2017年 04月 28日
Volare!
毎年町や野山に南の風が駆け抜ける頃になると、TVスピーカーから流れ出るメロディー。
そう、麒麟端麗<生>のテーマ曲。
Gipsy Kingsの#Volare。
いいな~、この曲。
たぶんスペイン語だろう。
意味なんか全然わからないけど、この曲を耳にするたび、私の魂は地中海へ飛んでいく。
あんまり好きだから、ついにCDを入手
中央手前の大仁田厚系の人がヴォーカルだろうか。
ウィキで検索したところによると、意外や意外、フランスのバンドだった。
1979年の発足以来、メンバーは変われども世界中で活躍している実力派。
あのチャールズ・チャップリンが、彼らの「マイ・ウエイ」を聴いて涙したという。
私が無知なだけで、日本での人気も高い。今年もつい最近日本公演が行われたばかりとのこと。
ジプシー・キングスのキング👆ニコラ・レイエス(カッチョイイ!)
それにしてもこのジプシー・キングスというバンド名。
なぜ私は知っているのだろうか─既視感の理由がわかった。
大好きだったドラマ「鬼平犯科帳」(中村吉右衛門)のエンディング#Inspirationも彼らの曲だった!
歌詞カードの和訳を見て、私はぷるぷる震えた。
こんな夢はもう二度と
帰ってこないだろう
ぼくの手も顔も青に染まった
そして急に突風が吹いてぼくをさらっていった
ぼくは無限の空に飛んでいった
ボラーレ(飛ぶ) オーオー
歌う オーオー
CMから流れる唄を聴いてイメージしたとおりのリリック。
これにキメタ!
子どもたちは相当嫌がるだろうけど、遺言に書いてやる。
密葬でいい、小さな家族葬でいい。
私の葬儀には、必ずジプシー・キングスの「Volare」を葬送曲として流すべし。
地中海の桟橋を滑走路に変えて、
海と空の境界線目がけて飛び立つから。
by vitaminminc
| 2017-04-28 10:44
| 趣味
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