人気ブログランキング |

タグ:サカナクション ( 2 ) タグの人気記事

毒舌ムスコと寄生虫宿主

前回脳ドックを受けたのは、2年前。2017年4月5日。この時も自分の脳に不信感を抱き、不安に耐えかねて受けた。
今回の不安は当時の比ではない。
昨日深夜、2階の自室からおりてきたムスコが、居間でスマホの光をあごに浴びながら操作している母親に気づいた。
「おっとまだ起きてたの?」
「今(Webで)脳ドックに申し込んだ」
「受けるんだ?」
「まだ申し込みの段階。近日中に病院から連絡がきて、初めて予約成立となるらしい」
脳ドック。これを受けずにいらりょーか。昨日ムスコに「脳ドック受けた方がいいかも」と話したら、少し前は「受けてからもう2年も経ってるんでしょ」と、受けろよと言わんばかりだったくせに、今回は反応が違った。
「うわ、(検査で)変なの見つかったらヤダなー。俺就活中なのに」
「なんて言い方すんの。少しは心配しなさいよ」
「先の短い母親の心配より、長~い人生が待ってる自分の心配をして何が悪い(笑)」
「迷惑かけたくないから受けるの! 我ながら立派!」
「─いたんだよ、バイト先に」
急に真顔になったムスコが言うには、バイト先のスタッフ(社員)の1人が、ベテランであるにも関わらず、ある時期からミスを繰り返すようになり、クレームが多発したという。さすがに本人も(これはおかしい)と不安になって検査を受けたところ、脳に小さな腫瘍が見つかったというのだ! 幸いすぐに治療を受けて無事に回復し、今は現場に復帰して普通に働いているという。
そんなの聞いたら寝るどころではなくなるわな、普通。ネットで[脳ドック 埼玉]を検索しまくり、地元の病院(←胆嚢摘出手術を受けた病院!)でキャンペーン中なのを知った。前回も別のところで春のキャンペーン中に申し込んだのだが、そこは検査専門の医療センターだった。今回みたいに普通の総合病院でもキャンペーンなんてやるんだぁと、少なからず驚いた。
自分のシフト休みの日の予約可能人数を調べたら、残りたったの1名ときた。ひぃぃ、滑り込みセーフで仮予約できたぁ。

でもって本日は土曜日だったが、午前中に早速病院から連絡がきた。
身体の金属の有無を訊かれ、差し歯のブリッジであることを告げると、MRIに影響する可能性があるから確認してから折TELしますと言われた。
電話を待っている間に記憶を呼び戻そうと頑張った。前回脳ドックを受けたのと、前歯を折ってブリッジになったのと、どっちが先だっけ? 前回も同じ質問をされた気がする─ということは。
病院から電話がかかってきた。
「矯正用のブリッジではなく、差し歯のブリッジということでしたよね? それでしたら問題ありません」
あとで自分のブログで確認したら、前歯がブリッジになったのは2016年。やはり脳ドックよりも先だった。
今回の費用は脳ドックのみで2万円ポッキリ。前回はピロリ菌と乳腺検査のオプションも付けたので今回より高かったが、それでも3万円を切っていた。いずれも脳ドックとしては破格の安さ。検査を受けるなら(意外と知られていないようだが)、春のキャンペーンが狙い目!

無事に予約確定。
「よし! とりあえずこれで一安心だ。前回も異常はなかったかったんだけどね。異常がないのに異常ってのもね、あはは」
ムスコ横で無言のまま冷笑。
「いや今回ばかりは本当に、今までにないパターンだったから。すごく怖くなって!」
「例のの話?」
「そう」
「俺には毎回似たようなレベルでおかしく見えるけどね」
「でも、〇だよ? わざわざマルと入力して、変換して、記号の〇を入れてたんだよ? 番号や商品名を入れるところに。ホントどうしちゃったんだろ、私」
「脳に寄生虫でもいるんじゃない?」
毒舌ムスコ、言いたい放題抜かした後、幕張メッセに行った。会社説明会にあらず。サカナクションのライブ。
「すごいと思わない? 何万と来る中で俺のチケット[20番台]」
「2桁!? アリーナ席じゃない、高かったでしょ」
「11月はまだバイトで稼いで金持ちだったからな」(←就活中の今も時たまバイトのビンボー苦学生)
「誰と行くの?」
「1人に決まってんじゃん、チケット取りやすいし。それだって抽選でようやくだよ」
「前の方だとDVDに映り込んだりして」
「だろうな。黒い帽子かぶってるのが俺だ。あ~~~ッ楽しみッ169.png
「ライブ中にどこぞの企業から連絡きたらどーすんの」
「ゆーても土曜の晩よ? くれるなら昼間でしょう。たまには息抜きせんとな」

脳に寄生虫を宿した母親に見送られ、いそいそとライブ出かけていくムスコ。
母親のアタマを案じる様子など毛ほども、それこそ産毛ほども感じられないのだった。
b0080718_15353342.jpg





by vitaminminc | 2019-04-06 15:57 | 健康 | Comments(2)

Keep up with ムスコ

 あれは長月某日の昼下がり──ムスコがアイポッドでサカナクションの曲を聴きながら、♪あおーいあおーい・・・と口ずさんでいた。
「俺、サカナクションのこの曲好きかな」
「なんて曲?」
「aoi」
「もしかして、CD買ったの?」
「買った」
「ベストアルバム?」
「に近い─魚図鑑。CDじゃないよ」
「CDじゃないの!?」
 ムスコはよくアイチューンで音楽を購入する。すぐに聴けるからだ。
「なんでCDにしてくれなかったの? ケチ!
 と私は文句をたれた。CDならカーステレオに取り込んで、ドライブしながら聴けるのに(チッ)。
「自分で買ったのになんでババアにブーブー言われなきゃならないんだ」
「CDに焼いてよ、個人で楽しむ分には違法じゃないんだしさ~」
「やーだね、めんどくさい」
「ケチ!」
「自分でコピーすりゃいいじゃん、パソコンに入ってるから」
「やり方教えてよ~」
「やーだね。自分で調べなさい」
 で、仕方なくネットで調べたところ、意外と簡単だったんで自力でCDにコピーした。
 後日、そのことをムスコに報告した。
「魚図鑑、録らせてもらったよ。CDが80分だったから全曲は無理だった。サビの部分を聴いて気に入った曲だけ抜粋した」
「おお、録れたか」
最初間違えてDVDを入れちゃったの(笑)そしたらちゃんと確認してくれるのね、『DVDディスクが挿入されましたがこれでええんですか?』みたいに。よかったョ、未使用のCDが家にあって」
「自分で録れたんなら洋楽も聴く? アヴィーチーなんて聴く還暦、いたらカッコイイよ?」
「洋楽録ってくれるの?」
「プレイリスト作ってやるから自分で(CDに)録りな」
「ありがと!」
「結構あるんだけど──コレは?」
「あ、それ知ってる、ケーキ♪」
「なんで知ってんの?」
「去年だっけ? 夏に流行ったじゃない」
「正しくは Cake By The Ocean だけどな」
 ムスコはほかにも何曲か触りを聴かせて、リストに入れてほしいか確認してくれた。
「マルーン5のロストスターない? あの曲好きなんだけど」
「ないね。俺の中ではもうマルーン5は卒業したのよ」
 私が結構洋楽を知っていると知ったムスコ、ババア侮りがたしという顔をした。
「リンキン(・パーク)の、コレは?」
「あ、それ持ってない。絶対入れて! あとは任せた」
「80分以内に収めりゃいいんだね?」
「そう。曲と曲の間は1秒に設定してください」
「曲数×1秒プラスね」
「そんな感じ。あ、さっき言ってたアヴィーチって?」
「才能あるのに若くして死んじゃったんだよね、まだ28かそこいらで。耳にしたことあると思うよ、世界的にヒットしたから」
「それも入れてくれた?」
「最初に入れた」
「ありがと♪」
 このような会話の末に、ムスコが作ってくれたプレイリストのタイトル、CDに焼く時点で初めて知った。
「洋楽BBA」であった。
「17曲入ってるんだぞ。5,000円はもらわないと割が合わねー」
 と言いつつも、請求なしで機嫌よくプレイリストを作ってくれたのである。

 どーでもいいが、BBA(←ババア)言うな!
 あと、うっかり流しちまったが、よく考えたらまだ還暦じゃないから!


 


by vitaminminc | 2018-10-02 20:45 | 人間 | Comments(4)