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目から鱗ンタクトレンズ

「演技」を担ぐオトコ

先週のことだ。

朝の通勤バスの中。その日の私の座り位置はというと、乗車口から入った真正面のシートであった。

シルバーシートを示す大きなシールが貼あったので、出来ることなら避けたかった。

でも、バスは遅れて到着したせいか、私を乗せるとすぐさま乱暴に発進した。

(おっとっと・・・)という調子で、半ばよろけるように座った席が、たまたまソコだった。(←まるで老女)

乗ってから2つ目の停留所で、バスは新しい乗客を迎え入れた。

(おっと、こりゃいかん)

松葉杖をついた60前後の男性が乗ってくるのを認めた私は、疾風のように後部2人掛シートに移動した。

運ちゃんは、松葉杖の男性が私の元いた席にゆっくりと腰を下ろすのを見届けてると、バスを穏やかに発進させた。

朝は、いつもターミナルより1つ手前の、「駅入口」というバス停で降りることにしている。

駅前の信号に引っかかると、歩いた方が早いからだ。

その朝は、私よりも先に誰かが「降ります」ボタンを押していた。

はたして、「駅入口」で降りようとしていたのは、松葉杖の男性だった。

男性がゆっくりとバスを降り、私もその後ろに続いて降りた。

私の前を、松葉杖の男性が歩き出す──

あっれぇ~???

私の前を颯爽と歩いていくのは、松葉杖をサーフボードのように抱えた男である。

60前後に見えた男性が、一気に10歳くらい若返って見えた。

(そうまでして・・・)腹が立つよりも、男の「演技」がおかしくてニヤケてしまった。
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Commented by みんみん梅桜紫陽花彼岸花 at 2009-11-16 12:45 x
そんなあほな・・・。そんな役者がいるんやなあ。ほんま、恐れ入ります。まあ、人間、いいように解釈するとしたら、そのお方は少し前に足をけがしていたんやけど、その怪我が治って、松葉づえを病院へ帰しに行くところやったという解釈はどうなんかなぁ。だって、その松葉づえをずーと抱えて一日過ごすというのも、大変やろうからねぇ。
Commented by vitaminminc at 2009-11-16 17:28
❤みん花さま❤
なーるほどッ! そういうことも考えられますね! 
いや、むしろソレに違いない。全然思いつかなかったです~。
これからは「想定」の枠を大幅に拡大し、
たとえ目の前でどんな奇行酔狂が繰り広げられようとも、
すべての奇人変人(?)を善人として位置づけ、
温かく見守ってまいりたいと思います。
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by vitaminminc | 2009-11-08 22:50 | Comments(2)