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虚無僧ヤの冒険

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 音楽会で演奏するリコーダーの練習をしていたムスコ。
 指の押さえが甘いのか、音が滑って独特の節回しになる。
 「おまえは虚無僧か」
 と笑うと、
 「あー、もう」
 軽くへそを曲げた。そして何を思ったか、自己流の吹き方を始めた。





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 両肩をすくめ背を丸め、ノリノリでV・マッコイの「アメリカン・シンフォニー」を演奏する。まるでサックス奏者のようだ。
 しかも、さきほど座って真面目に吹いていたときよりも音がはるかに良くなっっている。すっくと立ち上がって軽く膝を曲げ、苦手な高音部も眉間に皺を寄せて吹きこなす。ファンキーなヤツだ。呆れながらも、つい叱り損ねていた。リコーダーでこんな吹き方をする小学生は、まずいない。

 最後まで演奏し終わったとたん、リコーダーの底からボタボタッと大量の涎が床に落ちた。
 相当な熱演だったらしい。
 「きったないなぁ」
 そう言いながら私がケタケタ笑っていると、今度はムスコ、おもむろにリコーダーを分解し始めた。吹く部分と穴のあいている長い筒状の部分と底の部分。この3つのパーツを全部バラバラにして、
 「これは父の形見です・・・」
 などと言いながら長い筒状部分をしんみり床に置く。
 「生きてるやん!」
 ムスコは何食わぬ顔をして、吹く部分と底の部分をくっつけてごく短い縦笛を作った。そして高音と低音2つだけを交互に鳴らし、「オースティン・パワーズ」のテーマ曲もどきを吹いてみせた。
 「それ・・・自分で考えついたの?」
 「うん」
 (なんなんだ、この子は・・・???)
 聞いて楽しく見ておもしろいムスコの独奏会。うまいうまいと褒めたあとにハッとした。

 「音楽会でさっきの吹き方、絶対しないでよね」
 一応念を押しておいた。披露したい気もするけど。

 (※モノクロ写真はエリック・ドルフィー)
by vitaminminc | 2007-05-31 22:32 | Comments(2)

坊主憎けりゃ・・・

 「ムスコくん、今朝は学校に、‘生きもの’を持ってきました・・・」
 家庭訪問で開口一番、担任の先生が口にした言葉がコレだった。先生の表情や口調から、瞬時にこりゃアカンと感じた。
 「生きもの、ですか?」
 「えぇ・・・カマキリの赤ちゃんなんだか・・・何ていうのか・・・」
 「カマキリの、卵でしょうか?」
 「いぇ、卵ではなくて、あれは・・・とにかくカマキリの何ていうのか─それをプリンのカップに入れて・・・」
 ここで一瞬笑いたくなったが、すぐに堪えた。先生にとってムスコが持っていったものは、口にするのもおぞましい‘生きもの’だったらしい。
 「─授業が始まっても机の上にカップを伏せたままにしているので『それじゃ勉強ができないでしょう』と注意をしたんですが・・・」
 要するに、カップの中身が気になって気になってまともに授業を聞いていなかったようだ。
 先生はムスコの授業態度のほかに、通学途中にカップの中身を捕獲するため『寄り道』したことについても触れ、不快感をあらわにしていた。
 
 あとでムスコに確認したら、寄り道とは少々異なり、一緒に登校する友達を迎えに行って、その子が出てくるのを待っている間、その子の家の庭先で捕らえたそうだ、カマキリの赤ちゃんを。
 カマキリの幼虫はカマキリの成虫をそのまま小さくした姿なので、まともに見ればすぐにそれがカマキリの赤ちゃんだとわかるはず。なのになぜ先生はああも言いよどんでいたのだろう? きっと正視できないほどカマキリが嫌いなのに違いない。
 カマキリが苦手という人は多い。ダンナの妹がまさにソレ。何年か前に「犬小屋の中にカマキリが卵を産んで・・・」と微笑ましいエピソードとして私が話し始めたとたん、いきなり耳を塞がれた。義妹は「やめて!!」と叫び、目に涙まで浮かべて半狂乱になった。目の前にカマキリがいるならまだしも、話に出ただけである。その尋常でないリアクションの方が、私にとってはカマキリより余程怖かった。もしも先生がそのクチだとしたら・・・アカン、ムスコは先生にとって天敵でしかない。
 案の定、先生はムスコの学校での言動すべてを愚行奇行と見ているかのような評価をくだしていた。幼稚園入園以来、ただの一つも良い点を挙げてもらえなかったのは初めてだ。落ち込むものである。聞いているうちに、自分が1匹の蟻と化していく気がした。アリジゴクの巣に落ちていく、1匹の蟻に。

 それにしても、先生によってこうも見方が変わるのものなのか。いい勉強になった。今、ムスコが家で大切に育てているコクワガタは、2年前の初夏、まさに通学途中に道路で拾った虫である。ムスコはそのままコクワを学校に連れて行った。箱も容器もない。学校にいる間中、なんとコクワはムスコの肩に止まっていたそうだ。
 「その時、先生怒らなかった?」と私は確認してみた。
 「うん。何も言われなかったよ」
 「飛んで逃げたりしなかった?」
 「コクワガタは本当にお腹が空かなきゃ無駄に移動しないんだよ」
 「お腹空いてなかったのかな」
 「それがねぇ♪ちょうどその日給食でブドウのゼリーが出たんだよ!コクワに食べさせてあげられて、超ラッキーだった♪」
 そんなやりたい放題のムスコのことを当時の担任(若い男の先生)は好意的に見てくださった。
 「ムスコくんは、やさしい子です」
 プラスの評価もくださった。昆虫をはじめ生きものが好きな先生だったに違いない。

 「ムスコもバカだね。先生を見てから判断すればいいのに」と、これはムスメの感想。「確かに虫は(女の先生より)男の先生の方が歓迎してくれたよね」

 ともあれ、虫を教室に持ち込んで授業の妨げとした点は大いに反省しなければならない。今の先生の評価は概ね正しい。だが、先生が正統派であればあるほどムスコには不利である。その上几帳面ときてはもうお手上げだ。そんな先生にとってはムスコのようなマイペースでルーズなガキは目の上のタンコブでしかない。そのことをムスコは肝に銘じる必要がある。
 「もう低学年じゃないんだからね」
 十分釘をさしておいた。

 ところで、ムスコという生きものを育てている生き物係の私はというと、実はカマキリOK派。むしろ好きといってもいい。特に赤ちゃん♪かわいくてたまらない。チビカマのくせしてあの気性。いっちょ前にガンを飛ばしてくる。そこがたまらない。それでいて草花についた害虫を食べてくれるから、うちでは益虫として重宝がられているんである。
 ムスコ好きならムスコが好きな虫も好き。先生、私は対極におります。
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by vitaminminc | 2007-05-29 18:36 | Comments(4)
 5月─そう、それは新年度自治会費の集金、教材費の引き落としに加え、各種税金取立ての月。ボーナス前だってのに。
 まあそんなこたどうってこたない。家庭訪問に比べりゃあ。
 今年もやってまいりました、小学校の家庭訪問週間。weekというよりweak。今週は職場でも、夏休み前だというのに平日にポコポコ有休を入れる者が続出。日頃仕事に出ているオカンにとって、センセイの来訪は蒙古襲来か黒船か。とにかくとっても困ってしまう出来事なのだ。

 で、体力的にもしんどくなった今年、私は「家の中にあがっていただかない」ことを目標に掲げた。だって宅には2匹もネコがおりまして、5分ごとに毛が舞い散るんですのよほほ。
 「あらまセンセ、ネコアレルギーでいらっしゃいますか? それでは仕方ありません。玄関なんかで失礼ですが、どうぞここで・・・」
 どうかセンセがネコアレルギーでありますように・・・! こう祈りたくなる。掃除機をかけてもかけてもきりがない。こうなったらセンセイがアレルギーだろうがなかろうが、水際作戦を実行するしかない。
 せめて玄関に入るまでの間、少しでも爽やか気分でいただくために、4月から庭の草むしりに余念がなかった。ところが除草剤の散布を誤り、芝生までがゲーハーに。家の中ではネコの毛が舞い上がり、庭先では土ぼこリが舞い上がる。なんでこーなるねん!
 
 何はともあれ、玄関だけピカピカにするのであれば、一応片付けの目安はつけやすい。当日仕事を休んで朝から掃除に専念すればよし。玄関ホールに積んであった壊れたPCも古いTVも、今月はじめに怪力出して処分した。少しは広くなった玄関ホール。寸法測って小さなラグまで買ってきた。ここに椅子とテーブルを置くのは、いかにも、いかにも、いかにも、おかしい。わかっちゃいるけど、やめられない。ここで阻止するっきゃないのだ。どんな変なことだってやってやる!

 この水際(玄関)作戦の話を会社でしたら、やけにウケた。でも誰も「私もソレで行こう」と賛同する者はいなかった。

 ラグ&椅子よりも、玄関の上がり口にイグサマットを敷いて座布団を出す方がマシか? 高さがない分、変な空間が少なくて済むか? でもすでにラグを買ってしまった。明日座布団を買いに出る暇などない。いやいや落ち着け。玄関ホールにイグサマットなんて敷いてみい。まるで幼児のゴザ敷き「ままごと遊び」のようではないか。ここはやはり、ラグと椅子で・・・。もう半分気が狂いかけている。
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 会社にはもっと不幸な人もいた。子どもが二人学校に行っているのだが、兄弟同じ日に訪問日を設けてもらえなかったと泣いていた。土日を挟んでもう一人のお子の担任の来訪は翌週だという。
 「間に三日も挟んだら、また家の中がゴチャゴチャになっちゃう。二度も大掃除をしなきゃならないなんて!」
 家庭訪問を前にドタバタするタイプはほぼ共通している。家の中に物があふれているのである。

 昨日は、家の前の路地の舗装工事が始まるという知らせがポストに入った。家庭訪問当日、先生がとてもうちまで辿り着けないくらいの重機が幅をきかせないものか。県道の入口で立ち往生したセンセイと、家の中から一歩も出られない私が、携帯電話の会話のみで家庭訪問を済ませる─なんて。こんなことを想像してしまう私は、アタマの隅でまだ何とか免れる術はないものかと思案している。こんなに往生際が悪くては、水際作戦も失敗に終わるのではないか? スベらないように、ワックスは滑り止めのものに限る。早く終わってくれぇぇぇ悪夢の10分間。
by vitaminminc | 2007-05-22 23:39 | Comments(2)

隙間

 昨日の黄昏時。車の中で聴いていたCDを入れ替えたとたん、プレーヤーがフリーズを起こした。かかるはずの曲はかからず、CDを取り出そうとしても無反応。ウィーーンとはいうけどスンとはいわない。
 「こ! 壊れた! 買い換えたばかりなのに!」
 音楽が鳴っていないと運転している気がしない。憂鬱だ。つまらない。なんてこった。
 で、仕事が休みの今朝。さっそくカーオーディオを購入した自動車工場にTELを入れた。
 「3月の車検のときに買ったばかりのCDプレーヤーなんですけど、故障したみたいなんです・・・」
 向こうさんはえらく恐縮した様子だった。
 「まぁ、それは申し訳ありません。一度こちらで見させていただきたいのですが」
 早く何とかしてもらいたくて、午前中に車を持ち込んだ。
 「この度はどうも申し訳ありません。ただ今(機器の状態を)確認しますので、どうぞこちらにおかけになってお待ちください」
 応接室に通された私とムスコは、沈み込むような革張りのソファーの座り心地に顔を見合わせ「おぉ・・・!」などと感動しつつ診察を待った。
 途中、社長の奥さんや母上が、代わるがわるお茶やらおせんべいやらを運んできた。
 点検していた整備の人が顔を出した。
 「やはり動きませんね。まだ無料修理が効きますので、メーカーの方に出すことにします。その間、うちの代わりのプレーヤーをお貸しするというカタチでよろしいでしょうか?」
 「ハイ、ではそのようにお願いします」

 しばらくすると、再び先程の人が顔を出した。相変わらず腰が低い。
 「あのぉ・・・」
 手にしていたCDを私に見せながら聞く。
 「中に入っていたCDというのはコチラでしょうか?」
 あれ? 取り出すことができたのかな?
 「ハイ、それです」
 「あぁ・・・えぇ~・・・プレーヤーを外したところ、このCDが上に載っておりましたので。おそらくですね、プレーヤーの上の隙間の方に、間違って入ってしまったのではないかと・・・」
 いや、CDが自分で間違って入るわけはない。間違って入れたのだ、私が。いくら黄昏時で薄暗かったとはいえ、CDの差込口と隙間を間違えようとは。

 「なにぶん買い換えていただいたプレーヤーなので、車のつくりに対し、どうしても若干こう、隙間が出来ておりまして・・・」
 なんと行き届いた従業員教育であろう。客に恥じ入る隙を与えず、噴き出しもせず、嫌な顔ひとつせず、真顔でもっともらしく説明してくれるのである。
 「ひゃ~~~、申し訳、ありま、せ~~ん」
 私は両手で両頬を押さえながら詫びた。アッチョンブリゲ。いっそ爆笑してもらった方が気が楽だったかもしれない。

 「ただ今、念のためプレーヤーを元に戻して、改めて動くかどうか確認しますので、もう少々、お待ちください」
 「すみま、せ~~ん!」
 確認しなくとも私にはわかる。CDがかからなかったのも、取り出せなかったのも、それはCDがプレーヤーの中に入っていなかったからだ。ふはははは。

 「ぅわぁ~、忙しいのに、悪いことしちゃったなぁ。お茶まで出してもらっちゃって・・・」
 額の汗を拭き拭きつぶやいていると、横でムスコがおせんべいに手を伸ばそうとするのが見えた。
 「や、め、て・・・
 ムスコが手を引っ込めた。

 「あら奥さん、どっちみち機械を外さなきゃ(上に載ったCDを)取り出すことは不可能だったでしょうから。また何かありましたら、いつでも見せにいらして下さいませネ」
 社長の母上はじめ腰の低い人々に丁重に見送られながら、私とムスコは工場を後にした。

 「ママったら、もう!」とムスコがいう。 
 「・・・いい? このようにママはアテにならないんだからね、自分でしっかり生きてかなきゃダメョ」
by vitaminminc | 2007-05-19 20:51 | Comments(2)
     わたしの おなかの 前で
     泣かないでください
     それは わたしじゃありません
     デブッてなんか いません・・・・・

b0080718_8573764.jpg 一番最初に購入したのは・・・・確か背筋伸ばしトレーナー。一人目を産んで数ヵ月。やたら背中が痛くなった。赤ちゃんの世話というのは常に前かがみになって行う。頭にこそこなかったが、背中にきた。そこで、写真は直線型だが、自分はアーチ型になっているタイプを購入した。腹筋ができるだけでなく、ググーッと背筋を伸ばすことが出来る。実際、使用すると大変気持ちがいい。なのになぜ?
 部屋の片隅でホコリをかぶっているコレが日の目を見たのは、ヨチヨチ歩きをするようになった子どものお滑り台としてだった。


b0080718_8593759.jpg お次はなんだっけ? 金魚運動マシーンである。寝そべってアンヨを乗せるだけで、下半身を中心としたほどよい運動になるというズボラ主婦向け運動器具。タイマーもセットできるので、気持ちよく揺られながら仮眠できるかと思いきや、くるぶしが器具にガンガン当たって痛いのなんの。乗せる前に分厚いレッグウォーマーで脚を保護する必要があった。真夏にやってられっかと押入れの奥にしまい込んだが最後、購入したことすら忘れて早○○年。


b0080718_97085.jpg 続いて購入したのがこちら、エアー・ウォーカー。まるで空中を歩いているかのよう。膝に負担をかけずにエクササイズが楽しめるというもの。これは近所のママが購入して、1ヵ月で8キロも痩せたというので試させてもらった。運動自体は確かに身体に負担を感じず楽しくやれた。でも身体というのはある程度の負担なしにどうにかなるものではないと知ったのは自分で購入した後だった。8キロ痩せたという人は、元が元だったのだ。つまり・・・「8キロ痩せたのよ」と言われなければ痩せたことに気づかないくらいのボリュームがあったということ。その後これも子どもたちの遊具としてしばらくの間親しまれたが、場所を取るのが難点。今ではダンナの衣類掛け&ビジネスバッグ置き場である。


b0080718_21521913.jpgそんな自分の持続力のなさを反省して10年弱。この手の商品には手を出さずにいたのだが、先月某電器店から、冷蔵庫を購入した私(上得意様)宛てにキャンペーンハガキが届いた。通常1万数千円するという今人気の超高速振動ベルトが、上得意様に限り9900円で買えるというご案内。ハガキを手に早速買いにいった。よほど人気があるのか、キャンペーン初日に訪れたというのにすでに‘在庫切れ’。およそ一週間待たされた。そんなにこぞって買いに来るのか? 受注発注だったのでは? 様々な疑念を腹に締め、違う胸に秘め、ベルトを腹に巻いた。スイッチ・オン! くぅ~~、きくぅ~~。
 「効く」というにはまだ時期尚早だが、とにかくキク~~。外した後も数分間は、摩擦で温まった熱がおなか内部に残っている感じで、ジンジン熱痒い。ベルトを巻いた姿で鏡の前に立ったらホントアホっぽいのなんの。コレを巻いたまま脳溢血で倒れるわけにはいかんと心から思った。

 で、余談であるが、イメージ画像をゲットするため楽天市場をのぞいたら、自分が買ったのとまったく同じ品(新品)が送料込みで9000円を割って売られているのを知った。アホっぽいのではなく、純度100%のアホなんだと痛感。無論私が言いたいのは、1000円損したとかのセコ話ではない。何も地元の店に二度も足を運び、二度もアホ面をさらし、二度もハガキの写真を指差し、二度も
     「超高速振動ベルトください」
と言わずとも、人知れず通販で安く買えたんじゃん!ということである。
 こうなったらこのベルトをチャンピオンベルトに変えてやるッ!

  ※写真は単なるイメージであり、本文とは一切関係ありません。
by vitaminminc | 2007-05-16 09:53 | Comments(0)
b0080718_17441341.jpg ビルの2階にあるオフィスの窓から、風にゆれる新緑の街路樹を見た瞬間、何でだろう─突然、幼なじみのジミーちゃん(仮称)のことを思い出した。ジミーちゃんといっても男の子ではない。近所に住む、私より1つ年上の女の子だった。
 当時は‘公園デビュー’なんてもんはなかった。ある日私の母は、突然私の手を引き、ジミーちゃんの家に連れて行った。
 「みん子というの。一緒に遊んであげてね」
 そんなことを言って私をその場に置き去りにして、母親はスタスタと自宅に帰ってしまった。ジミーちゃんはキョトンとしたまま私の母を見送ると、つとめて何事もなかったかのように私を受け入れた。つまり友好的でも排他的でもなく、黙って自分たちの遊びを見学させてくれたわけだ。保育園に入る前のことなので、当時私はまだ満3才だったはずである。(私の記憶は2才から始まっている)
 ジミーちゃんは自分の弟(推定当時2才)と家の前で水遊びをしていた。水浴びをするにはまだ早かったらしい。家の前の側溝に絶え間なく流れ出る井戸水を、小さなバケツに汲んで遊んでいた。木々の緑が、ちょうど今頃と同じ色合いをしていたように思う。
 これが、不二家のペコちゃんに似たジミーちゃんと私との初顔合わせだった。それからの私たちは、毎日のように一緒に遊んだ。まるで生まれる前から一緒に遊んでいたみたいに。保育園の友達とはよくケンカもしたが、ジミーちゃんとはほとんどケンカをした覚えがない。もともと波長が合っただけでなく、1才という年齢差がちょうど心地いいベールをつくっていたのかもしれない。小学校にあがってからのジミーちゃんとの遊びは、今思い出してもワクワクするような魅力でいっぱいだった。

 軽トラ乗車違反・・・東京下町とはいえ、くさっても23区。当時すでに地元に田んぼはなくなっていた。そこで、ジミーちゃんのおとうさんが、軽トラックに子ども達を乗せて田んぼのある場所まで連れていってくれた。本当は運転席と助手席に大人2人しか乗れないはずのところに、ジミーちゃんのおとうさんとジミーちゃん、そして弟と私の合計4人が乗り込んだ。昔のことなので、そんな様子を見咎められることもなかったろうに、ジミーちゃんのおとうさんは、誰かが道の向こうをやってくると、「ほーら隠れろ!」と左手で3人のうちの一人の頭を無作為に下へ押しやった。それが案外乱暴なので、私たちは次は誰がやられるかとドキドキしながら前方に気を配るのだった。
 田んぼで捕れたオタマジャクシは、いったい何という種類のカエルのこどもだったのだろう。体長5センチ近くもある大物で、ナマズの孫としか思えなかった。ジミーちゃんの家から湧き出る井戸水をバケツにもらって、自分の家の庭で飼ったことは覚えている。が、カエルになった姿を見た記憶がない。一晩でいきなりカエルになってバケツを飛び出したんでなければ、夜のうちに野良猫に掻っ攫われたに違いない。

 お墓ごっこ・・・この遊びは、ジミーちゃんちに当たり前のように転がっていたデカいダンボール箱に私とジミーちゃんが代わりばんこに入り、身体の周囲を座布団で保護してフタをする。そして私かジミーちゃんのどちらか外に出ている方とジミーちゃんの弟の二人がかりで、ダンボール箱をバタン、ドシン、と転がすのである。
 「ぎゃーっはっは!」
 箱の中で完全にさかさまになって奇声を発すると、外の二人はそのままわざと放っておいてなかなか元に戻してあげないのだ。頭に血は上るし首は起きたまま寝違えそうになるし、実に過激な遊びであった。小さな弟が箱の中に入りたがっても、それは絶対に認めなかったところをみると、幼いながらもある程度の分別はあったようだ。どうでもいいけどこれのどこがお墓ごっこなんだかいまだによくわからない。

b0080718_17451077.jpg バービーちゃんの整形(?)手術・・・ジミーちゃんは当時バービー人形を持っていた。その後私は睫毛が植毛のツイスト・バービーを買ってもらうことになるのだが、現在も頭の中に思い浮かぶ「バービー人形」といったら、ジミーちゃんが持っていたバリバリの外人顔の、コレなんである。
 ある日ジミーちゃんは何を思ったか、バービーをまっぱにして、「これって嘘だよね?」というと子供部屋からHBのトンボ鉛筆を持ってきた。そして私の目の前で、バービーちゃんの両方の胸にブスッ、ブスッと鉛筆の先を突き刺して穴を開けてしまった。
 「本当は、こうじゃない?」
 見事な陥没チクビが出来上がったバービーちゃんを見て、弟がひっくりかえって爆笑した。
 「怒られるゾ、姉ちゃんに、怒られるゾ!」
 ジミーちゃんちにはさらにお姉ちゃんがいた。近所でも成績優秀なお子様として通っていた「オール5」のお姉ちゃんは、幸いとっくにバービーなど卒業していた。「絶対に入ってはいけない禁断の部屋」と呼ばれている長女の部屋に、ジミーちゃんとこっそり何度も忍び込んだものだが、ベッドの枕元に置いてあった「アンネの日記」が実に印象的だった。
 脱線したが、このバービーちゃんのチクビ形成手術に関しては、その後私とジミーちゃんとの間で最も笑える想い出話となった。二人で昔話をするときは、この話題に触れる前にトイレを済ませておく必要があった。でないと笑いすぎてチビってしまうのだった。

 不良化?したジミーちゃん・・・中学に入り、母が近所の美容院でよからぬ噂を聞いて帰ってきた。ジミーちゃんが評判の良くない不良グループに入っているというのだった。私は母を責めたりせずに、一言真面目な口調で異議申し立てをした。
 「私に対して、ジミーちゃんは昔とまったく変わらずに接してくれる。ジミーちゃんが変わっていないのだから、私も変わるつもりはない」
 母は私の気迫に負けた。
 「そうよね。ジミーちゃんはいい子よね」それ以上何も言わなかった。そしてジミーちゃんはずっと変わらずにいてくれた。

 インベーダーゲーム・・・それぞれ別々の高校に上がって以来、めっきり話す機会が減ったなぁと感じていたある日の夕方、珍しくジミーちゃんが私を呼びにきた。そして、近所の喫茶店に私を連れていくと、アルバイトでお金が入ったからと私に飲み物をおごったばかりでなくインベーダーゲームまでやらせてくれた。
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 「みーちゃん、うち今度引っ越すことになったから」
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 「え?」
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 「来週」
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 「嘘」
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 「ほんとだよ」
 ぴゅーん、ぴゅーん、ぴゅーん・・・・
 ゲームなんかとっくに放棄していたくせに、画面から顔を上げることが出来なかった。
 その晩、ふとんをかぶって泣いた。
 話す機会が減ってもずっとそばに、ずっと自分の身近にいてくれると思っていた。歩いてすぐの場所に。幼なじみはそういうもんだと勝手に思い込んでいた。
 ジミーちゃんが越して向かいの家が空き家になった。夜になっても灯りがともらない、真っ暗な窓を見るのは寂しかった。けれど、何カ月かしてその家に灯りがともったのを確認したら、ますます悲しくなった。ジミーちゃんが二度とあの家に戻ることはないという警告灯に思えたからだった。

 お菓子作りが得意でしっかり者だったジミーちゃん。
 今頃、どうしているかなぁ。。。
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by vitaminminc | 2007-05-15 18:01 | Comments(0)

チャリン小咄

b0080718_16055100.gif 年々自転車が絡む交通事故件数が増加の一途を辿っている。自転車と衝突して亡くなる被害者も増えている。こうした事態を重くみた警視庁が13日、自転車の取締りを強化することを発表。

 去年、自動車免許の更新に行って初めて知った交通ルールに、「歩道での自転車走行」というのがあった。左上のような標識のある、自転車と歩行者専用歩道では、自転車はどのように走行すべきかご存じだろうか? 
 正解は、歩道内では進行方向に関係なく、常に自転車が車道側を走るである。
 恥ずかしながら私はこのルールを知らなかった。これまで交通安全教室には何度も顔を出してきたし、自動車免許の更新回数だってベテランの域に達しつつある。なのにどういうわけか、コレについては知らないまま素通りしてきた。生まれ育った東京下町には、自転車も歩行者も通行可といった幅の広い歩道などそもそも皆無だった。この地に住むようになってからも、歩いているか車を転がしているかで、自転車に乗る機会があまりなかった。何かの機会に「自転車の交通ルール」について説明されたとしても、目を開けたまま寝ていたに違いない。
 そんなわけで、自転車通勤を始めるようになってからも、前述の正解を知るまでは、私の中では別のルールがまかり通っていた。つまり、道路交通法に規定されているように自転車は「軽車両」。ゆえに歩道内でも進行方向に向かって歩行者が右、自転車が左。バカ丁寧にも、‘視覚障害者用の点字ブロックの左側’を走ることを自分に義務付けていた。大きな誤解であった。
 
 だが、向こうからやってくる人&自転車、こちらから向かっていく人&自転車の道筋が区別されていないので、仮に全員がルールにのっとって正しく歩行&走行したとしても、人と人、自転車と自転車が、絶えず鉢合わせになりはしないか。おまわりさんの説明を聞きながら、私の頭の中ではそんな疑問符が踊ってもいた。

 ある朝、私は意識的に「車道側」を走ることを試みた。これがまた、走りにくいったらないのだった。第一の理由→ちょっと前の私同様、歩道の右側を歩きたがる人がたいへん多い。こちらが最徐行して、歩道の右端を歩く人の脇を走り抜けようとすると、こちらをチラッと見るその顔には必ずと言っていいほど‘自転車のくせになんで右寄りを走るんだ?’と非難めいた色が浮かぶ。これではどっちが正しいのかわからない。5分も走らないうちにいつも通りの走り方=基本的に歩道の左側を走るマイ・ルールに切り替えた。

 あ、そこのおばちゃん。自転車走行可の歩道でもね、歩行者に対してベルを鳴らすのはルール違反だそうですよ。歩道では歩行者優先。自転車は黙して徐行。

 しかしこの世の中、知らないほうが物事がスムーズに流れるってこと、案外あるんだなぁ。
by vitaminminc | 2007-05-14 17:29 | Comments(2)
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 仕事から戻っての遅い昼食。何気なくつけたケーブルテレビでちょうど放送されていた映画は、1999年度公開作品、ビートたけしの「菊次郎の夏」だった。
 途中からだったので、少年とたけしがどういういきさつで一緒にヒッチハイクの旅をしているのかもわからないまま、ついつい見始めた。映画を途中から観るなんてことは私の性格上あり得ないのだが、そのとき目にした映像には、たいへん強い引力があった。
 場面はヒッチハイクで世話になった若いカップルとの別れのシーン。田舎道におろされたたけしと少年。一本道の端に佇み手を振っている。二人の心もとない姿が、去り行く車のホイールの中心に小さく映っている。そして、徐々に回り出す──たった数秒のシーンだったが、ホイールの二人に引き込まれ、そのまま最後まで‘同行’した。ラスト近くでは『ぽろッぽろッ』 と漫画みたいに右目から一粒、左目から一粒、大粒の涙をきっかり2滴だけこぼした。そばにいたムスコが黙ってティッシュを一枚差し出すのを、「はぁ・・・」と溜め息をつきながら受け取った。
 
 この作品、他の北野作品に比べ海外評価はあまり高くなかったようだが、その分ニッポン人にしかわからないであろう魅力に富んでいる。
 離れ離れにくらしているという母親に会いに行く少年。そんな小学3年生の旅に同行する羽目になった男(たけし)。辿り着いた先で男が目にした─少年の母親が、すでに別の家庭を持っていることを知った─瞬間に見せる表情が何ともいえず心に沁みる。粗野で不器用な男が、傷ついた少年の心と同化したかのような目をする。同時に少年に真実を知らせまいとする父性本能剥き出しの、決意が混在した悲しい光。心底、凄い役者だと思った。
 また、随所に見られる垢抜けないまでの‘間’。実はこれ、ラストの突き抜けるような夏空への序章なのかもしれない。偶然ではなく計算された‘間’なのだとしたら、やっぱり凄い監督だと思う。
 
 最後の最後に、少年が「おじちゃん、名前なんていうの?」と聞く。たけしが振り向きざまに、ぶっきらぼうに言う。
 「菊次郎だョ、バカヤロー!」

 「菊次郎」というのは、たけしの実父の名前だそうだ。(以下、プロダクション・ノートより)─小さい頃は「おやじがいると一気に家庭が締まる」存在だったが、「最近になって、孤独だったんだって思うようになった・・・自分の思っていることを素直に出せないだけ。」 だからこそ家族で夏休みを楽しく過ごすことはしないし、できない、そんな不器用で照れ屋な男性の代表として名付けたのだという。 映画の中では、正男(少年)の旅のお供だったはずの菊次郎が、自分の夏休みを楽しんでしまう。その楽しみ方の半分は、父親と過ごした遠い夏の日の想い出で、残りの半分は望みながら果たせなかった夢の現実として描かれている。
 
 いつしかかつての父と同じ年齢になり、父の‘孤独’を解するようになったたけしさん。
b0080718_1075659.jpgそんな男の私的で詩的なメッセージが、
「菊次郎だョ、
バカヤロー!」

・・・・・この言霊、耳に残る。
 
by vitaminminc | 2007-05-12 10:48 | Comments(0)

五月病か?

 何だか「新入生」とか「新入社員」とか「新婚さん」とか「新米ママ」から遠ざかったせいか、五月病という言葉は私の中では死語になっていたように思う。
 だがこの気だるさは何なんだ?

 GWの後半は、狂った生活リズムを元に戻すためのリハビリに充てたかったのに、悲しいかな、仕事に出た。狂った生活リズムのまま日常生活を送るのは大変疲れる。ヒップホップを聴きながらお経を唱えるようなものだ。無理が生じる。

 一昨日と昨日は夕方になると睡魔に襲われ、ナルコレプシーのように寝床に倒れこんだ。かけておいたはずの目覚ましはいつの間にか解除され、昏々と夕寝すること3時間。それでいて夜は夜で、21時も過ぎる頃になると、またもや性懲りもなく瞼が落ちてくる。──これが二日間続いた。
 今日も同じ現象が起きたなら、私は間違いなく若返りしているはずだった。成長ホルモン放出中の若造であることを証明できるはずだったのだが、あいにく今日は「眠くて眠くて仕方がない」という状況には至らなかった。ただ齢相応に、‘無理がきかなくなった虚しい疲れ’を感じるだけだった。

 昨日はそんな3時間夕寝をムスコが斬りにきた。ムスコに起こされなかったら、私はその二倍は寝ていたかもしれない。グニャリと起き上がり、開かない目をこじ開け、遅過ぎる買い物に出た。途中歩きながら寝ないように、ムスコを伴って外に出た。
 雨上がりの夜空を見上げ、ムスコがこんなことを言った。
 息「7月7日にさぁ、織姫とウメボシが出会うってホント?」
 私「ウメボシじゃないでしょ、彦星でしょ」
 息「そうかぁ(笑)えぇと、その彦星とオリガミだけど、天の川だよね? ムササビだっけ? なんか変な名前の鳥に・・・」
 私「ムササビは鳥じゃなくてケモノ(←「カササギ」が出てこない)・・・いいじゃない、スワンで(←いい加減でズボラな教え)。天の川の片方の岸にオリガミがいて、もう片方の岸に彦星が・・・」
 息「ママ今、オリガミって言った?」
 私「ゃや! 何でこーなるねん!」 
 息「ウメボシオリガミだって! いったい何の伝説だ?」
──ダメだこりゃ。

 我々五月病親子は、あひゃひゃ♪と笑いながら、二人して5月の生まれたての夜空を見上げた。そして見えもしない天の川の両岸に、いるはずもないオリガミとウメボシの姿を探したのであった。
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    ↑「織姫と彦星が出会うまち」(大阪府枚方市・交野市のHPより)
by vitaminminc | 2007-05-07 22:13 | Comments(2)
 「ママー!」
 昨晩9時過ぎ。ムスコが階段の踊り場で、それこそ踊り出しそうな歓声をあげた。
 何事かと階段を上がっていくと、踊り場にしゃがみ込んだムスコが満面に笑みを浮かべて飼育ケースを指差している。 
 「コクワが、出てきた!」
 なんとなんと! ムスコが大切に育てているコクワガタが、冬眠から覚めてゼリーに顔を突っ込んでいるではないか。
 「ぅわ! かっわいい♪」
 「オレ最初ゴキブリがいるのかと思って焦っちゃったョ」
 ムスコはそう笑って、機嫌よく枯葉に霧吹きをかけた。コクワガタにかからないよう気遣いながら。

 越冬はこれで2年目だ。去年の春は、4月19日に冬眠から覚めた。「4.19」なので、わたしとムスコはその日を「飼育記念日」と呼んだものだ。
 ところが今年は飼育記念日を過ぎても一向に冬眠から覚めない。昨年より暖冬だったにも関わらず、お目覚めが遅れていた。
 コクワガタは幼虫から飼い始めたわけではない。店で初物の若い成虫を買ったわけでもない。二年前の夏、登校途中にアスファルト道路にはりついているのをムスコが保護して、家に連れ帰ったのだった。
 正確な齢がわからないだけに、「寿命」も視野に入れながら見守っていた。もしかしたら去年の越冬が、すでに‘二度目’だったのかもしれない。だとしたら、今年はもう会えないだろう。そんなことを思いながら、
 「でも飼育ケースの中身を片付けるのは、ゴールデンウィークが過ぎてからにしようね」
 とムスコが落胆する顔を見るのが辛いので、「確認」する日を先延ばしにすることばかり提案していた。
 「冬眠から覚めたらすぐに食べられるように、新しいゼリーを入れておいてあげなよ」
 こんなことを言った一昨日などは、口にしたあとでにわかに落ち込んだ。エサ入れにゼリーをあけて、「ちょっとナナメっちゃった」と笑うムスコがいじらしく、自分が残酷なことを指示したような気がして、ひどく感傷的になってしまった。言葉とは裏腹に、ほぼ「寿命」を確信していたからだ。
 けれどムスコは違った。「きっとまたコクワガタに会える」と信じてカップゼリーのフタを剥がした。そういう純粋な気持ちが寿命を払い除け、コクワガタを復活させたような気さえする。

 体長わずか21ミリ。本当に小さい。ゼリーを入れたエサ入れに頭を突っ込んでいる様子は、エサを食べているというよりダイビングした瞬間の静止画像のようだ。記念に写真を撮ろうと思って電気をつけたら、あわててエサ入れの中に全身を隠してしまった。ゼリーで溺れたらどーすんの?

 今年も元気な姿を見せてくれてありがとう。去年ムスコは「五十嵐くん」なんて呼んでいたけれど、今年はなんて呼ぶのかな。
 感謝の気持ちを込めて、ママはキミに漢字の名前を進呈しようと思う。
 「刻和」くん─なんてのはどう?
 小さな身体に大きな命。キミはオカンとボクの心にみをんでくれるから。
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by vitaminminc | 2007-05-01 17:52 | Comments(5)

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