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ストレスポンス

今朝ムスコに「やっべー髪型!」と叫ばれたので、鏡を見たら、こんなだった。(グラサンは公開用に装着)
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鏡の中の己に笑わされるというね…。

今朝はくーちゃんが布団の中にいた。うきゃきゃ、可愛い!布団をちょっと上げてカメラを向けたけど、私の横にぴとっとくっついて寝ているのがわかりづらくて残念。
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ぼんやりとした違和感が、何に起因するかについて考えていた。1月2日の、16時少し前に戻る。

それより30分ほど前。トイレに行こうとした私は、廊下で母とすれ違った。母は脱衣所(洗面所ともいう)から出てきたところだった。なぜか下にズボンを穿いておらず、ラクダの股引姿だった。ちょっと動物っぽくて可愛い。
「どしたの?」
と訊くと、
「6じゃなくて2にしたら、ダメだったのよ」
「はい? 今日2日だけど?」
「そうじゃなくて、6のを、2のにしたら、やっぱりダメだったの」
「ごめん。日本語がわからない。何がどうダメだったのか言ってくれないと」
「漏れちゃったのよ」
「も・・・!? また?」
Oh,あ漏れ見~よ! 
年が明けて2日目の早朝。私はこの日、すでにボア調シーツという大物と、お洒落なパジャマの下に母が何枚も穿いて寝る、お洒落とは程遠い長股引、膝丈ズロース、三分丈ズロースなど、漏尿被害に遭った衣類と寝具すべてを洗って干して取り込んでいる。空気が乾燥しているので乾きが早く、ひじょーに助かった。
「6日分も尿を溜め込んだら重くて歩けないから。6分(の尿を吸収するパッド)じゃなくて、2分の(尿漏れパッド)をしてたってことね?」
「そう(笑)6日じゃない(笑)わね。6回分のは夜寝る時のだから、昼間は2回分の(パッド)をつけてたんだけど、どうしてかしら、漏れちゃって─」
「いいよいいよ、濡れたやつどこ?」
「洗濯機の横に置いてきました」
と急にかしこまる。
そして、濡れたパジャマ、濡れた長股引、濡れた膝丈ズロース、濡れた三分丈ズロース、濡れた靴下などを再び洗って干し終えたのが15時半。その後、冒頭の違和感が浮上してきたのである。
2度目に洗濯機にかける前、ズボンはなぜ出さないのか母に訊いた。
「ズボンは穿いていなかったから濡らしてないわよ」
と母は答えた。紙パンツではなく、軽い尿漏れ対応の布製パンツ(股の部分が分厚いやつ)を穿き、中にオシッコ2回分を吸収できるはずのパッドを敷いていたと。

(おかしいな。何か引っ掛かる)
ズボンが濡れずに済んだのは、穿いていなかったからだと母はいうが、昼間なのに脱いだのは何故だ? 昼間からラクダの股引き姿でうろうろするような人ではないはず。
母はズボンが皺にならないように、昼寝をするため脱いだに違いない。濡らした靴下を見て、うっかり直立姿勢の状態で漏れたのだと思い込んでしまったが、そうではない。
母は絶対昼寝をしていた。2回分吸収してくれるなら大丈夫だろうと高をくくり、トイレにも起きずに長い午睡をむさぼったのだ。靴下が濡れたのは、濡れた肌着を脱ぐ際、擦れて濡らしたに違いない。長股引きとか結構濡れてたもんね。

「ちょっと、おかーさんっ」
母を呼んだ。呼んでも来やしない。母がいる居間にいくと、ちょうどでかい音量でテレビをつけてて、大声で笑っている最中だった。ったくもー108.png
「おかーさん、昼寝してて漏れたって、どうして言ってくれなかったの?」
言う必要ないと思ったからよ」
よくもしゃーしゃーと。そんなだからシャーシャー尿が溢れるのだ。
「昼寝してる時に漏れたなら、シーツも当然濡れてるに決まってるじゃない!」
「それが濡れてなかったの。手でちゃんと、こうして触って確かめたんだから」
シーツを撫でる手つきを再現してみせる。
ここで賢明なる方々は、以前に落とした私の落雷シーンが甦ることでありましょう。
「だから、あのシーツ(ボア調のもこもこした敷布)は、濡れてることがわかりにくいだけなの!前にも話したでしょ? あれだけ下着が濡れてて、シーツが濡れないなんてそんなバカなことはないの!」
「でも濡れてなかったんだから─」
これ以上堂々巡りの会話を続けていると自分が出刃包丁に変身しそうだったので切り上げた。オシッコで濡れて乾いたシーツのままじゃ、部屋が悲しいにほひに浸る。ただでさえ母の部屋は、母が正しい使用量を無視して使う防虫剤で、老人特有のすえたにほひがするというのに、ナフタリンとアンモニアの混合臭なんて、やみちくり!
居間に母を残して母部屋に突入。お日様の匂いがしていたはずの洗い立てのシーツをひっぺがし、再び洗濯機にぶち込んだ。
(何が悲しゅうて、同じ日に、同じシーツを、2度も洗わねばならんのか)
頭に来て、軽い尿漏れ用の布パンツは、二度と穿けないようにゴミ箱に捨てた。もう、年がら年中紙パンツを穿いてて欲しい。それが私の今年の願いといっても過言ではない。

母はほかにも奇妙なことを言ってのけた。
正月を迎えた途端、急に尿漏れが増えたことに対し、私は母に、夜の水分摂取量を調整することを提案した。食後に薬を服用する際にコップ1杯のぬるま湯を飲むのだから、夕飯に出すスープ類の量を半分にします、と話した時である。
「いつもみん子ちゃんが夜中に起こしに来てくれるのに、今回来てくれなかったから─」
「はぁ?」
因みに夜中に母を起こしに行くことなど皆無である。
「夢でしょ?」と訊くと、
「う~ん。。。夢なのかもしれないけど、夜中の12時頃に、いつも来てくれるのよ」
(いや、だから夢だって。だって夜中にいちいち起きてられない。いや、漏らされてたまるかという私の想念が生き霊となって母を起こしに行っていたのか?)
「じゃあ夢で私が起こさなかったから、トイレに行かなかったんだ?」
「う~ん。。。そうなのかしらねぇ」
「(紙パンツの中に)オシッコする時って、いつも完全に眠っていて無意識なの?」
「いえ、そんなことはないわよ。いつもはそんなことないんだけど、今回はあまりにも眠くて起き上がれそうになかったから─」
(目が覚めてるんなら起きてトイレに行ってくれや)と言いたかったがやめておいた。厳冬期。東京葛飾にいた時より2℃寒いこの地で、脳溢血で倒れでもしたら大変である。元気過ぎて憎たらしいくらいになるが、母は94チャイだ。無理はさせられない。

正月三が日で合計3回(昨日も例外なく漏らされちっち)もお漏らしを洗った尿洗い弁天、それがあだす。

4日の今日は、尿どころではない別のことで落雷。
母の尿をたっぷり吸収した、約1週間分の紙パンツゴミ。10キロの米よりも確実に重く、両手でも持ち上がらない。いや、どうにか持ち上がるが、集積所までとても歩けない。それで、自転車の荷台に乗せてみたが、一回目は高度が足りずに危うくチャリを尿バッグで倒しかけた。
「憤怒っ!」と二回目に渾身の力で荷台に上げ、えっちらおっちら結構離れた場所にある集積所までチャリを押して行き、へとへとになって戻ってくると、居間のテーブルの上に白玉が乗っていた。
ヤツがテーブルの上に乗るのはしょっちゅうなので驚かない。問題は、母が食べ終えた食器類をテーブルに放置して部屋から出ていたことだ。白玉が、お小皿に残っていた醤油を舐めていた!
「おかーさん!133.png
返事はない。白玉をテーブルからおろして食器を片付け、再び母を呼んだが来やしない。
母の部屋に行くと、デイサービスに着ていく服をあれこれ選んでいるところだった。イラッ。
「ちょっと、居間に来て」
スケ番が気弱な生徒を体育館裏に連れ出すように、母を居間にいざなった。
そして、なぜ食器をテーブル上に置いたまま席を離れたのか問うた。白玉が醤油を舐めていたことも勿論伝えて。

キッチンは、白玉が入れないように衝立で塞いである。衝立の開閉にはコツが要るので、いつも母の食器も私が片づける。料理をテーブルに並べる時はもちろん、食器を片付け終えるまでの間、テーブルの上に何かある以上、必ず席に着いたまま白玉を見張っていてくれるよう、日頃から母には頼んでいる。

なんと母は、私の質問に対し、黙秘権を行使した。うんともすんとも言わない。かといってうなだれているわけでもない。
私は、母がまだ朝食を食べていたので、食器を片付ける前にゴミを出しに行ったのだ。2往復もして。
「こんなんじゃもう(白玉が)心配でおちおちゴミも出しに行けない」
それだけ言って母を釈放解放した。
デイサービスの迎車時間まではまだたっぷり時間があるというのに、母は何事もなかったかのように廊下に出ていくと、わざと私に聞こえるように捨て台詞を放った。
「ああ、恐ろしい!
カッチーン!
私は母を追って廊下に出た。
「今なんてった。恐ろしいのはおかーさんでしょう! 醤油なんか舐めたら猫はたちまち腎臓を悪くする。一度壊れた腎臓は治らないんだよ。白玉死んじゃうよ?」
すると、あろうことか、笑い飛ばされた。
「やっだ(笑)、いくらなんでも死ぬわけないでしょ?」
「眠眠は腎臓病で死んじゃったんだよ(※醤油なんか舐めさせたことはないが)。そんな感覚だから人が真剣に頼んだことも平気で曲げちゃえるんだ。もういい!」
母は最後の「もういい」だけ都合よく受け止めると、何も言わずに自室に戻って服選びと化粧の続きを始めた。

母はたぶん、白玉が料理に手を出さないよう、料理があるうちだけ見張ってればいいと思ったのかもしれない。もちろん、皿に残った調味料を舐めさせてはダメということは日頃何度も注意していたが、母は頭の中で、『もう食べ終えたのだから構わない』と勝手に判断したのだろう。母は予め決められていたことを自分の都合で勝手に解釈し、変更することが少なくない。
テーブルの上にスマホを置いたままにしておこうものなら、乱暴に床に投げ飛ばすような白玉である。
「さっき見てない時にコレ落としたわよ」とその都度私に報告してたのは誰だ。醤油が残ってなくたって、割れ物の食器を置いたままにしていいはずがないではないか。
年齢のせいなどではない。久しぶりのデイサービスが嬉しくて、完全に気が緩んだに違いない。

これだけではない。トイレのストーブがつけっぱなしだったことも、自室にストーブがついているのに部屋を開けっぱなしだったことも注意した。が、その都度母は私にこう返す。
「あら、ちゃんと消したわよ」「いつも閉めてるから閉めないはずないわ」
いつもこんなで絶対に認めない。実は、これこそが私にとって最大のストレスなんである。オシッコだってそう。何度漏らそうが、事実を知らせて最初から全部洗濯させてくれたなら、こんなにイライラしないで済む話だ。

デイスタッフさんに、「今日は朝から母に雷を落としました」と正直に告げた。いつもにこにこと笑顔が素敵なスタッフさんが、母の肩に優しく手を置き、
「どんまい!」
と励ました。母、満面の笑み。
「甘やかさないでください」
私は半ば本気で言った。するとスタッフさんは、
「いつもね、すごい頑張り屋さんなんですよ。難しい6年生の算数の問題も、分数の計算なんか全部正解だったりして。みんなでびっくりしてるんですよ」
と褒めてくれる。 
「オセロもね、得意っていうのか、すごいのね?」
『すごい』の響きの中に褒め言葉以外のかすかな不協和音を感じ取った私は、すかさず弁明した。
「途中から白と黒がわからなくなっちゃう時があるんですョ。相手してると気が狂いそうになります」
「あっははは、そうそう、形勢が不利になってくると突然白黒逆に動かし始めるの(笑)。だから色がわからなくならないように、とかとか書いたテープを手首に巻いてるんだけどねぇ(笑)」
デイサービスでも負けず嫌いが出ちゃっているのか。ひいぃぃ。
「見つけたら現行犯で逮捕してください」
スタッフさんにお願いして、手を振り母を見送った。

以前から述べている通り、私は母と違う。負けず嫌いじゃないところだけは誰にも負けない。
イコール向上心に欠けるってこと。6年生の算数の問題やっても満点採れないだろう。だからいまだにこんな調子。

デイサービスから戻った母は、何度も「ああ、楽しかった!」を連発して、今日の服装をいかにみんなに褒められたか、そしてオセロをやったが帰る時間になって途中で切り上げなければならなかったが、最後までやってたら勝ててたわねとスタッフさんに言われたということを頬を上気させて私に報告した。
「朝あれだけ鬼の娘に雷落とされたら、普通1日しょげてるとこなのに、おかーさんて凄いよね。デイサービス、今は週に3回だけど、もう1日増やせるかケアマネさんに相談しようか」
「あら、今のところ3回でいいわよ」
「いや、私はもっと行けって思う」
「?」
「行くとおかーさん、元気になるから」
家にいられると私が元気でなくなるから、が真相だが、私は嘘は言ってはいない。
「それもそうね」
と母、納得。
















Commented by kazemachi009 at 2021-01-04 22:50
お疲れ様です。もう、本当に。
それでもやるしかないんですよね。
デイを週4回にしたり、ショートステイを使うなどして、どうかみん子さんの精神がまいらないようにしてください。
ちなみに、父のときは、ベッドに防水シートを敷いていました。
上から、普通のシーツ(薄くて洗いやすいやつ)をかけてごまかして。
シーツが冷たいと言うので、湯たんぽ入れてましたけど。
Commented by saheizi-inokori at 2021-01-05 06:06
いやはや大変!
でもおかしい。人生だなあ。
Commented by mayu-pc-ai at 2021-01-05 08:03
みん子さん…大変…。。。
でもきっとお母様変わらないでしょうね…。
紙おむつはかっこ悪いとか思わず常にやっていた方がいいと思います。
カッコ悪い事じゃないし、娘さんの事も思ってお互いに生活しやすくなるしね。
防水シーツもやって、フラットシートもお尻の下に敷いて寝るといいけど…ズレちゃうかな?
あまりにも介護というかお母様とのやりとりが大変で、最初の寝癖を忘れちゃいましたよ。w
お母様は外ではとても優秀みたいなので、おうちでも紙おむつをして頑張ってもらいたいですね。
94歳素晴らしいです☆
今はとても良い紙おむつもありますし、ズボンなどを濡らさなくなれば、お母様も風邪もひきませんし。
Commented by mayu-pc-ai at 2021-01-05 08:06
くーちゃんの添い寝(=^ェ^=)
至福の時間ですよね♪
私もいこちゃんがめっちゃ近くに顔寄せて寝てくれている時は幸せ満タンです。
Commented by kuroguly18 at 2021-01-05 18:15
イライラしながらも、母が好きだった。
生きていれば丁度100歳。
100歳まで生きられそうと笑っている母に、勘弁してーと思わず言ってしまった娘は薄情と思われただろうな。
重いおむつも、汚したことをとぼけるのも同じだったなあ。ズボンも汚れているから洗うと言っても汚れていないと言い張る。時間とともに放つ悪臭に鼻が曲がりそうだった。子供のおむつを取り替えた母だもの、今度は自分がおむつをするようになったことどう思っていたのだろう。
こんなことは当時考えるゆとりもなかったけど・・・。
おまえも年を取ればわかるよ、と悲しそうに言ったことは覚えている。
確かにそうなりつつあるから。
食後のお皿は洗わなくていいから洗い桶につけて置いて、と言っても洗ってかごに入れた。大雑把な性格(繊細なくせにやることはどうも…)で、きちんと洗えていない、汚れた皿をかごに見ると苛立った。
まだ働いていた頃で、帰宅が11時になる事も珍しくない。
娘に少しでも負担をかけたくないと思っていることは分かっても、汚れがこびりついた食器が重なっているのを見ると切れた。水につけておいてくれれば、すぐに落ちるのに・・・。
いくら説明しても直らなかったなあ。

みん子ちゃま、ここで吐き出して少しは楽になってね。私は妹に愚痴っても理解してもらえなくて余計腹を立てたけど。
今は、心のなかで有難うと言ってます。私が望むような愛し方ではなかったけれど娘を思っていてくれたことは確かなので。
長々とコメントごめんなさい。
Commented by vitaminminc at 2021-01-05 23:04
★風待ちさま★
さいざんす。あだすがやらねば誰がやるって話で、やるしかないんざんす。
でもあだすのしてることなんて【介護】とは言えません。世話をしているレベル。こんなことでヒーコラ言っていては先が思いやられますね、我ながら情けない。
(;゚∇゚)因みに今朝も漏れてました。でも今朝は雷は落としてません。隠さずにすぐに報告してくれたから、穏やかにスムーズに、洗濯すべきものを全て洗って、出勤前に干し終えました。
いつもこうでいてくれるとよいのに、ただそれだけなんだけどなー。

Commented by vitaminminc at 2021-01-05 23:13
★佐平次さま★
母自身は両親の世話も義父母の世話もしたことないんです。頑固で横暴で男尊女卑で亭主関白な父と結婚したことを嘆いてばかりいましたが、親の介護で苦労したことはない。
(・e・)人生って一部の選ばれし者は別として、平等に出来てるんだなーとしみじみ思います。
Commented by vitaminminc at 2021-01-05 23:21
★まゆみさま★
今日の午後、母と話し合いました。
いくら寒くなったとはいえ、なんで毎朝漏れちゃうようになったのかなぁ、紙パンツもパッドも前と同じものを使っているのに不思議よねぇ、もしも夜中に目が覚めたら、覚めた時だけでいいんだけど、トイレでオシッコしてくれないかなぁ?─というようなことを要望として言ってみたのですが、見事に会話になりませんでした。どうもはぐらかされてると申しますか、誤魔化されているような気がしてなりません。寒いから布団から出たくないのかなぁ。。。
廊下を挟んで向かいがすぐトイレなんだけどなー。。。
Commented by vitaminminc at 2021-01-05 23:25
★まゆみさま★
猫は人より体温が高いから、優秀な湯タンポにもなってくれますね。
(*⌒∇⌒*)柔らかくて暖かくて、その上ゴロゴロ音を聞きながら眠れるなんて、ほんとーに至福としか言いようがありません。
Commented by vitaminminc at 2021-01-05 23:51
★クロの飼い主さま★
うわ~ホントだ、私の母とよく似てます。やらなくていいことをやってくれちゃって、これこれこうだから、それはやらないでと話しても、本人はよかれと思ってしたことだから聞く耳持たずで理解してくれない。しまいにはもうやらないで!と単刀直入に言うしかなくて、後味悪い。自己嫌悪。
つい最近では、猫のマンマの器を洗うため中に水をためて洗面台に置いておいたら、入れ歯を洗うついでに洗ってくれた…まではよかったのですが、脱衣所に母のために置いてある木製の丸いすの上に、洗ったまま伏せてあったのですよ。
お陰で椅子がびしょびしょ。木なので濡れたものを長いこと置いたままにしたら腰かけるところにシミが出来ちゃう、と言うと、「水を切るために伏せといたのよ!」と逆ギレされました。で、「もう私がやるからおかーさんは何もしないで!」となりまして。言ったあとで、(ああ、こんなやり取りも、おかーさんが死んじゃったら、あの時あんなひどいこと言ってしまったと死ぬほど後悔するんだろうな)とチラッと思ってしまいます。 
少しでも役に立ちたいと思う気持ちはわかるけど、ことごとくハズシてくれる。
(T▽T)余計なことしないでてくれるのが、それこそ一番ありがたいんですけど、なかなかわかってもらえましぇん。
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by vitaminminc | 2021-01-04 21:33 | 人間 | Comments(10)