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炊飯器の耐震強度

ありそうで、意外に実践されないヘマ。

炊飯器なるものを使い始めて早30年。
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やっちまったぜオッカサン。

計量した米を、内釜を外したまま炊飯器の中に。

ザッと音を立てて、入れちまいやした。

まだ計量カップ1杯目だったから良かった。

あ”ッ!! 

と気づいた瞬間、米はすでに釜底センサー剝き出しの炊飯器の中に1粒残らず身投げしてやした。

私の嘆声を聞きつけたムスコが、ワクワクした表情でキッチンにやってきた。

「何、どうしたの?」

「コレをはめる前に、お米入れちゃったョ」

ムスコは愉快そうに笑うと、カレースプーンで釜底の米をすくっては内釜に移してくれた。
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ふだんは家庭ゴミを集積所まで出しに行ってくれる以外、殆ど家事の手伝いなどしない。

しかし、こうした非日常的でバカげたアクシデントに限り、率先して手を貸してくれる。

「アカンな。きりがない」

ムスコは炊飯器をコンセントから外した。

「めんどくせー、もう逆さにしてあけよう」

炊飯器を持ち上げた瞬間、米粒が何粒か床に落ちて散らばった。

「なんだ? 今どこからこぼれ落ちたんだ?」

炊飯器はまだ逆さになる前だ。

炊飯器を持ち上げ、底の部分を確認するムスコ。
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「これはまずいパターンか? とにかく米をあけちまおう」

流し台の上に洗ったままセットし忘れていた内釜に、哀愁を帯びた一合分の米を一気に移した。

そして中の米を取り除いた状態で、炊飯器を振った。

やはり、炊飯器の底にいくつも開いている穴から米が何粒か床に落ちて、あちこちに散らばった。

ムスコは炊飯器の釜底センサーを指で押しながら言った。
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「う~~~んヤバイね、この隙間から入っちゃったよね」

再び炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

炊飯器をシェイクする。

何粒か床にこぼれ落ちる。

「この音からして─」

炊飯器をシェイクする。

「残り4、5粒とみた」

何粒か床にこぼれ落ちる。

「あ、ほんとだ、今4粒落ちた」と私が米粒を拾う。

「あれ? まだ音がするな」

ムスコが炊飯器をシェイクする。

2粒落ちる。

「まだ残ってる」

ムスコの耳の高さで炊飯器が思い切り振られる。

どんなバーテンダーだ(笑)

落ちない。でも音がする。

狂ったように炊飯器が振られる。

落ちないくせに音だけする。

「これだけ振られる炊飯器、この世でこれ一台だぞ」

最後の1粒が落ちた。

「おお、ついに音がしなくなった!」

パ〇ソ〇ックの炊飯器は、地震に強い!

今、自信をもって言える。

その後炊いたご飯は、一層美味しかった。










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by vitaminminc | 2017-08-30 08:46 | 笑い | Comments(0)

ネコねこ猫neko猫ナッツ

コタローが、腎臓病を発症した。それと、ほぼ猫白血病(無意味なので、再検査はせず)。
今日の検査で判明。
保護した当時の血液検査では、猫白血病は陰性。
ただ、その時も先生はきちんと説明してくれた。
このウイルスは感染していたとしても、血液検査に顕れるまでに2ヵ月間のタイムラグがあること。
だから本当の意味で「陰性」と言えるのは、1回目の検査で陰性➡完全室内飼いを条件に2ヵ月後に再検査して再び陰性だった場合に限ること。

私はいいことしか受け入れたくなかったので、1回目の結果をすべてとした。
ただ、頭のどこかで警告が出ていたらしい。
コタローに対するうずらの反応が尋常でなかったため、2匹を対面させるのを避けてきた。
ドア1枚隔ててコタローが至近距離に来ただけで、うずらは狂った。流血必至の危機的状況だ。
見かねたくーちゃんが背後から近づいて、うずらの後頭部に思い切り猫パンチをお見舞いしたこともあった。
正気に戻させようとしたのか、あまりにも見苦しいので単純に頭にきたか。

くーちゃんもキレると牙を使う。恐ろしい凶器。
でも狂気のうずらと違って落ち着けば理性を取り戻してくれそうな安心感あり。
凶暴なうずらをケージに追い込み(←掃除機をかける仕草を見せるだけでOK)、くーちゃんだけは自由にさせた。
コタローと接する機会を与えた。
にも関わらず、なぜかくーちゃんの方でブレーキがかかり、部屋から出てくれないのだった。

初診の時、毛づやの悪いコタローを診て、先生が予想した通りになった。
「この子は生まれつき何らかの疾患を抱えているかもしれないよ」
くーちゃんが、コタローと接するのを拒んだのは、野生の本能からだったのか。
「互いのために、ほかの2匹と離した方がいい」
言われるまでもない。うずらからコタローを守るためだったが、結果的にうずらを守ってもいたわけだ。

コタローは、大好きなおもちゃで遊ばなくなった。
ちゅ~る以外、まともにえさを食べていない。
熱なし、下痢なし、便秘なし、嘔吐なし、食欲なし。
一番ないのが元気。
生後11ヵ月の男の子。本当ならヤンチャ盛り。なのになぜ?
私の額は血の気が引いて、まるで干潟だ。

目にしたくないものを、今日処方された。
眠眠のときと同じ水薬。
現実を突きつけられた。
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この薬を見て痛感した。
「ああ、つまり、コタローの病気は、決して治ることはないんだ」

今日は検便用にコタローの便も持参した。
が、食欲不振であっても嘔吐や下痢を伴わない場合はお腹の虫は考えられないから必要ないと言われた。
ここの先生は無駄な検査はしない主義。

「腎臓病とわかった以上、腎臓サポートフードに切り替えるべきですよね?」
確認する私に、
「それに越したことはないけれど─」と先生は言葉を濁したまま、次の言葉を私に一任した。
「でもあれ、まずいから食べてくれないんですよね。今まだ赤ちゃん用フードなんですが、食べてくれそうなものでもいいですか?」
「いいですよ。ただ、成猫用フードに切り替えた方がいいでしょう。お薬だけは毎日決まった時間に1日1回与えてください」
若い臓器は、進行が速いということだろうか。

眠眠の時は、痩せても5キロ体重があったから、メモリは5だった。
コタローは3キロ。もうすぐ1才なのに、なんて痩せっぽちなんだろう。
メモリ3までを明日から毎日シリンジで与える。

猫白血病で亡くなった茶尾プーが突然発症したのも、夏の終わりだった。
コタローは、腎臓病も抱えている。

私は、覚悟を決めた。
長く、は望まない。それを望んだら、苦痛も長引くから。
短くてもいい。できる限り、コタローの好きなように生きてほしい。

半分子猫のくせに、やけにやさしくて、妙におとなしくて、呼べばどこからともなくやって来る。
どこかはかなげな感じがして、ずっと不安だった。
でもそれが現実のものになるのが、ここまで早いとは思わなかった。
今日は薬と水分をたっぷり輸液してもらった。
痛い針を長時間、ずいぶん頑張った。うんといい子で頑張った。
私の瞼の内側を絶え間なく流れ落ちるしょっぱい滝を、遠隔操作でコタローに注入できたらいいのに。

久しぶりにブログを書いたと思ったら、こんな内容。
なんてこったとしみじみ思う。
でも、私自身精神的にバテてしまわぬよう、できる限り普通に、ふつ~~~~に過ごそうと思う。
まあ、かえって不自然だし、無理ではあるけれど。
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「天使」という言葉がこんなに似合う子を、私はそうそう知らない。
コタロー、初めてのお使いだったのかもしれないけど、もっとゆっくりしてっていいんだからね。

私の額の血、どこに行っちゃったんだろう。



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by vitaminminc | 2017-08-27 14:03 | 生きもの | Comments(2)