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うずぴ、退院する

またしても、いきなり余談。
おそらく誰も同調してくれないだろうとは思いつつ、いやいや、もしかしたら、今度ばかりはほかにも指摘している人がいるかもと密かに期待。最近では、バラエティー番組で天然ボケをかます美しい笑顔の向こうにお笑いの影がチラついて、完璧な美を前に、なぜか笑っちまうのである。
私的指摘、似てるてる坊主シリーズ↓↓↓

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女優・平愛梨


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おかずクラブ・ゆいP


では、本題。
昨日の朝、避妊手術を受けるため入院したうずら。推定生後5ヵ月ではあるが、体格・体重的には十分であることから、早めに受けることにした。
捕まえるのが大変だった。5ヵ月を過ぎたあたりから、うずら持ち前の野性味に磨きがかかってきたからだ。
病院でキャリーバッグから引っ張り出される時の抵抗も凄かった。その様子がまぶたの裏に焼き付いて、預けて家に戻ってからも、どうにも落ち着かなかった。眠眠なんかキャリーバッグを置いただけで自分から中に入っていくタイプだったし、野良出身の茶尾でさえ、捕まえるのに難儀したことは一度もなかった。簡単に抱っこさせてくれたから。
うずらは、私がこれまで接したことのないタイプの子。寄ると逃げる、隠れる、威嚇する。
だからなおさら胸が痛んだ。かわいそうでかわいそうで、退院するまでが待ち遠しくてたまらなかった。ビビリっ子だから、院内でどんなに心細いだろうと心配した。
あいにく本日私は仕事だったので、ムスメに朝一で迎えに行ってもらった。
私が仕事から帰ったとき、うずらは私のベッドに寝ていた。けれど、私を見たとたん、キャット・タワーの上に駆け上って、空中のねぐらの方に隠れてしまった。
あんな動きができるということは、術後の体調は良好といえるだろう。
昼食を済ませて再び部屋に様子を見にいった。ムスメが朝与えてくれたエサの残りを処分して、うずらの大好物のおやつをあげた。うずらは袋を見ただけで目を輝かせたけれど、エサ入れのそばに私がいるものだから、ねぐらからおりて来ようとしない。
さりげなくエサ場を離れた私は、うずらのトイレの片づけを始めた。
うずらがおいしそうにおやつを食べている音がする。
まったく、そこまで警戒しなくてもいいのになぁ。
私はそのままベッドに寝転んだ。
まもなく、掛布団の上に小さな衝撃を受け、私の足先にやわらかく温かいものが寄りかかるのを感じた。
私はだらしなく目じりを下げ、驚かせないように小さな声で「う、ず、ら・・・」と話しかけた。
うずらは逃げないで、そのまま私の足先を抱きしめて眠ったようだ。
なんて、なんて、なんて可愛いのだろう。
私は私の足先に嫉妬した。
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退院後のうずら。
時々元気に部屋の中を駆け回っては傷口が痛むのか、
「ひゃあ~~~」と悲鳴のような声をあげる。
もっと安静にしていないとダメだよぉ。


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by vitaminminc | 2016-02-07 21:57 | 生きもの | Comments(0)