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そりゃ全然違いますョ、樹と草ですし。
けどね、葉の形状や茂り方が、ちとおどろおどろしいというか、毒々しい感じに映るんですョ、私の目には。
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栗の葉と

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大麻 

もちろん大麻は栽培してなどいないので、写真や映像でしか知らないんですけどね。



# by vitaminminc | 2019-05-23 20:30 | 趣味 | Comments(1)

駆け巡る造影剤

本日、精密検査を受けるためマンモス病院に行った。
お世話になった医療機器は、こちら。
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レボリューションという名のCT。
私は2回目。2016年に、胆嚢摘出手術を受ける前にもコレにスキャンされた。
血管の状態をより詳しく調べるため、造影剤を点滴される。これは下手すると腎臓を損なうほど強い薬剤らしく、いきなり所定の量を点滴されることはなく、最初に少量をテストとして体内に入れる。
「造影剤を入れますので、普通よりも太い針が刺さります。痛いですよ」
(あの、看護師さん。それ、要らない情報です。『チクッとしますよ』くらいにしといて欲しかったです)
問題がなさそうだとわかると、本来の量の点滴スタート。
造影剤が入ると熱く感じるので、薬剤が凄いスピードで体内を巡るのがよくわかる。
特に熱さを感知した部位が、どちらも粘膜系の喉と股関。股関は、予め予備知識がなければ、粗相をしちまったんではないかとビビるレベル(笑)。
今回は2度目だからか、単に『造影剤が入ると熱く感じますが、それ以外で気分が悪くなった場合は呼んでください』という注意のみだった。
(ToT)お会計、保険きいても8,800円。
痛い。痛すぎる。こんなことなら最初の脳ドック、明らかに自覚症状があったのだから、多少遠回りになったとしても普通に受診⇒保険でMRIコースにすべきだった。
後の祭り。血の巡りわろし。
結果は来週ざんす。脳ドックで引っ掛かって以降、すでにお酢(瓶)、4本目を消費中ざんす。。。



# by vitaminminc | 2019-05-22 20:36 | 健康 | Comments(2)

幻の記憶

本日、職場で。
朝礼が終わり、みんな各々のデスクで仕事を始めた。
隣のそのまた隣の席が視野に入った。
Aちゃんがいない。
私は真横のBちゃんに訊いた。
「あれ? Aちゃんは?」
「何言ってんの? 今日は休みだよ」
「え!?  けど私、今朝Aちゃんと会話したよ?」
Bちゃんは気色の悪そうな顔をした。
「幻覚でも見たんじゃないの?」
「えぇ~~~?」
私が呆然と目の前のPC画面を見つめ始めると、Bちゃんがブハッと吹き出した。
「え!? 嘘でしょ? 私が言ったこと信じたの?」
そこへAちゃんがすーーーっと入って来て、私の隣の隣の席に納まった。
「何だよ、やっぱ来てたんじゃん!」
よく考えたら、Bちゃんはいつも事実と反対のことを言って人をからかうのが好きなのだった。
「でもみん子さん、一瞬ホントに幻覚を見たって思ったんでしょ?」
反対側の隣に座っているCちゃんも愉快そうに指摘した。
「いや、マジで幻覚見ることあるからさ─」
それだけ言うと、真面目に仕事に取り掛かった。

そうなのだ。
先週、またおかしな【記憶】の存在が発覚したのだ。
その【記憶】は、実際には存在しないもののリアルな記憶。
例の、猫フィギュアをしまった『引き出し』の記憶とほぼ同じくらいリアルであった。
まず、(これは現実なのだが)ムスメが母の日の贈り物として、ブルーハーツのアルバムを2枚プレゼントしてくれた。
それを車の中で聴くためには、カーステレオにそのままCDを取り込めば済む。
でも、前回ムスコがPCに入れていたブルーハーツの別のアルバムを拝借したので、普段ムスコも聴けるように、お返しとしてPCに取り込んでおくことにした。
アイチューンを起動して、ブルーハーツのアルバム2枚分を取り込んだ。
その時、すでに取り込んであるいろいろなプレイリストをチェックした。
『TVドラマに起用された曲』というタイトルで、収録曲はパッと見たところ20曲以上。
曲目を見たところ、知っている曲のタイトルは1曲もない。アーティスト名はすべて空欄。こういう市販のアルバムがあるわけではなく、自ら収集したオムニバス・リストと思われた。
でも、ドラマのオープニングかエンディングに使われるくらいだから、聴けば知っている曲があるかもしれない。
車で聴くためにCDにコピーさせてもらおうかと思ったが、その日は時間がなかった。
また別の日にコピーすればいいや。どうせそれまでは、ムスメが買ってくれたブルーハーツを思う存分聴けるのだし─。

で、一昨日の休日。私はあの日手をつけられなかった、『TVドラマに起用された曲』をコピーすべく、PCを開いた。
そして、思わず画面に張り付いた。
ない? どうして? リストが消えている!
居間でムスコの気配がした。
「ムスコー、ちょっと来てー」
「何?」
「アイチューンの中に、TVドラマで使われた曲ばかり入れたプレイリスト、あったでしょ?」
「は? TVドラマ?」
「こないだ見た時にはあったのに、今開いたらどこにもないの」
「あるわけないよ、そんなの。だって俺ドラマ観ないじゃん?」
確かにそうだ。
「じゃあムスメのだったのかなぁ?」
しかし、それはあり得なかった。ムスメが作ったプレイリストだったとしても、ムスメは里帰り中、一度もPCの前に座っていない。リストを削除しようがないし、削除する理由がわからない。
「なんてタイトル?」
とムスコに訊かれた。
「TVドラマに起用された曲、だったかな、TVドラマ使用曲だったかな」
「なんじゃ、そのセンスのないタイトルは」
確かにセンスがない。ムスコもムスメもそんなタイトルの付け方はしない。
「どんな曲が入ってたの?」
ムスコにそう訊かれて、私はある点に気がついた。
知らない曲ばかりだったとはいえ、曲目が日本語だったのか、カタカナ表記の英語だったのか、すべて英語だったのか、いろいろ混在していたのか─そこのところが判然としない。これこそが、実際には存在しないリストだということを物語っている。
「うわ~、またリアルな妄想したのかもしれない。今、その、実際には存在しないプレイリストをCDにコピーしようとしたんだけど─」
私の嘆きに、ムスコが「怖ぇ~~~!」と叫んだ。
「マジックマッシュルームでも食ったんじゃねーか!?」

その後、私はスマホで「記憶違い」「妄想」「幻覚」「幻視」「記憶障害」等、ありとあらゆるワードを検索し、自分の症状を突き止めようとしたが、どれも認知症や統合失調症にたどり着くばかり。私の、実際にはなかった(と思うしかない)【記憶】の症状は、どれにもあてはまらないのだった。

幸い、『記号の◯入力事件』以降、今のところ仕事上のミスはやらかしていない。会社で毎月受けさせられる業務テストの最新の結果は満点だった。
それにしても、一体何なのだろう?
あまりにもリアルな、私の幻の【記憶】。
いい大人になってからも、起きる直前まで見ていた夢のリアルさに、それを現実のことと思って起きてからも改めて泣いて悲しむことがある。または思い出し笑いすることも。
ならば、起きている状態で、脳が限りなく睡眠時に近い状態になって白昼夢を見た、という可能性はないだろうか?
脳の血の巡りが悪くなって酸欠みたいになって─今、自分で自分を納得させられる答えといったら、ここいらが限度。

明日は脳の精密検査を受けに行く。
(T_T)/~~~頼むよ~~~、私の脳ミチョ。
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# by vitaminminc | 2019-05-21 18:35 | 健康 | Comments(2)

くーちゃんはやさしい

夕べのことだ。
いつものようにくーちゃんが、居間の出入り口付近でじっと私のことを待っていた。
就寝するため、私が猫とのシェアルーム(寝室)に行くのを今か今かと待っているのだ。
なぜなら私は寝る前の日課として、猫たちとおもちゃで遊んだり、ブラッシングをしたりするからである。
「くーちゃんお待たせ♪ じゃあ2階に行こうか」
と私は居間から出ながら言った。
くーちゃんは、なぜか少し躊躇して、私より少し遅れて廊下に出た。
いつもなら、私よりも先に階段を駆け上がり、私が寄り道しないように先導するくーちゃん。
昨日は私が階段をあがり始めても、ついて来ようとさえしない。
(ん? どうしたのかな?)
私は一足先に寝室に入り、スマホのアラームをセットした。
くーちゃんが来ない。
いや、くーちゃんだけではない。寝室にいるはずのうずぴの姿もなかった。
私は急いで1階に戻った。廊下でくーちゃんが、パソコンルームの戸を見上げていた。
「あ、まさかうずぴ─」
パソコンルームを開けると、ベッドの上でうずぴが眠そうに顔を上げた。
一体何時間ここにいたの?
私がパソコンを使った時、知らぬ間にうずぴが入り込んだらしい。
そうとは知らない私は、用が済むと自分だけ部屋から出て戸を閉めてしまったのだ。
うずぴがなかなか覚醒しないので、私が抱き上げようと両手を差し出した途端、うずぴがハッとして起き上がった。
そして、心配そうに待っていたくーちゃんを差し置いて、うずぴだけ先に寝室に駆け上がっていった(笑)。
くーちゃんとふたりで寝室に入ると、うずぴはお腹が空いていたと見え、カリカリカリリとのどかな音を立ててマンマを食べた。
くーちゃんにご褒美としてたっぷりブラッシングしてあげた。
「くーちゃんはやさしいね。うずぴがあそこに閉じ込められたままなのを心配して、私が気づくまで部屋の前で待ってたんだよね」
寝そべっているくーちゃんのすぐ横を、うずぴが通り抜ける。
くーちゃんは、時々気まぐれにうずぴに猫パンチをお見舞いするが、昨夜は違った。
小さな手の肉球をうずぴの後ろ脚にピトッ162.pngと押し当てるような仕草を見せた。
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それはまるで、うずぴの無事を確かめているようでもあり、(出られてよかったね)と同情しているようでもあった。
当のうずぴは、閉じ込められてもうんでもすんでもなく爆睡して、起きると同時にマンマを食べ、水を飲み、トイレを済ませた。
そしてみんながようやく寝静まった頃、布団の上に盛大にゲロゲーロして、私とくーちゃんの安眠を妨げてくれた。
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# by vitaminminc | 2019-05-20 17:50 | 生きもの | Comments(2)

ミ懸念コ

男の子はいつか家から巣立つもの。
風来坊みたいに、風の匂いが変わるたび、忘れた頃にひょこっと顔を出すから、そんなに心配はしない。
でも、女の子は別。
いつも、ほぼ毎日見ていたのに、いつから見なくなった?
ミケ母さんを。
最後に見たのはいつだった?
大型連休、一度も庭に現れなくなって、それっきり。
母の日の前日、葛飾の母をこちらに招いて、送って行った日の帰り、庭で可愛い鳴き声を聴いた。
ミケ母さんかと思ったら、ハチワレちゃんだった。
ハチワレちゃんも女の子だけど、毎日庭に来るわけじゃない。この子は別にマンマポイントを持っているから。
ミケ母さんは、うちの庭をねぐらというか、基点にしていた。
4月終わりの顔合わせ会から帰って来た晩に、「ミケ母さんを見ていない」ことを強く意識したのを覚えている。
blogに記した最後は3月だけど、4月も途中まではいつもと変わらない日々だった。
2013年に、まだ桜カットされる前、ミケ母さんが5匹の子猫を産んだ。その中の1匹が丑松くん。
ミケ母さんは、それまでにも毎年のように子育てしていた。警戒心が強く母性愛に富んだとても立派な母親だった。
美猫だが、あの頃の毛づやの良さはさすがにもうなくなっていた。推定7才から8才。野良猫として、平均寿命の域に足を踏入れてはいた。
けれど、マンマをしっかり確保できていたから、まだ肉付きもよく、いたって元気そうに見えた。
となると、交通事故が頭をよぎる。
お隣が昔飼っていたフーちゃんも、野良猫のチビもサバンナちゃんも、みんな県道で車にはねられ亡くなった。
そんなことは想像したくないけれど、こんなに長い間ミケ母さんを見なかったことはない。
このゾワゾワした感覚をどう扱えばいいのかわからない。

簡易宿泊所や車の下から、「あ~よく寝たわ」と言いながら、両腕を伸ばし、欠伸をしながら出てくる貴女に会いたい。




# by vitaminminc | 2019-05-19 09:53 | 生きもの | Comments(2)

実はムスコは─

座敷【あ】らしのムスコの知られざる一面を知りました。

里帰りしているムスメと3人で、居間で雑談しておりました。
電車の中で男子高校生が老人に席を譲ろうとしたところ、『人を老人扱いするな!』と怒鳴られたというネットの書き込みを見たムスコが嘆きました。
「これだからじーさんには席を譲りたくないんだよ」
ムスメがちょいとばかり弟を冷やかしました。
「おばあさんには席を譲ってるの?」
「俺はばーさんには必ず席を譲るよ」
意外だったので、私とムスメが「へー!」と叫ぶと、ムスコは補足説明をしました。
「しかもただ『どうぞ』と言って席を譲ったら、ああ自分は年寄りに見られたんだと思わせちゃうから、『お荷物重そうですね、よかったらおかけになりませんか』と言いながら立ち上がるようにしてる」
私とムスメはまたしても「えーっ!?」と叫びました。
「なんだ、ジェントルマンじゃない」とムスメ。
「どこで? どこで身につけたの? そんなスマートな心遣い」と私も興味津々。
聞けば、電車内の声がけはムスコのアレンジですが、「心掛け」は以前アルバイトをしたホテルで学んだのだそうです。相手が快く感じられるような一言を添える─これは、元帝国ホテルマンだった支配人の訓示でしょうか。帝国ホテル仕込みと言えるかもしれません。
私とムスメが、ムスコの善行を素直に褒めると、ムスコは言わなくてもいいことを強調しました。
「じーさんには絶対席は譲らない。ずっとそこに立ってろと思う(笑)」
「なんで~? おじいさんにもやさしくしてあげなよ」
「ばーさんには譲るけど、じーさんには譲らない」
余程嫌な思い出があるようです(笑)。でもまあ、その分(?)おばあさんに親切にしているなら、よしとしますかね。
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# by vitaminminc | 2019-05-17 22:22 | 人間 | Comments(2)

うずぴと龍角散

脳内血巡り問題で、すっかり後回しにしてしまったせいで、かれこれもう半月以上咳の症状に悩まされていた。
実はムスメの顔合わせ会後、軽い風邪を引き込んだ。発熱もなく寝込むほどでもない。市販の風邪薬を飲んで済ませていたら、咳の症状だけが残ってしまった。
ずっと咳が出っ放しというわけでもない。医者に行くほど重症化しなかったとは言え、市販薬を飲んだり飲まなかったり。長期間続けるのはNGだ。
総合感冒薬ではなく対症療法に切り替えた。
昨日、「ゴホンと言えば龍角散」を買ってきた。
効果覿面! 飲んですぐに楽になった。こんなことならもっと早くこちらに頼ればよかった。なんと素晴らしい薬だろう。中国人観光客が爆買いするわけである。観光客に人気なのは、龍角散ダイレクトというスティックタイプの顆粒状のものらしいが、私は昔からある粉末タイプにした。
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龍角散は、私の荒れた喉をやさしく鎮めてくれただけではなかった。
なんと、あのツンツンツンデレのうずらまでも鎮めて(?)くれたのである。
寝る前に龍角散を飲んで寝床に入った私に、あろうことかいつも冷たいうずぴが、デレデレにすり寄ってきたではないか。
それはもう、まるでマタタビ粉末でも浴びたかと思うほど。私の顔に小さな額を擦りつけ、ゴロゴロ身をよじって甘え続けた。
日頃ツンツン冷たい女が、人(猫)が違ったように大胆に甘えてくる─うずぴは魔性のオンナ。ツンツンツンデレ

龍角散の主成分は、キキョウ末、キョウニン末、セネガ末、カンゾウ末。これらはもちろんマタタビ科ではない。一体どの成分がうずらをメロメロにしたのやら(笑)
残念ながら、くーちゃんには何の影響も及ぼさなかった。くーちゃんは日頃ツンツンすることはなく人懐こいが、一定の距離を置く。スキンシップは好まないけど、私のそばにいるのは好きみたい♥
うずらは、どんな猫ちゃんも大好きな「ちゅ~る」に見向きもしない猫なので、少々味覚嗅覚が変わっているのかもしれない。

今朝も私が起きるや否や、うずぴが嬉しそうに私の胸の上に乗ってきた。
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しかも至近距離から写真を撮らせてくれた。うずぴにしたら出血大サービス!
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夕方、ふたりを爪切りのため動物病院に連れて行った。
さすがの龍角散もビビリンチョのあまり発狂しているうずぴには効かず、捕獲に1時間弱も要した(あ~~~ちかりた)。
でも、昨夜と今朝のうずらの可愛さが濃厚だったので、シャーシャー威嚇されても今日は全然怖くなかった(笑)
くーちゃんは簡単に捕獲させてくれるけど、やっぱり医者に行くのは怖いらしくて、行きの車の中でいつものように失禁。

爪切りを終えて家に帰ったふたりに、喜ばしい変化が。
いつもならキャリーバッグから出るが早いか脱兎のごとく三段ケージに逃げ込むのに、今日はふたりとも違った。
あのビビリンチョのうずぴでさえ、廊下に出て家の中を散策♪
くーちゃんもゆったりベッドの上で寛いでいた。失禁したことも忘れて♪





# by vitaminminc | 2019-05-16 18:31 | 生きもの | Comments(2)

ムスコ  
母(ワタクシ)

俺の青い(ケースに入った)印鑑知らない? 
私預かってないョ。大学に入ってからは自分で管理するって言うから渡したよね?
そうなんだけどさぁ。ねーのよ。このテーブルの下(の棚の上)に置いたと思ったんだけどな。
そこなら絶対無かったよ。センセイ(←娘婿)が挨拶に来る前に片付けた時、緑(のケースに入った)印鑑しかなかったもん。青いのはなかった、間違いない。あればテーブルの下に一緒に置くよ、ムスコの部屋より安全だから(緑の印鑑は現在もテーブル下の棚に置いてある)
だよな。
自分の部屋の引き出しの中は? 探したの?
いや、絶対引き出しにはしまわない。
ムスコがしまわなくても、私が掃除機かけてあげた時に床に印鑑が落ちてたら、とりあえず引き出しにしまってあげたかもしれないよ。記憶にないけど。
いや、あそこにしまえるわけがない。
物が溢れてて閉まらないから?
とにかく、あそこに印鑑を入れようとするヤツがいたとしたら、俺はそいつの気が知れないね。
つべこべ言ってないでもう一度探して来なさいよ。ところで何で青い印鑑なんか探してるの?
青い印鑑は、ゆうちょのだよね。ずっと前に満期になった定額をおろそうと思って。
そんなの就職が決まってからやりゃいいじゃない。
金がないからだよ。
え~! ゼミの新歓合宿で必要だとか言って、私に5万おろさせたのに、もう使っちゃったの?
自分でも何でかわからんが、とにかく就活資金が底ついた。
嘘ー! 
そんなに使った覚えないんだがな、交通費以外・・・。
印鑑ね、私だったら、どんなにひどい有り様でも、床に転がしておくよりは引き出しの隙間に入れるけど。
仕方ない、もう一度見てくるか。
─ムスコ、暫くして2階からおりてくる。
驚いた、引き出しの中に封筒があって、中にこんなにたくさん金が入ってた!
何それ! いくら?
4万と、2千25円。
封筒って銀行の? その端数、いかにも口座を解約しましたって感じよね。高校の、浜銀を解約した時のじゃない? だったらあれは私のお金だから返して。多目に入れておいたの!
─母、ムスコから薄い札束と小銭3個をふんだくる。
就活できるように半分あげるよ、ホラ、2万、1千─
ありがとうぅぅぅ・・・ん? 待て待て待て、今封筒取って来る! 確か浜銀じゃなかった!
─ムスコ、勝ち誇ったように封筒をヒラヒラさせながら居間に入って来る。
やっぱ浜銀じゃなかった、ホレ見てみぃ、みずほだぜ。あンぶねー! さっき渡した金、返してくれ。
ハイハイ、返しますよ(笑)でも何でそんなにピーピーしてるくせに平気で大金しまい忘れられるの?
だよなぁ(笑)
ちょっと待って。そんなに手元にあるなら借金返してよ。スマホの機種代2カ月分、まだ返してもらってないよね?
いや、この端数は─
あ、そうか。もしかして、5万おろした中から返済した残り? 待って、LINEでいつ返されたか記録を確認する─ああ、◯月◯日だ、『正に領収しました』ってLINEしてるわ。ちゃんとみずほでおろした日の後かな? 今通帳見てみるね。
─母、ムスコの大学授業料として預かっているみずほの通帳を確認。
みずほで5万おろしたの、△日だよ。ゼミの合宿で必要だからおろしたんだよね。ゼミの合宿っていつだった?
─ムスコ、スマホでスケジュールを確認。
□日だよ。
おや? 合宿後におろしてますけど。おかしくないですか?
おかしくないって(笑)、合宿に使うからおろしてもらったんじゃなくて、合宿で使ってスッカラカンになったからおろしてもらったんだよ。
スッカラカンになった割に、そのお金の存在きれいに忘れてたんだ(笑) でも端数の25円てのが、スマホ代の釣銭としては計算が合いませんねぇ。
それは、ババアが、釣銭が足りないから5円まけとけって言ったんじゃねーか(笑)。俺は今、確実に思い出した! あぶねーあぶねー! マジで取られるとこだった。
それにしても今日までよく凌いできたものよ(笑)
俺もマジでそう思うヮ。何日昼飯抜いたことか(笑)
バッカじゃないの!? なんか最低の会話なんですけど(笑)ふたりして、殆ど金の動きを把握できていない(笑)
ひでぇな、まったく(笑)







# by vitaminminc | 2019-05-15 17:51 | 笑い | Comments(4)

予約のためだけの日

本日、有休とって行って来ました、マンモス病院。
予約30分前に受付を済ませることがお約束。
前回同様、余裕をもって、40分前にゲートイン。チェックインというより、ゲートイン。
1階総合受付には、7名の受付女性がズラリンチョ。
カウンターの左端には、すでに患者の行列が出来ている。
「保険証を提示される方はこちらにお並びくださぁい」
カウンターの外で案内している人がいる。
そうかそうか、この行列は、月替わりの再診の人たちなのだな。
「初診なんですが」
案内している人に話しかけたら、
「では、あちらにお願いします」
と手の空ている受付カウンターの右の方へ行くよう教えてくれた。
番号札は、まだ取らないでいいらしい。
カウンターに行くと、向こうから
「初診の方ですか?」
と訊いてきた。
ゆえに私は「はい、そうです」と答えた。
「どちらの科を受診されますか?」
と訊かれたので、
「脳神経外科です」
と答えた。
するとその受付人は、
「脳神経外科ですか? ちょっとお待ちください」
と言って、後方で別の受付人に何やらヒソヒソ相談している。
そして、
「脳神経外科は予約の方のみとなっておりますので、お電話で予約をお取りいただいてからお越しいただけますか」
と申し訳なさそうに言う。
「予約ならしてありますけど」
すると、え? という表情で、
「あ、そうでしたか、それでしたら─」
とようやく私に予約日時を確認して、予約専用と思われる用紙に『脳神』と書き込んだ。
脳の神!
そして、診察券や保険証や脳ドックの結果などの提出を求め、代わりに私に問診票を手渡しながら言った。
「こちらに記入していただきましたら、そこの番号札を取って、番号が呼ばれるまで椅子にかけてお待ちください」
私は記入台のところで問診票に記入しながら、ふと思った。
(受付で、自分から最初に「予約していた者ですが」と言うべきだったのだろうか?)
初診かと訊かれたからそうだと答えたら、予約がないとアカンみたいに言われた。
でもよくよく考えたらここの病院、急患でもない限り、通常は予約や紹介状が必要なのである。
『予約はされていますか?』とまず向こうが確認すべきなのでは? 新人なのか?
記入を終えて、番号札を取った。「007」だった。
(私のなまえはボンド,大木凡人)
少し前までの私ならば、先に番号札を取ってから問診票に記入しただろう。今の私は、そうする自信がない。モタモタ記入している間に、先に番号を呼ばれてしまいそうな気がして、順番どおりにやるしかない。ヌケガケ的行為は、ヌケてる者がやってはいけないのである。
幸いそれほど待たずに番号を呼ばれた。「ゼロゼロセブン」でも「ダブルオーセブン」でもない。
「7番の方~」
と呼んだ人が、軽く手を挙げ待っていてくれた。
クリアファイルの中に、私のカルテの準備が整っていて、それを差し出しながら、
「脳神経外科の場所はご存じですか?」
と私に訊く。
「いいえ、知りません」
と答えると、院内マップを見せてくれた。
「今いる受付がココです。左に行っていただき、エスカレーターの後ろにまわっていただきますと、丁度こちらの反対側となるBブロックに出ますので、このファイルをBの受付に出してください」

Bの受付にファイルを提出すると、141番の番号札を渡された。番号が呼ばれるまで、Bブロックの待合ロビーで待つことになった。
まわりを見渡すと、年齢層にそれほど偏りはなかった。若い人もいれば中高年も高齢者もいた。
Bブロックは、循環器科、心臓血管外科、脳神経外科 の3つの科で構成されている。
間もなく私の番号が呼ばれた。
「左手にある脳神経外科の待合でお待ちください。今のと同じ番号が掲示板に表示されたら、診察室へお入りください」
脳神経外科専用の待合を見て、少なからずショックを受けた。
高齢者ばかりである。
1人だけ、私と同年代くらいの女性がいたが、彼女は自分の母親の付き添いで来ていたのだった。
(こりゃマズイ)
と思いつつ、観念しておとなしく長椅子の一番端っこに腰かけた。
持参した猫の写真集(文庫版)を手に取る前に、掲示板に「141」が表示された。早ッ!
診察室に入っていくと、予めネットで調べていたのと同じ顔─私の担当医の若干眠そうなお顔─が待っていた。
担当医は早速私の脳ドックの画像を見せてくれた。
「ここらを見てもらうと、明らかに狭窄が見られますね、あと、ここらへんに塊も」
「ああ、はい─」
「今すぐどうこうしなきゃならないってわけじゃないでしょうけど、どうしても先日うちで受けたMRI、MRAだとね、どうしても確認できる範囲として、限界があるんですよ。明らかに動脈硬化ですからね、造影剤を用いた検査をね、受けてもらうことに、まあ精密検査ということになりますけど。造影剤は、前に使用したことありますね? 胆石の手術の時に?」
「はい」
「でしたら、今ここで予約入れることができますが、入れておきますか?」
「はい、午後でも大丈夫ですか?」
「検査は午後になりますね。土曜もやってるけど土曜は混むから─」
(シマッタ、シフト表を持って来るんだった!)
私はシフト休みにしていたと思しき日にちを希望した。
「それから、次の受診日も予約しといた方がいいですね」
担当医はデレっとデスクにうなだれるような姿勢で、右手人差し指1本でポン、ポン、ポン、とPCに入力しながら言う。
「検査結果はいつ頃出ますか?」
「翌日にはもうわかりますよ」
「では、〇〇日の午後は─」
「診療は午前中のみ、午後はやってないんですよ」
「あ、はい、では△△日の─」
「水曜は(私は)休診なんですよ」
「では、再来週の─」
(またシフト変更してもらわなアカン!)
「造影剤はね、同意書を書いてもらう必要があるんで。あとで看護師が用意するまで、待合で待っててください」
「はい。ありがとうございました」

高齢者に交じって待っていると、やさしげな看護師さんが待合に現れて、「141番の方~?」と呼んだ。
そしてさっきの診察室の隣の部屋に私を招いた。
「糖尿病のお薬は飲まれてませんか?」
「はい」
「こちらの造影剤は、糖尿病のお薬を飲んでいる方は一時服用を中止していただかないといけないので、一応このお薬一覧表、お渡ししておきますね。検査までにもしも服用することになった場合は必ずお電話ください。それから、お薬に対して今までアレルギー症状が出たようなことは─」
一連の確認項目を終えて、同意書に署名。

6台ある医療費自動精算機の1つで会計を済ませ、病院を出るまでにかかった滞在時間、わずか66分! この病院では最短記録だった。
早い話が、脳神経外科は患者の絶対数が少ない。内科は今日も患者であふれていた。

もっといろいろ質問が出来たのかもしれない。
狭窄や静脈瘤は、薬で改善することは可能ですか? とか。
でも、自分の脳内の画像を見たら、質問すること自体怖くて何も言葉に出来なくなってしまった。というより、質問する意欲が失せてしまった。
今日、朝はするべきこと(お世話になっている方へのお礼状をポストに投函する)がちゃんとやれていたのに、帰りにするべきこと(金融機関に寄って自動車税を払い込む)はきれいに忘れて帰宅してしまった。
 想像以上にショックだったようだ。
私のド素人目にも狭窄が深刻に映った。こりゃ~脳に血が巡らない瞬間があっても仕方なかんべと痛感した。
で、取り合えず今どうしているかというと、さっきからお酢ばかり飲んでいる(笑)
夜ごはんは、納豆とサラダとヨーグルトだけにしよう。
「血液サラサラ」が、スマホ検索の筆頭キーワードとなった。
(-""-) 若い頃から、酒も煙草も一切やらんというのに、なんでやねん!









# by vitaminminc | 2019-05-14 18:34 | 健康 | Comments(2)

帰れまてん

今朝一番に、上司に来週のシフトについて相談した。
「実は先月受けた健診結果で、再検査が必要なことがわかりまして─」
「再検査? 何の?」
脳ドックを受けたんです」
ここですでに上司吹き出す。笑ったお詫びにと言われたわけではないが、有給休暇を取って脳神経外科を受診することを快諾。
恙無く定時に仕事を終えた私は、今日こそは子宮頸がん検査を受けるゾと、勇んで席を立ちタイムカードを切った。
途中ビルの階段で別フロアの同僚に、脳ドックはどうだったんだと訊かれ、かいつまんで顛末を伝えた。
どうしたことだろう。みんな心配しようと努力はしているようなのに、全員堪え切れずに笑い出す。
「それだけポンポン笑かしてくれるんだから、少なくとも今日のみん子は冴えてるよ」
別に笑わせたわけではない。実際にあったことを伝えただけである。
「なんの慰めにもなってない」
と私は切り出した。あたしゃこれから子宮頸がん検査を受けに行くのだ、昨日行ったら予約は一昨日で、しかも「ハカ〇〇」の名前で取ってあったと言われた、呂律が回っていなかったらしい、と話した。
でないといつまでたっても話が終わらず、子宮頸がん検査の予約時間に間に合わなくなる。
「ハカ〇〇だって!」
笑い崩れる同僚たちに別れを告げた。外は夏日だった。昼下がりの眩しい陽射しを頭に受けながら、びゅんびゅんチャリを飛ばして家路を急いだ。
家に着いて、愕然となった。
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いつもはこのように、サブバッグの持ち手に括り付けている家の鍵が、なかったのである!
ショルダーバッグの中も、目を皿のようにして全部探したが、どこにもない。
思い出せ、思い出せ、昨日産婦人科に行くのにサブバッグは必要ないから、ショルダーバッグの外ポケットに入れたよね、鍵?
それを今朝出勤時に思い出して、家のドアに外から鍵をかけてから、確かサブバッグに括り付けたはずなんだけどな。
今日は父親譲りのムスコの長便のせいで、出勤時間が10分も遅れた。だから急いでいた。しっかり括り付けたつもりが、そうなっていなかったのかもしれない。
庭を探したがどこにも落ちていない。
仕方なく、今来た道を引き返すことにした。
自分が通勤に使っている道を、鍵を探しながら駅方面へ自転車を走らせた。
どこにもない。
会社でタイムカードを出す時に落ちてしまったのかもしれない。タイムカードはいつもショルダーバッグの外ポケットに入れてあるから。
職場に戻ってみんなに「どーしたの?」と訊かれた。
家の鍵を落としたらしい、誰か見ていませんか、いえ、家にはムスコがおりましたので大丈夫です、ただ週末鍵がないと不便なもので─。
ムスコは大学に行っていて留守だったが、余計な心配をかけたくはない。自分のロッカーの中も確かめたが鍵はなかった。
上のフロアでも鍵の落し物がないか確認したが、やはり届いていなかった。
駅前の交番に行って、遺失物の届出をした。
「地面だけでなく、目の高さも探してみてください。落とし物を拾って、お財布とかは交番に届けてくれても、鍵とかはガードレールやフェンスなど目につくところに掛けていく人が多いんですよ。交番に届けると書類を書かされるのが面倒なんでしょうね」
女性警察官がアドバイスしてくれた。
確かに、通勤時間帯に落としたのだから、拾ったところで交番に寄る余裕などないはず。
帰りに駐輪場も探した。駐輪場のオーナーにも確認したが、鍵は届いていなかった。
家に向かう道すがら、視線の高さを変えて鍵を探しながら走った。鍵はどこにもない。
このまま家に戻ったところで中には入れない。
かといってどこかで昼食を食べる時間もない。
焦るあまり空腹も感じなかったので、そのまま産婦人科へ行った。
子宮頸がん検査のみのはずだったが、思わぬことを医師に問われた。
「50を過ぎたら本当は入り口だけでなく、中の検査もした方がいいんですよ。どうしますか? 体がん検査も一緒に受けておきますか?」
同僚らに「健診オタク」と言われている私である。
こうした質問の仕方に対し、「いいえ結構、受けません」とは言えない。
かくして体がん検査も受けたために、700円で済むはずの検査費用が5,800円もかかってしまった。
産婦人科を出たのが16時過ぎ。
どこかで無理矢理遅いお昼でもとって時間を潰すしかない。
鍵をなくしたショックで食欲はない。ただ、時間さえつぶせればいいのである。
子宮体がん検査で予定外の出費となったし、来週はまた病院代がかかる。ここは思い切りシワイ食事にしてやんべと思い、駅の西口にあるマックに向かった。
カウンターで、(金曜日ならauプレミアム会員は無料の)マックシェークいちご味と、一番チープなメニューを注文した。
「─それと、ハンバーグください」
私はエスカレーターとエレベーターが混同するのと同じ頻度で、ハンバーグとハンバーガーを言い間違える。
店のお姉さんはプロなので、いちいち突っ込まない。
「ハンバーガーをお1つですね?」
「はぃ」
通りに対面して腰かけるカウンター席で、いちごシェークとハンバーガーを喉に流し込んだが、どうにも落ち着かない。
自分が座っている高さが、通りを歩く人と同じせいだろう。
時間を潰すにはあまりにも落ち着かないので、早々に引き揚げた。
次に駅の東口(私の自宅がある方)にある百貨店に入った。ここの2階には、女性専用の結構広いパウダールームがある。
私はそこに腰を落ち着けると、ムスコにLINEした。
16:54「鍵をなくして家に入れません。帰りは何時頃になる予定でしょーか」
既読にならない。忙しそうだ。
ああ困った。昨日だってムスコが家に帰って来たの、21時だったもんね。
ムスメの方が早いかな。ムスメの方が早く駅に着いたら、ムスメから鍵を拝借しようか。
ムスメにも一応LINEしておいた。就業時間中なので無論既読にならない。
鍵~~~~! どこでなくしちゃったんだろう。悪い人間に拾われてなければいいんだけど。
今朝持って出た荷物は、ショルダーバッグと、水筒などが入ったサブバッグ─。
あ! もう1個あったではないか! 「アシガール」が入った紙袋!
もしかしたら何かの拍子に、その紙袋の中に鍵が落ちちゃったのかもしれない。
あれを持ち主に返したけれど、帰りは□□が持ってたな。うん、今日は□□が借りて帰ったはず。
私はパウダールームから、職場で運の良いことに一番親しい同僚の□□にダメもとでLINEしてみた。正直、殆ど望みがないままに。
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ロータリーに向かう前に、ムスコとムスメにLINEした。
「同僚の荷物に紛れていた。今同僚が駅まで届けてくれることになりました。お騒がせしました、もう大丈夫です」
そして交番にも寄って、「鍵が見つかりました」と届出の取消しを済ませた。

□□が「着いたよ」とLINEをくれた時、私はなぜか駅の反対側─西口のロータリーで待っていた。
なかなか□□の車が来ないので、ハッとしてLINEを読み返したら、□□は自分の住む西口ではなく、わざわざ私の住む東口のロータリーまで届けに来てくれていたのだ。
わぁぁ!と思いながら、駅の階段を駆け上がり駆け下り、東口のロータリーへ行くと、車の中で□□が満面に笑みを浮かべて手を振っていた。
「やっぱりね! なんか西口で待ってそうな予感がしてたんだ」
フロアは違えど、職場の誰よりも私の脳のイカレっぷりを承知しているだけある。
「気をつけて帰んなよ」
と鍵を差し出してくれた。ううぅ・・・。
「紙袋の中に落ちてたわけじゃないね、あの写真。しっかりアシガールの袋の方に括り付けてたんだね、私」
自分の海馬がもはや調教できない域にまで達したことに、我ながら凄いなぁと感心した。
□□は、持ち手に黒いヒモが見えたが、まさか鍵とは思わずそのまま持ち帰ったそうだ。そりゃそうだよね。

3往復目となる家路を走り、居間でスマホを開いた。
ムスコは既読になっていた。
18:38「飯食う約束断ってきたんに~」

す、すまない。
不幸にも私の知り合いであるばッかりに、とばッちりを受けちゃー広い心で対処してくれるやさしき人々よ。
私が今日もこうして無事家にたどり着けたのは、みなさんの愛があったればこそです。
ムスコは地元で地元のダチとメシを食って帰ることにしたそーだ。
ムスメはおおらかにも、「ハンバーグ」の件がウケたと笑っていた。
人の愛のありがたさをしかと受け止め、可能な限り注意を怠るなかれと肝に銘じます。胆嚢ないけどな。









# by vitaminminc | 2019-05-10 22:04 | 笑い | Comments(4)

C判定

今日の午後3時30分に予約していた、子宮頸がん健診を受けるため、地元の産婦人科へ行った。
妙に駐車場の車の数が少ない。こんなに余裕で停められるなんてついてるなと思ったら、そうは問屋が卸さなかった。
受付から初老の品の良い女性が出て来た。優しい笑顔で「面会ですか?」と私に訊く。
生まれたてのベイビーに会いに来た親戚の人と思われたらしい。
「いえ、健診を受けに─」
私が言いかけると、
「まあ、今日は休診日ですので健診はやっていないんですよ」
とのこと。
私は、またやらかしたのか?
いやいや、電話で予約を入れる時、念には念を入れた。間違えないように仕事のシフト表を手元に用意して、自分の休みの日にオレンジ色のマーカーで印までつけていたのである。それを外して、わざわざ別の日に予約を入れることなどあるだろうか。残念だが、ないとは言い切れないのが昨今の実情。
「すみません、自分のカレンダーに今日の3時半で予約したように書いてあったんですけど、申し訳ありませんがお調べいただけないでしょうか。正しくはいつだったのか」
受付の女性は快くカウンターの中に戻ると、予約受付票のファイルを手に取り、私に訊いた。
「お名前は?」
「○○〇〇です」
「電話番号は、もしかして、△△△-××××ですか?」
「はい」
「あらーーー」
柔らかな表情を少し曇らせ、
「昨日でしたね。8日の3時30分、でも名前が違ってるわ」
後半はほぼ独り言のようだった。
「名前のところに、『ハカ〇〇』って書いてあるの」
受付の女性が、伏せようと思えば伏せ通せることまで正直に言った。
『ハカ』? どんな漢字を当てはめりゃいいんだ?
そんな珍しい名前だったら電話口で聞き返してもよさそうなものを、聞き返されはしなかった。単に書き間違えただけなのか?
「お墓じゃないんで」と私はへらっと笑って健康診断ハガキに書いてある名前を女性に見えるように提示した。
「そうですよねぇ」女性は笑いながら、「予約のお取り直ししますね」と言ってくれた。
かくして明日、改めて子宮頸がん健診を受けることになったのである。

家に帰って郵便ポストを開けると、A4サイズの封筒が届いていた。差出人は病院名。
脳ドック結果報告書だった。

頭部 MRI 異常なし A
頭部 MRA 脳動脈瘤 内頸動脈狭窄 C

え? えぇ? 洒落にならん! C判定ではないか! 
(T_T) MRAは、血管に特化した検査だったよね。。。そっちがダメだったかぁ。。。 
「経過を観察し、再検査を受けてください。脳神経外科を受診してください」
総合所見欄に、畳みかけるように書いてある。
「直ちに再検査を」とは書いてないのが、救いと言えば救い。
2つの病名を自分で調べてみた。

①脳動脈瘤:早い話が、クモ膜下予備軍。脳動脈瘤は、たとえ見つかったところで現時点においてはどの動脈瘤が破裂するのかを診断する手立てはない。年間の破裂率は2%。破裂率という響きのいとをかし。100人中2人はクモ膜下出血を起こすが、98人には何も起こらないともいえる。その98人は、自分が脳動脈瘤を持っていることを承知の上で生活を送らなくてはならず、その精神的負担の大きさから、症状が出ていないうちは、積極的に脳動脈瘤探しの検査を受けるべしということは定説にはなっていないらしい。異常がないなら脳ドックなんか受けんでええよってか。ひぃぃ、私は「自覚症状」があったから、受けるしかなかったんだあぁぁぁ! わかったからには何とかしちくりてんだよぉぉ!

②内頸動脈狭窄:早い話が、脳梗塞予備軍。内頸動脈に溜まったプラークが原因で脳梗塞を起こすことがある。具体的な症状は影響された脳の部分による。言葉に関わる部分に脳梗塞が起こると、呂律が回らないとか、しゃべれないという症状が出る。一方、言葉を理解する部分に脳梗塞を起こした場合、うまくコミュニケーションが取れないため、急に認知症になったと思われることもある。

今回、子宮頸がんの日にちを誤ったのは、上記の検査結果を前にしたら、おそらくワタクシ、いや、絶対ワタクシ。そして、名前にしても、呂律がまわらなくて、相手には『ハカ〇〇』にしか聞こえなかったに違いない。どうせお墓よ、お墓で悪かったわね。

早速来週、脳神経外科の予約をとった。すでに症状がチラホラ出てるっぽいが、こんな悠長なことで大丈夫だろうか。いきなり再検査ではなく、まずは専門医の問診を受けるらしいのだが。

それにしても、本当に異常が見つかってしまった。それ見たことか、もともとおかしいわけじゃない(←いや、おかしい)と、誰がほっとできるかぃ!
とりあえず専門医によく相談して、治療が可能ならその方針に従うしかない。あんなに嫌っていた病院に、また性懲りもなく予約を入れてもた・・・。
今回の予約総合受付センターの女性は、私が「脳神経外科」というロイヤルストレートフラッシュを出したせいだろう、対応面で悪名高い病院とは思えないくらい、懇切丁寧に応対してくれた。
(V)o¥o(V) ふぉっふぉっふぉっ、来週ワタクシ、生まれて初めて脳神経外科を受診します!(←ヤケクソ)
その前に明日、明日こそ子宮頸がん健診を受けねば。もう今となってはこっちはどーでもいい気分なんだけど。





# by vitaminminc | 2019-05-09 18:41 | 健康 | Comments(2)

瞬間

誰でもこどもの頃、一度は確かめようとしたことがあるのではないだろうか。自分が眠りに落ちる瞬間を。
他人が眠る瞬間は確認できても、自分自身は不可能。だって眠りに落ちると同時に記憶も遮断されるから。それに気がついて、なんだつまらんなと急に興味を失ったものだ。

では、起きている状態ならどうだろう。追求できるのでないか? 自分が物事を忘れる瞬間を。

今朝、朝食にインゲンの肉巻きを焼いた。ムスコは今日の大学の授業は遅い時間だから、朝は起こさないでくれと言っていた。
私はムスコの分の肉巻きを皿にとり、冷ましてからラップをして冷蔵庫に入れるつもりでいた。
出勤時間になり、いつものように自転車を漕ぎながら会社に向かった。
そして、肉巻きを冷蔵庫に入れた記憶がないことに気がついた。ラップをかけた記憶もない。ということは、冷めるまでレンジの上に置いて、そのまま家を出たに違いない。
会社に着いたらムスコにLINEで知らせよう。国道17号を渡りながら、私は確かにそう思っていた。
駐輪場に自転車を停めた時にも、間違いなくそう思っていた。
会社の階段を上がりながら、まだそう思っていた。タイムカードを切ってからムスコにLINEしようと。
タイムカードを切り、階段を下りて自分のフロアのドアを開けた。
私がバッグをしまおうとロッカーに向かった時に、同僚に呼び止められた。重そうな手提げ袋を持っている。
「みん子さん、『アシガール』全巻揃ったよ! 読むよね?」
『アシガール』は私が今まで読んだ中で、最も胸ときめかされた男子が登場する少女漫画である。
「読む読む!」
これがムスコにLINEすることを忘れた瞬間だ。
なぜなら、個人情報漏洩防止の観点から、PCの前でスマホを手にすることは禁じられており、ムスコにはロッカーのところで、バッグをしまう前にLINEしようと考えていたからだ。
バッグと一緒に愛しの若君満載の漫画をうやうやしくロッカーにしまった時には、ムスコのことなど1mmも頭になかった。
【結論】同僚に呼び止められた理由を知った瞬間だ、私がしようとしていたことを忘れたのは。
ムスコ < 羽木九八郎忠清
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15時過ぎにムスコが2階から下りてきた。私の顔を見るなり笑い出す。失礼なヤツだ。
「あのさ、朝、冷蔵庫開けて(笑)、アレ? おかず何もないのかよと思って横を見たら(笑)、おかずがラップもかけないままレンジの上に乗ってた、ちょっと乾いた感じで(笑)ラップして、レンジで温め直して食ったけど」
ムスコに指摘されるまで私はきれいさっぱり忘れていた。肉巻きにラップすることも、冷蔵庫に入れることも、それらを忘れたことをLINEしようとして忘れたことも。何もかもだ。
ムスコは余程慣れているのだろう、母親の頭を案ずることなく楽しんでいる。
「わかってると思うけど─」と私は言った。「アナタの母親はあてにならない。自分のおかずを腐らせたくなかったら、ちんたら寝てないことです」




# by vitaminminc | 2019-05-07 22:10 | 笑い | Comments(0)

両家顔合わせ会

大型連休もいよいよ大詰めですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
鋼の連勤術師のあたしにゃ関係ないもいいところでございますけど。

先月、ムスメとフィアンセさんとでセッティングした「両家顔合わせ」の会食がありました。
フィアンセさん一家は、ご両親とごきょうだい1人。合計4人家族。
対する我が家はムスメと私(&オットの遺影)だけで臨みました。
就活の関係で、この日ムスコは完全な形で参加することができなかったためです。
「なんで去年でも来年でもなく今年のこの時期にやるんだ」
丁度某企業の面接でミスったと落ち込んでいたムスコ。姉からLINEで顔合わせ会出欠の最終確認を迫られ、ブチ切れてましたっけ(笑)。

「4:2」という圧倒的に不利(?)な状況を打開すべく、せめてフィアンセさんご一家より先に現地入りし、ご両親を出迎えたいと考えました。
予約は17時にとった旨聞いていましたが、優等生母ぶって16時半には最寄り駅に到着しておりました。
「できれば10分前には店に着けるようにして欲しい」というムスメのLINEを受け取った時、私はすでに駅のコンコースを抜け、目的の店に迫る勢いでした。
そして、店内でスタンバっていたムスメとフィアンセさんと共に、3人でフィアンセさんご一家3人を出迎えることができました(だからどーした)。

セレモニー、スタート。
まず最初にフィアンセさんが自分の家族を父親から順に紹介。
続いてムスメが紹介する番。私はバッグの中からオットの遺影を取り出して、ムスメに渡しました。
ムスメが、亡父のこと、母親(私)のこと、それからその場にいない弟のことを紹介しました。
次は、フィアンセさんから婚約指輪、ムスメからお返しの腕時計のお披露目。それぞれの輝ける品が、ムスメの薬指とフィアンセさんの手首に納まりました。ここで母(私)、感動の涙を飲む。
それから婚姻届け。フィアンセさんの母上と私が、それぞれ証人の欄に記入しました。証人が書き損じた時用に、フィアンセさんとムスメは予備の婚姻届けを4通も用意してきましたが、母親らは一発でキメました。
これら儀式を終えた後、飲み物が運ばれてきて、両家で乾杯となりました。
フィアンセさんご一家、とても気さくで話しやすく、10分も経ずして私の緊張はほぐれていったのでありました。
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フィアンセさんがこだわったという「鯛のお造り」。おめでたい席なので、鯛を用意できることがお店選びの第一条件だったそう。美味しくいただきました。
会が始まって1時間が過ぎた頃、ようやくリクルートスーツで武装したムスコが仁義を切りに顔を出し、私も親としてホッとしました。といっても、顔出しのみのご挨拶。あんた誰?というくらいニッコニコ。日頃あんなに姉に不愛想&無関心な弟とは思えないくらいの愛想の良さ。記念撮影にも満面の笑みで応じ、就活準備のため帰宅。
『オトウト爽やかじゃね? 写り良くて羨ましい』とは、後でムスメが私にLINEして寄越した両家集合写真の感想。

コース料理の品数が多い割に店の人手が足りなかったようで、また歓談が楽しいこともあって、時間が瞬く間に過ぎていきました。
気が付けば17時に始まった会食、20時をまわっておりました。
「あと何品くるの?」
誰かが口にした質問に、フィアンセさんがおしながきを確認。あと2品とわかりましたが、その2品が待てど暮らせど運ばれてきません。
私はにわかに落ち着かなくなりました。
私はみなさんの期待を裏切らない人間です。何事もなく済んだ試しがありません。
ぬかりなくゲートインできたと思ったのも束の間、大いに手抜かりがあったと気づいた時には後の祭りでした。

そう、時間的に余裕をもって臨みたかった私は、地元のJR駅までバスで行くルートを避けました。雨の日、駅までの通りは必ずバカみたいに渋滞するのです。それに何かというとしょっちゅう停まるので、路線自体信用できません。
そこで、JRではなくローカル線の駅まで自家用車で行くルートを選びました。そちらの駅前には夜9時までやっているスーパーがあります。帰りはどうせその店で買い物をするので、そこの駐車場に車を停めてきたわけです。
予めムスメに会食の時間を確認したら、せいぜい2時間コースだろうと言っていましたし、仮に3時間かかったとしても、1時間もあれば余裕でスーパーに戻って来られる計算。乗車時間は20分チョイでしたから、決してアブナイ橋を渡ったわけではありません。

アカ~ン! そう言えば、ずいぶん前に追加注文した飲み物さえ運ばれ来ていません。カラッカラに渇き切った喉で生唾をゴックンしながら、私は横のムスメに小声で言いました。
「車、〇〇駅前のスーパーに停めてきちゃった。こんな時間になると思わなかったから。9時になったら閉められて、車出せなくなっちゃう─」
ムスメは母親の予想外の言葉に「え」と短く返したきり、思考回路が断たれたようです。
こうなったら恥を忍んで自ら告白するしかありません。初対面の、ムスメの結婚相手の大切なご両親に、大切な席上で、お粗末ながら窮状を訴えました。
「実際こんなに時間がかかるとは思ってもみなかったですしねぇ」
そう言うフィアンセさんのご両親は私に同情的でしたが、当然ムスメは母親に批判的でした。無断で駐車してきたのかとか。
「帰りに買い物するつもりでいたから、堂々たるもんです」
半ば開き直って言い返し、改めてフィアンセさんの親御さんらにお詫びをすると、私はそそくさとお暇しました。レッカー移動されちゃったら困るのであります。
店の人に預けた傘を出してもらうのにもいちいち待たされ、そのイライラを原動力に、小雨の中傘もささず駅までひた走りました。
ホームに停車していた電車に飛び乗り、7駅分電車に揺られながら呼吸を整え、駅に着くや否や前を歩く3人の乗客を追い抜き、閉店3分前にスーパーに滑り込みました。そして殆ど売り切れていて選びようのないような品の中からいくつかカゴに投げ入れ、ヤレヤレこれで駐車料金分は払えたろうとため息をついて車に乗り込みました。広い駐車場、停まっていたのは私の車以外、たった1台きりでした。

ブルーハーツを聴きながら、それにしても会食に4時間もかかるとは想定外だったと独り反省会。
私が退却したために向こうさんに合わせる顔がないような顔合わせになってしまったけれど、それさえなければ良い会食でした、ホントそれさえなければ。

追伸:私が食べられなかった分の残り2品は、巨体のフィアンセさんがしっかり召し上がったそうです。


















# by vitaminminc | 2019-05-05 00:53 | 人間 | Comments(10)

片想い

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丑松キュン♥
好きです♥
草ボーボーの庭も
傷だらけの車も
気にしない
この目に映るのは
丑松キュンだけ♥
キミはいつでも
どこにいても
素敵です♥
すごくすごくすごく
大好きです♥

# by vitaminminc | 2019-05-03 21:16 | 生きもの | Comments(2)

観葉植物と私

高校生の時、部屋中を観葉植物で満たしておりました。
壁、ベッド、床のカーペット─白い天井以外は、レースのカーテンにいたるまですべてブルー系に統一しておりました。壁には原宿で仕入れたカジキマグロが掛かっておりました。
私の部屋は、ドアを開けるとグリーンとブルーの息吹に満ちた楽園でした。
床では花をつけたジャスミンが香りを放ち、机の上にはポトスが蔓を伸ばし、窓辺には繊細なアジアンタムが午後の間接光を背に受け輝いておりました。
父親は私の部屋を『ジャングル』と呼んで心配し、それ以上観葉植物を増やすことを禁じました。
買い足さなくても陽当たりのよい私の部屋ではどの子も生き生き成長しました。鉢を換えたり株分けしたりで密かに増え続けたのでした─ある時期までは。

平屋だったお隣が2階建てに建て替えた途端、私の部屋は午後の日照時間がないに等しくなりました。ベランダがある南側に掃き出し窓はありましたが、観葉植物にとっては日没までの陽射しの有る無しが死活問題だったようです。
あんなに元気だった子たちが次々に生気を失っていきました。
栄養剤のアンプルを差し、暖かい日にはベランダの日蔭に置きました。いつの間にか鉢の中に蟻が巣をつくってしまい散々な目に遭い、結局全滅させてしまいました。

以来、積極的に観葉植物に手を出すのは自重してきました。猫たちがおイタをしますし。
でも、もともとグリーンが好きな私。今はこの子に目をかけています。
観葉植物店にはほとんど出回っていない、『サナオーリアンタム』です。
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和と洋、両方を兼ね備えた感じの葉が好みです。







──なんちゃって、人参です。わかる人には一目でバレたことと思います(笑)
名前は人参のスペイン語=サナオリアから勝手にそれっぽくつけました。




# by vitaminminc | 2019-04-30 10:34 | 観葉植物 | Comments(2)

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いつまでも沈黙しとるわけにもいかん。
先日脳ドックを受けてきた。

MRI検査当日の朝、毒舌ムスコが言った。
「結果異常なしと出たら、それこそ(先天的)異常の証明だからな」
「はいはい」
「俺に弁当作っといて自分で食っちまうとか、狂気の沙汰としか思えねー(笑)」
ここで虚しい言い訳というか解説をば。
ムスコの高校時代。アラームが鳴ったのに疲れがたまっていたのか、私はすぐに起きられなかった。
あたふたとムスコの朝食を用意し、あたふたとお弁当のおかずを作った。
「俺の弁当は?」
今しも家を出ようとしていたムスコに訊かれて、初めて気づいた。
キッチンにあった二段重ねの弁当箱の、下段の容器にはご飯が入っていたが、上段の容器は空のままだということに。
なぜなら私は、フライパンで作った弁当用のおかずを自分の皿に盛り、ムスコの向かいに座って慌ただしく朝食をとったからだ。
弁当箱に詰められるはずのおかずが、なぜか私の腹に(まだ胃のあたりか)おさまっていた。 
「ヤバ! 食べちゃった」
立ち竦む母親を火星人を見るような目で見ながら、ムスコはもう間に合わねーと昼食代を請求した。
安心していただきたい。
ムスコの弁当用に作ったおかずを『弁当箱で食べた』のなら即刻病院行きだが、救いは『皿から食べた』ことだ。
ムスコが言ったのは、この時のエピソードであろう。

これ以上皆さんをドン引きさせても仕方ないので、そろそろ病院に移ろう。
検査フロアで受付を済ませるはずが、簡単にはいかなかった。
受付で、提出した問診票に書いた既往歴の『胆嚢摘出』について問われた。問診票は予約をとった後、病院から送られてきたものに予め記入していた。
「腹腔鏡手術を受けられた方はMRIを受けられない場合がありますが、(体内に)クリップはありますか?」
「わかりません。予約の電話を入れた時に同じ質問をされて(※)、胆嚢摘出の手術はこちらの病院で受けたと話したら、確認をとるため暫く待たされて、大丈夫という回答でした(だから今日ここに検査受けに来たんじゃねーか)」
「その時クリップについては何か言われましたか?」
「いいえ、MRIは受けられますとだけ」
※電話予約時には歯のブリッジについて科に確認、胆嚢摘出については首から下なので問題ないと言われた。この「問題ない」というのが受付の判断によるものだったのだとしたら、それこそ問題!
「では、ご自分で手術を受けた科に電話して、クリップの有無とMRI検査が可能か確認してください。出て右にある待ち合いのロビーからかけていただけますか」
同じ病院なのに、なぜ受付で内線にかけてはくれないのだろう。腑に落ちないままロビーに行った。ホテルの客室みたいに、ロビーに設置された電話から内線をかけられるのだろうと思いきや、そんな電話どこにもない。電話で予約した時に確認してもらった項目なのに、なぜ再び確認せにゃならんのか。
受付に戻って訊いた。
「もしかして、自分の電話でかけるんですか?」
「はい。お願いします」
「なら直通番号を教えてください、外科でいいと思うんですけど」
「代表に電話して、そこで科を告げて回してもらっていただけますか」
あまりの不親切さに仰天するあまり、怒りの感情すらわかなかった。
スマホで病院の公式ホームページを開き、代表に電話をかけるも3分鳴らし続けたが一向に繋がらない。
再び受付に引き返し、その旨訴えた。繋がらないのは回線がすべて塞がっているからで、順に空いたところから繋がるはずなので辛抱強く鳴らし続けるよう言われ、ロビーに戻った。
ここの病院の対応の悪さはネットのクチコミで知っている。
「本当は★1つもつけたくないけど、★をつけないと書き込めないシステムだから1にしました」とか「院内の連携がまったく機能していない。ホウレンソウを一から学ぶべき」といったものばかり。まったくだと納得しながら代表電話にかけた。
さっきと同じく、壁の掛け時計を睨みながら延々コール音を聞かされていると、きっかり5分後にようやく繋がった。手短に事情を話し、診察券(検査には不要だが念のため持参してきてよかった!)の番号を告げて外科に回してもらった。ここでもだいぶ待たされた。通話中に待たされるとハラハラする。私のスマホは通話主体の契約ではない。定額カケホーではないので1分ごとに通話料が発生するのだ、どーしてくれる。
外科の看護師が応対した。受付でクリップの有無とMRIが可能かどうか確認するよう言われたことを伝えると、また通話料をチャリンチャリン鳴らすように待たされ、得た回答は『MRIは問題なく受けられます』という簡潔なものだった。
受付に行って言われたままを伝えた。
回答したのは医師かと訊かれた。
「女性でしたけど」
「なら看護師ですかね」
そう言いながら、受付票に『看護師応対』と書き込んでいる。
知らねーし!
「では、こちらの番号を持って呼ばれるまでロビーでお待ちください」
やれやれ。番号札のクリップをバッグに付けてロビーで30分ほど待っていると、受付にいた別の女性が入ってきた。ロビーにいたのは私のほかは3人だけ。最初は私1人だったのだから、私を呼びに来たに違いない。ここに至るまでの時間─検査が可能か否かの確認を入れたらすでに1時間も待たされている。牢名主だ。
病院から予め送付された問診票ほか案内には、検査の予約時間は14時からだったが、13時30分には受付を済ませるよう書いてあった。私はそれよりはるかに早い12時40分にはゲートインして、受付で早く着きすぎたことを詫びたくらいである。そんな心掛けが効を奏し、確認に手間取りはしたものの、丁度余裕をもって検査に臨める頃合いにお呼ばれする運びとなったのだろう。
受付嬢2号が、真っ直ぐ私のもとに来た。そして、こう言った。
「あの、クリップについて確認ですが─」
音もなく堪忍袋の緒が切れた。
確かに、手術前に説明は受けていたのだろう。そして同意書にサインしたのだろう、この私が。
でも本当にクリップの説明など記憶にない。ほかは鮮明に覚えている。どのような手術になるか、確率は低いながらも『失敗のリスク』についてもきちんと説明を受けた。だけど、この日になるまで自分の体内にクリップと呼ばれる金属があるなんて知らないでいた。
「またですか?」
うんざりした私は、にわかに反抗期に突入した。
「クリップの有無によっては、今日私は検査を受けられないってことですか? 予約の電話を入れた時に腹腔鏡手術を受けたことを告げて、電話口で待っている間にそちらで確認していただいて、検査は受けられますということだったから、予約も取れたし今日ここに来たんですよ。それなのにまた自分で科に確認するように言われて、自分で代表に電話して、同じ質問をして、これでもう3回目ですよ!」
受付嬢2号は、慌てて詫びながら、
「クリップの金属名は─」
と言った。
「さっきはクリップの有無しか言われませんでした。金属名を、また私が自分で電話して確認しないといけないんですか? ここの病院で手術を受けたのに?」
「いえ、ならこちらで確認します」
そう言うと、2号はピューッと立ち去った。なんだ、やっぱ受付から内線かけられるのではないか。1号はなかなか繋がらないのを承知していて、受付業務が滞るのを避けて私に電話させたのだ。
それは百歩譲るとして、何を何のために確認する必要があるのかをきちんと説明してくれなきゃ、こちらは素人なんだし、医師がOKしたら100%問診クリアと思うではないか。
ムッカムッカしながらロビーのでかすぎて深すぎる一人用ソファーにふんぞりかえっていると、今度は女性の検査スタッフ(看護師?)がやって来た。
「◯◯さんですね? お待たせしました。検査の前に1つ伺いますが─」
(来た来た来た来た!)
「体内に、クリップは─」
(やっぱ裏切らない~ッ!)
私が苦笑しているところに、先程の2号が足早にやって来た。内線だと時間がかかるから、直接科に行ったようだ。
「すみません、今確認してきましたら、◯◯さんの体内にはクリップがありまして、あの、クリップは止血用で術後体内に残るのが普通でして、全く安全な金属だそうです。あ、検査は受けられるんですよ、検査は受けられるんですが、体内に金属がある方は、2種類ある、より高い磁場が発生する3T(サンテスラ)という装置では受けられなくて、1.5の装置になるそうですが、宜しいでしょうか?」
「私の身体は一生性能が落ちる方の装置でないと検査出来ないわけですね?」
「ほかの病院ではわかりませんが、ここの病院では現在のところそういうことになります。それから、さっきは何度も申し訳ありませんでした。個人情報でもあり、カルテの内容はご本人に確認していただくことになってまして─」
最後の説明は解せない。だって予約する時には別の受付X号、普通に確認していた。しかし、何人もいる受付の中で2号が最もまともで賢いこともわかった。こちらから質問しなくても、必要と思う説明を果たしてくれたからだ。
「わかりました。どうもありがとう」
私は本来木偶の坊的1号に向けるべき怒りの矛先を、タイミングのせいで賢明な2号に向けたことを悔いた。最初から(電話予約の時点で)2号に応対してもらっていれば、少なくとも受付での確認は1回で済んだだろう。
迎えに来た検査スタッフと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
「無限ループかと思いました」
と私は敢えて説明を省いて言ってみた。
スタッフはそうしたクレームが日常茶飯事であることを認めたかのように、「すみません。不安になりますよねぇ」と苦笑し頭を下げた。 
検査前に医師の問診を受けた。同じスタッフが立ち会っている。
「問診票の気になる症状のところに『あり得ないミスをするようになった』と書いてありますが、具体的に詳しく教えてもらえますか?」
と医師に訊かれた。
「ハイ。仕事でパソコンの入力をしているのですが、番号を入れるところと、名称を入れなくてはいけないところの両方に、記号の◯を入力していたことがあって自分でもさすがにゾッとしました、通常そういった記号を仕事で入力することはないので」
「その時だけ?」
「そのレベルのミスはその時1回だけです、今のところ」
「◯を入力した記憶は?」
「無意識に入れたみたいなんですけど、あとでよーく思い出してみたら、ひらがな入力でまる、と入れてから記号に変換した記憶がうっすらと。自分で入れたことは間違いありません(最終更新者が私の名前になっていたから)」
「その日は忙しかった?」
「ええ、いつもよりはだいぶ」
医師は1秒だけ考えて私に言った。
「今回MRIは2回目とありますが、前回受けたのはいつですか?」
「2017年4月です」
「でしたら今回の検査でも異常が見つからなかったとして、もしも症状が改善しなかった場合ですが、MRIに写らない神経の方も考えられるので、一度神経内科を受診してみてください」
「神経内科ですか」 
「はい。神経内科がいいでしょう」 
問診後、スタッフはこれ以上ないくらい私に優しく親切になった。それはまるで(まだ50代なのに、お気の毒に)という同情からそうせざるを得ないかのように、
「(受付の対応で)いろいろ不安にさせてしまい、混乱させて申し訳なかったです」
と再び謝った。 
混乱していたのは受付だ。それに、私は不安になったわけではない。思い切り不信感を募らせただけである。
『比較的若くして何かを発症した人』として、手厚い案内を受けつつ無事検査を終えた。結果は2週間ほどで自宅に送付されるそうだ。
院内のレストランで利用できるというソフトドリンクの無料券をしっかり使ってジンジャーエールを注文した。ジンジャーエールは、私の大好きなSF小説、ハインラインの『夏への扉』に登場する超魅力的な猫のピートの好物だ。
シャンパンゴールドの液体の中。無数の泡が綺麗だ。泡が弾けるたび、我が脳細胞の死滅を連想した。

ムスコに話したらなんて言うだろう。すでに検査前に言われちゃいるが。
「◯がどーのって言うけどね、俺にはこれまでのボケの数々、全部同じレベルにしか思えない」
可哀想なムスコ。私は今回の『◯入力事件』でゾッとしたけど、おまえは年がら年中母親の所作言動にゾッとさせられていたわけね。

長くなったついでに白状すると、4月16日にぼやいていた『行方不明の引き出し』の件、あれ、ただの記憶違いだった。猫のフィギュアが入った靴の空き箱がふつーに見つかった。
引き出しにフィギュアを移して、中身の猫ちゃんがつかえないか開閉して確かめたというリアルで細かい記憶もみんな妄想だったわけだ。

( ̄▽ ̄;)あ。ドン引いてます? そんな遠くに行っちゃって、画面の文字見えます? 戻って来てくださいよ。
あはははは、あはははははは─
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# by vitaminminc | 2019-04-28 06:21 | 健康 | Comments(4)

見知らぬ番号に電話した。

見知らぬといっても、その番号には見覚えがあった。
2日間続けて着信があったのだ。
昨日外出先から戻ると、留守電に録音されていることを示すランプが点滅していた。
再生ボタンを押すと、ディスプレイに発信元の番号が表示された。
前日に着信があった番号と同じであった。市内の固定電話である。
『〇〇さんのお宅ですか。ワタクシ△△です。いつも[カルチャー教室名]で大変お世話になっております。あのぅ、昨日もお電話差し上げたんですが、お留守でしたので。実は5月はワタクシいろいろと立て込んでおりまして、どうしても出席できないんです。本当に、いつもお世話になっておりますのに、そういうことで、とても残念で、申し訳ないのですが、5月は出席できないということをお知らせしなくてはと思いまして。本当に申し訳ありません、どうぞよろしくお願いいたします、では、失礼いたします─』
一昨日の1回目は、やはり私が仕事に出ている時間帯に着信があった。2回目は入浴後脱衣所でコール音を聞きつけ、居間に入った時にはもう切れていた。
着信記録で確認したが、その番号には見覚えがない。ネットで調べたけれど1件もヒットしなかった。迷惑電話ではなさそうだと安心しつつ、本当に大事な用なら留守電に何か残すはずだと思い、放っておいた。
そして昨日、留守電にメッセージが入ったわけだ。

さて、どうしたものかと悩んだ。
留守電にメッセージを残すくらいだから、かけた当人にとっては大切な用件に違いない。3回もかけてきたわけだし。
しかし、明らかに間違い電話である。私は何かのお教室でその人に何かを教えてなどいない。
3回も間違えてうちにかけてきたということは、その人のアドレス帳の番号がそもそも間違っているのは明々白々。
声の感じから、留守電の主は70代前半くらいのご婦人と推測できる。生真面目な性格であろうことも窺える。
うちの電話に録音された内容を知らないカルチャー教室の講師は、何の連絡もなしに無断欠席したと思うだろう。
ご婦人が、きちんと連絡した(つもりである)にもかかわらず、「無断欠席」で少なからず信用を失うのは忍びない。
私は、着信履歴を表示して、受話器をあげた。
『はい、△△ですが』
「私、先ほど外出先から戻りまして、留守電を聞いた者です。今日の午前10時過ぎに、留守電にメッセージを入れてらっしゃるかと思うのですが─」
『あら? ○○さんの?』
「いえ、家族ではなく他人です。電話番号が間違っていたようで、私の家に電話が入りました」
『あらまぁ、そうだったんですか?』
「ええ。どうしたものかと迷ったのですが、大切なご用件のように思えたので、一応お知らせしておいた方がよいかと思いまして」
『それはそれはどうもご親切に、大変ご迷惑をおかけしました』
「何回かお電話いただいてますよね?」
『ええ、3回かけてもお出にならなかったので、今日留守電に入れたんですよ』
「念のため伺います。何番におかけでした?」
『あ、今、今、確認しますね、このままお待ちになってくださいね──大変お待たせしました、ええと、048-×××-××××です』
「ああ、やっぱり。それ間違ってます。うちの番号ですから」
『失礼ですが、お名前は─』
「(なんで名乗らせるんだよ、意味ないよ、ww)私は、□□と申します」
『失礼ですが、そちらは〇〇町ではない?』(←電話番号が間違っていることをなかなか受け入れられないらしい)
「違います、こちらは駅の反対側です」
『ああ、そうでしたか。やっぱりこの番号が違ってるんだわ。とても、とっても助かりました。なかなかここまで親切にしてくださる方なんて滅多にいませんもの。よかったわぁ、どうもありがとうございました』
と、心底感謝されまくり、受話器を置いたのであった。



# by vitaminminc | 2019-04-27 18:51 | 人間 | Comments(2)

対戦相手

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戦っていた相手は、猫じゃら氏ではありません。
睡魔だったのであります。

# by vitaminminc | 2019-04-24 01:32 | 生きもの | Comments(2)

伸びる

昨日ムスメに、豆苗の生命力について話した。
「1日置きに切ってもすぐ伸びる」
そして窓辺で青々と元気にしている豆苗を見せた。
「豆苗ならうちにもあるよ」
おや、そう言えばムスメとフィアンセさんが住むアパートにお邪魔した時、見たような?
「でも今ちょっと怖いことになってて─」
「え? カビ?」
「じゃないんだけど、写真撮ったのあるから─」
ムスメが差し出した画像を見て、私は思わず言った。
「なんじゃこりゃ!」
ムスメは毎日和食中心の料理をちゃんと作っている。時々私に料理の画像も送ってくる。
それなのに、なぜキッチンの豆苗をこんなになるまで放置したのか。
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「貞子化してるじゃん(笑)」
今はちゃんと料理に使っているそうである。


# by vitaminminc | 2019-04-22 17:48 | 笑い | Comments(0)

作品名『日溜まりの塊』

本日3度目のアップっぷ。
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うずぴです。さんざん探し回って、まさかいないよねと思いながら掛け布団をずらしたら、いた。
西陽燦々の暖かい部屋の中、布団に潜ったきり出て来ない。そのわけは、少し前まで市内里帰り中のムスメが私と猫のためのベッドに寝転んでいたから。
その時うずぴは窓辺に避難して固まっていた。固まり具合が気になり、ムスメが部屋から出て行ったあと様子を見に部屋に入ったら、姿をくらましていた次第。
腫れ物に触るように、そーっとそーっと小声でなまえを呼びながら撫でてみたけれど、怯えきって顔をあげてくれない。むしろシャーッと威嚇された方が安心できる気がする。
ここまで怖がりで人見知りが激しいと自分でも辛かろう。ムスメもムスコと同じく猫が大好きだから危害なんかくわえないョ。ちょっと前まで同じ屋根の下で暮らしていたんだョ。
危険な相手かどうかを見分けられないということは、本能が機能しないくらいの拒絶反応ってこと?
私がアニマルセラピー類人猿となって、うずぴの頑なな心をほぐしてあげたい。


# by vitaminminc | 2019-04-21 16:21 | 生きもの | Comments(0)

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本日2度目のアップっぷ。
カメラを向けると条件反射でなぜか欠伸が出てしまうくーちゃん。
見ようによってはソプラノ歌手🎶

# by vitaminminc | 2019-04-21 12:19 | 生きもの | Comments(2)

のこのこタケノコ

またしても、のこのこと季節を遅どり?
昨日ようやくタケノコを買い求めた。タケノコはムスコの好物だというのに、すっかり出遅れちまった。
というのも、近所のおばちゃんが所有している竹林で収穫した筍を毎年買わせてもらっていたのに、先日ゴミ出しに行った朝、おばちゃんに嘆かれたのだ。
「なんだか今年の春は全然ダメなのよ~、とれたら声かけるんだけどさ」
待っていたらいつになるかわからない。うかうかしてると店頭からも姿を消してしまうってんで、普通にスーパーで買ってきた。中くらいのを3本。
①圧力鍋に皮を剥いて縦に切ったタケノコ3本分をぶちこむ
②タケノコと同じ高さまで水を張り、食用の重曹を小さじ2杯弱(←適当)投入
③鍋を火にかけ、圧力鍋がシュッシュッ言い出し圧力がかかったことを蓋の突起で確認し1分待(←時間適当)
④火を止め10分以上経ったら鍋の湯を捨て、でかくて深い蓋付きタッパーにタケノコを移し、水を入れて保存
灰汁抜き15分コース。楽チン♪
炊き込みご飯を作った。
具は、タケノコと、鮭と、ホタルイカ。
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青菜は我が家で大活躍の、朝摘みならぬ朝刈り豆苗。

ついでに、今朝撮り猫↓
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編集加工お試し中につき階段の色が全然違う(笑)
くーちゃんの階段、途中からいきなり汚く見えるが実際は階段に差などない。うちは散らかっちゃいるが汚れてはいない。うずぴの方が実際の階段色に近し。
接写の方がよりピントが合うのに、私がスマホ片手に近づくたびに、ふたりとも2段ずつ上に逃げる。なんでやねん!
おまけに調子に乗って加工し過ぎて画像がどえりゃー粗くなった。くーちゃんを額に入れ忘れたし! 

余談だが、ネットの記事を「お気に入り」にしまっても、その保存先がどこなのかをネットで検索している悩んデルタール人である。ただでさえ家の中で探し物をしない日はないというのに、スマホでまで?
旧機種はもっとシンプルで、こんなこと調べる必要もなく快適に使えていたのに(涙)
ワタクシは、平成を踏破できぬまま直立歩行もできぬまま! 令和に連れてかれるといふのか。
 退化 > 進化 
タケノコのアクなど抜いてる場合ではない。アクなき挑戦を続けなければ、退化にエンジンブレーキがかからない。
(´-ω-`;)ゞ 手遅れ感は否めないけど。









# by vitaminminc | 2019-04-21 09:12 | タケノコ | Comments(0)

ケチのケは経済観念のケ

いつだったか「無限キャベツでダイエット中」みたいなことを恥ずかしげもなく語りました。
その後、そのことに一切触れていないことからもお察しのことと思います。
はい、約一週間でやめました。三日坊主が性癖の私としては続いた方であります。
キャベツが悪いわけではありません。キャベツは無実です。
私の意志が限り無く有限(?)だったのであります。

無限と言えば、今のところ無限再生してくれる優等生野菜を育てております。
いや~、育てているなんて言っては語弊がありますね。
チョキチョキと葉先をカットしては、パスタやサラダにトッピング。
あとは水を足して日当たりのよい窓辺に置いておくだけ。
一日置きのハイペースでチョキチョキしても、すぐに伸びてくれるのです。
優等生野菜の名は、「豆苗」ちゃん。切られて伸びる、怪我の豆苗。
びんぼっちゃま家計の強い味方と申せましょう。
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びんぼっちゃまと言えば、石鹸を再生させました。
本当はチビた石鹸を野菜カッターで薄くスライスして、丁寧に再生させるべきなのです。
しかし私は大雑把な人間です。しゃらくせーとばかりにスライスする工程を省きました。
その分レンジにかける回数を増やしました。沸騰してあふれ出ちゃって、レンジ内をセッセとお掃除(笑)
おかげでレンジがピッカピカ。これがまことの一石(鹸)二鳥。
チビた石鹸合計7個の集合体は、スライスしなかったために仕上がりの表面が武骨&いびつ。
でも、こうすると泡立ちまで復活するんですネ!
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私は決して吝嗇家ではありません。
野菜を「育てる」のも、石鹸を「再生させる」のも、小学生の理科の実験感覚。大いに楽しんでます162.png
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PS:無料写真アプリの使い方を練習中。センスの欠片もない画像なのは十分承知してます。
それにしてもなあ。こーゆーのじゃなくて、もっとこう、なんというかなあ(笑)
(-_-;)ほかのアプリにするべかな。。。
うずぴは相変わらず部屋の外だとへっぴり腰。
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別のアプリにしました。
シンプルで使いやすいです110.png






# by vitaminminc | 2019-04-19 17:11 | 人間 | Comments(2)

生猫

先の見えない就活で疲れているムスコ。
今月に入ってからすでに2回もつぶやいた。
「俺になつく猫が欲しい」
ニャンコ先生のグッズでは満たされないらしい。生の猫でないとあかんらしい。
ムスコは将来独り暮らしをするようになったらペット可のマンションで猫を飼うと断言するほど猫好きである。
最初にそのつぶやきを聞いた時、私はうっかりしていた。
「それじゃ子猫から飼うしかないね」
ムスコは糸のように目を細めながら私に言った。
「何か忘れてない?」
「何?」
「子猫から飼ったヤツいるよね」
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なんやねん。なんか文句ありまっか。
ふはははは。忘れていたよ、うずぴがうちに来たのは生後2ヵ月。片手でつかめるくらいチビっちゃかったなあ。
だけどなムスコ。うずぴみたいに人になつかないタイプの猫をたとえ短い時間でも、うまい具合に抱っこ出来た時の喜びといったら。それはもう、ビッグウエンズデー並み(波だけに)なのだよ。
今夜再び遠い目をして「なつく猫」を所望したムスコに私は言った。
「猫はオスの方がなつきやすいかもね」
眠眠やコタローは言うまでもない。庭猫の丑松くんやモフの態度を見る限り、また猫漫画に登場する猫たちを見る限り、メス猫に比べてオス猫の方がウェルカム精神が強い気がする。
「メスはなつかない」
とムスコが寂しげに頷く。人間のことも含めて言ってるんじゃなければよいが。
私の部屋にくるたび猫に逃げられ、居間にいるたび猫に避けられ続けて早3年半。その間に我が家の一員に迎えたオス猫の名付け親になり、毎日抱き上げては可愛がっていたコタロー。あの子を病気で失った時、ムスコはずいぶん泣いたっけ。。。 
「でも個体差あるよ。私がマイ(←メス猫)を実家で飼ってた時、マイは犬みたいに人懐こくて、お客さんが来ると玄関チャイムが鳴っただけで2階から駆けおりて出迎えたし、自転車の前かごに乗せて外走るのだって平気だったよ」
そう、だからオス猫を赤ちゃんから育てたとしても、眠眠やコタローみたいにおとなしく抱っこさせる保証はないのだよ。凶暴な噛みつき猫に育つかもしれないのだよ(笑)
「動物が好きなら動物が好きな人と一緒になりなさい。でないと動物が不幸になる」
これだけは言っておかねばということをムスコに告げると、私はムスコのつぶやき(=弱音)を放って風呂に入った。
あ。そうだ。ムスコさぁ、将来抱っこできる保護猫ちゃんを探して、その子の里親になればいいじゃない。それが確実だよ。うん。


# by vitaminminc | 2019-04-18 22:15 | 生きもの | Comments(2)

幻の引き出し

我が家で唯一、歓んでお客人(猫が苦手な人を除く)をお通しできる部屋─それは、トイレなの162.png
整理整頓が苦手なワタクシだけど、ココだけはいつも夢心地の空間にしているの162.png
大好きな猫ちゃんのいろいろなフィギュアを季節ごとに飾ってるの162.png
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こんなふうにね162.png
で、桜の季節も終わりに近づき、緑の季節にふさわしいフィギュアを並べようとしたのね162.png
前回フィギュアを入れ替えたのは、ムスメの彼氏さんが我が家に挨拶に来る前だったわね162.png
それまではフィギュアを専用の箱(←靴の空き箱)にしまっていたのね162.png
でも、この際だからと小引き出しの中を整理して、季節外の猫ちゃんたちをしまったのよね162.png
付属品とともに、一体一体薄紙にくるんで大切に引き出しにしまったのよね162.png
で、入れ替えだ~ってんで、日曜日に小引き出しを開けてみたのね162.png

あれ、中身が違う、おっとここじゃなかったか、え? ここでもない? げっ、ここも元のまま?
えぇぇ~っ!?
引き出しの中身が見つからないのではない。
引き出しそのものが見つからないのである。
引き出しにしまった─あれは白昼夢だったのか。
引き出しにしまってから、確認した記憶がある。
つかえたりしないか。スムーズに開閉できるか。
フィギュアが傷まないように。
家の中にそんなにたくさん小引き出しのあろうはずなし。
しまうとしたら、私&猫の部屋にある小引き出しのはず。
でもでも、どれも文房具や裁縫用具で満たされていた。
怖い、怖すぎる149.png

仲のいい同僚にこのことを訴えたら、慣れた顔つきで笑って言った。
「みん子さぁ、その引き出しが見つかったら、どこにあったか教えて。絶対に教えて」

芸域の幅や豊富な知識のことを「たくさんの引き出しを持っている」などと表現したりする。
今回の怪奇現象は、何かの象徴なのではないか。
私はいったい何を失ったというのだ?
元々芸も知識もないに等しい。
失ったのは、猫のフィギュアをしまった引き出しの記憶。






# by vitaminminc | 2019-04-16 19:19 | 人間 | Comments(2)

ムスコの寝床

わたし「おまえがなぜゴミを捨てることすらできないのか、私は知っている─」
ムスコ「 ? 」
わたし「それは、おまえ自身がゴミだからだ。だから仲間を捨てることができないのだ」
ムスコ「(笑)(笑)(笑)」←言葉による応酬を放棄

そんなムスコがゼミの合宿に行ってる隙に、シーツでも洗ってやんべと思い、ムスコの寝床(←ロフトベッド)によじ登ると─149.png

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ひょえぇぇ! なんか増殖してる。
頭の置き場、ないに等しい枕元。

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焦って撮ったからブレブレのニャンコ先生ストラップ2点。
本日食卓の上(ムスコの席付近)にて発見。
21チャイ男子大学生。就活で疲労困憊中。
ニャンコ先生に癒しを求めているのか。
怖くて聞けない。
(ニャン凝り性ネ178.png )と苦笑してられるレベルならよいが。

DEEP!

# by vitaminminc | 2019-04-15 14:21 | 子ども | Comments(0)

私を操るモノの正体

「脳に寄生虫でもいるんじゃないか?」
ムスコにそう言われたと職場で話したら大ウケした。
よせばいいのに、ついついムスコに報告してしまう。
するとムスコは増長し、具体的に補足説明を始める。
「ひゃは! 俺は今もそう思ってるよ。ツリガネムシみたいのが脳にいるんだよ。そいつらがくるんッ!て動いてを描かせたんだよ(笑)」
最後の方は自分で言ってることに自分でウケている。
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# by vitaminminc | 2019-04-13 21:09 | 笑い | Comments(5)

The Iron Lady

BBA vs GGI

今日はどこの何だっけ?
何が?
就活。B社の説明会だっけ?
違う。昨日伝えたろ。
え? なんだっけ?
覚える気ないなら聞くなよ。
ちょっと忘れただけじゃない。
少しは思い出そうとしたのかよ。
さっきからずっと考えてて─でもB社じゃないんだよね。
教えないね。そうやって思い出せずにイライラして一日ストレス抱えるがいい(笑)
ストレス、脳に悪いのに?
へっ!
そういう態度なら一人で就活しなさいョ。ヨレヨレのズボン穿いて面接受けりゃいいんだ。
(笑)(笑)(笑) 
ムスコは堪えきれずに笑った。無論勝利の雄叫びではない。敗北の自嘲である。その証拠に、「C社の座談会」と柔和な目になり白状した。
昨夜0時近くになり帰宅したムスコの気配に目覚め、夜中に起き出しスーツのズボンにせっせとアイロンをかけてやったばかり。午前中にB社のグループディスカッション→午後にゼミの卒論テーマ発表会→夜にゼミの懇親会。座敷で行われたことが一目でわかるほど、ズボンの皺が半端なかった。
私は単なる好奇心でいちいち確認しているわけではない。説明会や座談会も身だしなみに気をつけるべきだが、いわんや面接をや。
もしも面接だったら、2着(ほんとは3着だけどな)のスーツのうち、クリーニングしたばかりの方を着ていけとか、2足あるビジネスシューズのうちこっちを履いてけって、よりコンディションのいい方を選んでやっちょるの!
A社の面接日まで、せっかく追加で新調したスーツをなかなかおろさずにいたのだって、そういうことだったの! 
ピシッとしたスーツだけで1次を通過できたとは思わないけど、ヨレッとしたスーツだったら通過してなかったといっても過言でない。母さんが手を貸してやれるのは身だしなみくらいなのに、そんなこともわからんのかい。けっ!

(-_-メ)鉄は熱いうちに打てというけれど、アイロンを手にした母親を打ち負かそうなんて半世紀早ぇーのです。
とは言え、みん子のMはマゾのM。ムスコのMはマルキド・サドのM。ムスコの毒舌を愉しんでいないかというと、否定せざるを得ないのであります。
※BBA=ババア=わたくし
 GGI=ジジイ=ムスコ


# by vitaminminc | 2019-04-12 21:02 | 笑い | Comments(0)

くーちゃんの秘かな優越

猫たちは、留守番をしている時間帯は部屋でまったりお昼寝。

うずらは早朝と夜寝る前に、部屋から出て、家中を散策して回るのが日課。
といっても臆病なので、私以外の人間がいるだけで、もう居間に入って来ようとしない。
先日、就寝のため部屋に戻ると、部屋にいるはずのうずらの姿が見えなかった。
廊下で見かけなかったので、とっくに部屋に戻っているものと思ったが、閉め出してしまったようだ。
ドアを開けて廊下を見回すと、いたいた、廊下の隅っこに怯え切って固まっている。
「ドア、開いてるよ」
と言うと、「にゃ!」と短く鳴いて、脱兎のごとく部屋に飛び込んだ。ドアに細い体をぶつけながら。
ごめんね、うずぴ。朝晩はまだ冷えるから、ドアを開放したまま眠るわけにはいかんのよ。

寒がりのくーちゃんはあまり部屋から出たがらない。
それでもブラッシングをしてもらいたくて、なかなか部屋に来ない私を何回でも居間に迎えに来る。
「まだ寝ないよ」
と言うと、なんとなく話が通じたようで、諦めてひとり部屋に戻っていく。
気が向けば居間のどこかに丸くなって私が席を立つのをひたすら待っている。
そして私が腰を上げると、くーちゃんは振り返り振り返り私を先導する。
階段の曲がり角で、くーちゃんは必ずいったん立ち止まる。
自分の足元に私の頭が現れると、なんだかとても嬉しそうに、額のあたりに鼻チュッ162.pngをしてくれる。
これは勝手な想像なのだが、くーちゃんは私を見下ろす時のみ、優越感と母性本能が湧き起こるらしい。
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くーちゃん





# by vitaminminc | 2019-04-11 17:25 | 生きもの | Comments(0)

ミステリー・サークル

今朝、起き抜けに見た居間の光景。
昨夜も座敷[あ]らしが就活に奮闘した模様。

「触らねーでくれ。何がどこにあるかわからなくなる」
と、中心人物は言います。
触らなくても、常にわからんではないか(笑)

昔から自室ではなく居間で勉強する子でした。
居間の方が安心できるから─
では決してなく、自室が散らかり過ぎていたから。
生前オットは子どもを居間から追い出したがりました。
「勉強するなら自分の部屋でやれ!」
でも、私は子どもが視野にいる環境を好みました。
「東大生の殆どが居間で勉強していたらしいよ」
などと偏差値的に全く意味をなさない言い訳をして、子どもを居間にいさせました。
オットに逆うことなど滅多になかったのに、このことに関しては譲りませんでした。

だからこそ、こうして拝むことができるのです。
ミステリー・サー狂ってるを!
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とてもカラーではお店で着ません、ぃぇ、お見せ出来ません。
左手真ん中あたり、ビジネスバッグのそばに転がっている箱は、大学の就活仲間に教えてもらって買ってみたという「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 働き続けた目にじ~んわり」。
これを目にあてて20分ほど仮眠すると、かなり疲れがとれるそう。いや~友だちってありがたい!





# by vitaminminc | 2019-04-10 18:51 | 子ども | Comments(2)