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目から鱗ンタクトレンズ

<   2018年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

コタローからの贈り物

先日ムスコが言いました。
「あそこにあったジャケット、久し振りに着ようとしたら、コレが付いてた」
あそこというのは、居間の一角に置いてあるぶら下がり健康機のことである。
買っていくらも経たないうちに、本来の使用目的を見失い、主にムスコのためのハンガーラックとして活躍している。
そしてそのすぐ脇には、生前コタローの寝床があった。

ムスコが私に手渡した「コレ」は、猫の白髭だった。
うずらもくーちゃんも居間には下りてこないので、コタローのヒゲに間違いない。
私は小さく歓声をあげると、小さなジップ袋を取り出して、中に1本のヒゲをうやうやしく入れた。
長くてしっかりしたヒゲだ。
(ヒゲはこんなに元気だったのに─)
遺骨以外、コタローの一部に相当するものは何も残っていない。大切にしようと思い、とりあえず化粧ポーチの内ポケットにしまった。

今もスマホの待受は、コタローの顔のアップ。
爪切りをしてうずらとくーちゃんに嫌われて、ふたり同時に冷たくされた時は、思わずスマホに手を伸ばす。
何時なんどきも、ひたすらやさしかったコタローに慰めを乞う情けないかーさん。

コタローが我が家にやって来たのは、ちょうど1年前の今頃の季節。
遠い日の出来事のよう。
夢のように飛び込んできて、夢のように逝ってしまった。

おそらく、ムスコの重いジャケットがハンガーからズリ落ちて、下で寝ていたコタローに覆い被さった時に、コタローのヒゲが折れて服の生地に刺さったのだろう。

コタロー。
天国に行って、もうおヒゲは生え揃いましたか。
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by vitaminminc | 2018-03-30 21:39 | 生きもの | Comments(6)

な名な、なんと!

前に私が付けたムスコの名まえについて、恥ずかしげもなく自画自賛したことがあった。
この度、それを立証できたのである。
昨夜、早速行われたゼミの新歓に参加して、23時過ぎに帰宅したムスコが言うには、
「オレ、名まえで合格したのかも」
聞けば、13人の応募に対し、9人採用のはずが、当日になって6人に変更になったという。
げげげ! 2次選考でも半数以上が落とされるのか? 
面接を受けに来た全員が蒼白。
面接は2回。それぞれ20分ずつ、合計40分間。
1回目は、教授と院生約10名の面接官に対し、受験者1人。
2回目は、ゼミ員約10名の面接官に対し、受験者1人。
教授と院生の質問には比較的よく答えられたらしい。
それに対して、ゼミ員の方は圧迫面接に近かったという。
質問という質問にまともに答えられず、(ああ、こりゃダメだ)と観念したそうだ。
合格発表は当日17時にメールで知らされることになっていたが、判定で揉めたのか、17時半を過ぎてもメールが届かない。
いよいよダメかと諦めかけた頃、ようやくメールが届いた。
合格者6人の学籍番号が表示されていた。
ムスコの番号はたまたま一番上にあったので、合格者の誰よりも早くホッとすることができた。
新歓の席で、嘘か真かムスコは意外な事実を聞いた。
ムスコを合格させるに当たっては、院生かゼミ員か不明だが、1人が熱心に推してくれたのが大きかったらしい。
「オレのことが(心に)刺さったという人、名まえを褒めてくれたんだよ」
「え? 何て?」
「『ムスコ(←ムスコの下の名)ってカッコイイ名まえだね』って。オレ、マジ名まえで受かったのかな」
名まえだけってことはないだろうけど、「お?」と興味を持ってもらえたことは間違いない。
「ほら、やっぱりカッコイイんだよ113.png名付け親に感謝して欲しいね。特に漢字のセンスがさぁ、座りがイイっていうか、カッコイイよね? この名まえ好きでしょ?」
と私はまたしても図に乗り長々と自画自賛するのだった。
男らしい漢字は完全に私のオリジナルだが、柔らかい読みの方は、少女漫画のヒロインの彼氏の名から拝借した。
決してキラキラネームではない。どちらかと言えば伝統的な名まえだと思う。
名前の由来をムスコに話した時、ムスコは「え?」と驚いた。
「そんなの初めて聞いた。少女漫画からってのは衝撃だ」
ESでも協力を惜しまなかったが、それ以前に、20年も前から、私はオマエの未来のために、心を込めていろいろ考えていたのだ。
ありがたく思うがよい。ふっ。






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by vitaminminc | 2018-03-29 21:30 | 人間 | Comments(0)

我が子に春が来たってか

178.pngムスメの場合 178.png

今年に入ったあたりから、ムスメに彼氏ができました。
彼氏は誠実な人柄なのでしょう。
母親に挨拶しないことにはどうにも落ち着かないらしく、前々からムスメに「おかーさんに会いたい」と言ってたそうで。
わ、私なんかにですかぁ!?
私が原因で破局したらどうしましょう。
ムスメもまだ早いと思ったらしく、母娘ふたりして対面を先延ばしにしていました。
しかし、あまりにも熱心に「挨拶させて」とおっさるらしく、先日玄関先で初お目見えとなりました。
春のお彼岸で、だんはんのお墓参りに行った帰り、彼氏さんがムスメを家の前まで迎えに来てくれた時に。
聞けば随分優秀な方らしく、会う前から粗相があってはならじとこっちが緊張してしまいました。
でも、頼りがいがありそうな、感じのいい青年でした。
「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。ムスメさんと交際させていただいております」
ムスメが、(母親に)ボロがでないよう1分30秒で挨拶を強制終了させると、ふたりは夜桜を見るべく彼氏さんの車で出掛けて行きました。
彼氏さんが私よりずっと落ち着いていたように感じたのは、気のせいではなかったようです。
「保護者の扱いには慣れているんだよ」とムスメが言いました。
ガッコのセンセイをされているので、モンスターペアレントの対処もお手のもの?
あ、今年は雛人形、素早く仕舞いましたよ、ムスメのために。
確か3月4日には片づけました。
366日ぶりに!(←実は去年出したっきり片づけていなかった119.png
この先どうなることやら。私はのんびり見守るのみです。


179.pngムスコの場合 179.png

今日、やっとサクラが咲きました。
何に合格したかってぇと、大学のゼミ。
1次選考、落ちちゃったんですョ。大学の志望ゼミに入るのがこんなに困難なものとは知りませんでした。
選択科目みたいに、自分で選べば済む問題ではないんですね。
1次選考のゼミでは、面接でディスカッションがあったらしいのです。噛みまくったと言っていたから、これが敗因か?
高倍率のゼミを選んだのが、そもそも身の程知らずだったのかもしれません。
で、焦りまくりながら2次選考の説明会に行って、新たにゼミを探して、また一からESを作り直して──。
ゼミに入ることが出来なかったら、卒論を見てもらうための教授を単独で探さなくてはならなくなる(?)し、就職には絶対的に不利。
「ゼミに入らないなんて、そんな暗い大学生活、考えられない」と姉(ムスメ)も心配。
「別にオレはノンゼミになったってトモダチはいくらでもいる」と開き直るムスコに私は言いました。
「今はサークルの友だちがいるかもしれないけど、3年になってみんなゼミが忙しくなったら会ってなんかいられないって」
ムスコは絶句し、頭を抱えながらESに取り掛かりました。
とはいうものの、1次で受かると舐めてかかっていたムスコ、めいっぱいバイトを入れちゃったもんだから(←激バカ)、とにかく時間がないのなんの。
しかも今度のゼミのESは手書きでないといけないときた。下手すぎて頭が物凄く悪そうな字しか書けないムスコには更なる試練。
何度も書き損じては書き直しを繰り返し、腱鞘炎になりかかりながらようやく仕上ったのは、提出日の朝。ひえぇ。
風邪まで引いて、発熱した身で、ヘロヘロになりながらESを提出しに行きました。
で、今日が『面接』だったのです。
1次選考では、ESを提出しに行った日は眼鏡でしたが、面接には、日頃ムスメと私が「眼鏡の方が似合う」とあんなに言ったのにコンタクトで臨み、見事落選。
今回私はメガネにしろやと改めて言いました。だって、目つきが怖いんです。
「とっつきにくい印象を与えたんじゃ損でしょ!」
度が合わない、眼鏡だと0.4しか視力が出ない、とブツブツ言うので、ボヤケてる方がアガラなくてよいではないかと100%眼鏡推しで送り出しました。
夕方過ぎに、ムスコからLINEが届きました。
赤飯やな」
とたった一言。






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by vitaminminc | 2018-03-28 20:22 | 人間 | Comments(6)

にゃんこ愛憎劇場

先日、また猫の爪が伸びてきた。注射針のように鋭く、ありとあらゆるものに(私の足にも)刺さる。
身の危険を感じたのと、猫自身いちいちどこかに引っかかってストレスを感じている様子なので、パッチンした。
念入りに、前の晩から「駆け込み寺」のケージの扉を閉じて、入れないようにした。ここに逃げ込まれたら諦めるしかなくなる。
当日は朝から、猫のためのフレンドリー・フェロモン「フェリウェイ」を揮発させた。
そして例の如く、洗濯用ネットに捕獲➡爪切り➡解放 の流れ。
途中、くーちゃんの前足を後ろ足と勘違いして、片手4本分ずつしか爪を切っていないことに気づき、再び追加で切った。
待たされたうずらが恐怖の沸点に達し、フェロモンそっちのけで「シャーッ!」と1回私を威嚇。怖ッ!

「ハイハイ、終わりましたョ、お疲れ様(私がな)」ゲソッ。
ケージを開けてあげたら、我先にと言わんばかりにふたり同時に逃げ込んだ。
どーいうんだろ。こんな狭い檻の中のが安心できるなんて。
見よ、この不信に満ち満ちたふたりの目つき。
うずらなんか狂った目になっちゃってる。
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しかし、夜ともなるとご機嫌を取り戻したふたり。
今ふたりはダイソー製の、この青い羽根つき猫じゃらしが大のお気に入り。
くーちゃんもこれだと飛びついてよく遊んでくれる。ぽっちゃり体型が少しスリムになった。
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ふと背中に視線を感じ、振り向けばそこにはくーちゃん。あら珍しい。
そして、照れたように「ぅふ162.png」と笑っているんだね。く~~~! あ、あざとすぎ。。。
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あれれ? うずぴが鳴いたよ。「そこはアタイの場所なのに134.png」と、気が気でない様子。
キミは猫のくせに、なんてタレ目なんだ。そしてヤキモチを焼くなんて、まさにツンデレだね。
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私は確実に、ふたりに愛されている──ふっっっ。

 




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by vitaminminc | 2018-03-23 23:29 | 生きもの | Comments(2)

精霊の森人

例によって再放送で観たんですが、先日のBSプレミアム「こころ旅」は凄くよかったな~!
邪魔にならないよう、火野さんとスタッフさんの語りのみでお送りします。
ぜひ、ご一緒に森の中へ──。



鹿児島県日置市吹上町にある、「大汝牟遅神社」(おおなむちじんじゃ)の千年楠の森
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「おっと危ねー」


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「あんれま、これはどうしましょって感じ。ホント寝そべっているように見えるな」

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「ハァ立派だ」

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「よく、あれだな。この楠って─」

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「松はこうして支えないとあれだけど、よく平気だな」
スタッフ(倒れない)
「まぁスゴイもんだな」

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「穴あいちゃってるから。開いちゃってる(笑)」

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スタッフ(本当だ)

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「これなんて握手だよ。この木とこの木、が架かちゃってる」
スタッフ(これ、でもどうしたらこうなるんだろ)
「どうしたらこうなるん?」

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「ああ、光当たった174.png

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「ああ、お邪魔しますよ──来たよ162.png



火野さんの靴下の可愛さといい、森に溶け込む自然体といい、実に良い旅でした。
一緒に森林浴をしているような、マイナスイオンを浴びているような気がしました。

いつか私も訪れてみたい。千年楠に、会いに行きたくなりました。





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by vitaminminc | 2018-03-21 16:41 | 自然 | Comments(2)

赴任先

自慢なのだが、私は『蜘蛛捕り名人』である。
私の家は、スタバにもROUND1にも歩いてすぐのところに在る。もちろん繁華街ではない。どちらの店舗も郊外型で、広い駐車場を有している。
郊外ゆえ、歩いてすぐのところに農道や林もある。
虫もたくさんいる。

3日前の朝。
ムスコが「ぅわぁ」と呻いたかと思うと、身体をひねりながら何かをそっと跨いだ。
居間とキッチンの境界線上に、ソレは居た。
黒い蜘蛛である。
脚も含めたら、体長3cm以上は優に超えていた。
私はさして取り乱すことなく、いつものアイテムを探した。
しかし、いつものアイテム─ヘアスプレーなどのプラスチックのフタ+DMハガキ─では小さすぎる。脚を挟んでしまう危険は避けたい。
とっさに猫用プラ容器(猫缶の残りを冷蔵庫に保存するためのミニタッパー)を手に、ハガキより大きな厚紙はないかとキョロキョロしていたら、ムスコが慌てて新聞の折り込みチラシを寄越した。
「ダメだ! こんなペラペラしてるんじゃ!」
却下すると、すぐさま背ホチの薄いDM冊子を寄越した。
一刻も早く捕獲して欲しいらしい。えらく協力的である。
私は背後から蜘蛛に近づき、無の境地でプラ容器をかぶせた。
そして、薄いDM冊子を容器の下に慎重に滑り込ませると、それをフタ代わりに、逆さにして持ち上げた。
最近一番の大物である。
押さえつけているプラ容器を通して、カタカタ暴れる振動が、てのひらにしっかり伝わってきた。ひぃぃ。
こんなに元気があるのに、なんでムスコや私が近づいても無反応だったのだろう。蜘蛛にはそんなどんくさい一面がある。
生け捕りした蜘蛛は、2階に上がる階段途中の窓から、いつものように外に逃がした。
重力に逆らうように、ゆっくり落ちていく。目には見えない糸でも使ったのだろうか。ブロック塀の内側、敷地内に着地したのをしっかり見届けた。それが確認できるほどのサイズだった。
(もっと遠くに投げるように放れば、ブロック塀の外に出せたのに)などとつまらぬ後悔をした。

約1時間後。
ムスメが、玄関でゴキっぽい虫を発見した。事前に私から蜘蛛の話を聞いていなかったら叫び声をあげたところだ。予め恐怖心にフィルターをかけることができたので、むしろゴキではなく蜘蛛だということにすぐに気づいたらしい。
私が再び捕獲アイテムを手に玄関に行った時には、蜘蛛はもう姿をくらましていた。追跡するには、虫はムスメにとってあまりにも『見たくない物』だったのだ。
ムスメが私に説明した蜘蛛の色と大きさは、まさに今朝逃がした蜘蛛と同じだった。
「時間的に…」と私は言った。「同じ個体が戻って来て、わざわざ玄関から入ったとしか思えないない」
蜘蛛は、アシダカグモと思われた。アシダカにしては黒すぎるようにも思えたが、ほかの黒い種類のような光沢も毛も確認できなかった。 
アシダカは、『アシダカ軍曹』という異名を持ち、蜘蛛愛好家にとってはなかなか人気者のようだ。人家に入って雨風をしのぎつつ、ゴキを食し、蜘蛛の巣は張らない。
見た目が恐ろしいことを除けば、素晴らしい益虫なのである。
アシダカを駆除したがためにゴキが繁殖したというデータもあるという。ここ半年近く家の中でゴキを見かけないのは、軍曹が我が家で日夜任務にあたってくれているお陰かもしれない。
マニアの間では、アシダカの発見を『軍曹が赴任してきた』と表現しているそうだ。
う~ん。次に軍曹を見つけたら、どうしよう。
窓から放した時、軍曹がゆっくり落ちていった姿が、屋上からビルの壁面をロープで下りていく特殊部隊の勇姿に思えてきた。
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追伸:この数日後、玄関でアシダカ軍曹の「死骸」を発見した。
後にそれが脱皮した際の脱け殻であることに気づいたわけは、蜘蛛が脱皮するいきものだと知ったからである。


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by vitaminminc | 2018-03-19 19:10 | 生きもの | Comments(2)

スタンPがスカンP

某製薬会社のトイレ用洗浄剤に、花柄のスタンプが押せるのがありますね。
今日、新しいのをおろしました。
初めて使うわけじゃないから、使用方法が載っているパッケージはさっさとゴミ箱にポイ。 
で、便器の内側目掛け、思い切り押しました、というか押す羽目になりました。
前にのめって便器の蓋に頭をぶつけそうな勢いでした。

笑いました~。

直径10cmの小皿に、薄い花型のゼリー。
というと聞こえはいいけど、「全部一度に出ちゃったョ」という私の報告を受け、興味津々現場を見に行ったムスコ。
アハハハと笑いしながら言いました。
「巻きグソみたいになってんぞ」

私が誤った使い方をしたせいです。某製薬会社に非はありません。
大切な工程を1つか2つ抜かしたせいで、ストッパーとなるボタンがうまく穴に収まらず、必要以上に力が入ってしまったようです。
『渾身の力を込めて押してください』なんて注意書を目にした記憶もなければ、これまでそんな使い方をした覚えもないですし。

トイレには、40日分の贅沢フレグランス・アロマティックサボンの香りが充満し、むせ返るほどです。

先程捨てたばかりのパッケージの上に、スッ空カンになった容器を投げ棄てながら思いました。
こうして馬鹿力を出す度に、私の脳みそもどこかにベチャッと出ちゃってるに違いないと。

写真を撮る前にムスコがトイレを使用したので、私の作品『花小皿』をお見せできないのが残念です。


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by vitaminminc | 2018-03-18 17:31 | 笑い | Comments(2)

チュンチュンとポッポ

今日はテレビでモト冬樹さんの話題が取り上げられている。
カラスに襲われたかして巣から落ちたスズメの子を外敵から守るために保護し、家で飼育を続けていることが問題になっているという。
「鳥獣保護法」には、条件により様々な例外があるが、モト冬樹さんの飼育状況は、「一時的に弱っている野鳥を保護」している、保護飼養には当たらないのだろうか。
厳密に言えば、保護した当初は弱っていたろうが、今は給餌により元気になっているのが動画でも明らか。しかも、モト冬樹さん家族にもよくなついているとのこと。
モト冬樹さんは保護した当初から、しかるべき機関に相談していた。だから、飼育することが法律で禁じられていることもその時に知った。
それでも、放っておいたら確実に死んでしまうであろう命を、見過ごすことができなかったから保護したのだ。
そんなスズメの子は、ヒナのうちに保護され人工的に餌を与えられているので、いきなり放鳥されたところで自活していくのは難しいだろう。
モト冬樹さんの所属事務所の回答は、ヒナを引き取って野生に帰れるよう訓練してくれるような施設を現在探しているところです、とのこと。

モト冬樹さん、心中お察し申し上げます。

私にも同じ経験がある。
高校生の時、外から帰ると、家のポストの下、コンクリート地面の上に奇妙な物体を見つけた。
スズメの子がうずくまっているではないか。
巣から落ちたところをカラスか猫につかまって、うちの敷地まで連れて来られたのだろうか。
周りに木などない。だから近くに巣があるとは思えない。それだけが不思議だった。
私はびっくりしながらも、(このままでは猫に襲われる)と判断した。
ヒナを両手でそっと包み込むようにして捕まえると、家の中に入って、納戸にあった空の段ボール箱の中にヒナを移した。
段ボール箱は、自分の部屋に置いた。
ヒナの前に米粒をまいてみた。ヒナは「キッ!」とした目で私を見上げて、可愛い目で睨みつけるだけだった。
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そして、まだ黄色いクチバシは、固くへの字に結ばれたまま、(死んだって食べるもんか)と言っているように見えた。
私は近所の米屋さんに小鳥用の粟を買いにいった。それを水でふやかして、浅い小皿に入れてヒナの前に置いてみた。
ヒナはまったくクチバシをつけようともしない。
私がいるから怖くて食べられないんだと思い、段ボールの蓋を静かに閉じてヒナをひとりにしてみた。
それでもやはり、ヒナはまったくエサを食べようとはしなかった。
小鳥は、わずか1日2日餌を食べなかっただけで、すぐ餓死してしまう。
このままでは死なせてしまう。
私は焦った。
すると、ベランダの外でさかんにスズメの鳴き声がする。
窓の外を見てみると、確かにスズメが2羽、私の部屋のすぐ外を行ったり来たりしているではないか。
ヒナも呼応するかのように、親鳥より渋い鳴き声をあげ、自分がここにいることを知らせている。
私は、段ボール箱をベランダに出した。そして、親鳥が箱を出入りできるように、蓋を半分だけ開けておいた。
さらに、カラスと猫除けに、番犬をベランダにつないだ。
犬がギリギリ段ボール箱に届かないよう、リードの長さを調節して。
犬を散歩に連れ出す間だけ、段ボールの蓋は全部閉めて、あとはずっと半分開けておいた。
幸い、うちのベランダには屋根がついていたので、雨が降っても濡れる心配はなかった。
健気で感動した。スズメの夫婦は、毎日何回も何回もヒナに餌を運び続け、やがてヒナは私のベランダから巣立っていった。
その後も、時たまスズメがベランダに遊びに来ることがあった。
私は高校生だったが、(恩返しのつもりで元気な姿を見せに来るんだな)と思ったりした。

大人になった私は、結婚して間もなく、今度はハトを保護した。
会社帰りに上野公園内を歩いていて、地面でバサバサもがいているハトに遭遇してしまった。
(このままではカラスや猫に襲われる)
と思い、居ても立ってもいられなくなり、気づけばどこかの店先から空の段ボールをもらい受けてハトを入れていた。
その日足を運んだ獣医は定休日で診てもらえなかった。
旦那にさんざん叱られたが、飛べるようになるまでの間だけだからと説得した。
結局ハトは飛べるようにはならなかった。
実家の方にある信頼のおける獣医に電車に乗って診せに行った。
「これはもう治らないね」と言われた。
諦め切れずに、今度は矢ガモ事件でテレビ取材を受けていた、板橋区にある動物病院にも連れていった。
触診の結果、やはり答えは同じだった。
「この子はもう一生飛べません。羽根が折れたままの状態で筋肉が固まってしまっています」
野鳥の会東京事務局に電話して相談すると、
「ハトってキジバトじゃなくて、そこらでよく見るドバトでしょ? ドバトは野鳥じゃないからこちらでは引き取れません」
と言われた。
「保護したのなら、そのまま保護してあげたらどうですか」とも。
ドバトはもともと人間が飼っていたものが野生化したものなので、野鳥扱いにはならないのだということをこの時初めて知った。
無論、そうとわかった以上飼うしかなかったし、飼ってあげたかった。
ハトを(ハトの命が尽きるまで)飼うにあたっては、私と旦那の共通の知人に間に入ってもらわねばならなかった。
2 vs1で敗北した旦那の鬼のように冷たい視線を浴びながら、私はハトに「左馬之助」(サマノスケ)と名付けた。
由来は、かの「鬼平犯科帳」の登場人物の一人、岸井左馬之助から。
旦那も原作を読んでいたので、ご機嫌を取る意味もあったが、私の好きなキャラクターでもあった。
やがて、重大な間違いに気づいた。
成長し切ってからも左馬之助は割と小柄で鼻瘤も小さいままだった。要するに、メスだったのだ。
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名を左馬之助からサマちゃんに改めた。
サマちゃんは女の子のくせにひどく攻撃的な性格で、よく手や足に噛みついた。
それでも水浴び大好きで、人間用フェイスブラシでブラッシングされるのが好きだった。
下瞼を押し上げて目を細めると、まるで笑っているようで愛らしかった。
折れた翼を引きずっては自分の足で踏みつけ流血するので、定期的に羽根を切ってあげる必要があった。
翼の折れたエンジェルは、約5年の短い生涯を私の子として生きた。
今も庭の片隅に眠っている。

野鳥なので無暗に保護してはいけません。
野鳥ではないので保護したらどうですか。

法律って、100%人間都合で出来ている。


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by vitaminminc | 2018-03-14 15:42 | 生きもの | Comments(2)

You may know また 夢

毎朝アラームに起こされる。その直前まで夢を見ていた場合、若い頃はシーンを鮮明に覚えていたものだが、最近はなぜか台詞や単語。
今月から、運よく夢を見ていた朝は、忘れないうちにそのコトバをスマホに記憶させておくことにした。
夢ってほら、海外では自分の潜在能力だとか深層心理なんかを探るのに利用されるではないか。

3つ収穫できた。

夢コトバの1つ目は、「ブリタスプラナー」という謎の言葉。覚醒するギリギリまで、私は夢の中の私に確認していたから、間違いない。
「ブリタス、プラナー、だな?」と。
ネットで検索したが、案の定ヒットしなかった。
そこで私は、これはもしやアナグラムなのではなかろうかと思いついた。
実はクイズ番組でアナグラム問題が出ると、東大生よりも早く正解できちゃうこともあるくらいで、得意とまでは言わないが、好きなんである。
で、勝手に導き出した正解のない答え、それは「スプラーナ・リブ」。
ウィキでスプラーナを調べたところ、Soprana は、イタリア共和国ピエモンテ州ビエッラ県の基礎自治体(コムーネ)の名称で、2017年1月1日現在人口704人。守護聖人は聖ジュゼッペ(キリストの育ての父親)。となるとリブはウーマンリブのlib(解放)ではなく、旧約聖書的にrib(肋骨)になるだろうか。
我ながら何を追い求めているのかさっぱりわからないが、一先ず勝手に納得している次第。因みに私は成り行きで、某伝統宗教(仏教)の寺の檀家になりはしたが、信仰心こそあれその宗派を格別信仰しているわけではない。日本人に多い、とある宗派の先祖の眠る菩提寺はあるけど、クリスマスにはツリーを飾りますという無所属派である。
でもイタリア語は好き。まったく話せないけど、響きがとても好き。チャーオ!

夢コトバの2つ目は、「一第祭祀」(イチダイサイシ)という謎の言葉。「一代」でも「一大」でもない、「一第」。
覚醒直前の私が夢の中の自分に確認したから、間違いない。
えっと、「第一」はあるけど「一第」なんて言葉自体ないから、調べたところでわからない。
「祭祀」の方はご存じの通り、神々や先祖代々をまつること。
でも何これ? 初日の聖書的な何かを引きずっているような気がしないでもない。
こちらも夢に出てきた単語しか覚えていないので、謎解きには至らない。
わかったのは、この説明に8回も「ない」を使ったことだけ。

夢コトバの3つ目は、今朝ゲットしたばかり。こちらはコトバではなく台詞。森本レオの声で、
「吹き流しの声は、よかった」
というもの。
私が森本レオのふわっとした声を、吹き流しの中を抜ける春風のようだとでも思っていたのだろうか。
夢の中でさえも、レオさんの声は耳に心地よかった。

だから何だと言われても、夢だからつかみどころがないんですぅ。吹き流しちゃってくだしゃんせ。
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by vitaminminc | 2018-03-13 18:05 | 趣味 | Comments(0)

春はばけもの

どちらかというと明らかに、目尻がタレてる私めは、同僚にシルベスター・スタローンとか、ペイズリーの柄だとか、そんな目をしているねとか、言われたりもしておりますが、実は両の目頭を、人差し指と親指で、つまんでみたりしますって~と、若い時分はザビエルに、見えなくもないこともあり、しかし今では寄る年波と、疲労と過労と徒労とで、時に二重が五重になり、いくら花粉アレルギーで、目が猛烈に痒いからと、目頭をつまんでみたとても、白く澄みたる白目はいずこ、血染めの塩湖となりましたぁ、真っ赤に濁りしまなこであれば、聖人フランシスコとは、宇宙の果てまで程遠く、血を分けたムスメですらも、恐怖におののき遠慮なく、ギャッと叫ぶほどでして、そういやムスメの幼稚園時代、ある日突然ママ友の、顔が変わって見えましたぁ、何がいつもと違うんだろう、恐る恐る覗き見してたら、(花粉症で)「目が痒くてたまらずに、まつ毛を全部抜いちゃった」と答えたツワモノいたわいなぁ、私も洗浄液の中、目玉をバサロで泳がせてぇ、洗いまくっちゃいるけれど、ちっとも楽になりゃしない、目薬だって効きゃしない、つまるところ私の場合、春はバケモノなのですよ、清少納言よタスケテおくれ、今日も花粉で明日も花粉、ひぃぃんひんひん目が痒いってか。
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画像の元の絵はあり得~るでしょ、ザビエール




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by vitaminminc | 2018-03-12 21:26 | 笑い | Comments(0)

日々の暮らしに「ん?」を発見