日以降はもっぱら電話ではなく手紙を書くようにしている。
 ある日、私はふと疑問を覚えた。私だけが手紙を書いて、母が「手紙着いたわ」と電話を寄越す。その電話に私が何を言おうが母の耳には聞き取れない。「ごめんなさいね、何を言ってるか聞こえなくて。でもお手紙嬉しかった」と母が締め括る。
 これではキャッチボールになっていない。頑なに返事の手紙を寄越そうとしないのは、握力が弱っていてペンが握れないからなのだろうか。それを確かめる意味もあって、私は手紙に書いた。
 「たまにはお手紙くださいな。昔、生欠伸を噛み殺しながら、あんなに毎晩ペン習字を続けていたじゃありませんか。勿体ないですよ」
 そのあと受けたのが、電話ではなく冒頭の手紙だ。
 驚いた。思っていたよりずっと筆跡も確かで、内容もしっかりしているではないか。91歳が書いたとは思えない。
 ムスメも同様の反応。
 「ご高齢の顧客の中にはペンさえ握れなくなってる方もいるからね。おばあちゃん凄い。若いね!」
 ムスコにも見せてみた。
 「まあ。なんて綺麗な字なのでしょう」⬅ムスコはクソ汚い悪筆。
 母上。貴女は私にラブレターを書くために、毎晩あんなに一生懸命ペン字を習っていたのでしょう。
 貴女の字は、かつて父が書いていた、伸び伸びとした字とは違います。どこか慎ましやかで、少しぎこちないれど、私の目には相変わらず綺麗。
 とてもとても懐かしい字です。またお手紙ください。
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# by vitaminminc | 2017-09-18 12:29 | 人間 | Comments(0)

コタローが一日に口にする食べ物は、ちゅ~るなら1本弱。仙人ぃゃ仙猫か。
頼みの綱のちゅ~るだが、最近これもあまり好まなくなってしまった。

あるいは、ウエットタイプの鶏ササミ・ゼリー仕立て。
これの、ゼリーの部分のみ(オイ)。

殆ど食べてくれない日は、水に溶いた粉末カリウムをシリンジで与える。
栄養失調になると、カリウムが不足して吐きやすくなるという。
これは、眠眠を介護している時に得た知識。今そんなことになったら即脱水症状だ。

こんなコタローにも、まるで奇跡のような日が訪れたりする。
何が原因で体調が良いのやら。
見当もつかないが、朝から元気な鳴き声が響く。
発病前に叫んでいた、あのヤンチャな雄たけびだ。

「なになに、どうしたの?」
嬉しくてコタローを、ガリガリで綿のように軽いコタローを抱き上げる。
クネクネもがく。やっぱり元気。ゆうべだってろくに食べられなかったのに。
昨夜、綿が飛び出た蹴りぐるみを繕ってあげたせいなのか? 巨大エビにタックルして蹴り蹴りしている!
久しぶりに見たぁ~、コタローがじゃれつく光景~。

あまりにも食べないので、いろんな種類のフードを集めて、プラBOXに入れてある。
「なにか食べられそう?」
コタローはBOXの中に丸い頭を突っ込む。いちいち可愛い。
ふんふんと中を調べ、金色に輝くスティック状の袋を口にくわえて取り出す。

「これ食べるの?」
床に置いて私を見上げている。光物に反応しておもちゃにするなら、自分で投げ飛ばしてるはず。

「そうかそうか、食べるのね」
ちょっと前に与えた時には見向きもしなかったけど、今日は食べる気らしい。
見ただけでウッとならないよう、大匙すり切り1杯ほどを上品に皿に盛る。

カリカリカリカリ・・・嗚呼、久しぶりに聴く快音。なんて健康的な音色でしょう。
私は喜びに震えながら、いつでもおかわりできるよう、小袋を手に見守る。
しかし、カリカリいう音は1分で途絶えてしまった。
皿を見ると、半分残ったまま。

(ちょっと疲れちゃったボク)というように、コタローはこれまた珍しく、階段をのぼっていった。
見に行くと、ソフトケージの屋根をハンモック代わりにしていた。
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うん、それでも今日はだいぶ体調がいいみたい。目にも光が宿っている。

コタローは先に述べたように、どことなく犬っぽいところがある。
実は、セミントラという水薬が割と好き。
箱をくわえて来て「飲ませて」とせがむことがある。
味が好きなのか、飲んだ後に気分がよくなるのを学習したのか。

先日、「セミントラの飲ませ方」をムスコに伝授した。
「こうやって左腕で抱きかかえて保定、左手で顔を固定する」
「うん」
「で、顔の横から─牙の後ろのとこに小さなスペースがあるから、そこにシリンジの先をちょっと入れて、ちょっと押す。やってみて」
「─あれ?」
コタローの顎に水分が!
「ちょっと、絶対こぼさないでよ! これ高いんだから」(←このように失敗すると思い、練習では中身は水)
「高いの?」
「いや、値段だけじゃなくて、1滴1滴がコタローにとって大事なの!」
「こんな感じ?」
「そう。一気に押したらむせちゃうから、少しずつだよ。一度嫌にさせちゃうと後々大変だから」
「わかったわかった」
コタローはすでに十分嫌気がさした模様。


上半身と下半身がスクリュー。変わった寝相のコタロー(このまま爆睡することもしょっちゅう)
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冷感タイプの敷物の上で箱座りするコタロー(痩せてるくせにかなり暑がり)
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ブログ更新中、背後のベッドに寝に来たコタロー。痩せっぽちすぎて1才に見えない。まるで子猫。毛艶いと悪し(涙)
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昨日の朝、1年以上振りに庭に現れたモフ! しゃがれ声といい三黄眼といい、相変わらずデビルチックで愛らしい(笑)
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ついでに、襲撃される恐れがあったのでシャッターこそ切れなかったが、隣家の屋根の上に二羽のカラス! ひぃぃ、こっちをガン見!
ここに来るとなんか食うもんあるかもかぁ~~~ カラスに知れてもた。
コタローの食べ残し、外猫ちゃんが来ていないにも関わらず餌皿に入れておくのは厳禁ネ。

追伸:朝からろくすっぽ食べていないので、さきほど(10時半頃)鶏ササミゼリー仕立てをあげたが、案の定一口も食べない。
なのに、フードBOXの真ん前に座ってこっちを見上げている。
「ほかに食べたいものがあるの?」
BOXの蓋を開けてみた。
するとなんと、下の方に入れてあったサーモンのゼリー仕立てのパウチを、わざわざ上のものをどかして咥え上げたではないか。

おもちゃをくわえて来てご主人様の足元に置き、「さあ、遊びましょう!」とアピールする猫ちゃんの動画はよく見る。
コタローは、本当にコレを選んだのだろうか? 食べるために?
いまだ半信半疑で、さっき鶏ササミを入れたばかりの同じ皿に、サーモンを入れてみた。
すると、鶏ササミは除けて、本当に自分で選んだサーモンだけをわずかながら食べた。平らげられないのが悲しいけど。

以前はサーモンを食べないからササミにしていたのだが、その時々によって食べられるものが変わるらしい。
一見わがままなようだけど、発病するまでは好き嫌いなく、与えられたものを食べていた。
なので、今は本人(猫)の意思を尊重するしかない。
それで少しでも食べてくれるなら、私も安心できるというもの。

それにしても、コタローはどうやって中身とパッケージを結び付けているのだろう?
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# by vitaminminc | 2017-09-13 09:38 | 生きもの | Comments(2)

炊飯器の耐震強度

ありそうで、意外に実践されないヘマ。

炊飯器なるものを使い始めて早30年。
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やっちまったぜオッカサン。

計量した米を、内釜を外したまま炊飯器の中に。

ザッと音を立てて、入れちまいやした。

まだ計量カップ1杯目だったから良かった。

あ”ッ!! 

と気づいた瞬間、米はすでに釜底センサー剝き出しの炊飯器の中に1粒残らず身投げしてやした。

私の嘆声を聞きつけたムスコが、ワクワクした表情でキッチンにやってきた。

「何、どうしたの?」

「コレをはめる前に、お米入れちゃったョ」

ムスコは愉快そうに笑うと、カレースプーンで釜底の米をすくっては内釜に移してくれた。
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ふだんは家庭ゴミを集積所まで出しに行ってくれる以外、殆ど家事の手伝いなどしない。

しかし、こうした非日常的でバカげたアクシデントに限り、率先して手を貸してくれる。

「アカンな。きりがない」

ムスコは炊飯器をコンセントから外した。

「めんどくせー、もう逆さにしてあけよう」

炊飯器を持ち上げた瞬間、米粒が何粒か床に落ちて散らばった。

「なんだ? 今どこからこぼれ落ちたんだ?」

炊飯器はまだ逆さになる前だ。

炊飯器を持ち上げ、底の部分を確認するムスコ。
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「これはまずいパターンか? とにかく米をあけちまおう」

流し台の上に洗ったままセットし忘れていた内釜に、哀愁を帯びた一合分の米を一気に移した。

そして中の米を取り除いた状態で、炊飯器を振った。

やはり、炊飯器の底にいくつも開いている穴から米が何粒か床に落ちて、あちこちに散らばった。

ムスコは炊飯器の釜底センサーを指で押しながら言った。
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「う~~~んヤバイね、この隙間から入っちゃったよね」

再び炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

「この音からして─」

炊飯器をシェイクする。

「残り4、5粒とみた」

何粒か床にこぼれ落ちる。

「あ、ほんとだ、今4粒落ちた」と私が米粒を拾う。

「あれ? まだ音がするな」

ムスコが炊飯器をシェイクする。

2粒落ちる。

「まだ残ってる」

ムスコの耳の高さで炊飯器が思い切り振られる。

どんなバーテンダーだ(笑)

落ちない。でも音がする。

狂ったように炊飯器が振られる。

落ちないくせに音だけする。

「これだけ振られる炊飯器、この世でこれ一台だぞ」

最後の1粒が落ちた。

「おお、ついに音がしなくなった!」

パ〇ソ〇ックの炊飯器は、地震に強い!

今、自信をもって言える。

その後炊いたご飯は、一層美味しかった。










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# by vitaminminc | 2017-08-30 08:46 | 笑い | Comments(0)

コタローが、腎臓病を発症した。それと、ほぼ猫白血病(無意味なので、再検査はせず)。
今日の検査で判明。
保護した当時の血液検査では、猫白血病は陰性。
ただ、その時も先生はきちんと説明してくれた。
このウイルスは感染していたとしても、血液検査に顕れるまでに2ヵ月間のタイムラグがあること。
だから本当の意味で「陰性」と言えるのは、1回目の検査で陰性➡完全室内飼いを条件に2ヵ月後に再検査して再び陰性だった場合に限ること。

私はいいことしか受け入れたくなかったので、1回目の結果をすべてとした。
ただ、頭のどこかで警告が出ていたらしい。
コタローに対するうずらの反応が尋常でなかったため、2匹を対面させるのを避けてきた。
ドア1枚隔ててコタローが至近距離に来ただけで、うずらは狂った。流血必至の危機的状況だ。
見かねたくーちゃんが背後から近づいて、うずらの後頭部に思い切り猫パンチをお見舞いしたこともあった。
正気に戻させようとしたのか、あまりにも見苦しいので単純に頭にきたか。

くーちゃんもキレると牙を使う。恐ろしい凶器。
でも狂気のうずらと違って落ち着けば理性を取り戻してくれそうな安心感あり。
凶暴なうずらをケージに追い込み(←掃除機をかける仕草を見せるだけでOK)、くーちゃんだけは自由にさせた。
コタローと接する機会を与えた。
にも関わらず、なぜかくーちゃんの方でブレーキがかかり、部屋から出てくれないのだった。

初診の時、毛づやの悪いコタローを診て、先生が予想した通りになった。
「この子は生まれつき何らかの疾患を抱えているかもしれないよ」
くーちゃんが、コタローと接するのを拒んだのは、野生の本能からだったのか。
「互いのために、ほかの2匹と離した方がいい」
言われるまでもない。うずらからコタローを守るためだったが、結果的にうずらを守ってもいたわけだ。

コタローは、大好きなおもちゃで遊ばなくなった。
ちゅ~る以外、まともにえさを食べていない。
熱なし、下痢なし、便秘なし、嘔吐なし、食欲なし。
一番ないのが元気。
生後11ヵ月の男の子。本当ならヤンチャ盛り。なのになぜ?
私の額は血の気が引いて、まるで干潟だ。

目にしたくないものを、今日処方された。
眠眠のときと同じ水薬。
現実を突きつけられた。
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この薬を見て痛感した。
「ああ、つまり、コタローの病気は、決して治ることはないんだ」

今日は検便用にコタローの便も持参した。
が、食欲不振であっても嘔吐や下痢を伴わない場合はお腹の虫は考えられないから必要ないと言われた。
ここの先生は無駄な検査はしない主義。

「腎臓病とわかった以上、腎臓サポートフードに切り替えるべきですよね?」
確認する私に、
「それに越したことはないけれど─」と先生は言葉を濁したまま、次の言葉を私に一任した。
「でもあれ、まずいから食べてくれないんですよね。今まだ赤ちゃん用フードなんですが、食べてくれそうなものでもいいですか?」
「いいですよ。ただ、成猫用フードに切り替えた方がいいでしょう。お薬だけは毎日決まった時間に1日1回与えてください」
若い臓器は、進行が速いということだろうか。

眠眠の時は、痩せても5キロ体重があったから、メモリは5だった。
コタローは3キロ。もうすぐ1才なのに、なんて痩せっぽちなんだろう。
メモリ3までを明日から毎日シリンジで与える。

猫白血病で亡くなった茶尾プーが突然発症したのも、夏の終わりだった。
コタローは、腎臓病も抱えている。

私は、覚悟を決めた。
長く、は望まない。それを望んだら、苦痛も長引くから。
短くてもいい。できる限り、コタローの好きなように生きてほしい。

半分子猫のくせに、やけにやさしくて、妙におとなしくて、呼べばどこからともなくやって来る。
どこかはかなげな感じがして、ずっと不安だった。
でもそれが現実のものになるのが、ここまで早いとは思わなかった。
今日は薬と水分をたっぷり輸液してもらった。
痛い針を長時間、ずいぶん頑張った。うんといい子で頑張った。
私の瞼の内側を絶え間なく流れ落ちるしょっぱい滝を、遠隔操作でコタローに注入できたらいいのに。

久しぶりにブログを書いたと思ったら、こんな内容。
なんてこったとしみじみ思う。
でも、私自身精神的にバテてしまわぬよう、できる限り普通に、ふつ~~~~に過ごそうと思う。
まあ、かえって不自然だし、無理ではあるけれど。
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「天使」という言葉がこんなに似合う子を、私はそうそう知らない。
コタロー、初めてのお使いだったのかもしれないけど、もっとゆっくりしてっていいんだからね。

私の額の血、どこに行っちゃったんだろう。



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# by vitaminminc | 2017-08-27 14:03 | 生きもの | Comments(2)

停まる恐怖

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愛するペットとの暮らしに、日々心癒されているみなさん。
今日はこの夏一番の暑さでしたが、いかがお過ごしでしょうか。

実は、私が住んでいる地域は、割と雷が落ちます。
そうなると、当然同時に停電になります。
ま、大抵はすぐ復旧しますけど。

部屋の照明は、復旧するとすぐに自動的につきます。
でも、はたしてエアコンはどうだっけ?
確か照明以外は人の手でスイッチを入れ直さなくちゃダメじゃなかったっけ?

少なくともウチの電化製品はそう。
留守にしている間に停電にでもなったらどうなるでしょう?

猫たちのために、ずっとつけているエアコン─。
私が帰るまで運転停止の状態が続いたりしたら─。

みるみる部屋の温度と湿度が上がって、猫だって熱中症になってしまうでしょう。
本来私は雷が好きなんですけど、停電になることを思うと怖くて仕方ありません。

猫より暑さに弱いわんちゃんと暮らしている方の心配は、尚更だと思います。
雷が落ちなくたって、所詮エアコンも精密機器。
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命の危険を感じるほどにまでなった、日本の猛暑。
しみじみ怖いです。。。
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# by vitaminminc | 2017-07-10 22:21 | 自然 | Comments(0)

フールス

 先週の昼下がりに訪れた産婦人科医院の建物は、新築されたばかりでピカピカだった。
 およそ20年前にムスコを産み落とした旧建物は、まだ県道沿いにひっそりと佇んでいた。顔色はさほど悪くない。優しい薄桃色の壁は、現役を退いたばかりの老人の頬のように血色がよい。
「さて、どうやって時間をつぶそうか」
と考えあぐねているように見えた。
 だが、容易に想像がついた。広大な敷地の奥にオープンした建物にバトンを渡し、ゆくゆくは取り壊される運命だろう。おそらくは、駐車場の一部―【車輪の下】―として生まれ変わるに違いない。
 子宮がん検診を終えて、ピカピカの建物から出てきた私は、改めて旧建物を見上げた。
 最も県道沿いに位置した、2階の個室。西陽が窓ガラスを照らして、鈍く反射している。
 あの部屋で私は過ごした。会陰縫合部痛とひどい乳腺炎痛とに苦しんだ私は、食事も喉を通らず、一睡もできなかった。何度も看護師に痛み止めの薬をくださいと訴えたが、「痛いのはみんな同じ。赤ちゃんに母乳をあげようという人が薬に頼ってどうするの」と取り合ってもらえなかった。
 鎮痛剤を飲まずに我慢したところで乳腺炎で母乳はまったく出ない。私が一番辛かったのは、痛みのせいでムスコを十分に抱っこしてあげられないことだった。
 そのうちに、いつもの検温時間に頭が少しふわふわします、と看護師に伝えて、私の血圧を測った看護師が慌てて先生を呼ぶ事態となった。ストレッチャーで集中治療室に運ばれた私は、酸素マスクをつけられ、複数の点滴を受けた。
 先生が看護師を静かに叱っていた。
「痛みには個人差があるんだよ。患者の訴えにはきちんと耳を傾けて、必ず私に報告しなさい」
 自覚はなかったが、痛みにより急性高血圧症に陥ったらしく、かなり危ない状態だったようだ。
「本当にごめんなさい」
 看護師に何度も頭を下げられ、手厚い治療を受けた私は、ようやく我慢できる程度の痛みに落ち着くことができた。
 美味しいと評判の食事も摂れるようになり、心身ともにみるみる回復して、思う存分ムスコを抱っこすることができた。
 そんなドラマチックな記憶が詰まった特別な場所、私たち母子の古巣が、老朽化して取り壊されようとしている。
 ムスコも来年は成人式。
 時の経過を実感した。


 タイトルの「フールス」について:童謡「七つの子」の歌詞─やまの【ふるす】にいってみてごらん まるいめをした いいこだよ─から。
 おチビだった私は、この【ふるす】を古巣とは理解できず、「フールス」という名称の特別な場所と思っていました。



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# by vitaminminc | 2017-07-09 04:34 | Comments(0)

何度聞いても冗談としか思えない、絶叫議員・豊田まゆ毛 チガウ 真由子氏の眉毛
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カミキリムシの立派な触角
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# by vitaminminc | 2017-07-07 19:24 | 趣味 | Comments(0)

苦毛です

〇ート製薬の男性用制汗剤「デ・〇ウ」のCM149.png
インパクトでかすぎます。
正視に堪えません。

肉体美を披露して、男性フェロモン大放出。「カッコイイ」と絶賛する声がある一方で、眉をしかめずにはいられない輩も。
私はもつろん、後者であります。
そもそも男オトコした人種が苦手。若い時分から、どこか女の子っぽさが感じられる男性の方が好みでした。安心できるから。

あのCMを初めて見た時ゃ「なんじゃコリャ!」と嫌悪感に襲われました。「なんでこんなことやらされちゃったの!?」
爽やかさが売りの制汗剤のはずが、あの異様な暑苦しさ。伊藤英明よ、貴方は何に目覚め、何を捨ててしまわれたのか。
苦手というか、苦!! 
あれは男性用ですからね。ターゲットを100%男性に絞って制作すると、絵づらはああなるわけですね。
男性から見たカッコよさのみを追究すると、ああなっちまうんです。いいのです、買うのは男性だから。
私のようなおばちゃんが、画面を見て「気持ちわりー」だの「暑苦しー」だの文句を言おうが、一向にお構いなしです。
でもね、何の前触れもなくスポットCMなんかでいきなり見せられる方はたまったもんじゃありません。
何より許せないのは、あの、袖なしYシャツ。まだ上半身裸でヌリヌリしてくれた方がマシ。ひゃはははは・・・。
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いYシャツとい〇〇毛。補色効果による残像が必要以上に脳裏に張り付くってんだよ145.png


映画「陰陽師」の源博雅役で名笛葉ニ(はふたつ)を吹くピュアな伊藤英明が大好きだったムスメ。
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オェオェ騒いでいる母の横で、諦めとも取れるトーンで言いました。
「仕事は、選ぼうよ・・・」


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# by vitaminminc | 2017-07-06 09:15 | 趣味 | Comments(0)

耐性GKBR

あれは確か、昨日? 一昨日? あららら? とにかく、つい最近我が家で起きた事件でございます。

朝一で大学に行くべく玄関ドアを開けたムスコ、開けると同時に「わ!」と叫びました。
3m奥まった廊下で見送りに出ていた私の視界にも、その物体は飛び込んでまいりました。
そのとんだ物体ヤローは、
「あ~、やっと開けてくれたか。ただいま~」とまるで飲み明かした午前様のように、待ってましたという勢いで玄関に飛んで入って来たのでございます。
ムスコはすかさず玄関に設置しておい(て良かっ)たスプレー缶を手に、そいつを迎撃しました。
狙い撃ちしたのに、逃げられでもしたのでしょうか、「え! 嘘だろ? 遅刻する、もう限界だ」とか言いながら、それでも続けざまに噴霧しました。
そして、「じゃあ行ってくる」などと捨て台詞を吐きますので、私はあわてて「〇#√∑×△♭!!」言葉にならない非難&哀願&脅迫の意を表明しました。
ムスコはサイレントな舌打ちをしながら、玄関ドアをオープンするや否やビニール傘の先っちょでパターゴルフをしてGKBRを外に弾き跳ばしました。
あまり跳ばなかったようですが、玄関の外に出してくれただけで暫定十分。
その後、騒ぎを耳にしておおよその察しはつけていたであろうムスメが、念のため確認しました。
「何? 玄関に変な虫でもいたの?」
「GKBR」
「う”!!」
「ダイジョーブ。ムスコが外に出してくれたから」
そう聞いて、ムスメは少しほっとしたようにバッグを手に取り、パンプスに足を入れました。
「なんか薬品みたいな感触─」
「ムスコが結構シューシューやってたから、少し(薬の成分が靴の中に)入っちゃったかもね」
「どこ? まだその辺にいるの?」
「たぶんまだポーチのどこかにいると思う。踏まないように気をつけて」
ムスメの出勤時刻となりました。
ムスメはこわごわ玄関ドアを開けました。
そして、チラッと右斜め下を見て、
「ひゃあ~~~~」という、幽霊チックな声をあげました。
まったく、怖がりでございます。しかし、ムスメは意外なコトバを付け足したのでございます。
「まだ生きてる、ピクピクしてる─」
噓でしょ!?
「行ってきます」
ムスメは、あとはよろしくとばかり、逃げるように走り去りました。

嘘でしょ? まだ、生きて、おらるる?
あんなにムスコが、ピンポイントで、至近距離から、噴射し続けたというのに?

にわかには信じがたく、私も恐る恐る玄関ドアを開けました。
そして、さきほどムスメが注いだのと同じ方向に視線を注ぎ、のけぞりました。
本当に、まだ息絶えておいでになってはおられないのでございます。日本語が変になりますです。

シャコタンのごとく平たい最低地上高、ポマードで固めたようなテカリ具合、もはや昆虫界の暴走族というべきGKBR。
そやつが、本当に、仰向けにひっくり返った状態で、四肢をピクピクさせておらるるのでございます。

ごめんなさい、ごめんなさい、きっとムスコのコントロールがド下手クソ級に悪かったのでございましょう。
そんなに苦しめるつもりは毛頭ござーせん、今、今、このばあやが息の根を止めてさしあげますからぬえぇぇぇ!
私はすぐさま玄関の内側に戻り、10分ほど前にムスコが使用していた ゴキ 武器を手に取りました。
でもって、再び玄関の外に出るが早いか、ポーチにあるスタンド付き植木鉢の下でピクピクしておらるるGKBRに、とどめをさしてさしあげました。

結構長く、心持ちしつこく噴霧しましたです。
なのになのに、ひゃぁぁぁ、まだ、まだピクピクしておらるるではございませぬか。
その恐怖たるや、こっちのこめかみも負けずにピクピクした次第でございますです。

私は思わず洗車&植木の水やり用ホースを握り、ピクピクing GKBR目がけて高圧洗浄しましたのでございますです。
GKBRは、清らなる水流に乗って、速攻側溝へそっと消えて行かれましたです。

どーゆーことです?
改めて武器を手に能書きを読みました。
「秒殺効果」と謳っておりますです。
ど・こ・がッデム!!135.png
ボディーなんか黒地に金帯、白縁取りの黒抜き文字&赤文字でございますよ。
この色の組み合わせは、よくマムシドリンク系滋養強壮剤のラベルなんかにも使われますですね。
「秒殺」という文言は、600秒くらいにも使用可なんでしょうか。
言っときますけど、確実に昇天したから水で流したわけじゃないのでございます。


医薬品の効果効能には限界があるのか。
GKBRは生まれながらにしてあらゆる耐性をもっているのか。

いまだに残像が恐ろしいです。
ピクピクが、この上なく恐ろしかったです。。。
それ以上ピクピクを見てられなくて、水の勢いで視界から消したのです。
下手したら、タガメにメタモルフォセスして、今頃側溝で泳いでいるかもしれません。。。


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# by vitaminminc | 2017-06-30 19:24 | 笑い | Comments(0)

家を出てから帰るまで

服を裏返しのまま着ていたことに
気づかなかった。
朝は二人の子どもが一緒だった。
職場のフロアには今日は11人いた。
みんな気づいたら遠慮会釈なく
笑いながら指摘してくれるはずなのに
なぜ?
裏か表かわかりにくい服なのかというと
まったくそんなことはない。
胸元のボタンからしてアウト。
一目見て裏返しとわかる。
まあ自分を筆頭に、家族、同僚、みんな揃って見逃したわけだけど。
これもやりきれない蒸し暑さのせいなのか?
仕事の帰りに寄ったドラッグストアでは
買い物客や店員のうち、何人かは気づいたに違いない。

だって、裏返しってことがすごくよくわかるんだもの。
普通なら。



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# by vitaminminc | 2017-06-30 01:03 | 人間 | Comments(2)

ハンモック

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今朝のコタローです。
どういう状況か説明します。
コタローが乗っているのは、ソフトケージのお屋根の部分。
通気性を高めるため、三方の囲いのみならず、屋根までもがメッシュ素材。
まるでハンモックのような寝心地なのでしょう。
伸び伸びとして、ちょっと得意気に見えます。

が、この直後(笑)
ソフトケージの手前がひしゃげていることから予測できる通り、案の定、見事に滑り落ちました。
おかしかったのは、足から比較的ゆっくり滑り落ちたので、しばらくケージに背中を預けたまま、2本足で立っていた点。
ビックリまなこで立ち竦むコタロー。
まるでアタゴオルの住民みたいでした。
カメラを構える前に猫に戻ってしまいました。
残念‼
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# by vitaminminc | 2017-06-26 17:36 | 生きもの | Comments(0)

母の日に91チャイの母と訪れた川口のグリーンセンターにいた、コチラと
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ムーミン谷のニョロニョロ
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余談になりますが、2019年埼玉県飯能市の人工の湖・宮沢湖畔にオープン予定の、
世界初となるムーミンのテーマパーク「メッツァ」
そこの顔となるムーミンのクオリティーが、今からちょっと心配。
なぜなら、本場フィンランドのムーミンワールドの主がこんな感じだから。
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まるで某国のディズ似ーランド内を徘徊しているドラ似非もんレベル119.png
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ニッポンの(つーか埼玉の)ムーミンは、どうか手足にシワが寄りませんように!



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# by vitaminminc | 2017-06-25 06:26 | 趣味 | Comments(0)

朝っぱらから独り言

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私がカメラを手にしただけで
シェルターに逃げ込むうずぴ
だからうずぴの写真はいつも
マジおんなじ感じ

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おやじ座りして毛繕いする↑
↓乙女なくーちゃん
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b0080718_06013096.jpg
やせっぽちのコタロー
寝姿が変
後足だけ座布団敷いてるし


今日はだんはんの祥月命日
なので
今日も東京の東端まで
お墓参りに行ってきやす

仏壇前でも詫びたけど
墓前でもお詫びせねば

落下させて怪我を負わせた上に
油性マジックで
傷を誤魔化したこと

だんはん的には
後者に対して
怒り心頭のはず

ごめんなすわゎい!!
血が出ている擦り傷を
見るにしのびなく
絆創膏で蓋をするかの如く
思わずマッキーで入れ墨を

ほらね、早死にすると
ろくなことないでしょ
生きてりゃ妻の奇行も
阻止できたろうに
さぞや歯痒いこってしょう

こどもたちは元気にしてるよ
まあ、私を筆頭に
みんな仕事で疲れちゃいるけど

ムスコなんか
課題の多さを嘆いてるくせに
バイト掛け持ちして
単位落とさないように
見守ってやって
身代り地蔵になってやるとか

ぉおっと(夫)‼
落としたのは、あたいかい!?










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# by vitaminminc | 2017-06-23 06:51 | 人間 | Comments(0)

「そういえばさぁ──」
横殴りの雨が吹き付ける昼下がり、不意にムスコが教えてくれた。
「知ってる? となりのトトロの裏話」
「ああ、よくネットで都市伝説になっている、さつきとメイはすでに死んでいる説のこと?」
「違う違う、伝説じゃなくて、本当の話」
「なになに? 教えて教えて157.png
「文化人類学の授業で教授が(固有名詞は伏せて)話してたんだよ」
というのは──メイがとうもろこしを抱きかかえて道に迷ったシーンで出くわすヤギ。
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あれは本当はヤギではない。この世に存在しない生きものなんだと。
なぜなら、ヤギには上の前歯(門歯)がないから。なぜかしらよぎる親近感。
あるのは頑丈な歯茎(歯板)のみで、前歯は下顎にしかないという。
b0080718_15140188.png














「へー、知らなかった」
「宮崎駿も知らなかったくらいだからね(笑)」
どうやら反芻(一度食べて飲み込んだものを口の中に戻して何度も噛んではまた飲み込む)動物に見られる身体的特徴らしい。
ウシを代表に、シカ、ヤギ、ヒツジ、さらにキリンさんも、上の前歯が退化してなくなっているとのこと。
上顎の歯茎がまな板の役割、下顎の前歯(門歯)が包丁の役割を果たし、効率的に草を食むための進化形。
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ネットで調べてみたら、上の画像の如くテレビですでに取り上げられていたようで。
知ってる人は、もう知っている?
「だからね」とムスコは小気味よさげに言った。「となりのトトロには、トトロ以外にもファンタジーな生きものが出てたって話」
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👆よく見るとキョワイ👆

雨音が激しくなってきた。
「あ~~~、4時限のためだけに大学(←片道2時間)行きたくねーっ! 電車、止まっちまわないかな」
「この程度の雨で止まってたまるかい」
ムスコは昨夜バイトの夜勤に入り、今朝方帰って来た。
ひと眠りして、危うく寝過ごしそうになっているのを帰宅した私に起こされた。
そして眠い目をこすりこすり、昼ご飯を食べながら、トトロの話をしてくれた。
「駅まで送ってあげる」裏話を教えてくれたお礼である。
「うひょ169.png
ムスコが嬉しそうにニヤッと笑った。心なしかヤギの目に似ていた。






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# by vitaminminc | 2017-06-21 15:58 | 趣味 | Comments(0)

TBSの金10ドラマ「リバース」は、期待通り面白かった! 

「夜行観覧車」、「Nのために」に続く湊かなえ原作+奥寺佐渡子脚本のドラマなんだけど、とにかく素晴らしい! 
難を言えば、こちらのスタッフさんが手がけるドラマがハイ・クオリティーすぎて、ほかのドラマが物足りなく感じられてしまうことくらい。
「リバース」の最終回は、原作にはない完全オリジナル版。
「夜行観覧車」の杉咲花ちゃんと「Nのために」の窪田正孝くんが、役柄そのままに“お里帰り”して登場していた。
ファンにはたまらなく嬉しい演出で、「わあ~~~ぁ」と目じりが下がった。

これからもぜひ、最高品質のテレビドラマを提供し続けてください。
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# by vitaminminc | 2017-06-18 20:28 | 趣味 | Comments(0)

あれから2年

空梅雨なんだろうか? 
よく晴れた夏空のもと、だんはんの三回忌法要を終えた。

うちは2人も若い運転手を抱えているというのに、1人は会社に運転免許証を忘れ、もう1人は朝から頭痛腹痛を訴えた。
結局施主である私が東京の寺までの往復、運ちゃんも兼任する羽目となった。

昨日はストレスの源が当欠したために残業を余儀なくされた。その疲労感をひきずったまま法要に臨んだのがまずかった。
読経が終わって本堂から墓地に移動しようとした寺の玄関口で事故発生。
私の不注意で、だんはんに怪我をさせてしまった。
何かを取り出そうとバッグの中を探っていた際、だんはんがスルリと風呂敷包みから抜け出て石造りの床にダイブした。
あわわわわ…私は大いに焦った。が、だんはん方の親族が一様に笑ってくれたので救われた。

帰り道は睡魔を払いのけながら運転。ふたりの子どもは施主の疲れに寄り添うわけもなく、鉄のゆりかごの中で爆睡。
夏の国道。中央分離帯には背の高い夏草が生い茂り、風に吹かれて波打っている。
声援を送っているみたいだ。沿道で旗振る群衆みたいだ。

帰宅して、だんはんの怪我の程度を確認した。
左肩に一生残る傷を負っていた。
があぁぁん。。。
これ知ってたら、だんはんの親族、はたして笑ってくれたかな。
位牌の一分の黒塗りが剥げてしまっていた。
思わず黒のマッキーでごまかした(我ながらヒドイです)。
もっと、こう、エナメル質的塗料の方が…黒のマニキュアとかのがいいかな?
ムスメにたしなめられた。
「それ以上、何もしない方が、いい」
仏壇に手を合わせて神妙に詫びた。

こんなだけど、がんばってきたんだよ、いろいろと。



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# by vitaminminc | 2017-06-17 22:38 | Comments(2)

字が違う

職場の人間関係(といっても相手は約1名)で激しいストレスを感じ、先日の夜、とうとう自宅で発作を起こした。
どのような発作かというと。
服を着替えて櫛をバッグにしのばせてコンビニに出向いたが、そこでは売ってなかった(コンビニにないわけがないと狭い店内を2周してしまった119.png)。
仕方なく先に証明写真を撮ろうと店の前の駐車場に出たら、写真BOXのすぐそばに柄の悪そうな車が停めてあった。ちっとも便利じゃないやんけっと見かぎって、次に道路を挟んで斜向かいにあるドラッグストアの店先に設置された写真BOXを目指した。
ところが、変なおばさん(私)に負けないくらい変な青年が、スーツケースと一緒にBOXの前で煙草を吸っているではないか。
奴もこんな時間(21時30分頃)に証明写真を撮って、プリントされた顔写真が出てくるのを待ってるのだろうか。まさかパスポート用? スーツケースをチラ見しながら、順番的におかしいだろうと勝手にふくらみかけた想像を掻き消した。
仕方なくドラッグストアの中に入り、ダメもとで文具コーナーに足を運んだ。すると、ご丁寧に3種類(パート・アルバイト用、ノーマルタイプ、職務経歴書付き)も置いてあるではないか、履歴書が。
まったく、ドラッグストアの品揃えの良さには頭が下がるョなどと感心しながら、気づけば3種類の履歴書を買い込んでいた。
写真BOX前の人影は消えていた。しめしめ、撮るなら今だ。
中に入って、美肌ナンチャラという、100円違いで3段階用意された美肌加工の真ん中を選択した。
いよいよお金を投入という段になって、財布の中に諭吉といくつかの小銭しか入っていないことに気づいた。
普段、ドラッグストアは「両替お断り」という案内がレジ横に貼られている。私は構わず店内に戻った。
そしてレジの係員に、敷地内の写真BOXを指差しながら、諭吉しか持ち合わせていない旨訴え出た。
レジ店員は推定失業中もしくは失業は時間の問題丸出し(さっき履歴書を買ったばかり)のエセ金持ちおばさんから諭吉を受け取ると、
「9,000円まではお札で大丈夫ですか? 5000円札を入れましょうか? 小銭も500円玉を混ぜた方がよろしいですか?」
と、それはそれは親切に両替をしてくれた。
で、写真BOXに入り直したわけだが、コースを選んでお金を投入してからがこれまた大変だった。
お金を入れると、それまで暗かった画面が点灯して、枠内に顔がおさまるようにイスの高さを調製してくださいとアナウンスが流れた。
私は小人ではないはずなのだが、顔が完全に枠の下になっている。
アガル方の矢印を確認して、そちらにイスをくるくる回転させては座って確認、をいったい何回繰り返したろう。前に入った人はイスの上に立ちでもしたのか? いったい何を撮影したというのか。でなけりゃすごい胴長である。あの喫煙スーツケース男、一見普通に見えたけど。
自分の頭のようにイスをクルクルパー、クルクルパー、させて、ようやく枠内に顔が入った。
チャンスは3回。証明写真でまともに撮れたのは、高校1年の生徒手帳に貼った1枚と、2回目の転職の時に履歴書に貼った1枚、これまでの人生でたった2回。
どーせ不細工に写るだろうと初めから諦めて力を抜いていたせいか、イスをろくろのように回転させ続けて無我の境地に至ったのがよかったのか、それなりには撮れた。
ムスコ「確かに悪い人には見えないけど、どーせおばさんを採用するとこなんて、顔なんか関係ないから、見てないって」
ムスメ「その年で就活なんて言われると、どっちのシューカツなのかわからない(笑)」
終活も大事だと本気で考えちゃいるけれど、まずは生活の糧が大事。
地元の求人案内を読み漁り、これだと思ったところ宛に履歴書をしたため、悪い人には見えない写真を貼り、明日にでも投函するからなと82円切手も貼った。
しかし、夜中にふと天の声に起こされたかあるいは眠れなかったかして、職種の詳細をググって調べたところ、いろいろ体力面、精神面でも厳しいようなことがわかった。
子どもたちはオチョクリながらも応援してくれている。ただ、焦りは禁物だよと忠告もしてくれている。

そうだ。そうだよ。おかしかないか?
仕事そのものが嫌ならまだしも、苦手なもんのために(この齢で)シューカツなんて。あまりにも後ろ向きすぎて、途中から終活になりそう。

もう少しふんばってみるか。
私は私のやるべきことを真面目にこなしていくのみ。
あー(渚の)しんど(バッド)120.png







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# by vitaminminc | 2017-06-16 22:09 | 人間 | Comments(0)


腹から上がアッチ、腹から下がコッチ向き。この寝姿で熟睡
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ん?
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んん?
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何やってるんスかと睨まれてる?
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そうでもない?
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どっち向いてもただひたすらに
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眠い
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眠すぎる・・・
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# by vitaminminc | 2017-06-14 12:12 | 生きもの | Comments(0)

コブタロー

本日、どうぶつ病院から病理検査の結果が郵送されてきた。
それによると──

病理診断:繊維化皮膚炎

所見:真皮の繊維芽細胞の増生があり、錯綜配列をなす部位もあるが、細胞の核の異型はほとんどみられない。
それらの間に散在する結合織繊維が変性して、石灰沈着を伴った部位がいくつか認められる。

コメント:真皮の繊維芽細胞の増生が主体になった病変ですが、繊維腫あるいは繊維肉腫などの腫瘍のようではありません。
結合織繊維の編成や石灰沈着もありますので、何らかの皮膚病変の治癒過程のものとみられます。
腫瘍が疑われるような部分はありません。
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要するに、昨年9月に開園した真皮市にある繊維芽プチコブ幼稚園で、コラーゲン組、エラスチン組、ヒアルロン酸組によるお遊戯会が行われたと。
園児らは仲良く手をつなぎ整列すべきところ、誰かがふざけ出したと。
じゃれ合っているうちに三つ巴の取っ組み合いになってしまったと。
リーダー格はほとんど無傷であったが、3組の園児らの何人かは手足にアザが残ったと。
しかし、みんな根っからの悪ガキではない。心配するよりも温かい目で見守っていけばよいのですと。

こういうことかいね。

めでたし、めでたし110.png

コタローは剃られた部分の毛が生え揃って、パッと見は傷跡もわからない。
うらやましい。
人間もこんな毛皮をまとっていたら、シミもシワもわからないのに(笑)

追伸:いや、違うな。切除したんだった。
全園児に悪影響が及ぶ前に不穏分子の園児は退学させたから、ひとまず安心だと。

こういうことだ。(どーでもええ)

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# by vitaminminc | 2017-06-13 19:11 | 生きもの | Comments(0)

本日のにゃんこたち

ロー

抜糸してきたよ。
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前回手術でうんとうんと痛い思いをさせたせいで、今回は難儀した。
捕獲は簡単だけど、その時使用したキャリーバッグ相手に、全身全霊で抵抗したからだ。
牙や爪こそ使わないものの、四肢を突っ張り身体をスクリューさせ、どうにもこうにも入れられない。
とても一人の手に負えなくて、ムスコに手伝ってもらい、別のキャリーバッグになんとか押し込んだ。

傷痕は、とってもキレイ。
毛が生え揃いさえすれば、もう完璧なイケにゃん。
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ただ、病理検査の結果が、どうしたわけかまだ病院に届いていなかった。
土日は検査機関が休みなので、明日以降問い合わせてもらって、返事を待つことに。



毎日大好きなブラッシングをしていたら、第三の毛色が現れた。
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黒でも白でもない、グレー。
一時的なものかもしれないが、この先どうなることやら。
今日も部屋に掃除機をかけた。
掃除機を部屋に入れた時には、廊下の気配を察し、サッサとうずらと一緒にシェルター(3段ケージ)に避難済。
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中を覗き込んだだけの私に、シャーッと叫ぶうずら。
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「何もそこまで怒らなくたって」と、呆れたように振り返る。



本当に、キミはなんでそんなに狭量でビビりっ子なのか(笑)。
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うずらには新しい敵が出現。
くーちゃんの毛づくろいに活躍している、ラバーブラシ付きミトン。
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くーちゃんの背中が(おデブゆえ)広いので、小さなブラシではままならない。
そこで、大きな手のひらサイズに替えたばかり。
この新入りブラシにまぁ、うずらが敵意むき出しで、猫パンチを炸裂させるのなんの。


掃除機をかけ終わってすでに小一時間経過。
2匹はシェルターに閉じこもったきり出てきやしない。
相変わらず、仲がいいのか悪いのかわか・・・る。
仲は良くない。これだけは、間違いない142.png





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# by vitaminminc | 2017-06-11 15:11 | 生きもの | Comments(0)

雨粒をたっぷり含んだ暗雲の如く、悩みをたっぷり抱えどんよりしている今日この頃。
それでも私は 現実逃避をするために、果敢に挑みますです。

それは、数少ない得意ぃゃ特異技、似てるもん探し。
今回は、我ながらハイクオリティーであると自画自賛。
あまりにも似ているので、密かにネットで検索したほど。
すでに巷で騒がれているのではないかと。

しかし、調べた限り、世界でひとつだけのオンリーワンでした。
この激似に気づいた目玉の持ち主は。

ネット上では、城みちるだの篠田麻里子に似てるだのと言われている、
お笑いコンビ
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向かって右の、相田周二
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 & 

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戦国時代のワビサビ茶人、千利

目、鼻、口。そして肩の丸いライン。
カーキ色の上着まで酷似。
職場の三四郎ファンが大絶賛してくれました。
まつがいなかろ?



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# by vitaminminc | 2017-06-10 06:24 | 趣味 | Comments(0)

にゃんこたちの近況

フランケンコタイン
5月28日(日)──コタロー、日帰り入院する。

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写真は手術前日。床に転がっていた、たぶんムスコの学業の残骸、チビた消しゴムで遊ぶコタロー。

しかし、生後9ヵ月に突入する頃になって、いよいよ落ち着かなくなってきた。
スプレー行為こそギリギリなかったが、その真似事はすでに始まっていた。
尾を真っすぐ上に伸ばし、ふるふる小刻みに震わせるのだ。
そして、「アナタ犬でしたっけ?」と訊きたくなるような、甲高く鋭く短い吠え声。
それだけなら苦笑しつつも看過してられた。
食欲が落ちてきてしまったのだ。
やむを得ず、手術に備えて前の晩8時以降から飲食を断って、日曜日にどうぶつ病院に連れて行った。
体重は3400g。細いながらも骨格は十分。
コタローの体格を見た先生は、逆に訊いてきた。
「(去勢手術は)やれると言えばやれますけど、どうします?」
できるだけ十分成長してから受けさせたかったのが本音。
でも、落ち着かなくなるあまり、食欲が落ちてきたことを告げた。
「手術、お願いします」
それから、おそらく生まれつき額の上にあった直径1cmほどの「コブ」についても相談。当初は先いって大きくなるようなら切除という話だった。
しかしそれだと全身麻酔をかけるリスクが2倍に増える。それに、コブが大きくなってからだとその分傷も大きくなる。
「もしも可能でしたら今回こちらの切除も一緒にお願いできますでしょうか」
先生は二つ返事でOKしてくれた。
「コレはわけないですからいいですよ、やりましょう。では、お預かりします。夕方引き取りに来てください」
「え? 二つ手術受けるのに、入院しなくていいんですか?」
「大丈夫ですよ」
先生はにっこり笑って頷いた。

夕方迎えに行くと、コタローはキャリーバッグの中で時折鳴き声をあげながらも無事だった。
額の上の縫合部は見るからに痛そうで、正視に堪えない。
心身ともに恐怖と痛さで消耗しきっていて、目の縁が赤く涙をぬぐったような痕跡。
「目が死んでる」
ムスコが言った。
本人(猫)は去勢した創部の方のが余程痛いらしく、うつろな瞳でしきりに舐めていた。
飲食は夜9時以降になってから。様子を見ながらスプーン1杯ずつ与えるように言われた。
もしも吐くようなら、かわいそうでも今日一日何も与えないようにと。
こういう時は、絶食した胃袋にやさしい「ちゅ~る」が役に立つ。
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コタローはお皿にちゅ~るを盛るのももどかしい様子で、舌を噛みそうな勢いであっと言う間に舐め切った。
小分けして皿に入れるそばからグイグイ顔を突っ込んで来る。
額の上の傷口を押し当ててくるので、慌てて皿を高いところに移動させ、ちゅ~るを入れる。
結局、ちゅ~る2本を平らげたほか、いつものカリカリを大匙1杯、水を好きなだけ飲んで落ち着いた。
目に光が宿った。
それでも心配で、この晩は丑三つ時に目が覚めてしまった。
枕と毛布をコタローのいる居間に持ち込んだはいいが、床にはクッション性のある夏用カーペットが敷いてあるのみ。
私の腰が痛くなり始めたのと、コタローがいつもの定位置(南の掃き出し窓のところ)に移動するのがほぼ同時だった。
それまで嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らしながら、逆に私に添い寝をしていたコタロー。
痩せっぽちのくせに、とにかく暑がり。この時期から玄関のタイルの上に寝たリするほどである。
私が持ち込んだ毛布が暑過ぎて、とてもじゃないが寝てられなかったらしい。

翌日からは、早くも額の上のフランケンシュタイン傷が痒いらしく、せっせと手で顔を洗う仕草を見せた。
普通なら傷口が開きはしないかと冷や冷やもんだが、心配ご無用。
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それを見越してかなり頑丈に縫合されている──糸によるクロスステッチ(?)、更にホチキス留め。
去勢創部はまだまだ痛むようで、舐めている姿を見るたび、心が痛む。
その痛み、全てこの心臓で受け止めよう。痛いの痛いの、こっちに飛んで来い。
早く回復してくれとひたすら祈る。

術後3日目。
床に長々と寝そべるコタロー。
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痛みが辛ければ、人(猫)は身を縮めるものだ。こうした姿勢はなかなかとれないはず。
順調に回復している証拠。一安心。
抜糸は2週間後──6月11日の予定。
結構先になる印象だけど、額の上は皮膚が薄い。開くことがないよう万全を期してのことだろう。
その頃までには、病理検査を依頼した「コブ」の結果も出ているとのこと。
先生は、おそらく良性腫瘍だろうと言っていた。
「希望されるなら病理検査に出すこともできますが、いかがされますか?」
オペの時間と前後して、確認のための電話が入ったのだ。
コタローの身に何かあったのかと心臓をバクバクさせながら電話に出た。
「念のため、お願いします」
ほっとしつつ、検査を依頼したのだった。
出費が重なるのはイタイけど、万が一悪性だった場合は、それなりに備えることができるし。


うずらくーちゃん
この相性最悪なふたり、とにかくおかしい。
仲が悪いくせして、危機的状況になると意外な結束を見せる。
結束といっても、ふたりの避難所というべき3段ケージに仲良く逃げ込むだけだが。
コタローが甲高い吠え声をあげながら部屋に侵入してきた時は、くーちゃんが牙を剥いて、その背後からうずらが様子を窺っていた。
くーちゃんは怒らせるとマジで牙を使う。うずらはうずらで完全に目がイッチャッている。こいつは殺される前に殺す主義。
コタローの身が危険なので、漁網でコタロー捕獲、いや保護した。
その後女子たちは揃って3段ケージの3Fにうずら、2Fにくーちゃんが籠ったきり、半日出て来ようとしなかった。

先日、部屋に女子たちが大嫌いな掃除機をかけた。
ところが、先にくーちゃんがケージの2Fに避難して陣取ってしまったため、うずらがケージの3Fに逃げ込むことが出来ないでいた。
うずらは何度もうらめしそうに3段ケージを見上げては、部屋のあちこちに移動しながら掃除機におびえていた。
しかし、気づくといつのまにかうずらの姿が消えていた。
ケージの3Fにいた。
つまり、2Fに丸くなっていたくーちゃんを思い切り踏み台にして、3Fに上がったわけ。
そうしないと3Fには行けない。

さらに、ラバーブラシでブラッシングしてもらうのが大好きで、背中やお腹を捧げるくーちゃんに比べ、うずらは逃げてばかり。
そのくせラバーブラシにちょっかいを出さずにはいられない。
ブラッシングが終わり、私がデスクの上に置いたはずのブラシが、いつも床に落とされている。
最初、落としている犯人(猫)はくーちゃんだろうと思っていた。
「ブラッシングして」の意思表示なのかと。
ところが、身体能力に優れたうずらが、部屋中を飛び回ったあげく、行きつく先は、デスクの上。
そして、落とされないようわざわざ奥まったところに置いたブラシを器用に前足でチョイチョイ取り出している。
デスクの下には、くーちゃんがでっぷりと横たわって気持ちよさそうに寝ている。
それをしっかり見極めてから、くーちゃんの腹の上目がけてブラシを落としたのである。
見る限り、確実に狙いを定めて落としていた(笑)。
くーちゃんはガバッと上体を起こし、何事かとしばしキョロキョロ。
うずらはそんなくーちゃんを文字通り上から目線で見降ろして、何やら満足げなのだった。

そして、うずらにチョイチョイ悪さをされているくーちゃんの矛先は、眠っている無抵抗なこの私。
昨夜もおデブのくーちゃんにお腹を踏まれて「ゲフッ」となり、指先を噛まれて「イタッ」となった。
もっとも、くーちゃんは眠っているうずらにも時々しっかり仕返しをしている。
このふたり、とにかくやたらおかしい。
本当は絶妙のコンビなのかもしれない。










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# by vitaminminc | 2017-05-31 20:40 | Comments(0)

うんコタロー

あれから10日以上経過。
猫ちゃん用酵素サプリ、プロバイオCATの効果や如何に?
ちょっと、使用前のまともな画像を撮れなかったもんで比較できないのが残念。
でも、明らかに変化が見られました。
使用前はコタローの耳の先っぽ、縁取りマーカーで縁取ったみたいにグレーに変色していたのですよ。
それが日に日に失せていきました。
獣医の話では、好酸球性皮膚炎は、血流の悪い末端に発症することが多いそうです。
まさにコタローの耳の先の変色がそれを証明していましたね。
それでは、ご覧いただきまshow♪
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私の旧式のスマホだとやや不鮮明。でも、グレーの縁取りは消えてなくなりました!
灰色に縁取られていた部分は、瘡蓋のようなものだったのでしょうか。
今は新しい肌(殆ど無毛)が登場して、グレーの縁取りからピンクの縁取りに変わりました。
全体的に、ハゲの領域が狭まってきたのも喜ばしいです。
まだまだ薄毛。耳の血管が透けて見えますが、サプリ前と比べたらすこぶる良好!
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何しろまだ半月も経っていないわけで、発毛には時間がかかりますからね。
体質改善。早めに始めるに限ります。
コタローの耳を守らねば!
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肉球は相変わらずカッサカサ。フローリングで滑るのなんの。
磨き込んでもいない床に、普通に立っていられないんです。
立ってるだけで、後ろ足がつーーーーっと左右に滑り、股が開いてしまうんですから。

ところで、なんで「うんコタロー」などというタイトルにしたかというと──。
コタローのウンチとは無関係。
単に下記の内容と掛け合わせたにすぎません。

昨日仕事から帰って来たムスメが、通勤電車の車内吊り広告で面白いものを見たというのです。
「うんこ漢字ドリル」
調べてみたら、そのインパクトからでしょう、すでにSNSで話題沸騰だそうで。
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TV番組で、時々「盗聴」について特集組んだりしますよね。
盗聴犯罪のプロが特殊機材を用いて盗聴されている自宅を突き止めるという。
「盗聴電波をキャッチしました」といって、仕掛けられている盗聴器を回収。
あの特集を見るたび、ムスメと顔を見合わせてしまいます。
「ウチに仕掛けたとしたら、やがて盗聴犯が発狂する」
「その前に、番組でオンエアできない」

子どもが大好きな『うんこ』をすべての例文に使用して、記憶中枢に刻み込ませるというのがうんこ漢字ドリルの狙いと思われます。
その、子どもが大好きな単語─もっとも我が家では〇〇こではなく、もっぱら〇〇チ─を大人になっても連発しているわけです。
もはや意味などありません。ラップの「オーイエー」や「チェケラ」のようなものです。
意味をなさないからこそ、こうして恥も外聞もなく、平気でカミングアウトできるのです。
コトバとしての〇〇チ愛が強いムスメ。その車内吊りは、どんなに旅の、いや通勤の友となったことでしょう。
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吹き出しまでうんこのカタチ。

「その男は、うんこを手に取って立ち向かっていった。」
「きれいな花を集めてうんこにかざり付けよう。」

素ン晴らスイ。こんな例文つくるの、さぞかし楽しかったことでしょう。私も参加したかった。。。
「次の誕生日プレゼント、うんこ漢字ドリルにしてあげようか?」とムスメに言ったら皆まで言わさず断られました(笑)

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# by vitaminminc | 2017-05-24 09:09 | 生きもの | Comments(0)

ウ母ハハの、イ日ヒヒヒ

今年の母の日に、ムスメがこんな品々↓↓↓をプレゼントしてくれた。
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かわいいハウスBOXに入っていたのは──
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「魔女の宅急便」の黒猫ジジのぬいぐるみ&ハンドタオル。

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さらに、ハウス型の木箱も登場。

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おやおや、中に入っているのは──

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なんと! ムーミン谷のスナフキン(のマグカップ)♪

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ニョロニョロもいるでよ。


グラッツェ、ダンケ、メルシー、ムスメ!
思い起こせばここ数カ月。「仕事辞めたい」を連発してた。
お陰で、寝そべっていたテンションが、むくりと頭をもたげてきたよ。
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更に~チョ、今年はムスコもプレゼントをくれタコス。
ダメもとでリクエストした又吉の「劇場」はもともとダメだったようで、
「ほらコレ。ばばぁ好きだろ?」と言いながら。
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外はかりっと中はほろほろ─まるで倅のごとくなり。
気持ちはしかと受け取った!
グラシアス、ムスコ!




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# by vitaminminc | 2017-05-17 11:23 | 人間 | Comments(0)

試してみますです

コタローを動物病院に連れて行った日、「好酸球性肉芽腫」でワード検索してヒットした商品が、昨日届きました。
にゃんこ用粉末タイプの酵素系サプリメントであります。
こちらを購入するため、自分用の定期コースを1つ解約いたしました。
「プロバイオCAT45g」─猫が好むよう、鰹粉末が香りづけとして配合されています。
鰹かぁ─私的には不要だったんだがな・・・130.png
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これを1g、毎日キャットフードに振りかけるのであります。

コタローは、これをかけてもいつもと何ら変わりなく食べてくれました。

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耳のハゲ具合はというと、5月12日現在、こんな感じであります。
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薄ッ! ピンクの地肌が露出して、半透明状態であります。
これだと前から見てるのか後ろから見ているのかわかりにくいですね。
でも、目鼻がないことからも明らかなように、耳の後ろ側であります。
もうもう、試せるものは、なんでも試してみたい心境になりますです。

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今に見ていろオレだって
高密度のビロードの
如き耳持つふたりの姉ちゃん
あんなつやつや肉厚の
いかした耳になってやる(ふん!)
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追伸:ひび割れた肉球にオリーブオイルが効いているようです。
電話機の上に飛び乗っては頼んでもいない時報を聞かせてくれたり。
ちょいとばかりヤンチャになりました。
どことなく目つきもチョイ悪風。


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# by vitaminminc | 2017-05-12 18:50 | 生きもの | Comments(0)

猫・ねこ・ネコ

我が家の猫3匹の近況をば─うちの子になった順に。

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うずら♀推定1才7ヵ月。愛称「うずぴ」
これぞ猫の中の猫。
生後2ヵ月あまりの、ほんの赤ん坊状態で我が家に来たというのに、当初からフーシャーフーシャー。
いまだに気に入らないことをされようものなら、死に物狂いで抵抗し、凶暴化する。
今日も爪切りのために動物病院に連れて行こうと捕獲を試みたが、あっけなく断念。
(うずらに)殺されると本気で思ったからだ。
ツンデレの比率は、9:1。
私が寝ている時に限り、週に1回か2回、短い時間だがすり寄って来る。
うずらにすり寄られる奇跡の果報者は、我が家で私のみ。
この上ない恐怖感と、この上ない優越感を与えてくれる野生児、それがうずら。
獣医の話では、猫という生き物は、ほぼ100%父親の性質を受け継ぐらしい。
なるほど。うずらの母親は、人間から食べ物を与えてもらっていた。
だから多少なりとも人に馴れていたはず。
なのに、うずらはなんでこんなに来るものを拒むのか、ずっと不思議に感じていた。
「よそ様にもらわれたうずらのきょうだいも、子猫の時分からフーシャー系だったみたいです」
と話したら、
「ならやっぱり間違いなく、父親が相当キツイ性格だったんだろうね」と。
ブラッシングが嫌いで拒絶するくせに、毛並みは極上。
身体の均整バツグンで、かなり美猫。え? 親バカ? いいえ。ただのマゾヒストです。
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くー(Kuh)♀推定3才~4才 愛称「くーちゃん」
見よ、この任侠美。凛々しい横顔。
左右アシンメトリーで、どの角度から見ても違う柄。
ポンポコボディーに超短い巻尾が超魅力的。
我が家に来て半年過ぎた頃から心を開いてくれた。
ラバーブラシでブラッシングしてもらうのが大好き。
北極の雪よりも白い純白の毛と闇夜のカラスよりも黒い漆黒の毛。
梳かしてブラシにとれる毛の色は、ロマンスグレーであります。
私が眠っていると、「暇なんだけど」と言いたげに、ふざけて猫パンチをしてくる。
当猫は肉球タッチのつもりらしいが、伸びた爪の先が、何度も腕や足にサクッと刺さる。
起こされるだけでも勘弁なのに、痛みを伴うなんてあんまりだ。
なので、本日捕獲して、爪パッチンしてもらいに動物病院に連れて行った。
今回の捕獲の勝因は、遊具の蛇腹トンネルに逃げ込んでくれたこと。
両方の出入り口を素早く塞いでそのまま特大ネットへ。
ネットから器用にトンネルのみを取り出している間、おとなしくしていた。
動物病院でも暴れることなく、ずっとおとなしくしていた。
でも野生時代が長かったから、いつキレるかわからない。
キレた時のくーちゃんは、サーベルタイガーになる。
前歴から見ても、嫌がるくーちゃんの爪を無理に切る勇気、私にはありまっせん。
だもんで、情けない話だけれど、爪切りは獣医さんにお任せ。
胃腸が弱いので、フードはずっと医療用。
ロイヤルカナンの消化器サポート(必然的にうずぴも)。
た、高いマンマですが、がんばりますぅ~(T_T)/~~~
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コタロー♂推定生後8ヵ月。愛称「コタポ」
小春日のように穏やか。鈍くさくて甘えん坊。
呼べば眠っている時以外、ワンコのようにやって来る。とにかく素直。
こんな性質も、獣医によれば父親譲りということか? うずぴの真逆である。

耳のうしろの毛がパゲてきたので、皮膚病かいなと焦り、本日くーちゃんと一緒に動物病院へ。
キャリーバッグに入るのが嫌でジタバタ抵抗したが、引っ掻いたり噛みついたりしないからいとも簡単♪
診察の結果、恐れていたダニや真菌性の脱毛ではないことが判明。
まだ確定段階ではないので、しばらく様子見とのこと。
悲しいことに「好酸球性肉芽腫」の疑いがあるそうだ。
白い毛の猫に多く見られる、自己免疫疾患の一つで、脱毛、湿疹、ただれなどを引き起こす。
重症化すると皮膚が再生できないまま鼻が溶けてしまう子もいるんだとか148.png
そうならないためには、免疫抑制剤を投与する治療が肝要とのこと。
「この子を最初に診た時、毛艶が悪いからもしや─とは疑っていたんだけど」
確かにコタローは常に薄汚れた感じだ。
見栄を張って写りのいい画像をアップしているからわかりにくいが、実際はムスコに言わせると、
「おまえはなんでそんなにバッチイの?」てなレベル。
シャンプータオルで拭いたり、こまめにブラッシングをしても、一向にきれいにならない。
先生の指摘どおり、毛艶というものが全くない。
おまけにひどい乾燥肌で、まだ1才前だというのに、肉球にひび割れが・・・149.png
階段から滑り落ちたり、高い所に飛び乗ろうとして失敗してばかりなのは、身体能力の低さだけではなかった。
肉球カサカサのせいで踏ん張りがきかなかったのだ。
獣医が、「オリーブオイルを塗ってあげるんでいいよ」と言っていたので、帰宅して早速塗ってあげた。
かなり嫌がられた。
生後半年から8ヵ月くらいのオス猫といったら、それこそヤンチャ盛り。
なのにコタローのおとなしさは一体どうしたことだろう?
生まれつきの虚弱体質がそうさせていたのかな。日々気をつけてあげねば。
いつ始まるかな~と思っていた発情期も始まらないまま収束。
我が家で最も乙女チックな、やさしいやさしい大和撫子タローでありんす。
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# by vitaminminc | 2017-05-10 17:06 | 生きもの | Comments(0)

Volare!

毎年町や野山に南の風が駆け抜ける頃になると、TVスピーカーから流れ出るメロディー。
そう、麒麟端麗<生>のテーマ曲。
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Gipsy Kingsの#Volare。
いいな~、この曲。
たぶんスペイン語だろう。
意味なんか全然わからないけど、この曲を耳にするたび、私の魂は地中海へ飛んでいく。

あんまり好きだから、ついにCDを入手169.png
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中央手前の大仁田厚系の人がヴォーカルだろうか。
ウィキで検索したところによると、意外や意外、フランスのバンドだった。
1979年の発足以来、メンバーは変われども世界中で活躍している実力派。
あのチャールズ・チャップリンが、彼らの「マイ・ウエイ」を聴いて涙したという。
私が無知なだけで、日本での人気も高い。今年もつい最近日本公演が行われたばかりとのこと。
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ジプシー・キングスのキング👆ニコラ・レイエス(カッチョイイ!)

それにしてもこのジプシー・キングスというバンド名。
なぜ私は知っているのだろうか─既視感の理由がわかった。
大好きだったドラマ「鬼平犯科帳」(中村吉右衛門)のエンディング#Inspirationも彼らの曲だった!

歌詞カードの和訳を見て、私はぷるぷる震えた。

こんな夢はもう二度と
帰ってこないだろう
ぼくの手も顔も青に染まった
そして急に突風が吹いてぼくをさらっていった
ぼくは無限の空に飛んでいった

 ボラーレ(飛ぶ) オーオー
 歌う オーオー

CMから流れる唄を聴いてイメージしたとおりのリリック。

これにキメタ!
子どもたちは相当嫌がるだろうけど、遺言に書いてやる。
密葬でいい、小さな家族葬でいい。
私の葬儀には、必ずジプシー・キングスの「Volare」を葬送曲として流すべし。
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地中海の桟橋を滑走路に変えて、
海と空の境界線目がけて飛び立つから。






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# by vitaminminc | 2017-04-28 10:44 | 趣味 | Comments(0)

疑心暗鬼

脳ドックの検査結果が届いた。
「異常なし」
安堵感 < 猜疑心
ンなバカな…149.png 

ついでに受けたピロリ菌検査も陰性。
こちらは素直にホッとした112.png

乳腺超音波の結果はB判定。
わずかに所見ありも日常生活に支障なしネ119.png
毎度のことだから少しは慣れた。



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# by vitaminminc | 2017-04-24 04:59 | Comments(0)

マンチ感?

その日も各部屋のドアを開放。
ところが、2階のお姉さまたちったら下りてきやしない。
と、私が目を離している間に、コタローの姿が忽然と消えていた。
わ、マズイ! 
でも、上で何か争ったような物音は一切聞こえなかった。
器の大きいくーちゃんは心配ないけれど、狭量ビビリのうずらが心配。
放っておくわけにもいかない。怖いと理性をなくし、必要以上に攻撃的になるからだ。

私が階段を上がっていると、コタローが私の部屋から飛び出してきた。
そして階段を駆け下りていった。正確には、転げ落ちていった。
慌てていたのかもしれないが、あまりにも猫らしからぬ下り方、いや落ち方。
一段一段足を踏み外しているとしか思えない。
コタローは我が家に来て急速に成長している。
もはや階段が苦手な子猫のサイズではなくなっているというのに。

様子を見るため、私は自室(正確には私と猫2匹の部屋)に入った。
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くーちゃんが、何事もなかったかのようにまどろんでいた。
しかし、うずらの姿がどこにも見えない。



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くーちゃんがのっかっている布団の端を持ち上げたら、案の定、中で丸まっていた。
この日最高気温は20℃前後だったかな。
西陽たっぷりの部屋の体感温度は夏日そのもの。茹で猫になるっちゅーねん!
うずらは、突然顔をのぞかせたコタローに仰天して、布団の中にダイビングしたに違いない。
このあとうずらが布団から出てくるまで、たっぷり3時間はかかった。
一方コタローは、この日を境に便が緩くなってしまった。

そして昨日。くーちゃんが階段の途中まで下りてきて座っている背後に、なんとうずらの顔が見えた。
くーちゃんは横に大きくなってしまったけれど、もともと骨格は小さい。
うずらはくーちゃんより頭一つ分大きいので、隠れ切れずに顔が出ているのだった(笑)。
コタローはそんな2人のお姉さまたちを下から見上げていた。

しばらくして、コタローが一歩、二歩とゆっくり階段を上り始めた。
くーちゃんが、誘導するというよりは、「飽きちゃった」という体で自室に引き上げた。
平和主義なのか無頓着なのか。
仲裁役を買って出てほしかったくーちゃんを失って、階段にはうずらとコタローが残された。
うずらの耳はピンと立っている。毛もまだ逆立ってはいない。なんという美猫っぷり。
よしよし、いい調子─しかし油断は出来ない。
うずらのスイッチは若干遅れて入るのだ。

コタローは長い尾を垂れ、一歩一歩低姿勢でうずらに近づいていく。
(やめておけコタロー、そこらでいったん止まっておけ)
私はハラハラした。それ以上近づくのはアカン!
やっぱり! うずらの鉤しっぽがさっきより太くなっている。
低い唸り声。近すぎて、うずらのものかコタローのものかわからない。
いや、どう考えてもうずらだろう。
「ハイ!」
私の声にコタローが立ち止まり、またしても階段を転げ落ちるように下りてった。
うずらもハッと我にかえったように、小走りに部屋に駆け込むと部屋の隅に隠れた。

あれ以上コタローが近づいていたら、うずらは確実に噛みつくか引っ搔くかしていただろう。
爪も伸び放題になっているし、危険この上なし。
かつてのくーちゃんみたいにうずらに噛まれたのではコタローが哀れ。まだ思春期の一歩手前なのだから。
それにしてもコタローは性質がおとなし過ぎる。
男の子だから身体だけはやがてうずらより大きくなるだろうけど、くーちゃんみたいにうずらを制御できない気がする。

今日はコタローの腸内環境が悪化し切ってしまう前に、動物病院に連れていった。下痢が続くようなら連れて来るよう言われていた。
悪玉菌が増えすぎてしまうと、ストレスを取り除けても、善玉菌を元の状態に戻すのはかなり困難らしい。
いわゆる下痢体質になってしまうのを防ぐため、抗生剤を注射して、いったん悪玉菌、善玉菌ともにリセットするのが好ましいそうだ。下痢止めの粉薬も処方された。

先住猫との顔合わせについて、先生は、3日間くらいコタローをケージに入れて、先住猫と同じ部屋に置いておくことを勧めた。
「その際、ケージは部屋の隅に置いて、できれば正面からだけ見えるように。3面壁とかに囲まれていれば、中の子も落ち着きやすいから」
でも、先生。うずらはそれでもくーちゃんに牙を剥いたんですよ。
それに、コタローは三段ケージを使いこなせていない。上り下りが出来ないんです。一度どうにかよじ登ったけれど、下りる時足を滑らせて頭からトイレに落ちて以来、ケージが嫌いになっちゃって。
トイレをケージから出して、餌と水を1階に置いて、どうにか1階にだけは入るようになったんですけどね。
うちのケージ、三段で高さはあるけどフロア面積がやたら狭いんです。
あそこに閉じ込めっきりにするのは酷。しかも、慣れた頃を見計らって出したところで、うずらに攻撃されることは必至。

簡単にはいかないなぁ。敵意のない相手に、どうして敵意を抱くかなぁ、うずら。
「野良時代の恐怖がいまだに消えていないんだろうね」と獣医は言う。
でも先生、うずらがうちに来たの、生後まだ推定2ヵ月ですよ。
記憶の遺伝てやつかなぁ。母猫の。。。
コタローの去勢も時間の問題だろうなあ。。。

ついでに、コタローの足腰が弱いことについても相談した。
階段をまともに下りられないこと、おもちゃで遊んであげても二本足で立つだけでジャンプできないこと、三段ケージにも飛び乗るというよりよじ登る感じでなかなか下りられないこと等。
獣医はコタローの両手を取って、アンヨは上手をやってみた。
そして、足腰の骨格や筋肉を触診したあとで、苦笑しながら言った。
「この子、だいぶ顔が丸いよね」
「えぇ」
「おそらく、マンチカンとかラグドールとか、洋猫種の血が入ってるね、顔立ち見ても」
「え? コタローが?」
「うん。マンチカンもラグドールもジャンプが苦手でねぇ。ここからこっち(診察台とデスクを示し)、このくらい離れてると、まず飛び移れない。猫としては鈍くさいんだよ(笑)」
「そうなんですか?」
「血のせい。だから、問題ありません」

マンチカンとは思えない、手足が長いコタロー
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こちら純潔マンチカン様↓
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ラグドールの血が入っているとは思えない、短い毛のコタロー
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こちら純潔ラグドール様↓

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鈍くさい血統だけ受け継いだのだろうか(ぷっ)
そこもまた可愛いんだけどね。





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# by vitaminminc | 2017-04-22 14:22 | 生きもの | Comments(0)

仕事から戻って人心地ついたところで、コタローがいる居間の戸を開放した。
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くーちゃんがいる私の部屋のドアを開放した。
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開放してから1時間ほど経ってようやく─。
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くーちゃんが、階段の途中まで降りて来ていた。
「コタローはまだ子どもだからよろしくね」と伝えた。
くーちゃんは、お返事の代わりに、ゆっくり瞬きをしてみせた。
コタローはくーちゃんをじっと見上げた。
にゃ~にゃ~可愛い声で鳴いてみせた。
それから居間に戻ると、なぜかマンマを食べ始めた。
なにゆえ、今?
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くーちゃんも「ま、いっか」てな調子で私の部屋に引き上げてしまった。
私が様子を見に行くと、甘えてお尻を差し出した。
しっぽの付け根を撫でてもらうのが好きなのだ。
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お腹も撫でてみろやと催促。ぽんぽこりんの可愛い体型。

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そして、大あくび。
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見知らぬ猫─子どもとはいえ、すでにくーちゃんと同じサイズ。
階段の途中と廊下。高低差2メートル80センチ。
両者初めて目を合わせたとは思えないほど、妙にリラックス。
これは幸先が良い。
互いに相手を敵とは見なさず、自分に危害を加えないと判断したもよう。

ところで、うずらは一体どこ? どこにいるの?
コタローの鳴き声が聞こえなかったはずはないのだけど。

あ、いたいた。よそ者に警戒して、床に張り付くように身を潜めてた。
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このあと、3時間以上何の進展もなく時が過ぎていった。
くーちゃんとうずらは私の部屋。コタローは居間。

おや、コタローに動きが。やっぱり上が気になるみたい。
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階段の上に光る眼が(笑)くーちゃんもコタローが気になるんだね。
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コタローが階段を小走りに駆け上がっていったよ。
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でも、くーちゃんが私の部屋に入ってしまったみたい。
すぐに階段をおりてきて、居間に戻っちゃった。

初日はこんな感じで十分。
コタローを抱っこして、無理に私の部屋に連れてって引き合わせることはない。
抱っこされるのが好きではないから、抱っこ➡嫌=姉たち➡嫌という印象は避けたい。
自然に任せるのが一番。

予想以上に穏やかなご対面で、なんかホッとした。













































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# by vitaminminc | 2017-04-19 22:12 | 生きもの | Comments(0)

日々の暮らしに「ん?」を発見
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