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観劇して感激

 日本の伝統芸でありながら、一生観ることなく終わるであろうと思われた歌舞伎。
 母の「観てみたいワ」の一言で、鉛よりも重い腰があっけなく上がった。

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 演目は、泉鏡花の「天守物語」。
 主演の富姫は、私の高校時代からすでに絶大な人気を博していて、今も変わらぬ美しさの坂東玉三郎。その相手役に、ワイドショーを賑わせた、悪酔いが玉に瑕の市川海老蔵。ほか、テレビでもお馴染みの中村勘太郎や中村獅童など、歌舞伎に真っ暗闇の私でも知っている有名どころがズラリんこ。
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 いや~、面白かった。
 悲恋物でありながら、ふとした台詞にユーモアというかフモールというかエスプリというか(全部おんなじやん)諧謔的要素が散りばめられていて、何度も「ふっ」とか「くすっ」と品のよい笑いを誘うのである。勘太郎さまなんか台詞も言わぬうちから密やかな笑いをとっていた。

 それに、鍛え抜かれた玉ちゃんの声。艶があってハリがある。モーゼの十戒のように、劇場の空気を割って脳幹まで響き渡る。耳が遠くなった母にも大変よーく聴こえたそうである。
 
 この物語の登場人物、前半は女性のみ。だから、思わず対極にあるよな(?)宝塚を意識してしまった。
 「古典・男・静・歌舞伎」⇔「現代・女・動・宝塚」

 常に最高のアングルを保持できる、スーパービュー特等席で観劇することができた。
 海老蔵のまばたき。獅童の額に光る汗。躍動感あふれる獅子の毛並み。
 典雅なることこの上なし。

 早朝やシルバー割引対象外。老若男女問わず一律2000円。
 映画にしてはお高いが、生で歌舞伎を観ることを思えば激安特価。

 ハイ、お勧めでありんす。シネマ歌舞伎─「天守物語」。
 
 
by vitaminminc | 2012-01-29 14:47 | Comments(6)

夢ムスメと現ムスメ

 まだ2チャイくらい。かわええムスメが、私の背にぴとっと張り付いている。

「ぅわぁ~。ムスメはあったかいなぁ~。キモチいいなぁ~。ホントあったかいなぁ~」

 目覚ましの音に驚いて、猫の眠眠が布団から飛び出した。

 と、同時に私の背のぬくもりも消えた。

 眠眠が見せてくれた、はかない夢であった035.gif


 

 熱めの湯に浸かる。

 気持がよくて、思わず溜息が出る。

 洗面所で歯を磨いていたムスメが、突然爆笑。

「あっはははは、今の、奥さんだよね・・・」

「そうだけど?」

「バッファローのうめき声かと思った・・・ぁひゃひゃひゃ」

─うるちゃい。これが現実。

 あの、小さくてやわらかくてあたたかいいきものだったはずのムスメはいずこへ・・・021.gif
by vitaminminc | 2012-01-22 21:40 | 子ども | Comments(2)

心霊筆記か?

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 16日の朝。
 キッチンに入ると、冷蔵庫に備え付けてあるホワイトボードに、何やら面妖なる文字が書かれていた。
 夢の話思い出せ
 上部の欠けた画像となっているが、実際は、これの一行上に、ムスコの名前も書いてあった。まるで呼びかけるがごとく。

 ムスコの字は超汚い。美しいニッポンの文字を愛して止まない母の子とは思えぬほど、ものすごくキタナイ。頭にくる。
 が、ホワイトボードの文字は、汚いことに変わりはないが、どうもムスコの字ではないようにも感じた。無論ムスメの字ではないし、ましてや私であろうはずがない。

 売れ残りの魚のように錆びた色の目をこすり、絶壁に張り付いた海草そのものの寝癖頭でおりてきたムスコに、
 「これ書いたのムスコ?」と聞いた。
 「知らない。夢の話? 思い出? 思い出せ? 何コレ」
 後から起きてきたムスメにも一応確認してみた。
 「知らないよ。どうせムスコが書いたんでしょ」
 「え? オレ知らないよぉ」

 その結果、家庭内的にはムスコが書いたものと断定され、本人もたぶんそうなのだろうと思ってはいる。しかし、本当に記憶にないのだ、と言う。心底気持ち悪がっている。

 そもそも、なぜそんな言葉を知らない間に書いたのだろうか?

 ムスコには若干夢遊病(1)の気があり、またかつて瞬間的にイタコ(2)になった実績もある。

(1)ふと目覚めたら、真夜中に玄関ドアの外に立っていたという経験あり。

(2)父が亡くなった日の帰途、号泣しながら車を運転していた私に、助手席のダンナ(←運転できない)が「大丈夫か?」と不安そうに聞いた時だったろうか。突然、後部座席に乗っていた幼稚園年中組のムスコが、「心配ない。みん子は大丈夫だ」と、およそ4才とは思えないジジむさい口調でキッパリ言ってみんなを驚かせた。当人は自分で何を言ったかわからずキョトンとしていた経験あり。

 「何かのお告げかもよ~。夢を通じて、ご先祖様がメッセージを送ってくれるって話、よく聞くし」
 私が言うと、ムスコは寝癖頭をさらに手でクシャクシャかき混ぜながら、
 「え~~~! 一体何の話だー? 夢なんて、全ッ然覚えてない、超気になるー!」
 悔しがる。

 「(ホワイトボード用の)ペンだって、ちゃんとキャップして、元の位置に戻してるよね?」
 そうして、自分で書いた(ことにほぼ間違いない)文字を、気味悪そうに何度も見直すのだった。
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 ポルターガイスト(ドイツ語で「騒々しい霊」)現象は、思春期といった心身ともに不安定な者の周辺で起きるケースが多いという。そのため、10代の少年少女のストレスや性的衝動といった生体エネルギーが、無意識にPK(念力)を使う形となって顕れ、怪奇現象を起こすのではないかという説もある。

 また、これはあくまでも私個人の勝手な見解なのだが、同じことがインフルエンザ特効薬タミフルの副作用にも言えるのではないかと。死を招くほど重篤なタミフル服用後の異常行動(転落、飛び降り、飛び出しなど)が、圧倒的に12~16才といった思春期に多い、というのは周知のとおり。なぜなのか。

 夢遊病もポルターガイスト現象もタミフル服用後の異常行動も、共通して思春期の少年少女に多く見られ、共通して自制心の利かない睡眠時に起きている。
 余談ながら、去年ムスコがインフルエンザに罹患し、特効薬を服用した際は、人一倍ヤツの看視を強めたことは、言うまでもない。ただでさえ夢遊病の気があるからである。

 ご先祖様。お願いです。何かムスコに伝えたいことがありますれば、今一度ムスコの生体エネルギーを使って、ウィジャボードホワイトボードに書き込んでやってくださいまし。
 できますれば「夢の話」ではなく、具体的な話そのものを・・・。

   わが家のコドモ3匹↓↓↓(画面奥から)テレビにかじりついてばかりいるキリギリス⇒試験10日前から戦闘態勢に突入できるアリの右手⇒アリの勉強の邪魔をするのが大好きなネコ
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by vitaminminc | 2012-01-18 11:12 | Comments(0)

かきぞめ

 若い頃からド近眼だった。
 そのせいだろうか。一目惚れをしたためしがない。つまり、
 一目惚れをしたあげく(A)⇒過剰な愛を注ぎ(B)⇒相手に拒絶される(C)
─という、ホップ・ステップ・地獄とは無縁の生活を送ってきた。
 それなのに、嗚呼、それなのに。
 本日、それを疑似体験した。すなわち、


「キャリー・オーバー4億円!」の宣伝文句にクラッときて、

「1~43までの数字の中から異なる6個の数字を選び、その数字にマークしてください」とあるのに、
8つももマークしてしまい(なんでやねん)、

「数字を6つ選んでいただくものなんですが、8個印がついているので、2個消してください」というマイナス5℃の言葉と白い消しゴムと共に、ロトシックス申込カードを突っ返された。

 背中にマイナス10℃の視線を浴びながら、ゴシゴシと過剰な愛を消す。
 年明け初日に、朝寝坊して会社に遅刻したというのも相当アレだが、本日のほうがあさまし度及びアホ度の点で優っていた。
 ゆえに、恥のかき初めとしてアップさせていただいた。

 「ブログの更新」と「恥の上塗り」─私にとっちゃ、もはや同義語である。

 どうでもいいが、LOTO6の数字はなぜ1~43までなのだろう? 43って、なんかハンパでないかい?

 




 

 
by vitaminminc | 2012-01-16 18:14 | Comments(2)

ムスコの分身

( ・ ◇ ・ )
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/    ω   \

 
すす、すみませんっ 新年早々お下品でっ048.gif

上の顔文字ぃゃ全身文字は、ムスコがPCでチマチマつくり、

姉=ムスメに見せて、自画自賛したものだそうです。アホですな。

文字サイズの相性が悪いのか、なんかココではスカスカしちゃって、

微妙にバランスが崩れるのをどーにもこーにも修正できず、

無念の極みでありますです。もうコレが精一杯。

オリジナルはもっと完成度の高い丸出し小僧に仕上がっています。

オオバカヤローの親馬鹿野郎になっちゃいますですが、

なんかこの↑↑↑チビ、2才頃のムスコを思い出すといいますかね、

無闇やたらと可愛くて可愛くて056.gifぅひゃひゃ♪

今秘かに、私のお気に入りちゃんなんでありますです。ふはは。

なんかムスコ、幼稚園以来のモテ期の周期が巡ってきたのか、

女子からの年賀状の数が、「何が起こったんだ?」くらいスゲーのなんの。

「ムッサン、おもしろすぎ~053.gif」みたいに書かれているとこ見ると、

モテてるのとは、明らかに違うな。

クラスに必ず1人はいる、ムードメーカーお笑い芸人のようで。。。
by vitaminminc | 2012-01-04 21:14 | 子ども | Comments(0)

年頭の挨拶

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あけましておめでとうございんす
  今年もよろしくお願い申し上げんす
老体には「無恥」、老眼には「色眼鏡」
    共に精進してまいりんしょう
 わっちの今年のテーマは、相も変わらず
      「笑い」でありんすぇ
 笑いの門となれたら本望でございんす
みなさまに福が来るようお祈りいたしんす


 初夢は、何やらガッコのセンセー(ベテランの女性教諭)に長々と説教されている、悪に近い夢だった。
 夢見は悪いが、現実は悪いことばかりではない。

 実は、双方のみならず四方八方のスケジュールが噛み合わず、二手に分かれて実家に帰省した。
 すなわち、私の実家へは私とムスメが一泊2日。
 オットの実家へはオットとムスコが日帰りで帰省した。
 ソコまでして帰省を強行した裏には、コドモたちの悲痛な思いが働いたからである。
 数少ない親戚からお年玉をもらう機会を逸してなるものかという、獲らぬ狸の皮算用。
 
 ①身長差25cm近いムスコの体重が、年末年始の暴飲暴食により、ようやく母の体重を超えた。
   ⇒誤解のないように補足すると、健康診断の結果、私の体重は「普通」の範囲内である。
 ②兄貴イチローが、目の前にいない甥(私のムスコ)のお年玉を中二ではなく、高校二年で計算した。
   ⇒間違いを指摘したりしてはあまりにも失礼なので、無論黙って受け取った。
 ③実家のエアコン2台(実母使用)のフィルター掃除をブーブー文句をタレながらも丁寧に行った。
   ⇒その結果、設定温度を4℃下げても十分すぎるくらい効くようになり、エコに貢献できた。
   ⇒また、のけぞるくらいの埃を完全除去したので、コンセント火災を未然に防ぐことができた。
   ⇒同居している兄貴イチローに告ぐ。キミの丸焼けを見ずに棲んだのは、妹のお蔭ぜよ・・・ふっ。

 オットの話では、昨年大手術を無事乗り越えた義母も、元旦から義妹一家と一緒に旅行に出られるまでに
なったという。何よりである。
 そのオットとムスコの世話をするため一泊しかできなかったわけだが、兄貴イチロー一家も出かけてしまい、独り家の前に佇み、私とムスメを見送る母は、ずいぶんと淋しそうであった。
 オットの妹を見習って、春になったら私も母を旅行に連れ出してあげたいな。
 そんなことを思う年明けなのであった。
by vitaminminc | 2012-01-02 10:51 | Comments(2)

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