常習犯

くー様「奥さん、ちょっと来て」
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あだす「あらくーちゃん、家政婦は見たごっこ?」
くー様「いいから早く2階に来て」
あだす「ハイハイ、遊んで欲しいのかな?」
くー様「あれよ、あれを見てえぇ!」
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あだす「・・・またやりおった」
うずぴ(ギクッ)
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あだす「う~ず~ぴ~~~」
うずぴ「ハイ。うずぴですが、何かありました?」
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by vitaminminc | 2018-10-21 21:33 | 生きもの | Comments(0)

うずぴの小さな愉しみ

 昨日、主にくーちゃんが昼寝をする時に使っているベッドに、ネズミのおもちゃを発見した。
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(くーちゃんたら自分でおもちゃを入れたのかな。珍しいな)
 ところが、触ってみたら見事にびしょ濡れ。もちろんオシッコではない。
 こーゆーことをする犯猫は、うずらしかいない。
 すぐ近くに置いてある飲み水の器に入れたのは明らか。
(いったん水に浸してから、わざわざくーちゃんの昼用ベッドに置いたのか?)
 想像したら可笑しくてたまらなくなった。

 本日、まさに水に浸してあるネズミを発見した。
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 飲み水の器は常に2つ設置しているとはいえ、1つを使いものにならないようにするのは言語道断。
 いや、まさかネズミのおもちゃで出汁をとって、そのまま飲んでるんじゃあるまいね。
 とにかくネズミを救出して、爪とぎの上に避難させた。
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 ここならダンボール素材が、程よく水分を吸収してくれることだろう。

 おい、シェルターに逃げ込もうとしているそこのチミ!
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 飲み水は清潔に保つよう努めてください。
 水に何かを浸したくてたまらなくなる病の、うずぴに言ってんだョ!

 そもそも昨日、くーちゃんのベッドにびしょ濡れのネズミを入れたのは、
 貢ぎ物 or 嫌がらせ ? どっちやねん!
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 どことなく被害者っぽい風情のくーちゃん(笑)


 

 
 

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by vitaminminc | 2018-10-20 21:25 | 生きもの | Comments(2)

秋ドラ・マイBEST3

 ビデオリサーチの調査によれば、10月14日までに放送された秋の新ドラマの平均視聴率BEST3は下記の通り。

 ★第1位 「リーガルV」15.0%
 ★第2位 「SUITS」14.2%
 ★第3位 「下町ロケット」13.9%

 1位と2位がともに法廷もの。弁護士や検事が活躍するドラマは、相変わらず根強い人気である。
 しかし、初回放送の1位なんて、所詮「期待評」に過ぎない。「SUITS」はアメリカの大人気ドラマの日本リメイク版。そのせいなのかよくわからないが、織田裕二のアメリカナイズされちゃった話し方が鼻について仕方なかった。「下町ロケット」は、どうしても「半沢直樹」の壁を超えられそうにない。
 だから、真に誇れる視聴率は、第2回目の放送からだろう。
 私は、深夜枠のマニアックなドラマ以外は、これから初回放送されるものも含め、殆どのドラマを一応チェックする。この秋視聴するドラマを見極めるために。
 力が入っているはずの第1回放送で引き込まれなかったら、2回目はない。
 ゆえに、上記BEST3も当然観た。
 しかし、私の乱視用というより乱反射用御眼鏡に適い生き残ったドラマBEST3の中に、上記のドラマは1つも入っていない。かろうじて、「リーガルV」が今のところ第4位なので、繰り返し録画に設定してある。

 では、私のBEST3(あくまでも初回の視聴結果)を紹介しよう。

 ★第1位 「今日から俺は!!」(学園もの)     日テレ毎週日曜日22:30~
 ★第2位 「ハラスメントゲーム」(企業もの)  テレ東毎週月曜日22:00~          
 ★第3位 「僕とシッポと神楽坂」 (動物もの)  テレ朝毎週金曜日23:15~

 職場のストレスがしんどいせいか、くだらなすぎて笑える「今日から俺は!!」が第1位。どんだけ乱反射してるんだ?(笑)
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 いやホント、ツボった。80年代のツッパリ(←もどき)が主人公なので、主題歌やファッションなど懐かしさに浸りながら笑わせてもらえる。
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 主演の賀来賢人の動作、言い回し、表情が、とにかく素ン晴らスい! 静止してさえいりゃ、いまだにイケメン俳優のはずなのに、なぜかすっかり変顔俳優。
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体と顔面を張ったコミカルな演技は必見の価値あり。
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 「ハラスメントゲーム」は、テレビ東京開局55周年特別企画で唐沢寿明を主に据えたドラマ。好きな俳優の1人なのでチェックしてみたら、予想以上の面白さ。次回も大いに期待できそう。
 「僕とシッポと神楽坂」は、相葉雅紀が動物医院の獣医師を演じている。わんにゃん好きにお勧め。ほっこりした優しい気持ちにさせてくれる。

 なんか精神疲労というより精神過労に近いせいか、恋愛ドラマは観ていてしんどい。「黄昏流星群」も「中学聖日記」も、途中でリタイアしてしまった。
 
 


 




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by vitaminminc | 2018-10-17 16:31 | 趣味 | Comments(2)

ディープな秋

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 秋は好きです。
 私が生まれた季節でもあります。
 空は青く高く澄んで、風はさらりと爽やかに吹きわたります。

 先日、地元を歩いていたら、いかにも仲睦まじい老夫婦に出会いました。
 ご主人は脚立に乗って、道路にせり出した柿の枝に両腕を伸ばしておりました。
 奥さんは、少しふくらんだレジ袋を手に、熱心にご主人をことを見守っておりました。
 ふたりとも、小柄な私よりもさらに小柄なのでした。
「持っていきませんか?」
 不意にご主人が、通りすがりの私に気づいて人懐こい笑顔で声をかけてきました。
「ふふ、今、主人が柿を─」
 控え目な性格がにじみ出ている奥様も、にこにこした笑顔で私を振り返りました。
 こんな素敵なご夫婦の無垢なる申し出を断ることなど、誰にできましょう。
「よろしいんですか?」
 私も思わず人懐こく答えておりました。
「お父さん、そこいらへんが良さそうですよ」
 奥様が枝を指さしました。
「今ね、柿を切っているんですけど、柔らかくなり過ぎてしまってね」
 奇跡を感じました。
 本当に本当に、お二人とも何とも言えず可愛いのです。
「ああ、これなんかいいでしょう。少し小さいですけどね」
 と言いながら、ご主人が私のために枝切りばさみで柿の実を切ってくださいました。
 ハサミは収穫用と見え、切った実を下に落とすことなく、切ると同時に挟み込む仕組みになっておりました。
「あとお父さん、そちらのもいいみたいですよ」
「ああ、ほんとだ、よし、これも切りましょう」
 ご主人は合計5つの柿を選びながら、奥様に向かって言いました。
「(家の)中から適当な袋を取ってきて─」
「いえ、袋ならありますので」
 私はドラッグストアで買い物をしたレジ袋を見せました。
「一緒に入れてしまっていいんですか?」
「もちろんです」
「かえってすみませんね」
 ご主人は果てしなく腰が低いのです。
「いえいえ、とんでもないです」
 心が洗われました。
 ご夫婦は、初対面の私に対してだけでなく、お互いに対しても丁寧な言葉遣いをされていました。
 私は何度もお辞儀をしてお礼の気持ちを伝えました。
 あそこの家は、確かに以前からあの細い裏通り沿いに建っておりました。
 実際の住人は、全然違うのではないでしょうか。
 本当はもっと俗っぽい、ごくふつうの住人が暮らしているのではないでしょうか。
 真っ白く清潔なステテコを穿いていたご主人。
 真っ白く清潔なエプロンを巻いていた奥様。
 私が出会った老夫婦は、現実離れしているくらい愛らしく、秋の妖精のようなのでした。
  
 翌々日の晩には、親しい友人が、毎年恒例の銀杏をたくさん届けてくれました。
 やはりにこにこして、とてもいい笑顔で届けてくれました。
 ありがとう!
 じんわりとやさしい気持ちにさせてくれる、深い秋。

 くーちゃんは、最近居間に私しかいない時に限り、くつろぐようになりました。
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 いちいち報告するほどのことでもなかろーと思われましょうが、これは報告すべき進歩なのです。
 私の部屋でならムスメに撫でさせるくーちゃんも、居間ではまだ警戒が解けないようです。
 ムスメに送った「居間で寛ぐくーちゃん」の画像をLINEで受け取ったムスメが、帰宅するや嬉しそうに居間に入ってくると、くーちゃんはスタコラサッサと2階に駆け上がってしまいました。
 その後、階段にいたくーちゃんを見つけたムスコが、
「オレ、白黒撫でたぜ」
自慢するほどですから、いかに人馴れしないタイプかおわかりでしょう。
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 この日はうずぴも私しかいない時間帯に、ひょっこり現れました。
 でも、滞在時間わずか4秒でした。
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 居間に入ると同時に踵を返して2階に戻ってしまいました(笑)
 でも、ふたりとも(涼しくなってきたから)夜は私のそばで添い寝してくれます。
 ええ、私は湯たんぽ代わりです。




 


 


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by vitaminminc | 2018-10-14 15:02 | 人間 | Comments(2)

─私は旅に出る。
少年となって旅に出る。
20代の頃からずっと好きだった、JRのポスター。
短いコピーも、青春の1ページにふさわしい写真も。


どこまで行ってもいいんですか。
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学校を卒業すると、
春は黙って行ってしまうようになる。
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ああ、ここだと思う駅がきっとある。
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家の冷房を消して、
涼しい日本へ旅に出た。
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僕らが降りた終着駅は、
誰かの旅の始発駅でもある。
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もうすぐ都会に着くとは思えない、
山峡の夕暮れを味わっています。
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前略、僕は日本のどこかにいます。
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皆さんも絶対好きでしょう?


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by vitaminminc | 2018-10-13 17:17 | 趣味 | Comments(0)

怒りの矛先

 夏の終わりのことでした。
 いつも利用している収容台数100台ほどの駐輪場に入ろうとすると、一人の挙動不審男が目に入りました。その男は、駐輪場の一番奥にある通路左端のトタン塀に向かって立っていました。 
 軽犯罪を犯す直前、もしくは最中、あるいは直後だと思った私は、敢えて人の気配をさせることで、とっととその不謹慎な行為を終わらせるべく、ドタドタと立てなくてもいい足音を立てながら、駐輪場に突入しました。
 案の定、男はギョッとした体で慌てて身繕いした様子でした。 
 朝、自転車を停めた時に記憶したはずの2桁の駐輪番号は、頭に上ったO型血液によってきれいさっぱり洗い流されました。そのため、つかつかと男のそばまで歩み寄らねばなりませんでした。なぜならマイ・チャリは、あろうことかその日に限って一番奥の列の一番左端に停めてあったからです。
 素早く番号を確認し、再び入り口付近まで戻って精算機に100円玉を投入しました。男にほんのわずかでも罪悪感や羞恥心が残っていたなら、私が清算している間に即刻駐輪場から退散していたことでしょう。
 最悪なことに、男は予想以上にふてぶてしいバカ野郎なのでした。私が自転車を取りに戻ると、男はまだ通路にいました。自分の自転車を駐輪ラックから引き出しているところでした。
 私は心の中で立小便男を激しくののしりながらマイ・チャリの鍵を外しました。自転車をラックから引き出す際、細心の注意をはらったにも関わらず、後輪が地面に流れた汚らわしい小便を轢いてしまいました。怒りで脳みそが熔解しそうです。
 しかも、まだすぐ近くに小便男の気配がします。一体何をグズグズしているのでしょう。ファスナーで何かを挟みでもしたのでしょうか。バカヤロー!
 しかし次の瞬間、頭に上ったRH+の血液は、一気に急降下しました。
 いい加減駐輪場の外に出ていていいはずの小便男が、テメーの自転車を支え持ち、出口の方ではなく、私の方を向いて立っていたからです。出入り口は道路に面した一ヵ所のみで、私が立っている方向には小便の跡が生々しいトタン塀しかありません。
 それまでは、いかにモラール星人の私であろうとも、1%くらいは同情してもいたのです。20mほど先にコンビニがあるけれど、尿意がMAXに到達し、いかんともしがたい状況に追い込まれ、泣く泣く駐輪場で放尿するしかなかったのかもしれないと。
 1%の同情心は、100%の恐怖心に変わりました。
 小便男は、薄ら笑いを浮かべて自転車と共に立っていました。狭い通路です。立ったままでいることは、立ちはだかっているのと同じでした。
 物凄く怖かったのですが、ここで立ちすくんだら負けだと思いました。幸いサングラスをかけていたので、おびえた表情など読み取られるはずもありません。私は、マイ・チャリを武器に、小便男に立ち向かって行きました。とっととどかねーかバカヤロー! さっさとどかねーと、この前輪でそのだらしない〇〇を××するぞバカヤロー!(⬅すべて心の声で、実際は無言)恐怖のあまり血の気も品位も失せました。
 男の顔から薄ら笑いがスッと消え、クルッと背を向けるが早いか、アッという間に視界から消え失せました。
 あの一番奥の通路のトタン塀には、「立小便禁止」の立て札が必要だなと思いながら自転車をこいで家に帰りました。
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 家にはまだ夏休み中の大学生のムスコがおりました。
 私は駐輪場で遭った災難の一部始終を話しました。
 するとムスコは言いました。
「わかる~~~」
「わかってくれる? とにかく怖かったの~!」
「いや、駐輪場って、なんでだかしたくなるのョ」
「え”?」
「オレも一度だけだけど駐輪場でしたことある」
「えぇ!?」
「成人式のあとの飲み会の帰り、駅の近くの駐輪場で、△△と□□(←おな中の同級生)と3人で」
「それ軽犯罪だよ!?」
「いや、時効時効。『おーぃ小便したくなったべ』『オレもしたくなったべ』『みんなですっぺ』─
 ムスコは当時のことを思い出したらしく、笑いながら❛実況❜を続けました。
─駐輪場って緩やかに傾斜してるじゃん?『おっとっと、流れてくっぺや』『おぃおぃこっち流すでねーよ』『んなこと言われても止めらんねーべ』(笑)」
 神様。私はこんなにもモラール星人だというのに、いつのまにやらムスコを変態に育て上げてしまったようです。

 もう、怒りの〇ン矛先をどこに向けたらいいのかわかりません。
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ネットで見つけたにゃんとも可愛い駐輪場の猫さんたち。こんな監視員さんがいたらいいのに。


 
 
 

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by vitaminminc | 2018-10-12 11:57 | 笑い | Comments(0)

ひつじ雲

10月7日の夕刻。
ベランダで風に吹かれながら、東の空に目を奪われた。
蒼い牧場いっぱいに広がる羊たちの群れ。
なんてきれいなんだ。
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秋空に浮かぶたくさんの小さな雲のことを、私は半世紀近くにわたり、一様にうろこ雲(いわし雲)と呼んできた。
でも、この日の雲は、明らかに「鱗」ではなかった。
もこもこした銀髪の毛に覆われた「羊」だった。

ウェザーニュースによると、うろこ雲とひつじ雲は、それぞれ特徴がはっきりしていて、気象学的にも別の雲なのだそうだ。
うろこ雲=上空の高いところに発生する巻積雲がうろこ雲(いわし雲)。雲が薄くて太陽が透けるため陰ができない。
ひつじ雲=巻積雲に比べて低いところに発生する高積雲がひつじ雲。雲が厚いため、底に陰ができる。

【秋の雲を見分ける方法】
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(左)雲の塊が、人差し指からもはみ出すようなら、高積雲ひつじ雲
(右)小指1本に隠れた場合は、上空の高い所にできる巻積雲うろこ雲

ま、手を伸ばして測るまでもなく、細かくて薄いのが文字通りうろこ雲。もこもこしてるのがひつじ雲ですね。



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by vitaminminc | 2018-10-09 19:05 | 自然 | Comments(0)

野口くん

「いいなぁ、お茶の水」
 とムスメが言った。学生時代を過ごした街なので、お茶の水に愛着があるのだ。
 それとは対照的に、私は自分を奮い立たせる意味で宣言していた。電車が苦手で仕方ないのだ。
「明日、御茶ノ水に行きます!」
 眼科受診後のランチはどこでとるのかと訊かれた。
「一人で食べるんじゃつまらないし、都心は(物価が)高い。病院出たらすぐ帰る」
 と田舎っぺ丸出しの母親の発言に、ムスメは一抹の不安を覚えたらしい。このまま放っておいたら、我が母はどんどん出不精になって老け込んでしまうのではないか?
「そんな勿体ない! せっかくお茶の水まで出るんだから、Soup Stock Tokyoでお昼を食べたら?」
 ムスメは、私が行く眼科病院のすぐ近くのはずだと言う。
「なんだ、同じビルだ」
「ね? 帰りに寄りなよ」
 そう言って、ムスメは私の気が変わらないように、野口くんを同行させる手配までしてくれた。
「ただし、Soup Stock Tokyoでランチするのが条件だからね」
 課せられたミッションに、いつになくはしゃいだ気分になった私は、長いことスマホでSoup Stock Tokyoのサイトを眺めていた。メニューは店舗や日時によって変わるらしい。私が行く日のお茶の水店10/01~10/04のスープは全部で8種類。それぞれがこだわりの素材で作られていて、詳しい紹介を読めば読むほど、どれにしようか迷ってしまう。
「明日のメニューを決めるのに、30分もかかってしまったョ」
 と話すと、ムスメは貧乏性の母親を持て余し苦笑した。
「そんな・・・そこまで? なんかスミマセン・・・(笑)」

 当日、診察を終えた私は、野口くんと仲良く連れ立ちエレベーターで1Fへ降りた。
 ところがなんと、店には「改装中」の案内が・・・。
 私同様、コチラの店で待ち合わせをしていたと思しき人物が、店の前で携帯電話の相手に訴えていた。
「やってないよ、スープ・ストック・東京! 改装中だって~」
 サイトの案内を見落としたかと訝しく思い、スマホを開いて再確認。ムスメも一緒に見ていたはずなのに、どうもおかしい。
 お茶の水店のページには、10/01~10/04のメニューが確かに載っている。肝心の休業案内がない。
 しかし、サイトのトップページ一番下にある地味~な「お知らせ」のところに、いくつかある案内の1つとして、目立たな~い感じで載っていた。
「この度Soup Stock Tokyo御茶の水店は、店内改装のため2018年9月30日(日)をもちまして一時休業いたします。リニューアルオープンは2018年11月中旬を予定しております─云々」
 なら、なぜゆえ休業期間中にも関わらず、御茶の水店のページにメニューを載せるのだ? 休業案内は、休業する店のページに載せなさいよ。私のオマール海老のビスマルク(正しくはビスク)をどうしてくれるのよ!?
 憤りを覚えたが、そばで電話していた人に比べりゃ私の被害など小さい。同じビルの21階から1階におりて、ちょっと落胆したに過ぎない。
─さて、どうします?
 私は野口くんに相談して、御茶ノ水から近い別の店舗はどこかいなと検索した。
 おお! 上野ecute店というのがあるではないか! これなら帰り道だし駅構内! 途中下車する手間も余計な電車賃もかからずに済む。ふははははは。
 かくして私は中央線で御茶ノ水➡神田➡東京まで行き、山手線に乗り換えて、東京➡神田➡秋葉原➡御徒町➡上野に出た。神田駅を通過する際、車窓から同じ看板を2回も拝む羽目になったが、勝ち誇っているから全然気にしない。
 余談になるが、御茶ノ水まで東京駅経由で行けば、4分多く時間がかかるけど乗り換えは1回で済むから楽、ということもムスメが教えてくれた。前回はジョルダン氏の言うがままに、乗り換え2回で往復したが、秋葉原で降りるのが無性にダルかったのである。
 そんなわけで、無事Soup Stock Tokyo上野ecute店に到着。平日のせいか待つことなく座れた。
 オマール海老のビスマルク(正しくはビスク)とフォカッチャとアイスコーヒーの3点セットを注文。
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 ムスメが手配してくれた野口くんは、丸くて薄い銅の硬貨2枚に身をやつした。
 確かに美味しいけど、これじゃうちのムスコ、ちゃぶ台 テーブルひっくり返す、絶対に。
「こんなんで足りっかーッ! 
 何、980円? 高っけ~! 
 ムスメ(←姉の名)学生の身分でそんなにいいもん食ってたのかよ?」
「おねーちゃんは、最盛期はバイト3つ掛け持っていましたからね」
 ムスコは大学近くのラーメンやで、約半値のラーメンをすする日々。
「スープなんて俺は要らねー」そうだ。

 追伸:眼科では、次回半年後に検査を受けるよう指示された。そこの病院では通常予約を入れられる4カ月先までしか処方箋は出さないらしい。しかしそこはさすが頭のキレる女医さん。入試で加点なしで合格しただけのことはある(と信じている)。頼み込んだわけでもないのに、目薬をもらいに来るだけのために上京させるのはしのびないと気遣ってくれたもよう。
「1ヵ月2本ずつで何とかいけます?」
 と私に確認して、2種類の点眼薬を各12個ずつ出すよう処方箋を用意してくれた。

 次回は4月。オラ、春が来たら、また東京さ行くだ。
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珍しや 仲悪しふたり 同じ段




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by vitaminminc | 2018-10-06 19:24 | 人間 | Comments(2)

Keep up with ムスコ

 あれは長月某日の昼下がり──ムスコがアイポッドでサカナクションの曲を聴きながら、♪あおーいあおーい・・・と口ずさんでいた。
「俺、サカナクションのこの曲好きかな」
「なんて曲?」
「aoi」
「もしかして、CD買ったの?」
「買った」
「ベストアルバム?」
「に近い─魚図鑑。CDじゃないよ」
「CDじゃないの!?」
 ムスコはよくアイチューンで音楽を購入する。すぐに聴けるからだ。
「なんでCDにしてくれなかったの? ケチ!
 と私は文句をたれた。CDならカーステレオに取り込んで、ドライブしながら聴けるのに(チッ)。
「自分で買ったのになんでババアにブーブー言われなきゃならないんだ」
「CDに焼いてよ、個人で楽しむ分には違法じゃないんだしさ~」
「やーだね、めんどくさい」
「ケチ!」
「自分でコピーすりゃいいじゃん、パソコンに入ってるから」
「やり方教えてよ~」
「やーだね。自分で調べなさい」
 で、仕方なくネットで調べたところ、意外と簡単だったんで自力でCDにコピーした。
 後日、そのことをムスコに報告した。
「魚図鑑、録らせてもらったよ。CDが80分だったから全曲は無理だった。サビの部分を聴いて気に入った曲だけ抜粋した」
「おお、録れたか」
最初間違えてDVDを入れちゃったの(笑)そしたらちゃんと確認してくれるのね、『DVDディスクが挿入されましたがこれでええんですか?』みたいに。よかったョ、未使用のCDが家にあって」
「自分で録れたんなら洋楽も聴く? アヴィーチーなんて聴く還暦、いたらカッコイイよ?」
「洋楽録ってくれるの?」
「プレイリスト作ってやるから自分で(CDに)録りな」
「ありがと!」
「結構あるんだけど──コレは?」
「あ、それ知ってる、ケーキ♪」
「なんで知ってんの?」
「去年だっけ? 夏に流行ったじゃない」
「正しくは Cake By The Ocean だけどな」
 ムスコはほかにも何曲か触りを聴かせて、リストに入れてほしいか確認してくれた。
「マルーン5のロストスターない? あの曲好きなんだけど」
「ないね。俺の中ではもうマルーン5は卒業したのよ」
 私が結構洋楽を知っていると知ったムスコ、ババア侮りがたしという顔をした。
「リンキン(・パーク)の、コレは?」
「あ、それ持ってない。絶対入れて! あとは任せた」
「80分以内に収めりゃいいんだね?」
「そう。曲と曲の間は1秒に設定してください」
「曲数×1秒プラスね」
「そんな感じ。あ、さっき言ってたアヴィーチって?」
「才能あるのに若くして死んじゃったんだよね、まだ28かそこいらで。耳にしたことあると思うよ、世界的にヒットしたから」
「それも入れてくれた?」
「最初に入れた」
「ありがと♪」
 このような会話の末に、ムスコが作ってくれたプレイリストのタイトル、CDに焼く時点で初めて知った。
「洋楽BBA」であった。
「17曲入ってるんだぞ。5,000円はもらわないと割が合わねー」
 と言いつつも、請求なしで機嫌よくプレイリストを作ってくれたのである。

 どーでもいいが、BBA(←ババア)言うな!
 あと、うっかり流しちまったが、よく考えたらまだ還暦じゃないから!


 


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by vitaminminc | 2018-10-02 20:45 | 人間 | Comments(4)