コブラ・ぴーうず

本当は毎月切ることが望ましいという飼い猫の爪。
なんだかんだで前回のパッチンからだいぶ日が経ってしまった。

今回も、くーちゃんはわけなく捕獲&難なく爪切り成功。
コブラ・ぴーうずは、冷房の効いた部屋で汗だくになりながら、やっとこさ捕獲。
もう魚獲り網じゃサイズ的に限界。次までにもっとでっかい動物捕獲用の網を取り寄せるしかない(どこで売ってるんだ?)。

ペットキャリーを片手に下げ、もう片方の腕にキューブ型ベッドとバスタオルごと洗濯ネットに押し込んだを抱え、受付にヨレヨレの字で名前を書いた。
「本日はどうされました?」
「あ、爪切りをお願いします」
「2頭ですね?」
「いえ、1匹です」
「そちらのキャリーは?」
「これ、中身空です。こんな形でしか連れて来れなかったもので──」

診察台に上がってからも、ジャングルの洞窟から響いてくるような恐ろしい唸り声をあげ、コブラの如きシャーッ!シャーッ!
「シャーシャーまるでコブラ。捕獲するだけで毎回30分コースです」
 とぼやいたら、
「これじゃ捕まえるの大変でしょう」
 と目じりに苦笑ジワのセンセイ。
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鷹匠みたいな頑丈そうなグローブを両手にはめた助手さんが、コブラ・ピーうずを渾身の力で保定。
唸り声をあげ続ける猛獣に、三輪明宏のようなネコナデ声でなだめながら、先生が四肢の爪を切った。
今回は猛獣をキューブ型ベッドに入れたまま、出入り口から手足のみ引っ張り出してのカッティング。

処置が済んだら入れてもらうつもりでキャリーを持参したものの、凶暴過ぎて移し替えるのも困難な状況。
ゆえに、来た時同様、再びベッドごとネットに入れて連れ帰ることとなった。

帰宅して、部屋に入ってネットのファスナーを開いたら、キューブの巣穴からコブラ・ぴーうずがシュタッと飛び出た。
そして、ダブルベッドの上で四肢を踏ん張り、風に吹かれるジャングル大帝のような立ち姿で10秒間私を睨んでいた。
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野生の目だ。カッコイイ。

その直後、シェルター(3段ケージ)の中2Fでうずぴの帰還を待っていたくーちゃんを押しのけ、一目散に3Fへ。
「やれやれ」という感じで小首をかしげるくーちゃん。
わかってくれてるところがかわいい。
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その上の階で、格子越しに、じっと私を窺ううずぴ。
野生の目だ。カッコイイ。
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by vitaminminc | 2018-08-26 16:47 | 生きもの | Comments(2)

にゃんこの長財布は──


169.png左右反転の両面プリント169.png
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文庫本が小さく見える。

ムスメが大きさを比べるために、自分の長財布を取り出した。
ムスメの財布はコーチじゃなくてバーバリーだった。
私の記憶違いだった。ブランドもんに興味がないとこのザマである。
にゃんこの長財布の方、バーバリーより二回りほどデカかった。
小さめのセカンドバッグ並である。
しか~し!
可愛さもヘビー級なんであ~る! 誰がなんと言おうと本人は大大大満足113.png
「一体何を入れんの?」
 とムスコも呆れている。
「お札に決まってるでしょ!」
 カンパを募ってみたがスルーされた。
中身が空でも持ち歩きたくなる──それがにゃんこの長財布。


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by vitaminminc | 2018-08-25 20:52 | 趣味 | Comments(0)

抗い難し・・・

今日の昼から、台風20号が待ち受けている西日本を旅するってぇのに、ムスコの財布はボ~ロボロ。
3年前に他界したオットの遺品なので、大事に使いなさいよと渡したのに、今じゃ小銭がこぼれ落ちる始末。
で、仕方なく私の長財布を譲ってやった。ダークブラウンの本革で、どうせメンズだったし。

普段は二つ折りタイプの財布を使っているが、お出かけ用に長財布は一つ持っておきたい。
バッグによってはビッグマックみたいな二つ折り財布(←殆ど小銭)よりも、厚みのない長財布(←わずかなお札)の方が納まりやすい。
で、仕方なくカラゾンで長財布を探した。カラーさえ気に入れば、ブランドには頓着しない。

しかし、果たしてそれでいいのか?
職場の同僚は、なぜかみんな申し合わせたようにCOACHの長財布を使っている。
PRADAには手が出ないが、せめて財布くらいはCOACHを、というステータスのようなものなのか。
そういえばムスメも「自分へのご褒美」とか言って、知らぬ間にCOACHのピンクの長財布を使っていたっけ。
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私が金運に見放されているのは、そもそも安物(←野口クン1人以上3人以内)の財布ばかり使ってきたからなのだろうか。
もう熟年世代である。いい加減、お財布ぐらいブランドものを使うべきかもしれない。
いくつもいくつも長財布を見てまわったが、どれも私の好みではない。
これに諭吉っつぁんにご登場いただくくらいなら、自分好みの色(湖緑色とか翡翠色とかターコイズブルーとか)のシンプルなのを使いたい。
値段云々じゃない、気に入らねーもんは気に入らねーんだ!
結局自分はブランドものとは無縁なのだ、もう長財布なんて無理して手に入れなくてもいい!
と、半ば諦めかけた頃、反則技をくらってしまった。
もうすぐ秋。季節感もなにもあったもんじゃないが、もーもー、こりゃたまらん157.pngコンチクショーめ!
レビューを覗いたら、皆さん一様に褒めちぎり。そりゃそうだろう、これを選んで購入するような輩ですもの。
しかも、手触り良さげな本革製。
思わずとな──
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by vitaminminc | 2018-08-23 17:38 | 笑い | Comments(2)

感傷汗スメント

酷暑の、とある昼下がり。
バス停に行くと、先に待っていた若い女性が、額の汗を拭おうともせず話しかけてきた。
「すみません。このバス、利用されますか?」
「ええ」
「あの、私、初めて利用するので教えていただきたいんですけど」
「ハイ?」
「スイカはどうすればいいですか? あ、スイカ使えますか?」
流暢な日本語だ。外国人ではなさそうだ。
「使えますョ。バスに乗ってすぐ、ステップの右横にスイカをかざすヤツがあるので、そこでピッとやります」
「はい。そ─」
「そして降りる時は、運転手さんの左横のところに、同じくスイカのヤツがあるので、そこにピッとやって降ります」
「あ、はい!」
「初めてだと不安ですよね~」
「はい、なんかドキドキしちゃって─」
バスがやって来た。
後部ドアのガラスの向こうに、ピッとやるヤツが顔をのぞかせている。
「あ、もうそこに見えてますね、あれです」
ドアが開くか開かないかのタイミングで私が言うと、女性は嬉しそうに頷き、
「ありがとうございます!」
 とぺこりとお辞儀をして元気に乗車した。

バスに乗って、女性とは少し離れた空席に座った。
そして、感じの良い若い女性についてあれこれ想った。
この路線バスでスイカを使うのが初めてということは、ここの住人ではない。
たぶん、ラウンド1に何人かの友だちと一緒に遊びに来たのだろう。
往路は送迎バスに乗れた。けど、帰りは何かしらの事情で彼女だけみんなよりも先に帰ることになったのだ。
人数が揃わなければ、送迎バスは出ない。仕方なく一人で路線バスに乗って駅に向かうことにしたのだろう。
表情も声も明るかった。友だちと喧嘩別れなんかするわけない。とっても性格良さそうだ。
一足先に出なきゃ、バイトの時間に間に合わないからなんでしょ?
もしかしたら、私服だったからわからなかったけど、化粧っ気もないし、まだ女子高校生?
帽子もかぶらず、日傘もささずにバス停に立っていたよね。間違いない、JKだ。

まぶしかったなぁ、あの、額の、玉の汗
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私も10代の頃は、表面張力が働き、球体の汗をかいたっけ。
一体いつから今みたいにだらしのない汗をかくようになったんだろう?
も~~~、べちゃっとして根性の無い!
哀しいけど、こう呼ぶことにしよう──玉砕の汗
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*可愛いにゃんこの水飲み画像はネットより拝借しました。


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by vitaminminc | 2018-08-20 19:55 | 人間 | Comments(4)

実家断捨離中

悲鳴と怒号が飛び交いながらの(笑)実家の断捨離。
母が溜め込んだ布団類の異常な多さに狂気すら覚えた。
敷き布団だけで6枚棄てる。
掛布団は8枚くらいか? タオルケットも入れたら二桁。
確かに棄てるのは勿体ないくらい、母曰く1回しか敷いていないという敷き布団も2枚あったし、きれいな掛布団もたくさんあった。
でも使っていないのだ。処分するしかない。
「そんなに新しいなら、今自分が使っているのを処分して、これと交換したら?」
 と提案すると、そっちはお客さん用だからきれいだけど、重いから自分で干せないという。もう90を過ぎてるのだから、無理して干したりせずに、私が前に買ってあげた布団乾燥機を使えばよいではないかという話はこれまでに数え切れないくらいしてきた。が、毎回ムカムカするので今回は口にするのを止めた。
「あら。あの布団乾燥機、みん子が買ってくれたの?」
 とか、
「うちに布団乾燥機なんかあったかしら」
 なんて言葉を返されるからである。 
 新しい4色のかいまき布団を4枚発見。
「これは何のために買ったの?」
「2枚組だったから」
 娘と2人の孫のため─つまり私の家族のために通販で購入したらしい。大物を買う前に相談してくれたら止められたのに。
「こんなに掛布団があるのに? かいまきってわざわざ腕を入れて掛けるわけにもいかないし、使い勝手悪いんだよ?」
「あら。そうなの?」
「それに子どもたち大きくなったから、それぞれ予定がいっぱいで、もう泊まりには来られないよ」
現に今回里帰りしたのは私一人。
「ならみん子が持ち帰ってよ」
うちにも布団は余るほどある。近くにいた同居人のアニキも「布団は要らない」と即答。
4枚すべて処分したかったが、母は黄色のかいまきだけ棄てて残りの3枚(紅、緑、青)はとっておくと言い張った。
これ以上揉めていると片付かないので、ここは折れた。
トイレに飾ってあった造花を母に訊かずに捨てたが、いつの間にかゴミ袋から拾ってまた飾ってしまった。これもスルー。
収集してもらう粗大ごみは、50年もののナショナルの足踏み式家具調ミシン、でかい円卓、ホットカーペットの3点。
兄嫁さんが言うには、以前にも区に粗大ごみの収集を依頼して引き取りに来てもらったのに、当日の朝になって「やっぱりこれは置いてってください」と収集料金が戻らないにも関わらず引き取りを拒否した前科があるらしい。
ホットカーペットは未使用に近い状態のまま、もう何年も湿気の多い物置に放置しているため、段ボール箱に虫が湧きかねないのだ。実際ほかの段ボール箱には虫が湧いているのもあって、見つけた瞬間卒倒しかけた。
私は葛飾区内のコンビニに行って合計2,900円分の収集チケットを購入し、シールタイプのそれを粗大ごみ3点に貼りつけた。
円卓─300円のB券1枚。ミシン─B券6枚、200円のA券1枚。ホットカーペット(2畳サイズ)─B券2枚。
なんだか「抵当」を貼っているようである。
「ホットカーペットは虫がわいちゃっていた(実際はまだわいていない)から処分するしかないんだからね。当日の朝になって持っていってもらうの止めたら親子の縁切るからね」
 と脅した。
戦争体験の母世代がもったいない信者であることは理解できる。なぜ使いもしないのに購入してしまうのかが理解できない。
「この方がよっぽどもったいないのだから、もう何も買わないで」
 と言うと、案の定母は言い返した。
「あら何も買ってやしないわよ」
一方、着ないから持ってかないかと目の前に広げられた、昔買って忘れていたという何着ものワンピース。品の良さそうなものだけ選んで母自身に着てみるよう促すと、驚くくらい似合う。
私と違って色白で、きれいな銀髪になったせいか、少々派手な色でも似合ってしまうところが憎い。
ファッションショーをしてはしゃぐ母が可愛いかったので、何枚かスマホで写真を撮った。
画像を覗き込んだ母は不満げだった。
「あらぁ。私ってみん子ちゃんの目にだけきれいに映るのかしら。本当はこんな家の中じゃなくて、外の自然光のもとで撮ってくれた方がもっと美人に撮れるのに」
おい。
母は、ピンク色のワンピースを次の話し方教室に着て行くことに決めて嬉しそうだった。
30年くらい前に買ったというワンピースの数々。
「こんなにいいのがあったのに、なんで60や70代の時に着なかったの? 90過ぎてから着るなんて勿体ないじゃない」
母は両足にサポーターをしているのを気にしていた。
「大丈夫、目立たないよ」
ワンピースの裾が、身長が縮んだ母にとってはマキシ丈になったので、足元がほどよく隠れる。
肉体労働でへろへろになったが、相変わらずイケメンの甥っ子と久しぶりに会えたので目の保養にはなった。
「みん子ちゃん一人の時じゃなくてよかったね」
 と甥が苦笑した。物置で虫が湧いている段ボール箱を発見した時、すぐそばにアニキと甥がいたからだ。
まともに日本語を話せなくなった私を尻目に、男ふたりは冷静に対処した。
アニキは虫だらけの箱を持ち上げ家の中を移動しようとするたび、そこに居合わせた全員(兄嫁さん、甥っ子、私)に止められた。すぐにでも箱を外に出したいらしく、アニキが三度目に物置から出ようとした瞬間、兄嫁さんがブチ切れた。
「そこを動くなって言ってるじゃん!」
この時だけは私も我に返り、心の中で笑った。 
「そのままじゃ虫がこぼれ落ちるって!」
兄嫁さんが私の代わりに叫んでくれた。
甥が箱を入れるためのゴミ袋を取りに行ってる間も、私は地蔵のように硬直したまま一歩も動けずにいた。
私は基本的に虫が苦手だ。二度と実家の物置には入りたくない。
精神的ダメージが大きかったらしい。
「あれ? なんかみん子ちゃん小さくなっちゃった?」
私を見た甥が笑いながら言った。
心臓を中心に、全身が縮み上がったらしい。
あー、しんどい。



 




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by vitaminminc | 2018-08-13 06:32 | 人間 | Comments(4)

残暑お見舞い申し上げます。
本日実家に帰ったのですが、ブキミなんですョ。
実家のすぐ近くに遊歩道があります。
その、わずか50mほどの距離に、大のオトナが俯いて立ち止まっていたり、あるいは車道の端に自転車に跨がったまま俯いて停まっているのですョ、何人も!
どのゾンビもスマホを手にしています。
(あれか…)
お隣の奥さんが庭に出てきたので挨拶を交わしました。
「いるんですか? この辺りにレアなポケモン」
 と私が聞くと、
「そうみたいなの。異様な光景よね」
 奥さんは、自分の声が予想外にでかかったために、ハッと両手で口をおさえつつ苦笑いしました。

若者ではなく、一様にオッサンたちです。盆休みにセミ採りした少年時代は遠い昔。今やポケモンをゲットする不気味な中年になっちまったようです。

俯いて立ち止まってる姿は、私の目にはゾンビに映りました(笑)

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by vitaminminc | 2018-08-11 20:36 | 人間 | Comments(0)

夏は夜



にゃん
の頃のうずらはさらにゃり
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やみにゃほの多く飛びちがひにゃる
また、ただ一つ二つにゃど、ほのかにうち光りて行くもをかしにゃん
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にゃど降るもをかしにゃん
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くーちゃんの枕草子=ポンキッキーズのコニーちゃん人形だにゃん

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by vitaminminc | 2018-08-07 16:47 | 生きもの | Comments(4)

猫の癖

私の──❛うち❜のじゃない、一番世話している私のもんだ──可愛いふたりの猫には、それぞれ癖というか、習性があります。

まず、うちに来た順に、若いうずらから。
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うずらは、以前にも伝えたように、水入れの中にお気に入りのおもちゃを浸すという珍癖を持っています。
最近この癖が見られなくなっていたので、とうとう卒業したのだと思っていました。
そりゃそうだよね、自分たちの飲む水の中におかしなものを入れたら、水の味が変になるもの。

ところが、健在していました。
先日の朝、水入れの中に、枯れ葉が浸してあったのです。
部屋には(荒らすので)観葉植物は置いていません。
ホール(←ただの太った廊下)に置いてある3種類の観葉植物の葉をちぎり、乾燥さたものを部屋に持ち帰ったようなのです。
見た瞬間「ぶはっ」と笑ってしまいました。
でも、同時に可愛い趣味だなぁと親バカ丸出しで目じりを下げちゃいました。

さらに、うずらは縁フェチです。
今もザリザリと何かを舐める音がしたので、カメラを向けたら、遊具のトンネルの縁を熱心に舐めておりました。
クッションなんかの角ッチョも舐めたリします。


お次はくーちゃん
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くーちゃんは、ブラッシングしてもらうのが大好きです。
で、癖というのは、ブラッシングされてる時に限って手の爪の先をブチッブチッと噛むこと。
人の子のように、爪を噛む癖=マイナスイメージ ではありません。
気持ちいいので思わず自分でも爪の手入れをしたくなるって感じです。
その、夢中になってぶちっぶちッと爪の先を噛み切ってる時の後頭部が、ホントいじらしくてたまりません。

そう、くーちゃんは殆どの猫がそうであるように、自分で舐めることができない後頭部をブラシしてもらうのも大好き。
でも、ブラシでないとダメ。
私が使っているのは、グローブのてのひら側にラバーブラシがついているヤツ。
神経質なうずらが、意外にも素手で撫でられるのが好きなのに、くーちゃんは素手で撫でられるのは嫌なんです。
短く二度までなら撫でさせますが、三度目には首が180度回転、同時に噛みつきます。
ブラシなら殆ど永遠に撫でさせるのに、素手はダメなんてちょっと寂しい。

こんなお茶目なふたりです。



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by vitaminminc | 2018-08-06 22:31 | 生きもの | Comments(2)