輸液する前のコタロー
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居間の片隅でぐったり。餌も殆ど食べられなかった。


日曜日。午前中に輸液。晩のコタロー
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夕方、居間の片隅用にと買ったベッド。縁の部分が枕代わりになって、なかなか具合が良さそう。


月曜日。輸液翌日のコタロー
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階段をあがって、2階のホールに置いてあるソフトケージの屋根(ハンモック代わり)に上れた!
でも皮下注射をした痛みだろうか。目が死んでいる。発病前は、ここにいる時は、寝起きであってもいつも得意顔を見せていたのに(T_T)
夜半過ぎに、居間を歩き回ってリハビリ(?)に精を出していた健気なコタローとしばらく遊んだ。
嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らし、私の手を甘噛みした。だいぶ気分が良さそう。


火曜日。輸液後3日目のコタロー
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輸液した水分・栄養剤が、皮膚からじわじわ浸透して、ゆっくり全身に行き渡った頃。
右腕のむくみがなくなり、全身の痛みから解放されたようだ。わずかながら食欲も出てきた。
目に力あり。なんて可愛いんだろう。入院を決めた。

症状が悪化したからではなく、良くなったから入院させる勇気が湧いた。
今頃どうしているかな、コタロー。
診療時間内ならいつでも面会OKらしい。
場所見知りする猫にとって、入院は心的ダメージが大きいよね。
午後の診療が始まる16時頃、様子を見に行こう。迎えに来た!ってぬか喜びさせちゃうだろうけど。
コタロー。無遅刻無欠勤─鍵当番の社員待ちをするくらい早く出勤して、仕事には真面目に取り組んできたけれど、今朝、平気で嘘ついちゃった。
「すみません、だいぶ、体調が悪いので、本日、休ませて、いただきます」
「だいぶ」のあとに「コタローの」が抜けただけで、嘘とは言えないか。いやいや、かなり演技してたよな、声で。






最近のうずぴ
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コタローが口をつけなかった、ありとあらゆるフードをようやく食べるようになった。
警戒心が強いので、食べつけない物にはすぐに舌を出さない、都会育ちの箱入り娘。
ご覧ください、この、おろしたてのように真っ白い清潔な靴下を。ああ眩しい。

グローブ型ブラシにも慣れて、私がブラシを手にはめると必ず「きゃあ113.png」と叫んですっ飛んでくる。
「にゃあ」ではない。「きゃあ」。女子高生なもんで。
利口なくーちゃんは、私が部屋のドアを開けた時点ですでに「ブラッシングしてもらいます」態勢でスタンバっているから、うずぴはいつだって2番目。
でも、くーちゃんの横で、正座している私の膝に額をぐりぐり押し付けながら、まるで自分もブラッシングしてもらっているかのように(←エアブラッシング)背中の次は脇腹、そしてまた背中というふうに身体の向きを変えて身もだえする、JKうずぴ(笑)。



最近のくーちゃん
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コタローの食べ残しのみならず、それを拒否ったうずらの分まで残さずペロリ。
まあ、コタロー用のまんまだから微量ではあるのだけど。
おかげでますますにゃんこ先生(夏目友人帳)の体型に似てきた。小さなアンヨと丸いしっぽも。
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今年に入ってから、実は黒い毛に白髪と思しき白い毛が混じり始めた。
まさかまさか、推定より遥かに熟女ってこと? 那須高原で捕獲したそこのアナタ、白髪が混じってきたように見えるんですけど?

くーちゃんへのブラッシングは、力加減を誤ると速攻で噛まれるので、要注意。
「違うだろ!」程度な噛み方だけど、くーちゃんだっていつ力加減を誤るやもしれず。
くーちゃんは、うずぴのブラッシングを始めても、しばらくは「うずぴに飽きて、また私に戻るかも」てな体で受けの態勢でいるけれど、見切りをつけた途端、超クール。私の手の届かない場所までサッと移動。
そしてこちらを振り返る顔には「ふん!」と書いてある。いやホント。それ見て何度吹き出したことか。
食い意地は張っているけどプライドは富士の高嶺より高い。
歩いている後ろ姿の可愛さをお見せできないのが、ただただ残念!


 猫の腎不全にお詳しい方は、きっと「バカ! 一刻も早く点滴を受けさせんかい!」と歯ぎしりされていたことでしょう。
 いろいろな事情に邪魔されて、思考回路が遮断されたりするんであります。
 現にコタローを入院させて家に帰って来て、最初に何をしたか、考えたかというと、(居間からコタローが出て来ない、また体調が悪いんだろうか)てなもんです。探しましたよ、さっき自分で病院に連れてって入院させたばかりのコタローを。
 早く回復してくれないと本気で頭が壊れそう。
 
 急性腎不全は、程度にもよるけれど、初期の集中的点滴治療で【回復】する子もいるといいます。
 もちろん、治るわけではないとのこと。それでも中には回復した後、亡くなるまでの間、ずっと点滴や輸液に頼ることなく、セミントラの服用のみで普通に生きられた子もいたそうです。
 過剰な期待を抱かぬようエンジンブレーキは使用しつつ、ゼロじゃないなら前進するしかないでしょう。
 アクセルを踏まない足はない(なんだ、この日本語)。

 ゼロじゃないならば。





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by vitaminminc | 2017-09-27 12:58 | 生きもの | Comments(0)

水袋搭載

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 コタローの右腕の付け根の球状のコブは、本日たっぷり輸液してもらった証。
 元気がなくて食欲がなくて、どうしようもなくて、やむを得ず病院に連れて行った。
 輸液後なので表情が幾分柔らかだが、病院に連れて行くまでは目の光が消え失せて、素人目にもいかにも病猫にしか見えなかった。
 コタローを一目見るなり、先生も言った。
 「また悪化しちゃったようだね」
 と顔を曇らせた。
 本来なら入院させるレベル。嫌と言うほどわかっちゃいたけど、諸事情により拒否。入院ではなく輸液を希望した。

 慢性腎不全だった眠眠は、初めの頃は進行が緩やかで、即腎臓サポートフードに切り替えて、スタート時の輸液は確か2ヵ月に一度だった。そして検査の数値を見ながら、月に一度、半月に一度、というように徐々に回数が増えていき、通院代が嵩むので在宅輸液に切り替えたのだった。

「入院させる場合は、一週間はみてください」とコタローの先生が言った。「3日間で大体効果の善し悪しがわかります。個体差があるので、入院させたことで数値が下がる子が多いとはいえ、全然変わらない子もいます。中にはかえって数値が高くなってしまう子もいる。入院させる以上絶対治してくださいと言う人がいますが、正直無理です。ただ、3日間様子を見て、数値が変わらなかったり悪化するようであれば、(うちの治療方針としては)退院させます。急性だからといって腎不全が治るわけではないですからね」
 以上、あくまでも急性腎不全のケース。慢性腎不全は3日間で好転しなくても一週間続けることである程度は数値が下がることが多いという。


 私にお金の使い道に困るほどの余裕があれば、入院させていたのかな。
 でも、強烈に連れて帰りたかった。
 入院させて一時的に回復しても、いくらも経たないうちにすぐにまた、入院させる前以上に悪化してしまった眠眠のことが頭をよぎった。コタローの先生は、眠眠が入院した、別の病院の担当医とは全く違う。
 『入院させてあげないとかわいそう』というようなプレッシャーを与えたりしない。一通り詳しく説明した上で、飼い主に決めさせてくれる。

 強烈な拒絶反応を起こしながらも、結構悩んだ。次の患者さんが待っていることが気になったが、結果的にはもう一人の先生が後の患者さんを診ていて、私とコタローは午前の部の最後の患者になっていた。

 入院させて行う点滴は、文字通り血管に細い針を刺して1滴ずつゆっくり注入していくから痛みは少ないし、血液にのって体の隅々まで十分行き渡る利点がある。その一方、時間がかかるので、慣れない環境下に長時間身を置き、自由を奪われることによるストレスは免れない。
 入院させてかえって数値が悪化する場合があるのは、ストレスによるものだろう。高い医療費を支払った結果、かえって具合が悪くなるなんて、飼い主にとっては二重の苦しみだ。

 そして、ぶっとい針を皮膚にぶっ刺す輸液(皮下注射)は、短時間で大量の水分補給が可能であるが、皮膚から漏れ出てしまうことも少なくない。しかも痛みは点滴の比ではなく、かなり辛い。また、写真のように、輸液後浸透するまでの間、身体の一部に水分が集中し、膨れ上がった状態になる。

 輸液を終えて帰宅したコタローは、恐ろしい病院に連れていった悪役=私が近づいても逃げることなく、おとなしく撫でさせた。いいウンチも出た。家に帰れてホッとした表情を見せてくれた。
 
 今唯一の慰めは、セミントラ(腎臓病の水薬)をさほど抵抗されることなく、確実に飲ませられていることくらい。
 「急性」という言葉が頭についている病気の怖さを実感している。眠眠の時の、一体何倍の速さで進んでいるだろうか。眠眠の時でさえ、あれよあれよという間に悪化していった印象なのに。

 だからこそ一緒にいたい。毎日触れていたい。ゆとりのない者にはゆとりのない者なりの方法─ただひたすら愛情を注ぐ─で、コタローの病気と向き合っていくしかない。

 追伸:さきほどムスメと2人で、ペット霊園にお参りに行ってきた。納骨堂に眠る眠眠の遺骨の安置期限が今月いっぱいで切れるので、更新するか共同墓地に埋葬するかの返事がてら、納骨堂への最後のお参りに行って来た。
 亡くなってから一度更新して、1年間延長してもらっていたが、今回はマイ(享年18歳♀猫),ぽぽ(享年15歳♂犬),茶尾(享年3歳♀猫)が眠る共同墓地に、眠眠(享年10歳♂猫)も移してもらうことにした。
 眠眠はじめ共同墓地の面々に、冥福を祈るとともに、うずらとくーちゃんとコタローの健康を祈願してきた。

 霊園に出かける前に、庭でモフを見かけた。もっふもふの見事な毛並みを見て、ああ、元気でいるんだなと安心した。


 


 

 
 




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by vitaminminc | 2017-09-24 17:35 | 生きもの | Comments(2)