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地獄のものさし

憂鬱。
(T_T) 健康診断の結果、1項目引っ掛かり、今月中に内視鏡検査を受けることになった。
そのため会社に休みの日のチェンジをお願いした。
ワタシ「この日を休みにしていただくかわりに、この日出勤しますんで」
女上司「いいですけど?─」
ワタシ「健康診断で引っ掛かって、昨日医者から大腸内視鏡検査を受けるよう言われちゃったんですよ」
女上司「内視鏡って、お尻から管を突っ込まれるやつ?」
ワタシ「はぁ…何年か前に一度受けたことあるんですけど─」
オーマイガ! せいぜい5,6年前かと思いきや、一昔前に受けたっきりではないか。

女上司「○○(←20代の若い女性社員)も前に受けたって言ってたけど、地獄だったと言ってたよ」
ワタシ「え!? そんなに痛かったんですか!? いったいどこの病院ですか!?」
痛みに弱い私が目の色を変えて食いつくと、上司はやや引き気味に答えた。
上司「いや、痛みがどーのじゃなくて、○○はまだ若いから、医者とはいえ他人にお尻を見られることが耐え難かったって意味」
なぁんだ、そっちかい。○○ちゃんと同じ医療機関で受けるわけじゃないのに、私は無意味に安堵した。と同時に、自分が感じる≪地獄≫というのは、年齢と共に変化していくのだなあと実感。幸か不幸か若い頃より地獄の門は狭まったかもしれない。痛みに弱い体質なのは若い頃から変わらないので、若い頃なら二重の苦痛を味わったであろう屈辱(?)を、今は痛みだけ警戒すりゃよくなった。とほほ…。

先輩社員の△△さんは、2年に一度総合病院で大腸内視鏡を受けているらしい。大きな病院ゆえ、前に一度、検査が始まる直前になって研修医がゾロゾロ5人ほど入って来て、熱心に見学されてしまったそうだ。研修医にとっては大切な研修に違いないのだが、なんでよりによって自分の肛門および大腸内部を見せられねばならないのかと心の中で不運を嘆いたそうだ。
私が一昔前に受けた医療機関は、胃腸科肛門科クリニックだった。ホテル並みの待遇で、もちろん研修医の見学ツアーは行っておらず、今思えばヒジョーに快適であった。
健康診断は、現在コレステロールでお世話になっている医院で受けたので、大腸内視鏡検査が必要とわかった瞬間、咄嗟に一昔前に受けた肛門科クリニックが頭をよぎった。ベッドとテーブル&イスはもちろん、トイレ&テレビ完備のゆったりした、鍵付きの個室をあてがわれ、周囲に気兼ねすることなくリラックスして腸内のすべてを出し切り、清く美しい大腸で内視鏡検査に臨んだのであった。

しかし、目の前のかかりつけ医が、私が何か言うより先に言った。
「内視鏡はうちでも受けられますよ」
そう言えば、待合室の壁に掲げられている肩書のプレートの中に、「内視鏡指導医」というのがあった。
ここはホテル並みの待遇よりも、日頃の信頼関係を維持すべく、そして指導医という確かな腕を信じ、かかりつけのコレステ医院で受けるしかなかろう。
早速予約した。診察後に看護師さんから検査前日と当日に関する注意事項の説明を受けた。
「検査のあとはどうしても疲れていますのでね、食事も抜いてますし、お車の運転は避けてくださいね」
「─ここまでいつも車で来ているんですけど・・・」
「ご家族に送迎してもらうのは難しいですか?」
「はい」
「自転車ならいいですよ」
「自転車!?(苦笑)となると、そうとうな距離を漕ぐことに─」
看護師さんは、私のことを比較的近所から通っている患者と思ったようだ。そうなら車でなど通わない。
「でしたら、こちらでしばらく休んでから運転していただければ大丈夫だと思いますよ」
「そうさせていただきます・・・」

(-_-メ) んもー! 年齢と共に、検査するたび引っ掛かる! とほほ。。。 



Commented by g-tant at 2019-08-24 10:38
お察しいたします
私は5月に内視鏡専門のクリニックだったので結構リラックス出来ました
ただあの大量の洗浄液がね〜
後3〜4年したら受けてくださいとのこと
生きてるかな?
Commented by vitaminminc at 2019-08-24 21:47
★ゼペットおばさま★
まー、気が重いですねー。
腸のデトックスと考えて、観念して地道に飲みます、約2リットル。
私なんか検査前日と当日の説明を聞いてるだけで、まだ下剤も服用していないのにお腹下しそうになりましたからね。

先生、操縦が上手いといいなぁ。マリオカートとかのレーシングゲーム、やったことなさそうだからなぁ。
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by vitaminminc | 2019-08-23 20:56 | 健康 | Comments(2)