常習犯

くー様「奥さん、ちょっと来て」
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あだす「あらくーちゃん、家政婦は見たごっこ?」
くー様「いいから早く2階に来て」
あだす「ハイハイ、遊んで欲しいのかな?」
くー様「あれよ、あれを見てえぇ!」
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あだす「・・・またやりおった」
うずぴ(ギクッ)
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あだす「う~ず~ぴ~~~」
うずぴ「ハイ。うずぴですが、何かありました?」
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# by vitaminminc | 2018-10-21 21:33 | 生きもの | Comments(0)

うずぴの小さな愉しみ

 昨日、主にくーちゃんが昼寝をする時に使っているベッドに、ネズミのおもちゃを発見した。
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(くーちゃんたら自分でおもちゃを入れたのかな。珍しいな)
 ところが、触ってみたら見事にびしょ濡れ。もちろんオシッコではない。
 こーゆーことをする犯猫は、うずらしかいない。
 すぐ近くに置いてある飲み水の器に入れたのは明らか。
(いったん水に浸してから、わざわざくーちゃんの昼用ベッドに置いたのか?)
 想像したら可笑しくてたまらなくなった。

 本日、まさに水に浸してあるネズミを発見した。
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 飲み水の器は常に2つ設置しているとはいえ、1つを使いものにならないようにするのは言語道断。
 いや、まさかネズミのおもちゃで出汁をとって、そのまま飲んでるんじゃあるまいね。
 とにかくネズミを救出して、爪とぎの上に避難させた。
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 ここならダンボール素材が、程よく水分を吸収してくれることだろう。

 おい、シェルターに逃げ込もうとしているそこのチミ!
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 飲み水は清潔に保つよう努めてください。
 水に何かを浸したくてたまらなくなる病の、うずぴに言ってんだョ!

 そもそも昨日、くーちゃんのベッドにびしょ濡れのネズミを入れたのは、
 貢ぎ物 or 嫌がらせ ? どっちやねん!
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 どことなく被害者っぽい風情のくーちゃん(笑)


 

 
 

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# by vitaminminc | 2018-10-20 21:25 | 生きもの | Comments(2)

秋ドラ・マイBEST3

 ビデオリサーチの調査によれば、10月14日までに放送された秋の新ドラマの平均視聴率BEST3は下記の通り。

 ★第1位 「リーガルV」15.0%
 ★第2位 「SUITS」14.2%
 ★第3位 「下町ロケット」13.9%

 1位と2位がともに法廷もの。弁護士や検事が活躍するドラマは、相変わらず根強い人気である。
 しかし、初回放送の1位なんて、所詮「期待評」に過ぎない。「SUITS」はアメリカの大人気ドラマの日本リメイク版。そのせいなのかよくわからないが、織田裕二のアメリカナイズされちゃった話し方が鼻について仕方なかった。「下町ロケット」は、どうしても「半沢直樹」の壁を超えられそうにない。
 だから、真に誇れる視聴率は、第2回目の放送からだろう。
 私は、深夜枠のマニアックなドラマ以外は、これから初回放送されるものも含め、殆どのドラマを一応チェックする。この秋視聴するドラマを見極めるために。
 力が入っているはずの第1回放送で引き込まれなかったら、2回目はない。
 ゆえに、上記BEST3も当然観た。
 しかし、私の乱視用というより乱反射用御眼鏡に適い生き残ったドラマBEST3の中に、上記のドラマは1つも入っていない。かろうじて、「リーガルV」が今のところ第4位なので、繰り返し録画に設定してある。

 では、私のBEST3(あくまでも初回の視聴結果)を紹介しよう。

 ★第1位 「今日から俺は!!」(学園もの)     日テレ毎週日曜日22:30~
 ★第2位 「ハラスメントゲーム」(企業もの)  テレ東毎週月曜日22:00~          
 ★第3位 「僕とシッポと神楽坂」 (動物もの)  テレ朝毎週金曜日23:15~

 職場のストレスがしんどいせいか、くだらなすぎて笑える「今日から俺は!!」が第1位。どんだけ乱反射してるんだ?(笑)
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 いやホント、ツボった。80年代のツッパリ(←もどき)が主人公なので、主題歌やファッションなど懐かしさに浸りながら笑わせてもらえる。
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 主演の賀来賢人の動作、言い回し、表情が、とにかく素ン晴らスい! 静止してさえいりゃ、いまだにイケメン俳優のはずなのに、なぜかすっかり変顔俳優。
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体と顔面を張ったコミカルな演技は必見の価値あり。
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 「ハラスメントゲーム」は、テレビ東京開局55周年特別企画で唐沢寿明を主に据えたドラマ。好きな俳優の1人なのでチェックしてみたら、予想以上の面白さ。次回も大いに期待できそう。
 「僕とシッポと神楽坂」は、相葉雅紀が動物医院の獣医師を演じている。わんにゃん好きにお勧め。ほっこりした優しい気持ちにさせてくれる。

 なんか精神疲労というより精神過労に近いせいか、恋愛ドラマは観ていてしんどい。「黄昏流星群」も「中学聖日記」も、途中でリタイアしてしまった。
 
 


 




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# by vitaminminc | 2018-10-17 16:31 | 趣味 | Comments(2)

ディープな秋

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 秋は好きです。
 私が生まれた季節でもあります。
 空は青く高く澄んで、風はさらりと爽やかに吹きわたります。

 先日、地元を歩いていたら、いかにも仲睦まじい老夫婦に出会いました。
 ご主人は脚立に乗って、道路にせり出した柿の枝に両腕を伸ばしておりました。
 奥さんは、少しふくらんだレジ袋を手に、熱心にご主人をことを見守っておりました。
 ふたりとも、小柄な私よりもさらに小柄なのでした。
「持っていきませんか?」
 不意にご主人が、通りすがりの私に気づいて人懐こい笑顔で声をかけてきました。
「ふふ、今、主人が柿を─」
 控え目な性格がにじみ出ている奥様も、にこにこした笑顔で私を振り返りました。
 こんな素敵なご夫婦の無垢なる申し出を断ることなど、誰にできましょう。
「よろしいんですか?」
 私も思わず人懐こく答えておりました。
「お父さん、そこいらへんが良さそうですよ」
 奥様が枝を指さしました。
「今ね、柿を切っているんですけど、柔らかくなり過ぎてしまってね」
 奇跡を感じました。
 本当に本当に、お二人とも何とも言えず可愛いのです。
「ああ、これなんかいいでしょう。少し小さいですけどね」
 と言いながら、ご主人が私のために枝切りばさみで柿の実を切ってくださいました。
 ハサミは収穫用と見え、切った実を下に落とすことなく、切ると同時に挟み込む仕組みになっておりました。
「あとお父さん、そちらのもいいみたいですよ」
「ああ、ほんとだ、よし、これも切りましょう」
 ご主人は合計5つの柿を選びながら、奥様に向かって言いました。
「(家の)中から適当な袋を取ってきて─」
「いえ、袋ならありますので」
 私はドラッグストアで買い物をしたレジ袋を見せました。
「一緒に入れてしまっていいんですか?」
「もちろんです」
「かえってすみませんね」
 ご主人は果てしなく腰が低いのです。
「いえいえ、とんでもないです」
 心が洗われました。
 ご夫婦は、初対面の私に対してだけでなく、お互いに対しても丁寧な言葉遣いをされていました。
 私は何度もお辞儀をしてお礼の気持ちを伝えました。
 あそこの家は、確かに以前からあの細い裏通り沿いに建っておりました。
 実際の住人は、全然違うのではないでしょうか。
 本当はもっと俗っぽい、ごくふつうの住人が暮らしているのではないでしょうか。
 真っ白く清潔なステテコを穿いていたご主人。
 真っ白く清潔なエプロンを巻いていた奥様。
 私が出会った老夫婦は、現実離れしているくらい愛らしく、秋の妖精のようなのでした。
  
 翌々日の晩には、親しい友人が、毎年恒例の銀杏をたくさん届けてくれました。
 やはりにこにこして、とてもいい笑顔で届けてくれました。
 ありがとう!
 じんわりとやさしい気持ちにさせてくれる、深い秋。

 くーちゃんは、最近居間に私しかいない時に限り、くつろぐようになりました。
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 いちいち報告するほどのことでもなかろーと思われましょうが、これは報告すべき進歩なのです。
 私の部屋でならムスメに撫でさせるくーちゃんも、居間ではまだ警戒が解けないようです。
 ムスメに送った「居間で寛ぐくーちゃん」の画像をLINEで受け取ったムスメが、帰宅するや嬉しそうに居間に入ってくると、くーちゃんはスタコラサッサと2階に駆け上がってしまいました。
 その後、階段にいたくーちゃんを見つけたムスコが、
「オレ、白黒撫でたぜ」
自慢するほどですから、いかに人馴れしないタイプかおわかりでしょう。
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 この日はうずぴも私しかいない時間帯に、ひょっこり現れました。
 でも、滞在時間わずか4秒でした。
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 居間に入ると同時に踵を返して2階に戻ってしまいました(笑)
 でも、ふたりとも(涼しくなってきたから)夜は私のそばで添い寝してくれます。
 ええ、私は湯たんぽ代わりです。




 


 


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# by vitaminminc | 2018-10-14 15:02 | 人間 | Comments(2)

─私は旅に出る。
少年となって旅に出る。
20代の頃からずっと好きだった、JRのポスター。
短いコピーも、青春の1ページにふさわしい写真も。


どこまで行ってもいいんですか。
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学校を卒業すると、
春は黙って行ってしまうようになる。
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ああ、ここだと思う駅がきっとある。
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家の冷房を消して、
涼しい日本へ旅に出た。
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僕らが降りた終着駅は、
誰かの旅の始発駅でもある。
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もうすぐ都会に着くとは思えない、
山峡の夕暮れを味わっています。
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前略、僕は日本のどこかにいます。
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皆さんも絶対好きでしょう?


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# by vitaminminc | 2018-10-13 17:17 | 趣味 | Comments(0)

怒りの矛先

 夏の終わりのことでした。
 いつも利用している収容台数100台ほどの駐輪場に入ろうとすると、一人の挙動不審男が目に入りました。その男は、駐輪場の一番奥にある通路左端のトタン塀に向かって立っていました。 
 軽犯罪を犯す直前、もしくは最中、あるいは直後だと思った私は、敢えて人の気配をさせることで、とっととその不謹慎な行為を終わらせるべく、ドタドタと立てなくてもいい足音を立てながら、駐輪場に突入しました。
 案の定、男はギョッとした体で慌てて身繕いした様子でした。 
 朝、自転車を停めた時に記憶したはずの2桁の駐輪番号は、頭に上ったO型血液によってきれいさっぱり洗い流されました。そのため、つかつかと男のそばまで歩み寄らねばなりませんでした。なぜならマイ・チャリは、あろうことかその日に限って一番奥の列の一番左端に停めてあったからです。
 素早く番号を確認し、再び入り口付近まで戻って精算機に100円玉を投入しました。男にほんのわずかでも罪悪感や羞恥心が残っていたなら、私が清算している間に即刻駐輪場から退散していたことでしょう。
 最悪なことに、男は予想以上にふてぶてしいバカ野郎なのでした。私が自転車を取りに戻ると、男はまだ通路にいました。自分の自転車を駐輪ラックから引き出しているところでした。
 私は心の中で立小便男を激しくののしりながらマイ・チャリの鍵を外しました。自転車をラックから引き出す際、細心の注意をはらったにも関わらず、後輪が地面に流れた汚らわしい小便を轢いてしまいました。怒りで脳みそが熔解しそうです。
 しかも、まだすぐ近くに小便男の気配がします。一体何をグズグズしているのでしょう。ファスナーで何かを挟みでもしたのでしょうか。バカヤロー!
 しかし次の瞬間、頭に上ったRH+の血液は、一気に急降下しました。
 いい加減駐輪場の外に出ていていいはずの小便男が、テメーの自転車を支え持ち、出口の方ではなく、私の方を向いて立っていたからです。出入り口は道路に面した一ヵ所のみで、私が立っている方向には小便の跡が生々しいトタン塀しかありません。
 それまでは、いかにモラール星人の私であろうとも、1%くらいは同情してもいたのです。20mほど先にコンビニがあるけれど、尿意がMAXに到達し、いかんともしがたい状況に追い込まれ、泣く泣く駐輪場で放尿するしかなかったのかもしれないと。
 1%の同情心は、100%の恐怖心に変わりました。
 小便男は、薄ら笑いを浮かべて自転車と共に立っていました。狭い通路です。立ったままでいることは、立ちはだかっているのと同じでした。
 物凄く怖かったのですが、ここで立ちすくんだら負けだと思いました。幸いサングラスをかけていたので、おびえた表情など読み取られるはずもありません。私は、マイ・チャリを武器に、小便男に立ち向かって行きました。とっととどかねーかバカヤロー! さっさとどかねーと、この前輪でそのだらしない〇〇を××するぞバカヤロー!(⬅すべて心の声で、実際は無言)恐怖のあまり血の気も品位も失せました。
 男の顔から薄ら笑いがスッと消え、クルッと背を向けるが早いか、アッという間に視界から消え失せました。
 あの一番奥の通路のトタン塀には、「立小便禁止」の立て札が必要だなと思いながら自転車をこいで家に帰りました。
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 家にはまだ夏休み中の大学生のムスコがおりました。
 私は駐輪場で遭った災難の一部始終を話しました。
 するとムスコは言いました。
「わかる~~~」
「わかってくれる? とにかく怖かったの~!」
「いや、駐輪場って、なんでだかしたくなるのョ」
「え”?」
「オレも一度だけだけど駐輪場でしたことある」
「えぇ!?」
「成人式のあとの飲み会の帰り、駅の近くの駐輪場で、△△と□□(←おな中の同級生)と3人で」
「それ軽犯罪だよ!?」
「いや、時効時効。『おーぃ小便したくなったべ』『オレもしたくなったべ』『みんなですっぺ』─
 ムスコは当時のことを思い出したらしく、笑いながら❛実況❜を続けました。
─駐輪場って緩やかに傾斜してるじゃん?『おっとっと、流れてくっぺや』『おぃおぃこっち流すでねーよ』『んなこと言われても止めらんねーべ』(笑)」
 神様。私はこんなにもモラール星人だというのに、いつのまにやらムスコを変態に育て上げてしまったようです。

 もう、怒りの〇ン矛先をどこに向けたらいいのかわかりません。
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ネットで見つけたにゃんとも可愛い駐輪場の猫さんたち。こんな監視員さんがいたらいいのに。


 
 
 

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# by vitaminminc | 2018-10-12 11:57 | 笑い | Comments(0)

ひつじ雲

10月7日の夕刻。
ベランダで風に吹かれながら、東の空に目を奪われた。
蒼い牧場いっぱいに広がる羊たちの群れ。
なんてきれいなんだ。
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秋空に浮かぶたくさんの小さな雲のことを、私は半世紀近くにわたり、一様にうろこ雲(いわし雲)と呼んできた。
でも、この日の雲は、明らかに「鱗」ではなかった。
もこもこした銀髪の毛に覆われた「羊」だった。

ウェザーニュースによると、うろこ雲とひつじ雲は、それぞれ特徴がはっきりしていて、気象学的にも別の雲なのだそうだ。
うろこ雲=上空の高いところに発生する巻積雲がうろこ雲(いわし雲)。雲が薄くて太陽が透けるため陰ができない。
ひつじ雲=巻積雲に比べて低いところに発生する高積雲がひつじ雲。雲が厚いため、底に陰ができる。

【秋の雲を見分ける方法】
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(左)雲の塊が、人差し指からもはみ出すようなら、高積雲ひつじ雲
(右)小指1本に隠れた場合は、上空の高い所にできる巻積雲うろこ雲

ま、手を伸ばして測るまでもなく、細かくて薄いのが文字通りうろこ雲。もこもこしてるのがひつじ雲ですね。



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# by vitaminminc | 2018-10-09 19:05 | 自然 | Comments(0)

野口くん

「いいなぁ、お茶の水」
 とムスメが言った。学生時代を過ごした街なので、お茶の水に愛着があるのだ。
 それとは対照的に、私は自分を奮い立たせる意味で宣言していた。電車が苦手で仕方ないのだ。
「明日、御茶ノ水に行きます!」
 眼科受診後のランチはどこでとるのかと訊かれた。
「一人で食べるんじゃつまらないし、都心は(物価が)高い。病院出たらすぐ帰る」
 と田舎っぺ丸出しの母親の発言に、ムスメは一抹の不安を覚えたらしい。このまま放っておいたら、我が母はどんどん出不精になって老け込んでしまうのではないか?
「そんな勿体ない! せっかくお茶の水まで出るんだから、Soup Stock Tokyoでお昼を食べたら?」
 ムスメは、私が行く眼科病院のすぐ近くのはずだと言う。
「なんだ、同じビルだ」
「ね? 帰りに寄りなよ」
 そう言って、ムスメは私の気が変わらないように、野口くんを同行させる手配までしてくれた。
「ただし、Soup Stock Tokyoでランチするのが条件だからね」
 課せられたミッションに、いつになくはしゃいだ気分になった私は、長いことスマホでSoup Stock Tokyoのサイトを眺めていた。メニューは店舗や日時によって変わるらしい。私が行く日のお茶の水店10/01~10/04のスープは全部で8種類。それぞれがこだわりの素材で作られていて、詳しい紹介を読めば読むほど、どれにしようか迷ってしまう。
「明日のメニューを決めるのに、30分もかかってしまったョ」
 と話すと、ムスメは貧乏性の母親を持て余し苦笑した。
「そんな・・・そこまで? なんかスミマセン・・・(笑)」

 当日、診察を終えた私は、野口くんと仲良く連れ立ちエレベーターで1Fへ降りた。
 ところがなんと、店には「改装中」の案内が・・・。
 私同様、コチラの店で待ち合わせをしていたと思しき人物が、店の前で携帯電話の相手に訴えていた。
「やってないよ、スープ・ストック・東京! 改装中だって~」
 サイトの案内を見落としたかと訝しく思い、スマホを開いて再確認。ムスメも一緒に見ていたはずなのに、どうもおかしい。
 お茶の水店のページには、10/01~10/04のメニューが確かに載っている。肝心の休業案内がない。
 しかし、サイトのトップページ一番下にある地味~な「お知らせ」のところに、いくつかある案内の1つとして、目立たな~い感じで載っていた。
「この度Soup Stock Tokyo御茶の水店は、店内改装のため2018年9月30日(日)をもちまして一時休業いたします。リニューアルオープンは2018年11月中旬を予定しております─云々」
 なら、なぜゆえ休業期間中にも関わらず、御茶の水店のページにメニューを載せるのだ? 休業案内は、休業する店のページに載せなさいよ。私のオマール海老のビスマルク(正しくはビスク)をどうしてくれるのよ!?
 憤りを覚えたが、そばで電話していた人に比べりゃ私の被害など小さい。同じビルの21階から1階におりて、ちょっと落胆したに過ぎない。
─さて、どうします?
 私は野口くんに相談して、御茶ノ水から近い別の店舗はどこかいなと検索した。
 おお! 上野ecute店というのがあるではないか! これなら帰り道だし駅構内! 途中下車する手間も余計な電車賃もかからずに済む。ふははははは。
 かくして私は中央線で御茶ノ水➡神田➡東京まで行き、山手線に乗り換えて、東京➡神田➡秋葉原➡御徒町➡上野に出た。神田駅を通過する際、車窓から同じ看板を2回も拝む羽目になったが、勝ち誇っているから全然気にしない。
 余談になるが、御茶ノ水まで東京駅経由で行けば、4分多く時間がかかるけど乗り換えは1回で済むから楽、ということもムスメが教えてくれた。前回はジョルダン氏の言うがままに、乗り換え2回で往復したが、秋葉原で降りるのが無性にダルかったのである。
 そんなわけで、無事Soup Stock Tokyo上野ecute店に到着。平日のせいか待つことなく座れた。
 オマール海老のビスマルク(正しくはビスク)とフォカッチャとアイスコーヒーの3点セットを注文。
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 ムスメが手配してくれた野口くんは、丸くて薄い銅の硬貨2枚に身をやつした。
 確かに美味しいけど、これじゃうちのムスコ、ちゃぶ台 テーブルひっくり返す、絶対に。
「こんなんで足りっかーッ! 
 何、980円? 高っけ~! 
 ムスメ(←姉の名)学生の身分でそんなにいいもん食ってたのかよ?」
「おねーちゃんは、最盛期はバイト3つ掛け持っていましたからね」
 ムスコは大学近くのラーメンやで、約半値のラーメンをすする日々。
「スープなんて俺は要らねー」そうだ。

 追伸:眼科では、次回半年後に検査を受けるよう指示された。そこの病院では通常予約を入れられる4カ月先までしか処方箋は出さないらしい。しかしそこはさすが頭のキレる女医さん。入試で加点なしで合格しただけのことはある(と信じている)。頼み込んだわけでもないのに、目薬をもらいに来るだけのために上京させるのはしのびないと気遣ってくれたもよう。
「1ヵ月2本ずつで何とかいけます?」
 と私に確認して、2種類の点眼薬を各12個ずつ出すよう処方箋を用意してくれた。

 次回は4月。オラ、春が来たら、また東京さ行くだ。
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珍しや 仲悪しふたり 同じ段




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# by vitaminminc | 2018-10-06 19:24 | 人間 | Comments(2)

Keep up with ムスコ

 あれは長月某日の昼下がり──ムスコがアイポッドでサカナクションの曲を聴きながら、♪あおーいあおーい・・・と口ずさんでいた。
「俺、サカナクションのこの曲好きかな」
「なんて曲?」
「aoi」
「もしかして、CD買ったの?」
「買った」
「ベストアルバム?」
「に近い─魚図鑑。CDじゃないよ」
「CDじゃないの!?」
 ムスコはよくアイチューンで音楽を購入する。すぐに聴けるからだ。
「なんでCDにしてくれなかったの? ケチ!
 と私は文句をたれた。CDならカーステレオに取り込んで、ドライブしながら聴けるのに(チッ)。
「自分で買ったのになんでババアにブーブー言われなきゃならないんだ」
「CDに焼いてよ、個人で楽しむ分には違法じゃないんだしさ~」
「やーだね、めんどくさい」
「ケチ!」
「自分でコピーすりゃいいじゃん、パソコンに入ってるから」
「やり方教えてよ~」
「やーだね。自分で調べなさい」
 で、仕方なくネットで調べたところ、意外と簡単だったんで自力でCDにコピーした。
 後日、そのことをムスコに報告した。
「魚図鑑、録らせてもらったよ。CDが80分だったから全曲は無理だった。サビの部分を聴いて気に入った曲だけ抜粋した」
「おお、録れたか」
最初間違えてDVDを入れちゃったの(笑)そしたらちゃんと確認してくれるのね、『DVDディスクが挿入されましたがこれでええんですか?』みたいに。よかったョ、未使用のCDが家にあって」
「自分で録れたんなら洋楽も聴く? アヴィーチーなんて聴く還暦、いたらカッコイイよ?」
「洋楽録ってくれるの?」
「プレイリスト作ってやるから自分で(CDに)録りな」
「ありがと!」
「結構あるんだけど──コレは?」
「あ、それ知ってる、ケーキ♪」
「なんで知ってんの?」
「去年だっけ? 夏に流行ったじゃない」
「正しくは Cake By The Ocean だけどな」
 ムスコはほかにも何曲か触りを聴かせて、リストに入れてほしいか確認してくれた。
「マルーン5のロストスターない? あの曲好きなんだけど」
「ないね。俺の中ではもうマルーン5は卒業したのよ」
 私が結構洋楽を知っていると知ったムスコ、ババア侮りがたしという顔をした。
「リンキン(・パーク)の、コレは?」
「あ、それ持ってない。絶対入れて! あとは任せた」
「80分以内に収めりゃいいんだね?」
「そう。曲と曲の間は1秒に設定してください」
「曲数×1秒プラスね」
「そんな感じ。あ、さっき言ってたアヴィーチって?」
「才能あるのに若くして死んじゃったんだよね、まだ28かそこいらで。耳にしたことあると思うよ、世界的にヒットしたから」
「それも入れてくれた?」
「最初に入れた」
「ありがと♪」
 このような会話の末に、ムスコが作ってくれたプレイリストのタイトル、CDに焼く時点で初めて知った。
「洋楽BBA」であった。
「17曲入ってるんだぞ。5,000円はもらわないと割が合わねー」
 と言いつつも、請求なしで機嫌よくプレイリストを作ってくれたのである。

 どーでもいいが、BBA(←ババア)言うな!
 あと、うっかり流しちまったが、よく考えたらまだ還暦じゃないから!


 


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# by vitaminminc | 2018-10-02 20:45 | 人間 | Comments(4)

ペット苦リニッ苦

ペットクリニックに行って来やした。
本日は、ふたりを連行。
くーちゃんはワクチン接種(猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症2種・猫汎白血球減少症の予防)と爪切り。
うずぴは爪切りのみ。
那須高原でカエルを食っていた山猫くーちゃんは、捕獲たやすく私に爪を切らせてくれる子でやす。
でもどうせチックンされるなら、ついでにパッチンもということで。
察しのよいうずぴは猫格崩壊がすさまじく、非常にキケンなので爪切りはペットクリニックにお任せ。

くーちゃんはチョコチョコ逃げ回ったけれど、ガシッと捕まえちゃえば大人しくしてくれるので、ネットに入れてキャリーバッグへ。
うずぴは、昨夜たっぷり遊んで身体を動かしたのと、朝一で仕掛けたフレンドリー・フェロモンが効いたようで。
キューブ型ベッドでうつらうつら寝ているところをベッドごとネットに入れて、いつになく楽に捕獲できやした。

クリニックでは、くーちゃんのチックンからスタート➡次にくーちゃんの爪切り。
くーちゃんはおとなしいけれど、噛みついて女医さんに怪我を負わした前科がありやす。
そのため、ネットに入れたままチックン&パッチン。
そして先生曰く「大御所登場」うずぴ。
先「前回、これ(ベッド)に入ったまんま切ったんだよね?」
私「ハイ。私今日うずらのキャリーバッグ持ってくるの忘れちゃいました」
先「なら今回もこれ(ベッド)に入れたまま切りましょう」
私「お願いします」
助手のお姉さんが両手に保定用グローブをはめて、うずぴの頭の位置を確認。外側からベッドごとガッチリ保定。
先生が、ネットとベッドの二重の入り口から手を差し入れ、片側の手と足を1本1本取り出して丁寧に爪をカット。
先「どうしてあなたたち(くーちゃんとうずら)はそうなの?」
と優しい猫なで声で苦笑しながら爪を切っていきやす。
先「はい、じゃあ今度は反対側」
助手さんが、先生の切りやすいようにネットごとうずぴを裏返し、回転させやす。
う「シャーッ!」
先「はいはい、怒らないの怒らないの」
先生がうずぴの前足を取り出して、パッチンしていきやす。
私はこらえきれずに笑いだしてしまいやした。
私「すみません(笑)プロだなーと思いまして」
先「ハイ、返すから返すから」
と、先生がうずぴの手を放しやす。
先「アンヨはどこかな。よしよし、ごめんごめんて」
う「うぅぅぅぅぅ・・・(唸り声)」
先生が巣穴(ベッド)からうずぴのアンヨを取り出しやす。
先「違った、これ切ったな。ハイハイ、今返すから返すから」
助手さんもこらえきれずに笑い出しやした。
助「あ、今見えたのが、たぶん」
先「これだこれだ、こっちの足だ」
私「す、すみません(笑)」
先「ハイハイ、終わるから終わるから。今(足を)返すから」

帰宅途中、くーちゃんが後部座席で泣きやした。
「チー出るの? もう少しだよ」
間に合わなかったようでやす。キャリーバッグの中にお漏らししやした。
くーちゃんは我慢強い分、極度の緊張感を尿と共に放出せねばならない体質のようでやす。
成猫の尿の回数は1日2回から3回といわれておりやす。
くーちゃんはこれまで病院の診察台で2回、往復の車中で2回、オシッコしておりやす。
怖かったんだよね。そこがまた、可愛くてたまりやせん。

家に帰るや否や、うずらは開けたネットのファスナーから脱兎のごとく飛び出し、シェルター(3段ケージ)の3階に駆け上がりやした。
くーちゃんは、ファスナーの口からゆっくり出て、しばらく床で呆然とした後、シェルターに入りやした。
でも、いつもの自分の寝床ではなく、半階下のステップでグッタリ─ワクチンのせいかなぁ。。。
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うずぴは消耗しているだろうに、しっかりメンチ切ってやす。
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お会計時受付の人に、「3日くらいはお風呂に入れないようにしてくださいね」と言われやした。
予防接種したくーちゃんに対する注意事項。
「はい」と答えながら、心の中で怒涛のようにしゃべりまくりやした。
『でーじょぶでやす。ふたりとも風呂に入れたことなどありやッせん。ペット用シャンプータオルで拭いてあげてやす。毎晩ブラッシングしてやすから十分清潔ッス。ま、ブラシもチックンしたばかりだからしばらく休んどきやすが。そもそも入浴させられる子と入浴できない子っておりやしょう? うちの子たち、風呂に入れられると思いやす? 無理ッス。100パ無理ッス。想像しただけで笑っちまいやす、だはははは・・・』













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# by vitaminminc | 2018-09-23 12:41 | 生きもの | Comments(4)

MW



Mild な、くーさま
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今宵の枕はコレじゃらホイ173.png
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Wild な、うずぴ
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左手でじゃらして右手でシャッター119.png


M/W
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水と油─精一杯の歩み寄り162.png










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# by vitaminminc | 2018-09-19 17:56 | 生きもの | Comments(2)

いや~~~~~笑った

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かなり出遅れたが、観に行って来た。
映画のあらゆるレビューサイトで、上半期観客満足度第1位を獲得。
超低予算作品ながら、海外で様々な映画賞を勝ち取った、
「カメラを止めるな」
リピーターの数が多いというのも納得。
観終わった瞬間、「もう一度観たい」と思ったもんね。
付き合ってくれた元同僚も、すでに2度目だそうだ。
ラストの30分はもう、笑い過ぎて涙が出た。
映画が好きでたまらない人種の情熱に泣かされた。
ぶはっ!
映画館を出てから、何度思い出し笑いをしたことだろう。

下は、ムスメが撮っためんこいくーちゃん。
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# by vitaminminc | 2018-09-12 21:05 | 趣味 | Comments(2)

うずぴのこと

うずぴ(うずら)は野性味豊かな猫。
ウエストが締まっている犬に比べて、猫のウエストというのはゆったりして見える。
いかに身体能力が優れていようとも、横から見た猫のお腹のシルエットって、一般的になだらか。
けれどうずぴのウエストは、きゅっと締まっている。ネコ科のチーターをデフォルメした感じ。
うずぴの身体は成長するに連れてどんどん締まっていった。
すっかり成猫になり切った時、やけにお腹が痩せていて、私は少なからず心配した。
どこか悪いのではないかと暗い予感にとらわれもした。
けれど、そんな心配は要らなかった。
くーちゃんよりも食は細いけど便は太い。
とにかく運動が好き。
ねこじゃらしで遊んであげてヒートアップしてくると、F難度のシライ2(前方宙返り3回ひねり)を披露してくれる。
凄いスピードで、スクリューのように回転しながらジャンプする。
わ~!
見るたび歓声をあげずにはいられない。
でも、ほどほどのところで止めさせないといけない。
チーターと同じで持久力がないので、度が過ぎるといつまでも荒い呼吸のまま床にへたり込むことになる。
残念なことに、カメラが嫌いなので、素晴らしいジャンプをお見せすることができない。
警戒心が強いので、シャッター・チャンスがくーちゃんに比べて異常に少ない。
誰かに撮影を頼もうにも、私以外の人間が部屋にいるだけで、物陰に隠れて出て来やしない。
躍動感溢れるうずぴを知っているのは、私だけ。
私だけが、観ることを許された地球上で唯一の人間なのだ。

先日うずぴが、先っぽの千切れたおもちゃで遊んでいた。
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棒の先には、ゴムのヒモしかない。
おや、ヒモの先についてたはずのボールはどこ?
と思ったら、あんれまぁ、ま~た水入れに漬けてあった。
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廊下に立てかけてあったおもちゃを部屋に引っ張り込んで遊んでいるうち、先っぽが取れたらしい。
取れてしまったからには、水に浸さずにはいられなかったのだろう。悲しき習性(笑)
※見栄えも気にせず床の敷物の周囲を養生テープで固定している理由➡うずぴが運動する時にずれると危険だから。

昨夜、うずぴが珍しく寝ている私の枕元に来た。
そして、温かい身体を私の頭部に密着させた。
うずぴはそこで寝ようとしたわけではない。
何をされたかというと、毛繕いされた。
わんにゃんは、ふつう舐めるとしたら、飼い主の皮膚を舐める。
そう思っていたけど、うずぴは私のを舐め始めた。
テチテチと甘噛みしながら、流れにそって毛並みを整えてくれた。
決して引っ張ったり、強く噛んだりしない。
決して引っ張られることなく、丁寧に丁寧に根元の方から毛先に向かって、歯と舌を使って梳いていた。
しかも、喉をゴロゴロ鳴らしながら、いつになく上機嫌で。
私は嬉しくて嬉しくて、くすっと笑いそうになるのを必死にこらえてた。
起きてることがバレたら、うずぴはすぐに逃げてしまうから。

うずぴという猫は、そういう猫。
素敵な猫。











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# by vitaminminc | 2018-09-11 18:39 | 生きもの | Comments(0)

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うずらです。ダンボール板が好きです。
処分したくても捨てられません。
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ところで。うずらのしっぽは
幸運を掴み取る(ドリームキャッチャー)
と言われる鉤状(かぎなり)。
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うずらのかぎしっぽのそっくりさんは─
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編み物のかぎ針


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おやじ座りを撮られて
慌てて座り直すくーちゃん
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もう遅いって(笑)
くーちゃんの尾は、猫には珍しい巻尾!
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真っ黒なのでわかりにくいけど、
見事なくるん!
くーちゃんの巻尾のそっくりさんは─
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もちろん、巻貝




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# by vitaminminc | 2018-09-09 13:29 | 生きもの | Comments(0)

スーパードライ

目の手術を受けることになったらココと密かに決めている、御茶ノ水にある某眼科病院に行ってきた。
右目が「黄斑前膜」という眼病に罹っていることがわかったものの、何やら左目までおかしくなってきた。
それで、前回受診した眼科とは別のとこでも診てもらうべし! と思い、「ココ」に予約を入れた。
「ココ」は、ちょうど5年前、緑内障を心配する母を連れて行った病院だ。
今回、自分が受診することになろうとは。
もっともっとずっと、少なくとも20年は未来の話だろうと思っていたのに。とほほ。
受診結果は、次の通り。

右目:黄斑前膜(今は経過を見るしかないが、結構ヤバイ),重度のドライアイ
左目:重度のドライアイ

地元の眼科の診断とさほど変わらなかったが、新たに加わった診断は、ドライアイのレベルが重症だということ。
瞬きが、うまくできない。
上の瞼を下ろそうとしても、引っ掛かって下りてこない。
言葉で表そうとすると、
(あぱぱぱぱ・・・)

私を担当することになったのは、女医だった。
医大の女子差別問題を知ってから、私の女医さんに対する目はガラリと変わった。
(加点なしで医師になったということは、貴女相当優秀ざんすネ!)
女医が説明してくれた。
「断層画像で診ますと、この網膜の中心辺りが黄斑と呼ばれる部位なんですけど、左目はこのようにきれいななだらかなカーブを描いているのに対し、右目は─」
「あららー」
「内側が強く引っ張られて陥没している状態。これがもっと進むと分裂してしまうわけですけど─」
「・・・」
「今はまだ、矯正視力とはいえ、右は1.2まで見えてますね。左も1.0ですから、視力としては十分なくらい」
左は乱視が強い。そのため昔から見えにくく、右目ほど視力が出ない。
「見えている以上、今の段階ではこのまま様子をみるのでよいでしょう」
「そうですか」
「それから、ドライアイが問題ですね。前にかかられていた眼科では何か目薬出ていましたか?」
「あ、今持ってます(バッグの中から目薬を取り出し女医に渡す)」
「これと名前は違いますけど、同じものを出しておきましょう。それと、診る限り涙が殆ど出ていない状態なので─」
(こんなに涙もろいのに?)
「ただ涙と同じ成分を補うだけでなく、自力で涙を出せるよう内側から働きかけるお薬も出します」
「はい」
「その2つを使って、次に受診される─1ヵ月後くらいでいいでしょう、その時まで様子をみてください」
「はい」
「あまり効かないようでしたら、また別の薬に変えます。涙が少ない状態で瞬きすると、眼球を傷つけてしまいますから」
てなわけで、次回は10月上旬。

眼科を出てから、ムスメに教えてもらった店に入り、独りランチ。
よく確かめもせずに「日替わり定食」なるものを注文したら、胆嚢摘出者に不向きな、どーんとバカでかいトンカツ&ジューシー唐揚げ。
ムスメが「海鮮丼がお勧め」と言っていたので、てっきり和食の店だとばっかり。因みに海鮮丼は売り切れだった。
それでも、あたしゃおいしくいただいた。
回転のいい繁盛店。次々レジで会計する人たちを見ていたら、「日替わり定食」を注文した人はみんなメタボなおやっさんばかりだった(笑)

5年前に母を伴い御茶ノ水に来た日、眼科を出てからムスメと待ち合わせをして、母娘3代でランチしたなぁ。別のお洒落な店だったけど。
ムスメはその時大学3年生で、就活がスタートした頃だった。
今じゃムスコが大学3年。あっという間に5年経ってしまったなぁ。
感慨にひたりながら、10代後半から20代前半まで、自分自身も馴染みのあった街を学生の波にのまれながら、とことこ歩いて駅に向かった。
ムスコは平気でアロハシャツを着て大学に行く、南国野郎である。この街の学生の中にもアロハ男子を発見。なぜかほっとする母であった。

涙を自給させてくれるという目薬。点し心地は満点だが、まだコレなしでは、あぱぱぱぱ・・・になる。
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最近またうちの猫の額ほどのプチ庭に来るようになった丑松くん。超カッコイイ!






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# by vitaminminc | 2018-09-08 15:49 | 健康 | Comments(2)

コタローの巣立ち

昨日、コタローをペット霊園に連れて行きました。
納骨堂に納めてもらうためです。

亡くなってから丸一年は家に居て欲しい。
そう思っていたのですが、漠然と「このままではいかん」と思い直しました。

きっかけは、ペット保険会社からの更新のお知らせ。
実は、コタローの病気が「治った」ように錯覚した一時があって、即刻加入したのでした。
コタローだけでなく、うずらもくーちゃんも3匹まとめて加入しました。
もちろん、コタローの「病歴」は正直に告知して。

コタローの死後、あまりに辛くて、保険会社に何の連絡もしないまま過ぎました。
さすがにこのままだと自動更新になってしまいます。
保険会社にコタローが抜ける旨連絡しました。
すると、加入して間もなく亡くなっているため、年払いの保険料が月割りで返金されるとのこと。
死亡診断書または火葬した日がわかる証明書を送付してくださいと言われました。
病院ではなく自宅で息を引き取ったので、火葬してもらったペット霊園で証明書を作成してもらうことにしました。

ペット霊園にお参りに行きがてら、火葬証明をお願いするだけでもよかったのですが、ふと思ったのです。
もうすぐ秋のお彼岸だなと。
コタローを納骨堂に入れてもらえば、そこに眠るたくさんの仲間と一緒にお彼岸を迎えられると思いました。
昨日、子どもたちにコタローを納骨しようと思うと告げました。
ふたりとも反対せず、コタローの遺骨に丁寧にお線香をあげていました。

コタローの命日は、平成29年11月22日です。
当時はだいぶ参っていたので、ブログ記事を読んでもいつ亡くなったのか、わけがわかりません。
係の人の案内で、平成29年11月の納骨棚に仲間入りさせていただきました。
「お写真を飾られる場合は、骨壺と離れてしまわないようにお願いします」
「これでいいでしょうか?」
コタローの骨壺にゴムバンドでプラスチック製カードケースに入れたコタローの写真を固定して、確認してもらいました。
ゴムバンドは、2段重ねのお弁当箱を留めるバンドです。
「ああ、大丈夫そうですね」
隣には、同じ頃に亡くなったお友だちが眠っていました。
どの子の遺影も家族にうんと愛されたことが一目でわかります。
これでよかったんだ──私はほっとした気持ちに包まれました。

納骨堂を出て、先輩たちが眠る共同墓地の慰霊碑にお参りしました。
マイ、ぽぽ、茶尾、眠眠──コタローが納骨堂に来たよ。
納骨堂を経たら、やがてみんなのところに行くからね!
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# by vitaminminc | 2018-09-07 20:15 | 生きもの | Comments(2)

おい、みん子。
人間の身体で一番硬いのはどこか知ってるか?
だ。
なのになんだ?
骨付きチキンを食っただけで前歯折ったよなぁ?(←2016年6月30日の記事参照)
要するに、おまえの全てが鶏の骨より弱っちぃということだ。
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いいか、みん子。おまえは鶏の骨で叩かれただけで、確実に、シヌ。



いったいどこの世界にこんなことをまくしたてて相手を言い負かす人間がいるだろうか。
相手は自分を産んでくれた慈しむべき存在─母親(ワタクシ)である。
モース硬度10─これは地球上で最も硬いとされるダイヤモンドの数値。
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モース硬度8がトパーズで、これが人間の歯と同じだそうだ。
とは言え、モース硬度は引っ掻いた時の硬さを表すもので、落としたり叩いたりすりゃダイヤといえども砕けるのである。
私が誤ってチキンの肉の部分ではなく骨の部分を齧ってしまったのも、引っ掻くよりは叩く行為に近い。
ゆえに私の前歯だって、もしかしたらトパーズよりダイヤモンドに近かったはずだ。

そんな阿呆石のような宝石の話はどうでもいいのである。
私はムスコを心配して、
「そんな歯磨きの仕方でよく歯茎が擦り減らないよね」
 と言ったのだ。
それに対するムスコの反論が、前述のとおり。
ムスコはおろしたばかりの歯ブラシを正確には3日でダメにする。
ものすごい馬鹿力でめちゃくちゃな磨き方をしているとしか思えない。
歯ブラシの毛が、トルネードになってしまうからだ。
トルネードと化した毛は、自分の歯にとっては理想的な形状、完成形だと豪語する。
「だから何本歯ブラシをあてがわれようが、形状記憶合金のようにみんなあのカタチになる」
私は見る見かねてすぐに交換してしまうのだが、ムスコはそれすら迷惑だと言わんばかりである。

ところで、今回も言い負かされた。
鶏の骨で叩かれ滅びゆく自分を想像して笑ってしまったのだ。
横にいたムスメもおなかを抱えて笑っていた。

ムスコは大学のガチゼミで、日々ディベートやプレゼンに悪戦苦闘しながら鍛えられている。
オツムと前歯が弱っちい母親を笑わせて、本題をうやむやにすることくらいわけないんである(チックショー)。



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# by vitaminminc | 2018-09-03 17:44 | 笑い | Comments(2)

コブラ・ぴーうず

本当は毎月切ることが望ましいという飼い猫の爪。
なんだかんだで前回のパッチンからだいぶ日が経ってしまった。

今回も、くーちゃんはわけなく捕獲&難なく爪切り成功。
コブラ・ぴーうずは、冷房の効いた部屋で汗だくになりながら、やっとこさ捕獲。
もう魚獲り網じゃサイズ的に限界。次までにもっとでっかい動物捕獲用の網を取り寄せるしかない(どこで売ってるんだ?)。

ペットキャリーを片手に下げ、もう片方の腕にキューブ型ベッドとバスタオルごと洗濯ネットに押し込んだを抱え、受付にヨレヨレの字で名前を書いた。
「本日はどうされました?」
「あ、爪切りをお願いします」
「2頭ですね?」
「いえ、1匹です」
「そちらのキャリーは?」
「これ、中身空です。こんな形でしか連れて来れなかったもので──」

診察台に上がってからも、ジャングルの洞窟から響いてくるような恐ろしい唸り声をあげ、コブラの如きシャーッ!シャーッ!
「シャーシャーまるでコブラ。捕獲するだけで毎回30分コースです」
 とぼやいたら、
「これじゃ捕まえるの大変でしょう」
 と目じりに苦笑ジワのセンセイ。
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鷹匠みたいな頑丈そうなグローブを両手にはめた助手さんが、コブラ・ピーうずを渾身の力で保定。
唸り声をあげ続ける猛獣に、三輪明宏のようなネコナデ声でなだめながら、先生が四肢の爪を切った。
今回は猛獣をキューブ型ベッドに入れたまま、出入り口から手足のみ引っ張り出してのカッティング。

処置が済んだら入れてもらうつもりでキャリーを持参したものの、凶暴過ぎて移し替えるのも困難な状況。
ゆえに、来た時同様、再びベッドごとネットに入れて連れ帰ることとなった。

帰宅して、部屋に入ってネットのファスナーを開いたら、キューブの巣穴からコブラ・ぴーうずがシュタッと飛び出た。
そして、ダブルベッドの上で四肢を踏ん張り、風に吹かれるジャングル大帝のような立ち姿で10秒間私を睨んでいた。
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野生の目だ。カッコイイ。

その直後、シェルター(3段ケージ)の中2Fでうずぴの帰還を待っていたくーちゃんを押しのけ、一目散に3Fへ。
「やれやれ」という感じで小首をかしげるくーちゃん。
わかってくれてるところがかわいい。
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その上の階で、格子越しに、じっと私を窺ううずぴ。
野生の目だ。カッコイイ。
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# by vitaminminc | 2018-08-26 16:47 | 生きもの | Comments(2)

にゃんこの長財布は──


169.png左右反転の両面プリント169.png
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文庫本が小さく見える。

ムスメが大きさを比べるために、自分の長財布を取り出した。
ムスメの財布はコーチじゃなくてバーバリーだった。
私の記憶違いだった。ブランドもんに興味がないとこのザマである。
にゃんこの長財布の方、バーバリーより二回りほどデカかった。
小さめのセカンドバッグ並である。
しか~し!
可愛さもヘビー級なんであ~る! 誰がなんと言おうと本人は大大大満足113.png
「一体何を入れんの?」
 とムスコも呆れている。
「お札に決まってるでしょ!」
 カンパを募ってみたがスルーされた。
中身が空でも持ち歩きたくなる──それがにゃんこの長財布。


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# by vitaminminc | 2018-08-25 20:52 | 趣味 | Comments(0)

抗い難し・・・

今日の昼から、台風20号が待ち受けている西日本を旅するってぇのに、ムスコの財布はボ~ロボロ。
3年前に他界したオットの遺品なので、大事に使いなさいよと渡したのに、今じゃ小銭がこぼれ落ちる始末。
で、仕方なく私の長財布を譲ってやった。ダークブラウンの本革で、どうせメンズだったし。

普段は二つ折りタイプの財布を使っているが、お出かけ用に長財布は一つ持っておきたい。
バッグによってはビッグマックみたいな二つ折り財布(←殆ど小銭)よりも、厚みのない長財布(←わずかなお札)の方が納まりやすい。
で、仕方なくカラゾンで長財布を探した。カラーさえ気に入れば、ブランドには頓着しない。

しかし、果たしてそれでいいのか?
職場の同僚は、なぜかみんな申し合わせたようにCOACHの長財布を使っている。
PRADAには手が出ないが、せめて財布くらいはCOACHを、というステータスのようなものなのか。
そういえばムスメも「自分へのご褒美」とか言って、知らぬ間にCOACHのピンクの長財布を使っていたっけ。
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私が金運に見放されているのは、そもそも安物(←野口クン1人以上3人以内)の財布ばかり使ってきたからなのだろうか。
もう熟年世代である。いい加減、お財布ぐらいブランドものを使うべきかもしれない。
いくつもいくつも長財布を見てまわったが、どれも私の好みではない。
これに諭吉っつぁんにご登場いただくくらいなら、自分好みの色(湖緑色とか翡翠色とかターコイズブルーとか)のシンプルなのを使いたい。
値段云々じゃない、気に入らねーもんは気に入らねーんだ!
結局自分はブランドものとは無縁なのだ、もう長財布なんて無理して手に入れなくてもいい!
と、半ば諦めかけた頃、反則技をくらってしまった。
もうすぐ秋。季節感もなにもあったもんじゃないが、もーもー、こりゃたまらん157.pngコンチクショーめ!
レビューを覗いたら、皆さん一様に褒めちぎり。そりゃそうだろう、これを選んで購入するような輩ですもの。
しかも、手触り良さげな本革製。
思わずとな──
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# by vitaminminc | 2018-08-23 17:38 | 笑い | Comments(2)

感傷汗スメント

酷暑の、とある昼下がり。
バス停に行くと、先に待っていた若い女性が、額の汗を拭おうともせず話しかけてきた。
「すみません。このバス、利用されますか?」
「ええ」
「あの、私、初めて利用するので教えていただきたいんですけど」
「ハイ?」
「スイカはどうすればいいですか? あ、スイカ使えますか?」
流暢な日本語だ。外国人ではなさそうだ。
「使えますョ。バスに乗ってすぐ、ステップの右横にスイカをかざすヤツがあるので、そこでピッとやります」
「はい。そ─」
「そして降りる時は、運転手さんの左横のところに、同じくスイカのヤツがあるので、そこにピッとやって降ります」
「あ、はい!」
「初めてだと不安ですよね~」
「はい、なんかドキドキしちゃって─」
バスがやって来た。
後部ドアのガラスの向こうに、ピッとやるヤツが顔をのぞかせている。
「あ、もうそこに見えてますね、あれです」
ドアが開くか開かないかのタイミングで私が言うと、女性は嬉しそうに頷き、
「ありがとうございます!」
 とぺこりとお辞儀をして元気に乗車した。

バスに乗って、女性とは少し離れた空席に座った。
そして、感じの良い若い女性についてあれこれ想った。
この路線バスでスイカを使うのが初めてということは、ここの住人ではない。
たぶん、ラウンド1に何人かの友だちと一緒に遊びに来たのだろう。
往路は送迎バスに乗れた。けど、帰りは何かしらの事情で彼女だけみんなよりも先に帰ることになったのだ。
人数が揃わなければ、送迎バスは出ない。仕方なく一人で路線バスに乗って駅に向かうことにしたのだろう。
表情も声も明るかった。友だちと喧嘩別れなんかするわけない。とっても性格良さそうだ。
一足先に出なきゃ、バイトの時間に間に合わないからなんでしょ?
もしかしたら、私服だったからわからなかったけど、化粧っ気もないし、まだ女子高校生?
帽子もかぶらず、日傘もささずにバス停に立っていたよね。間違いない、JKだ。

まぶしかったなぁ、あの、額の、玉の汗
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私も10代の頃は、表面張力が働き、球体の汗をかいたっけ。
一体いつから今みたいにだらしのない汗をかくようになったんだろう?
も~~~、べちゃっとして根性の無い!
哀しいけど、こう呼ぶことにしよう──玉砕の汗
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*可愛いにゃんこの水飲み画像はネットより拝借しました。


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# by vitaminminc | 2018-08-20 19:55 | 人間 | Comments(4)

実家断捨離中

悲鳴と怒号が飛び交いながらの(笑)実家の断捨離。
母が溜め込んだ布団類の異常な多さに狂気すら覚えた。
敷き布団だけで6枚棄てる。
掛布団は8枚くらいか? タオルケットも入れたら二桁。
確かに棄てるのは勿体ないくらい、母曰く1回しか敷いていないという敷き布団も2枚あったし、きれいな掛布団もたくさんあった。
でも使っていないのだ。処分するしかない。
「そんなに新しいなら、今自分が使っているのを処分して、これと交換したら?」
 と提案すると、そっちはお客さん用だからきれいだけど、重いから自分で干せないという。もう90を過ぎてるのだから、無理して干したりせずに、私が前に買ってあげた布団乾燥機を使えばよいではないかという話はこれまでに数え切れないくらいしてきた。が、毎回ムカムカするので今回は口にするのを止めた。
「あら。あの布団乾燥機、みん子が買ってくれたの?」
 とか、
「うちに布団乾燥機なんかあったかしら」
 なんて言葉を返されるからである。 
 新しい4色のかいまき布団を4枚発見。
「これは何のために買ったの?」
「2枚組だったから」
 娘と2人の孫のため─つまり私の家族のために通販で購入したらしい。大物を買う前に相談してくれたら止められたのに。
「こんなに掛布団があるのに? かいまきってわざわざ腕を入れて掛けるわけにもいかないし、使い勝手悪いんだよ?」
「あら。そうなの?」
「それに子どもたち大きくなったから、それぞれ予定がいっぱいで、もう泊まりには来られないよ」
現に今回里帰りしたのは私一人。
「ならみん子が持ち帰ってよ」
うちにも布団は余るほどある。近くにいた同居人のアニキも「布団は要らない」と即答。
4枚すべて処分したかったが、母は黄色のかいまきだけ棄てて残りの3枚(紅、緑、青)はとっておくと言い張った。
これ以上揉めていると片付かないので、ここは折れた。
トイレに飾ってあった造花を母に訊かずに捨てたが、いつの間にかゴミ袋から拾ってまた飾ってしまった。これもスルー。
収集してもらう粗大ごみは、50年もののナショナルの足踏み式家具調ミシン、でかい円卓、ホットカーペットの3点。
兄嫁さんが言うには、以前にも区に粗大ごみの収集を依頼して引き取りに来てもらったのに、当日の朝になって「やっぱりこれは置いてってください」と収集料金が戻らないにも関わらず引き取りを拒否した前科があるらしい。
ホットカーペットは未使用に近い状態のまま、もう何年も湿気の多い物置に放置しているため、段ボール箱に虫が湧きかねないのだ。実際ほかの段ボール箱には虫が湧いているのもあって、見つけた瞬間卒倒しかけた。
私は葛飾区内のコンビニに行って合計2,900円分の収集チケットを購入し、シールタイプのそれを粗大ごみ3点に貼りつけた。
円卓─300円のB券1枚。ミシン─B券6枚、200円のA券1枚。ホットカーペット(2畳サイズ)─B券2枚。
なんだか「抵当」を貼っているようである。
「ホットカーペットは虫がわいちゃっていた(実際はまだわいていない)から処分するしかないんだからね。当日の朝になって持っていってもらうの止めたら親子の縁切るからね」
 と脅した。
戦争体験の母世代がもったいない信者であることは理解できる。なぜ使いもしないのに購入してしまうのかが理解できない。
「この方がよっぽどもったいないのだから、もう何も買わないで」
 と言うと、案の定母は言い返した。
「あら何も買ってやしないわよ」
一方、着ないから持ってかないかと目の前に広げられた、昔買って忘れていたという何着ものワンピース。品の良さそうなものだけ選んで母自身に着てみるよう促すと、驚くくらい似合う。
私と違って色白で、きれいな銀髪になったせいか、少々派手な色でも似合ってしまうところが憎い。
ファッションショーをしてはしゃぐ母が可愛いかったので、何枚かスマホで写真を撮った。
画像を覗き込んだ母は不満げだった。
「あらぁ。私ってみん子ちゃんの目にだけきれいに映るのかしら。本当はこんな家の中じゃなくて、外の自然光のもとで撮ってくれた方がもっと美人に撮れるのに」
おい。
母は、ピンク色のワンピースを次の話し方教室に着て行くことに決めて嬉しそうだった。
30年くらい前に買ったというワンピースの数々。
「こんなにいいのがあったのに、なんで60や70代の時に着なかったの? 90過ぎてから着るなんて勿体ないじゃない」
母は両足にサポーターをしているのを気にしていた。
「大丈夫、目立たないよ」
ワンピースの裾が、身長が縮んだ母にとってはマキシ丈になったので、足元がほどよく隠れる。
肉体労働でへろへろになったが、相変わらずイケメンの甥っ子と久しぶりに会えたので目の保養にはなった。
「みん子ちゃん一人の時じゃなくてよかったね」
 と甥が苦笑した。物置で虫が湧いている段ボール箱を発見した時、すぐそばにアニキと甥がいたからだ。
まともに日本語を話せなくなった私を尻目に、男ふたりは冷静に対処した。
アニキは虫だらけの箱を持ち上げ家の中を移動しようとするたび、そこに居合わせた全員(兄嫁さん、甥っ子、私)に止められた。すぐにでも箱を外に出したいらしく、アニキが三度目に物置から出ようとした瞬間、兄嫁さんがブチ切れた。
「そこを動くなって言ってるじゃん!」
この時だけは私も我に返り、心の中で笑った。 
「そのままじゃ虫がこぼれ落ちるって!」
兄嫁さんが私の代わりに叫んでくれた。
甥が箱を入れるためのゴミ袋を取りに行ってる間も、私は地蔵のように硬直したまま一歩も動けずにいた。
私は基本的に虫が苦手だ。二度と実家の物置には入りたくない。
精神的ダメージが大きかったらしい。
「あれ? なんかみん子ちゃん小さくなっちゃった?」
私を見た甥が笑いながら言った。
心臓を中心に、全身が縮み上がったらしい。
あー、しんどい。



 




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# by vitaminminc | 2018-08-13 06:32 | 人間 | Comments(4)

残暑お見舞い申し上げます。
本日実家に帰ったのですが、ブキミなんですョ。
実家のすぐ近くに遊歩道があります。
その、わずか50mほどの距離に、大のオトナが俯いて立ち止まっていたり、あるいは車道の端に自転車に跨がったまま俯いて停まっているのですョ、何人も!
どのゾンビもスマホを手にしています。
(あれか…)
お隣の奥さんが庭に出てきたので挨拶を交わしました。
「いるんですか? この辺りにレアなポケモン」
 と私が聞くと、
「そうみたいなの。異様な光景よね」
 奥さんは、自分の声が予想外にでかかったために、ハッと両手で口をおさえつつ苦笑いしました。

若者ではなく、一様にオッサンたちです。盆休みにセミ採りした少年時代は遠い昔。今やポケモンをゲットする不気味な中年になっちまったようです。

俯いて立ち止まってる姿は、私の目にはゾンビに映りました(笑)

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# by vitaminminc | 2018-08-11 20:36 | 人間 | Comments(0)

夏は夜



にゃん
の頃のうずらはさらにゃり
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やみにゃほの多く飛びちがひにゃる
また、ただ一つ二つにゃど、ほのかにうち光りて行くもをかしにゃん
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にゃど降るもをかしにゃん
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くーちゃんの枕草子=ポンキッキーズのコニーちゃん人形だにゃん

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# by vitaminminc | 2018-08-07 16:47 | 生きもの | Comments(4)

猫の癖

私の──❛うち❜のじゃない、一番世話している私のもんだ──可愛いふたりの猫には、それぞれ癖というか、習性があります。

まず、うちに来た順に、若いうずらから。
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うずらは、以前にも伝えたように、水入れの中にお気に入りのおもちゃを浸すという珍癖を持っています。
最近この癖が見られなくなっていたので、とうとう卒業したのだと思っていました。
そりゃそうだよね、自分たちの飲む水の中におかしなものを入れたら、水の味が変になるもの。

ところが、健在していました。
先日の朝、水入れの中に、枯れ葉が浸してあったのです。
部屋には(荒らすので)観葉植物は置いていません。
ホール(←ただの太った廊下)に置いてある3種類の観葉植物の葉をちぎり、乾燥さたものを部屋に持ち帰ったようなのです。
見た瞬間「ぶはっ」と笑ってしまいました。
でも、同時に可愛い趣味だなぁと親バカ丸出しで目じりを下げちゃいました。

さらに、うずらは縁フェチです。
今もザリザリと何かを舐める音がしたので、カメラを向けたら、遊具のトンネルの縁を熱心に舐めておりました。
クッションなんかの角ッチョも舐めたリします。


お次はくーちゃん
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くーちゃんは、ブラッシングしてもらうのが大好きです。
で、癖というのは、ブラッシングされてる時に限って手の爪の先をブチッブチッと噛むこと。
人の子のように、爪を噛む癖=マイナスイメージ ではありません。
気持ちいいので思わず自分でも爪の手入れをしたくなるって感じです。
その、夢中になってぶちっぶちッと爪の先を噛み切ってる時の後頭部が、ホントいじらしくてたまりません。

そう、くーちゃんは殆どの猫がそうであるように、自分で舐めることができない後頭部をブラシしてもらうのも大好き。
でも、ブラシでないとダメ。
私が使っているのは、グローブのてのひら側にラバーブラシがついているヤツ。
神経質なうずらが、意外にも素手で撫でられるのが好きなのに、くーちゃんは素手で撫でられるのは嫌なんです。
短く二度までなら撫でさせますが、三度目には首が180度回転、同時に噛みつきます。
ブラシなら殆ど永遠に撫でさせるのに、素手はダメなんてちょっと寂しい。

こんなお茶目なふたりです。



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# by vitaminminc | 2018-08-06 22:31 | 生きもの | Comments(2)

軍曹! カムバーック!

何故あの日私は、彼をキャッチ&リリースしてしまったのだろう。。。

会社でGの話題が出た時、ちょうど上司が席を外していたのをいいことに、私は自分の知りうる限りの知識を披露した。

網を張らないので、家の中が蜘蛛の巣だらけになって廃墟化する心配は無用。
戦闘能力に優れ、軍曹が1~3匹いれば、半年で家中のGを全滅させられる。
江戸時代にG駆除のため外国から持ち込まれ帰化したとも言われている。
日本最大級(約1年で成体となり、脚を入れればCDサイズ)の足長さん。
徘徊性だが薄暗がりを好む夜行性。夜型人間でない限り、通常なら出くわさずに済む。
1匹のGを捕食中、別のGを見かけたら、そちらも仕留めるスーパーヒットマン。
平均寿命はオスは3~5年、メスは5~7年。1年に2回(6月~8月頃)産卵する。
「蜘蛛の子を散らしたように」の慣用句は、アシダカグモが語源。
メスは生涯10回、オスは8回脱皮する。
消化液には強い殺菌力があり、自分の脚もこの消化液で手入れをしているので徘徊されても衛生的。
素手で捕まえたりしなければ、人間に危害を加えることはない。
見た目と違って怖がり屋さん。夜中に軍曹とのニアミスを避けたければ、壁や床を叩きながら進めばよい。
家中のGを壊滅させると「サヨナラ」も言わずに次なる赴任地へと去っていく、COOLなナイスガイ。

人間とは不思議な生きものである。
私が「殺虫剤より確実な方法があるよ」と軍曹の話を始めると、同僚の一人が「アシダカグモ」で検索した。
そして、その画像を見て「ぎえぇぇぇ!」と悲鳴をあげた。
面白がって軍曹を紹介したのだが、私の口から出て来るのは、長所ばかり。
実際、スパイダーマニアのファンも多く、1匹1,000円~2,000円で取引されているらしい。
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こんなに見事な益虫っぷりなのに、外見がグロテスクなばかりに、人に恐怖心を与えてしまう。
哀しき不快害虫でもある。

「この間、仕事から帰ったら、玄関の植木鉢の下の辺りにGがいて家に入るチャンスを窺っていたよ」
軍曹を逃がしてからだいぶ経ったある晩、ムスメがこんなLINEを寄越した。
逃がした魚は──いや、蜘蛛は大きかった。
あの日軍曹について調べたのは、逃がした後だ。
先に調べていたら、おそらくそのまま赴任していただいていただろう。
それに、逃がした後に玄関で見つけた轢死体──あれは、脱皮の「抜け殻」だったのだと、今ならわかる。
軍曹を簡単に捕獲できたのも、脱皮した直後だったからに違いない。
本来、アシダカグモは動きが素早いという。最強のGハンターといわれる所以だ。

私の紹介話が効いて、今少なくとも同僚の1人は自分の家族を巻き込み隠れアシダカ軍曹ファンになった。
私自身、軍曹のことを語れば語るほど、一層愛が深まっていくのを感じる。
ほぼ均等の長さだという8本の長い脚。蜘蛛の理想像ともいうべき姿で、実に美しい。
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ネットの画像で、手のひらに軍曹を乗せているのなんか見ると、真剣に「羨ましい」と思う。
強いて難を挙げるとしたら、私の好きなヤモリも食べちゃうってことくらいかな。
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# by vitaminminc | 2018-07-31 20:02 | 生きもの | Comments(2)

ムス「め」

昨日(土曜日)の早朝、ムスメが旅に出た。大学時代の友だちと連れ立って、女二人旅。行く先は岩手県の平泉。
ムスメが一泊二日で忙しく寺巡りをしている間、ムスコは家でインターンシップのESと格闘していた。
時々現実逃避をしたくなるのか、突拍子もない話をしてくる。
「オレ昨日、蜻蛉? すごく珍しい─」
「暑い日に空気の層がユラユラ見えるやつ?」
「陽炎じゃないよ、いや実際ユラユラしてたけど、黒いトンボのシルエットみたいで、でも胴が綺麗なメタリックブルーの─」
「あ。知ってる。和のモダン柄みたいなんでしょ?」
「そう。あれ縁起悪いのかな? ユラユラしてまともに飛べない感じだった。なんかバッタみたいな飛び方で─」
ネットで調べたら、逆に縁起がいいらしいことがわかった。神様の使いと言われており、「神様トンボ」の異名を持つという。
陽炎みたいにユラユラした飛び方が彼らにとっては普通で、正式名はハグロトンボ(羽黒蜻蛉)。
「良かったじゃない、縁起がいい虫に出会えて」
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はっぱをかける母をよそに、ムスコは「あ~~疲れた」とうめくなり、座椅子に胡坐をかいたまま「う~~~ん」と万歳して大きく伸びをした。
すると、私の見ている前で、スローモーションのようにゆっくりゆっくりと、座椅子ごと後ろにひっくり返った。
「グシャッ」
 と奇妙な音がした。
ムスメが買い置きしていたレジ袋が下敷きになり、中のポテチーが被害に遭った。
ギャハハハハとふたりで笑いながら「怒られるョお姉ちゃんに」と母が言ってもムスコはまったく意に介さない。
「こんなところに置いとくヤツが悪い」
そりゃそうだと思いつつ、胡坐をかいたままひっくり返った姿があまりにおかしかったので、すぐさまムスメにラインで伝えた。
今夜帰宅したムスメが言った。
「ライン見て、頭にき過ぎて笑っちゃったョ」
ポテチーの袋の中身は、音に反し、砕かれたのはほんの一部で済んだもよう。

ムスメから受け取った意外なお土産に、母はしばし感激。ありがとう、ムス「め」!
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# by vitaminminc | 2018-07-29 23:12 | 人間 | Comments(2)

ゲアンゴ!

蝉の鳴き声が聞こえない。
蚊が一匹も飛んでいない。
きっと熱せられ乾ききった環境下、幼虫のまま干からびて死んでしまったんだ。
羽化羽化してられないほどの、異常な暑さ。

自転車に乗れば、信号待ちで停まった途端に滝の汗。
バスに乗ろうとすれば、停留所に立ってるだけで滝の汗。

車に乗れば、「ああ、ココ家庭用サウナとして使えるじゃん」と思う。
カーエアコンを最低温度18℃に設定しフルスロットルにしたものの、20分走っても車内温度は依然39℃のまま。
シートが熱くて背もたれに寄り掛かれない。ハンドルが熱くて指先だけで摘まんで操作する。


あ~~~~~~、ホント、休みの日は一歩も外に出たくない。
洗濯物を干すためベランダに出るのも、バンジージャンプに挑戦するくらいの覚悟が要る(←大げさ)。
家に居ながら滝に打たれたい。冷たいマイナスイオンを浴びたい。
スマホ専用着うた配信アプリdwango(ドワンゴ)のCMじゃないが、思わず「ゲアンゴ!」と声に出したくなる。
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夏安居(げあんご)-仏教用語で、僧が夏(げ)の期間、外出せずに一所にこもって修行すること。夏籠り(げごもり)・夏行(げぎょう)ともいうそうな。


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# by vitaminminc | 2018-07-22 22:50 | 人間 | Comments(2)

友人のぽんきちさんが、キャット(5匹目)を保護した模様。
額の上の柄が、まとまった前髪のように愛らしい子。
で、前髪のある動物を探していたら、たまたま魅惑的な鹿を発見!
カラスのエクステで前髪?

鹿といえば「鹿男あをによし」。
「鹿男あをによし」といえば玉木宏。
玉木宏といえば「のだめカンタービレ」の千秋先輩。
千秋先輩といえば、キザな前髪。

ほ~れほれほれご覧あれ。
やっぱり似ちゃった!
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# by vitaminminc | 2018-07-21 19:28 | 趣味 | Comments(3)

お気に入りCMキャラ

昔から下手なドラマやマンネリ化したバラエティーを観るくらいなら、ずっとCMを流してたい。
そのくらいCMが好き。んでもってウルチャイ。

そんな私が最近気に入っているCMキャラが、次の2人。

その① auピタットプラン「シュート篇」~細かすぎる細杉くん(中川大志)
あの、白馬に乗った王子様という言葉がピッタリの、鉄壁の超イケメン=中川大志。よくぞここまで崩れてくれた(笑)
顔面崩壊だけならメイクでいかようにも作れるだろう。が、あの運動神経が1本しか通っていないような動作! 素晴らしい!
へっぴり腰で上半身と下半身が噛み合っていない鈍臭いドリブル。
ジャンプ力ゼロの、伸び切った脚のまま上体を海老反らせたあり得ないシュート。
本人はもともとバスケが好きで得意らしいのに、ホントよくここまでやってくれた。
最初のシリーズでは、意識高過ぎ高杉くん=神木龍之介の演技力に牽引されてるのかなと思ったりもしたけど、そんなことはない。
中川大志1人だったとしても、コメディアンの素質十分!
いやぁ~、何度見ても笑わずにはいられない、大好きなキャラであります。
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その② 新ハイゼットトラック「こわいおやじに」篇~あけみちゃん(増田明美)
私、実は増田明美さんがとっても好き。声がきれいで心もきれい。
読売新聞の「人生案内」(人生相談コーナー)で一番好きな回答者。毎回誠実で優しい回答に心が洗われる。
さて、このCMでは梅沢富美男扮する頑固おやじに対し、息子が恐る恐る軽トラに初めて緊急ブレーキがついた話をするや否や、
「なに! 俺の運転が危なっかしいっていうのか!」
 とすごまれる。
すると、牛を引いて通りかかった村一番のしっかり者のマドンナ=あけみちゃんに、
「なに意地張ってんのー。息子の思いやり、受け止めてあげなよ」
 とそよ風のような美しい声でたしなめられ、おやじメロメロというもの。
初めてこのCMが流れた時、聞き覚えのあるきれいな声を耳にして、すぐにTV画面を見た。
そこには、オバチャンパーマでベコさ引くあけみちゃんが(笑) 尊敬しますです。
増田明美さんも昔、都はるみのぶっ飛んだ物真似で大いに笑わせてくれたけど、やっぱコメディアンの素質十分!
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# by vitaminminc | 2018-07-19 17:50 | 趣味 | Comments(0)