菩薩と阿修羅

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福耳の浅田真央ちゃんが菩薩なら、目ヂカラのキム・ヨナは阿修羅かなぁ。




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なんてことを考えていたら、やはりみなさん、感じるところは同じのよう。インターネットで調べたら、私よりもっと酷似している画像を発見↓↓↓
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お見事。真央ちゃんが国民に愛されるのは、エレガントな銀盤の舞いだけではないですね。弥勒菩薩さまに似ている顔を見るたび、我知らず癒されてもいるからです。

キム・ヨナと浅田真央の頂上決戦。それぞれの演技の中に、私は阿修羅と菩薩を見た気がするのです。お二人に、合掌。
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by vitaminminc | 2010-02-27 18:06 | Comments(6)

いと肉し

・品名「ハチノスの辛味噌焼き」

    ①仕込みでハチノスを、1口サイズに切る。
    ②30分煮込む。
    ③辛味噌を混ぜる。

 Aハチノス・・・0.1kg 単価1000円 材料費100円
 B辛味噌・・・・0.02g                 0円
  小  計・・・100.3円 
  売  価・・・480円
  原価率・・・・20.90%


・品名「ネギ塩豚ロース」

    ①ロースを1枚、20gにスライスする。
    ②↑を細かく切る。材料A~Gを混ぜてネギ塩を作る。

 A豚ロース・・・0.1kg 単価600円 材料費60円
 B長ネギ・・・・・・1本      50円     50円
 C味塩・・・・・・・少々
 Dコショウ・・・・・少々
 Eごま塩・・・・・・少々
 F醤油・・・・・・・少々
 Gわさび・・・・・・少々
  小  計・・・110円
  売  価・・・580円
  原価率・・・19.02%


 掃除をしていたら、部屋の隅から上記↑のとおり、簡潔かつアバウトなレシピ(?)が出てきた。昨年晩秋の晩、FAXで我が家に届いたものだ。原価率が出ていることから、業者向けの文書であることがわかる。
 入手が困難なハチノスがメインでは、ウチで作るわけにもいかず、
 「どないせーちゅーんじゃい!」と苦笑した。

 ウチの固定電話の番号には、「29」という数字、つまり「肉」という魅惑的な単語が入っている。しかも、4桁の語呂合わせによって生まれる言葉が、肉を扱う者にとっては大変縁起がよい。

 何年か前には、業者向け「肉の祭典(仮称)」の特設会場の案内パンフに、間違ってウチの電話番号が載ったらしい。開催前と期間中は、日に何本も「肉の祭典ですか?」という間違い電話が入って閉口した。

 そう言えば、今年はまだ迷子の肉便りが届かないなぁ・・・なんて思っていたら、こちらの心を読んだみたいに、待ってましたとばかり、ついさきほど間違い電話が入った。

 「△△ホルモンさんですか?」
 「いえ、こちら個人宅です」
 「あ、間違えました、どうもすいません!」

 なんか、肉を焼く、じゅーじゅーいう音が聞こえて来そう。。。
 今夜は肉でも焼こうかな、タレはやっぱ、ネギ塩かな。。。
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  ※ ↑写真はイメージ妄想です。
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by vitaminminc | 2010-02-25 16:19 | Comments(2)

えっ!? と驚く越冬野郎

b0080718_1765277.jpg憂鬱には、2種類あると思う。
即ち、精神的憂鬱と、物質的憂鬱。
前者は気持ちの切替によって解消し、
後者は存在がなくなることによって解決する。

今、うちのダイソンの腹の中には、1匹の生物が存在している。
コイツが、圧倒的な存在感によって、この上なく私を憂鬱にさせる。

昨日の晩、雨戸シャッターを閉めた後に、居間で発見した。
間違いなく、外部からの侵入者だ。
猫の眠眠が、天井をガン見していた。
嫌な予感と共に、視線の先を辿ったら、ソイツが居た。

私も2人の子どもも、最初はソレを蜘蛛だと思った。
大きな黒い蜘蛛だと疑わなかった。

ところが、ソイツは突然宙を飛んだ。
意表をつかれた我々は、同時に悲鳴を上げた。
私とムスコは、すぐにソイツが蝿であることに気づいた。
パニック度が高かったムスメだけが、いつまでも絶叫していた。
五月二月蝿い!」
私が制しても、半泣き状態でうわ言のように叫び続けた。
「蜘蛛がっ、蜘蛛がっ、飛んだからっ、蜘蛛なのにっ、蜘蛛なのにっ、飛ぶからっ」(←蝿なんだってばョ)

フットワークのいいムスコがダイソンを抱え、再び天井に止まったところを長い鼻の先で吸い取った。
すかさず私が鼻の穴をガムテープで塞ぐ。
ようやくムスメが静かになった。ヤレヤレ・・・。

ムスコ「いつまでこうしておくの? もう1回スイッチ入れて回転させる?」
私「いや、このまま兵糧攻めにするしかないでしょう」
ムスメ「ははは・・・」(←泣き笑い)

夜が更けても、蝿は元気らしかった。
ダイソンのシースルーの胴体を確認したムスコが、「中で悠々と歩いてる」と報告した。
その後は眠眠が引継ぎ、ダイソンの胴体の横に張り付いて動かなかった。
眠眠が動かないということは、蝿の方は動いていることを意味していた。

一夜明けた今日、眠眠はダイソンに目もくれない。
蝿は、もはや動くことを止めたらしい。
それでも油断は禁物だ。
まだまだ、処理するにはまだ早い。

ところで、いくら温暖化が進んでいるとはいえ、おかしくはないか?
2月に蝿を目撃するなんて、夢にも思わなかった。

気になって調べてみたら、蝿の中には越冬するものもいるという。
成虫のままの姿で、朽木や土の中で冬を越すらしい。
豆しばの
「豆知識」みたいで、できれば知りたくなかった気もする。

ちょいと気温が上がったものだから、うっかり出てきてしまったのだろうか。
飛んでウチに入る冬の虫。
ムスコに、ダイソンの腹を外から探らせたが、透明の胴体部には、もう姿が見当たらないという。

長い長い鼻の中を、テクテク歩いて移動したなら、今頃はガムテープの粘着面か。
ガムテープを剥がすときは、相当勇気が要るだろう。
万が一に備え、ダイソンを抱えて(うへぇ~)外に出て剥がすとするか。

あんな小さな体で(←蝿としては横綱級)こんなに人の気を滅入らすなんて。。。
蝿の中でも、生え抜きの越冬野郎に違いない。
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by vitaminminc | 2010-02-22 17:43 | Comments(6)

<ご注意>タイトルからもおわかりの通り、決して爽やかな内容ではありません。気分を損なう恐れがありますので、お食事前の閲覧はお控えくださいませ。

 「朝からそんなことで文句を言われるなんて、心外だな!」
 ダンナが、最後ッペを放ち、プッと…ぃゃプイッと家を出て行った。相変わらず気の短い男だ。私だったら一生口にしそうもない熟語を会話に用いるのも癪に障る。

 「お~ぃ、出たぞ~」
 朝刊を手に、ダンナが暢気にトイレから出てきた。
 「(もう)遅いよ!(トイレが)長いよ!」
 と、半ば冗談まじりに私が叫んだのを、冗談が通じない石頭のダンナが真に受け、怒り出した。
 「何だよ!」
 それはこっちの台詞だ。朝から怒るこたねーだろ。めんどくせーヤローだ。私も受けて立った。ダンナの遅くて長い罪が招いた被害について、詳細を説明してやるしかない。
 「パパがトイレから出るのを待ち切れなくて、ムスコは仕方なく庭の花壇に立ちションしたんだからね!」
 その花壇には、かつてひまわりが咲いていた。夏空をつかむ勢いで、黄色い花を咲かせていたのだ。
 「何だよ!アイツはオレの前に入っていたんだぞ。なのになんでその時にちゃんと全部済ませておかないんだ!」
 「子どもなんて(必ずしも大小同時に出せるわけじゃないのだから)そんなもんでしょ。今日はムスメも具合が悪くて、トイレに入りたがっていたのに…」

 ここいらで、都合よくダンナの出勤時刻となった。くだらない喧嘩を続行させずに済んで何よりだ。そしてダンナは、冒頭の捨て台詞を吐き捨てると、激怒モードのまま出勤したのである。

 ダンナは、毎朝7時に起床する。長かりし独身時代の悪しき生活習慣「朝食抜き(朝ごはんを食べることはオレにとって大変苦痛)」を改善できないまま現在に至り、7時に起きてから出勤するまでの30分間の内、なんと15分間もトイレに籠城する。これが、決まった時間―例えば毎朝必ず7時10分から25分までの間とか、7時15分から30分まで―毎日定刻どおりならともかく、そうではない。ダンナだってベン・E・キングを思い浮かべた時が籠もり時なんである。
 運良く子どもたちが用を済ませた後で入ってくれれば問題ないが、日によってはタッチの差で子どもたちより先に入ってしまう。こうなると、ベン・E・キングを思い浮かべながらトイレのそばでスタンド・バイ・ミーしている子どもたちは悲劇だ。特に、家を出る時刻がダンナとほぼ同じムスコにとっては悪夢である。ベン・E・キングとの闘いのみならず、時間との闘いも強いられるからだ。
 いつもは子どもたちには、とにかくパパより先にトイレに入るよう注意を促すくらいで、ダンナに文句を言うことはなかった。が、その朝は、不憫なムスコの哀れな告白「もう学校に間に合わないから、庭でしてきちゃった」を耳にしたのと、ダンナが悠長に、朝刊なんか持ってトイレから出てきたのを目にしたのとが重なり、黙って見過ごすわけにもいかなくなった。
 朝の忙しい時間帯に、15分間もトイレを占領するなど言語道断、迷惑千万、便意喪失である。それでも人間が出来ている私は、怒りを最小限に抑えると、漫才のツッコミ口調で「おせーよ」「なげーよ」と明るくコミカルにヤジを入れたのだ。が、相手が悪すぎた。便も硬いが頭も固い。
 けっ、何が「心外だ」だ。新聞なんか持ってトイレに入る時点で、貴様はベンに負けている。敗北を宣言したも同然ではないか。そんなことだからベンに居直られるのだ。

 前に、新聞で読んだ医療コラムによれば、「便秘気味の人はよくトイレに本を持ち込むが、あれはかえってよくない」そうだ。医学博士が言うことにゃ、用を足すにも『集中力』ってもんが大事らしい。何かに気を取られながらでは、排便時に必要な身体能力がスムースに機能しないということらしい。
 だが、どうせ愚妻がこうした豆知識を披露したところで、耳など貸すダンナではない。うちの亭主は超関白。子どもたちも、
 「パパ、なるべく早く出てくださいぃぃぃ」
 と一度は訴えるものの、その後ドアをドンドン叩いてみたり、何度も哀願したりすることはない。あまり急き立てると、
 「何で先にトイレに入っておかなかったんだ!」
 と逆ギレされることがわかっているからだ。
 キレてる暇があったら先にベンを切れ。アホでない限り、長便くらい自覚しているはずだ。ならば自分がトイレに入る前に、子どもたちに、 一言声をかけてあげたらどうなのだ。
 「オレ様は今からトイレに入る。まだトイレに入っていない者は、ただちに用を済ませよ」
 
 ベン・E・キングにゃ舐められ、愚妻にゃなじられ、超怒りモードのダンナ。そして、ショーペンハウアーに屈服して、ひまわりの花壇にマーキングするしかなかったムスコ。
 野郎2人が家を出て行き、静寂が訪れた家の中で、顔を蒼くしたムスメが幽霊のように目前に現れた。
 「ちょっとぉ、聞いてよ、パパがなかなかトイレを空けてくれないもんだから、ムスコったら…」
 私が、ダンナの長便のせいでムスコが庭の花壇で用を足す羽目になったいきさつを話すと、表情も変えずにムスメが答えた。
 「私はとうとう我慢の限界を超えた。パパが出てくるまでとてももたないとわかったから…」
 花の女子高生が、遠い目をして淡々と語る内容に、私は衝撃を覚えた。嘔吐に備えて用意していた、底に新聞紙を敷いたポリバケツを抱え、浴室で用を足したというのである。
 我が耳を疑った私は、何度もムスメに聞き返した。
 「…吐いたんだよね?」
 「いや違う」
 「…小?」
 「いや違う」
 哀れ、ムスメは浴室で、ポリバケツを緊急時のポータブルトイレとして使用せざるを得なかったのである。よく見ると、ムスメの手には、胃ではなく腸の内容物を処理したとおぼしきレジ袋が、うなだれたようにぶら下がっていた。
 胃腸炎かと心配していたが、幸いムスメの落とし物は非常に処理しやすく健康的シロモノだったようだ。自ら冷静に事を成し遂げたムスメの顔には、一種の諦めにも似た余裕が感じられ、神々しくさえあった。 

 それにしても、ムスコは庭で立ち小ベン。ムスメは風呂場でなんとやら。この事態を異常と言わずになんと呼ぼう。
 やい! くそオヤジ! 半野生児のムスコはまだしも、箱入りムスメをこんな目に合わせたことを、少しは肝に、ぃゃ腸に銘じろってんだ! そして、腸は短く、気は長くをモットーに、便通が悪い分、冗談くらい通じる頭になってみろや。

 家を建て直す時に、2階にもトイレを設置するか否かでしばし悩んだ。結局、知人宅の「トイレは1箇所で十分よ❤」説を採用、その分ホールを広くしたことが、今では悔やまれる。
 レット・イット・ビー…なるようになっている。が、果たしてこれでいいのか。

 ☆すべての享楽と、すべての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。──ショーペンハウアー
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by vitaminminc | 2010-02-06 16:17 | Comments(6)

風は右から吹いてくる

ムスコは夢の荒野でいつも右から風を受けるらしい。

その朝も、思い切り右から風に吹かれている髪型で起きてきた。

「ふう・・・」と抑揚のない溜め息を一つつくと、スローモーションで床に寝そべってしまった。

「何やってんの。早く着替えて朝ごはん食べちゃいなさい」

「なんか、食べられそうにない。ムカムカする・・・」

「え!?」育ち盛りで、「腹減った」が口癖のムスコとは思えない、弱弱しい言葉。

これまでインフルエンザで学級閉鎖になろうが、ムスコだけは感染しなかったというのに。

前日は、社会科見学(国会議事堂+江戸東京博物館)だった。

東京の毒気に、いや、都会の空気に負けたのだろうか。何しろ田舎っぺだからのぉ。

「ちょっと顔を見せてみ」ヨロヨロと上体を起こしたムスコの顔を見て、私はギョッとなった。

血の気が失せると蒼白するのが普通だが、地黒のムスコの顔色は、黄土色に近かった。

熱を測ったところ、37.3℃ほどあった。微熱だったが、これから上がっていくに決まっている。

学校を休ませて、様子を見ることにした。自室で昏々と眠り続けた。幸い、胃腸炎ではないようだ。

昼前に体温を測ったら、38.5℃になっていた。

「インフルエンザかもしれないね。午後お医者さんに行こう」

2階の窓から飛び出さないよう(?)、ムスコを1階の居間に移動させた。

ムスコの額に冷えぴたを貼り、後頭部を氷枕で冷やしてから、近所のドラッグストアに走った。

ポカリ系飲料とベビーフードとゼリーを買ってきた。

「何も食べたくない」というムスコに、水分補給だけは小まめに行い、3時前に医者に電話を入れた。

「──それでは、普通の出入り口から入ってよろしいんですね?」

新型インフルエンザの疑いがあっても、特別扱いは解除されていることを確認。

冷えぴたをおでこに貼ったムスコを車に乗せて、かかりつけの小児科に連れて行った。

「今は季節性のインフルエンザはまったくといっていいほど流行っていないので、おそらく新型でしょう」

と医師は言った。先々週、確かにムスコのクラスは新型の子が何人も出て、学級閉鎖になった。

みんなが治った頃に新型にかかるとは。

「リレンザを出しておきますね。それと、熱は──」

「家を出るとき、すでに39.5℃まで上がっていました」

「一応解熱剤も出しておきますね。あ。キミ、体重は?」

「43キロです・・・」と超超細身のムスコが答える。

診察を終えたムスコが、医師の前の椅子から立ち上がった。

「あの、先生」と私はすかさず医師に相談した。「万が一私が新型にかかってしまった場合なんですけど──」

わが家では車を運転するのが私しかいない。その私が倒れたら、私はどうやって医者に来ればよいのか。

「ムスコさんの解熱剤の残りを飲むといい。あ。お母さん、体重は?」

「××キロです・・・」と私が答える。

医師はしばし宙を見てから言った。

「ならお母さん用の解熱剤も出しておくから、それ飲んで熱が下がっている間に急いで受診するしかないね」

ムスコの体重に合わせて処方した解熱剤は、余分3兄弟を内蔵した私には効かないらしい。

b0080718_15255994.jpg横の寝台に、熱で立っていられなくなったムスコが座り込んだ。

ロダンの「考える人」そっくりのポーズで、頭痛を堪えている。

彫刻になったムスコを促して、診察室を出た。
b0080718_1537335.jpg高熱でフラフラしているムスコが、待合室に設置してある身長計に乗った。

「(そんな身体で)身長測るの?」

ムスコの頭の上に、目盛を下ろしながら呆れる私に、

ムスコは無言で背筋を伸ばす。

朝より2℃も体温が上がっているムスコの頬は、真っ赤。

顔だけ見るとまだまだあどけない。

なのに身長は、165.2cmもあった。

1月はじめに測ったときより2cm近く伸びている。

12才のくせに、なんかデカッ!


小柄な私のDNAが、いつしゃしゃり出てくるかと気が気でない。

毎日牛乳に混ぜて飲ませている「セノビック」(ロート製薬)効果だろうか。

薬をもらって駐車場に向かうわずかな距離。フラフラしているので、腕をつかんで歩いた。

私より10cm以上も背がでかいムスコと並んで歩く影法師は、親子逆転。

20代だったら同じ体重だったのに、と心の中で舌打ちする。

駐車場の砂利の上にスニーカーを脱ぎ捨てて後部座席に乗り込んだムスコ。

「やっぱ熱のせいで、頭がおかしくなってる」スニーカーを拾い上げながらフッと笑う。

若いというのは恐ろしい。40℃近い熱があるのに、一応自力で歩いて、自分の奇行にも気づくのだから。

私だったら腰が抜けて、魂も抜けて、とても歩けやしまい。


丸1日発熱した後は、特効薬がよく効いて、翌朝早くには平熱に戻った。当然食欲も。

前日はイチゴ1粒にりんご1/8個。ぶどうのゼリーとメロンシャーベットしか食べられなかったムスコ。

温めたベビーフードを一口食べて、「まじー」と言った。「味しねー」

あじしおを少しふりかけて、「コレなら食べられる」と4つ平らげた。

「でもなんで奥さん、こんなもん買ったの?」

いつもは子どもが寝込んだからといって、ベビーフードを買ったことなどない。

たまたま目についたら、(パッケージの赤ちゃんの絵が)可愛くなっちゃって、つい買ってしまったのだ。

「食欲ないっていってたし、コレなら食べられるかな~と思って」

「でもこんなんじゃ足りないよ~。腹減った~」

その晩は、薄切りにした鶏ささ身に梅干を巻き込み柔らかく煮た梅味の肉だんごと大根のおじやを作った。

どんぶり一杯、ぺろりと平らげた。

今朝から学校に復活したムスコ。(実際は30日から昨日までウンザリするほど元気だった)

通学路に旗振り当番で立っていた私に、班長として先頭を歩くムスコが、妙な挨拶をしてきた。

「朝のおつとめ、ご苦労さんでございます」

何言ってやがる、エラそうに。風が右から吹いてるような寝癖を安全帽の下に隠してるのを私は知っている。

でも、いつもなら恥ずかしがってオカンに挨拶なんか寄越さない。チラッと見てコクッと頷き通り過ぎるだけだ。

熱にやられて、「考える人」にもなって、少しはオカンのありがたみがわかったのであろう。ふはは。
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by vitaminminc | 2010-02-02 16:09 | 子ども | Comments(4)

日々の暮らしに「ん?」を発見
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